足が速くなる方法|短距離走のタイムが縮む筋トレ&トレーニングメニューを紹介!

織田琢也 2023.11.28
『短期間で足が速くなりたい。』『1日で100mのタイムを縮めたい!』など男であれば誰しもが抱く願望。今回はそんな男性に、足が速くなる方法を伝授します。「足の速さはどんな筋肉が影響しているのか?」という基礎知識から効果的な筋トレ方法まで徹底解説!

鍛えると足が速くなる筋肉|どこを筋トレすると短距離のタイムが短くなる?

足の速さに影響している筋肉

堅苦しい話になりますが、足を速くするために、まずは足の速さに影響を与えている筋肉を勉強する必要があります。足の速さに影響を与えている部位は以下の4つ。

  • 肩まわりの筋肉
  • 股関節付近の筋肉
  • 太ももの筋肉
  • ふくらはぎの筋肉

これら4つの筋肉部位は、どれもかけっこ・短距離走などで重要とされている筋肉部位です。それではここから各部位を代表する筋肉を勉強していきましょう。

足が速くなる筋肉
タップすると移動します

肩まわりの筋肉|腕を大きく振る筋肉

肩まわりの筋肉は、腕を大きく振る際に使われる筋肉になります。足の速さは、太ももやふくらはぎといった下半身の筋肉だけでなく、肩まわりといった上半身の筋肉も影響しています。肩まわりの筋肉で鍛えておきたい筋肉は、

の5種類。本気で足を速くしたい男性は、全ての筋肉を鍛えていきましょう。


股関節付近の筋肉|下半身の動きをスムーズにする

股関節は上半身と下半身を結ぶ重要な関節です。そんな股関節の動きに大きく関わっている主な筋肉が、

の2つ。

腸腰筋は筋肉群の1つで、

をまとめた総称になります。お尻の筋肉である大臀筋は、全身の中で最も大きい筋肉なため、鍛えれば鍛えるほど効率よく体全体の脂肪を減らせますよ。どちらの筋肉も股関節運動には欠かせない筋肉ですので鍛えておきましょう。


太ももの筋肉|下半身のバネ力を支える筋肉

大臀筋・腸腰筋ほどではありませんが、太ももの筋肉も股関節の動きに貢献しています

太ももの筋肉は大きく分けて

の3種類。

それぞれ腸腰筋と同様に、筋肉群ですので、筋肉をまとめた総称です。太ももの筋肉は股関節の動き、膝関節の動きに影響をもたらしているため、足の速さには重要な部位と言えるでしょう。

ちなみに、大腿四頭筋は、【大腿直筋中間広筋内側広筋外側広筋】の4つ。

ハムストリングは、【大腿二頭筋半腱様筋半膜様筋】の3つ。

内転筋群は、【恥骨筋大内転筋長内転筋短内転筋薄筋】の5つをまとめた筋肉群です。


ふくらはぎの筋肉|高い瞬発力を実現する筋肉

最後にご紹介するのがふくらはぎの筋肉です。ふくらはぎの筋肉は、足の速さだけでなく、ジャンプ力や瞬発力にも影響を与えています

ジャンプ力と足の速さは比例しているとも言われ、100m世界記録保持者のウサイン・ボルトは、垂直跳び110cmオーバーという脅威の記録を持っています。ふくらはぎの筋肉は、下腿三頭筋と呼ばれ、腓腹筋ヒラメ筋、2つの筋肉を合わせた部位になります。どちらも非常に大きな筋肉なため、鍛えることで基礎代謝の向上にも貢献してくれるでしょう。

サッカーやバレー、野球、バスケットボール、バドミントン、全ての球技に影響をもたらす筋肉ですので、この機会に名前ぐらいは覚えておきましょう。


▷次のページ:速く走るフォーム|短距離走のタイムを縮めるコツとは?

よく一緒に読まれる記事