内側広筋の筋トレ&ストレッチ|太もも内側の効果的な鍛え方やトレーニングメニューとは

織田琢也 2022.07.14
膝関節の動作に影響を及ぼす筋肉、内側広筋。太ももの内側にあり、鍛えることで様々なメリット効果が期待できます。今回は、大腿四頭筋の重要筋肉「内側広筋」の役割からトレーニング方法、ストレッチメニューまでご紹介します。効率よく鍛えられる筋トレメニューをご覧あれ。

内側広筋(ないそくこうきん)とは?

内側広筋とは

まず始めに内側広筋について簡単に説明していきます。内側広筋は太ももを司る重要な筋肉「大腿四頭筋」にふくまれている筋肉の1つで、太ももの内側にある筋肉部位を指します。大腿四頭筋は内側広筋の他に、「大腿直筋」「外側広筋」「中間広筋」と3つ存在しており、それぞれが重要な役割を担っています。


内側広筋の役割とは

内側広筋の役割

内側広筋は、主に下腿(ひざから足首までの部位)を伸ばす動作と外旋(外に広げる)させる動作で使用されます。内側広筋は目で見てもすぐに確認できる筋肉で、膝を伸ばした時に太ももの内側で膨らむのが内側広筋です。人体の中でも大きな筋肉に部類される部位ですので、鍛えれば鍛えるほど目に見える効果を実感できるでしょう。


内側広筋を鍛えるメリットとは

内側広筋を鍛えて得られるメリット効果

内側広筋は膝関節の動作に大きな影響を与える筋肉なため、鍛えることで強靭な下半身を手に入れられます。「電車が急停車した時」や、「横から突然、押されてしまった時」などに使われる踏ん張る力が向上すると考えれば良いでしょう。また、微力ながら太ももの外旋運動をサポートする機能もあるため、膝を外に広げる動作を含む動きにも良い影響を及ぼします


▷次のページ:内側広筋を鍛えられるトレーニングメニュー

よく一緒に読まれる記事