インナーマッスルの効果的な鍛え方|深層筋を引き締める簡単トレーニングとは
インナーマッスルとは|体の内部を守る深層筋のこと
インナーマッスルとは、体の中心部分に近い筋肉の総称です。
深層筋とも呼ばれており、鍛えることで姿勢がよくなったり、太りにくい体に仕上がります。最も体の内側にあるインナーマッスルの役割は、体をかっこよく見せるだけではなく、内臓や骨などを守るという重要な仕事を担っています。
リハビリなどでインナーマッスルが重視されるのは、このため。健康的かつ理想的な体作りを行うためには、インナーマッスルは、とても重要な筋肉ですよ。
インナーマッスルと体幹の違い|そもそも体幹は筋肉じゃない?
よく混同されがちなインナーマッスルと体幹。
体幹とは、体のコアにあたる胴体の筋肉を指します。一方、インナーマッスルは筋肉の部位ではなく深さを指します。
つまり、胴体のインナーマッスルを鍛えれば、必然的に体幹を鍛えられることになります。インナーマッスルは、やや成長しにくい筋肉ですが、その分多くのメリットを得られる筋肉部位ですよ。
【参考記事】効率的かつ効果的に体幹を鍛えるトレーニングメニュー▽
インナーマッスルは足にもあります。
インナーマッスルは、お腹や背中などの上半身に集約されているイメージが強いかもしれませんが、実は足にもあります。具体例を挙げると内転筋などが足の大きなインナーマッスルです。
きちんと鍛える事で、O脚やX脚などの改善、きれいな脚を作る事が出来ます。また、身体の筋肉量の内、下半身に約60%の筋肉があると言われている程、足は筋肉が多い部位になります。
足の深層筋をキチンと鍛え上げる事で基礎代謝の向上、スタイルの改善が出来るという事です。全体のインナーマッスルをきちんと理解して、それぞれをバランスよく鍛える事が、身体全体のパフォーマンス向上に繋がっていきますよ。
【参考記事】自宅で出来る下半身の効果的な筋トレとは▽
インナーマッスルを鍛える効果|深層筋の筋トレに取り組むメリットとは?
インナーマッスルの基礎知識を学んだところで、次は、インナーマッスルを鍛えることで得られる4つの嬉しい効果を解説。筋トレのモチベーションを上げるためにも、全ての効果をしっかりと把握しておきましょう。
インナーマッスルの効果① 身体機能を向上させる
身体は少しの動きでも多くの筋肉を使用します。中でもインナーマッスルは腹筋や大胸筋、腰回りなど大きな筋肉の動きをサポートしてくれるため、他の筋肉のパフォーマンスを向上させ身体機能をアップしてくれます。
プロのアスリートが日頃から取り組むのも、これが主な理由と言えます。筋トレで付けた硬く丈夫な筋肉を最大限に活かせるよう、軸となるインナーマッスルを鍛えあげましょう。
【参考記事】基礎体力をつける方法はこちらを参考に▽
インナーマッスルの効果② 体の基礎代謝が上がる
体幹を鍛えることで得られる効果と似ていますが、インナーマッスルを鍛えると内側の筋肉が安定し、重力で徐々に下がる内臓を元の位置に戻してくれます。
内臓の位置を安定させることで、臓器本来のパフォーマンスを十分に働かせられるようになり、自然と基礎代謝も向上します。また、基礎代謝は大きな筋肉(大臀筋や大腿四頭筋など)を鍛えることでスムーズに肥大させられますよ。
【参考記事】インナーマッスルのトレーニング以外にも基礎代謝を上げる方法はある▽
インナーマッスルの効果③ 関節の位置が整って、バランスの良い体に仕上がる
筋トレを行う上で、バランス感覚は非常に重要な要素です。体の軸を安定させないままトレーニングを行うと、怪我や故障のリスクが飛躍的に上昇してしまうことに。
そんな身体のバランスを支配している筋肉こそ、今回紹介しているインナーマッスルです。関節部分と密接にくっついているインナーマッスルは、鍛えられば鍛えるほど関節を正常な位置に整えてくれます。
怪我のリスクを下げることはもちろん、筋肉同士の伝達スピードも上昇するため、鍛えたい部位を効果的に筋肥大させられますよ。短時間で最高のボディを手に入れたい男性は、しっかりとインナーマッスルの強化に取り組みましょう。
【参考記事】よりバランス力を磨きたいなら、こちらを参考に▽
インナーマッスルの効果④ 姿勢を細かく調節することで、血行が良くなる
インナーマッスルと聞くと腹筋だけにあるイメージですが、実際は肩や腰など様々な筋肉部位に存在します。
人間の体は、背骨を中心としてありとあらゆる部分に細かな関節があり、それら全てがうまく動作することで正しい姿勢を作り出します。また、関節部分を正常に矯正することで、血行促進に大きなポジティブ効果も。
インナーマッスルを磨くことで、筋トレに適した体を作り上げられますよ。
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!