ランナー向けスクワットメニュー|タイムが短くなる効果的なやり方とは?

織田琢也 2022.06.05
ランニングに必要不可欠な下半身の筋力をつけたいランナー必見。今回は、下半身強化におすすめのスクワット6選とランニングとスクワットを組み合わせるメリットを解説していきます。「今よりも速く走れるようになりたい!」「下半身の筋肉アップや体幹を鍛えたい」と思っている人は要チェックです。

ランナーがスクワットを行うメリット|どんな良い効果があるの?

スクワットの負荷を上げる方法|負荷を上げる

「ランナーがスクワットをするとどんないいことがあるの?」と気になっている人は多いはず。

まずは、スクワットがランナーに与えるメリットをご紹介します。スクワットを始める前にぜひ参考にしてみてください。


1. 走る上で大切な脚力が強化される

ランナーがスクワットに取り組むメリット|脚力が上がる

スクワットをすると、マラソンをするときに使う「大殿筋(お尻の筋肉)」や「ハムストリングス(もも裏の筋肉)」、「大腿四頭筋(もも前の筋肉)」などの下半身の筋肉を集中的に鍛えられます

そのため、長距離マラソンのバテ防止やアップダウンの激しいコースにも強くなり、自信の目標達成に近づけるでしょう。


2. 体幹が鍛えられ、走るフォームが安定する

ランナーがスクワットに取り組むメリット|体幹が鍛えられる

体幹が安定していないと、ランニング中のフォームが崩れたり、走っているときの振動や反発に耐えられずにフォームが歪んでしまうことがあります

スクワットでは、背筋を伸ばして胸を張る姿勢を維持するため、腹筋や背筋など体幹部の筋肉が鍛えられます。

理想のフォームを維持するために、スクワットで体幹をしっかり鍛えていきましょう。


3. 足腰が強化されるので、怪我予防に効果的

ランニングでは、度重なる着地により膝への負担が大きくなります。とくに、着地時の衝撃吸収の役割を担う「大腿四頭筋(もも前の筋肉)」が弱いと膝が衝撃を直接受け止めるため、怪我につながることも

スクワットの動作は膝回りの筋肉を鍛えられるので、ランナーが陥りやすい膝周りの怪我を予防することができます。


4. ダイエット目的でランニングをする場合、より効率よく痩せられる

ランナーがスクワットに取り組むメリット|より効率よく痩せられる

全身の筋肉の約70%は、下半身の筋肉が占めていると言われています。スクワットは下半身全体の筋肉を使うトレーニングなので、鍛えた分だけ下半身の筋肉量や活動力が増えていきます。

下半身の筋肉量や活動量が増加すれば自然と基礎代謝が上がり、同じランニング量でも痩せやすくなるでしょう。痩せやすい体作りができるようになるため、ランニングのダイエット効果を高められます。


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