腓腹筋の効果的な鍛え方。下半身を引き締める筋トレ&ストレッチとは

織田琢也 2022.07.11
下半身にある筋肉、腓腹筋。一体どのような役割を担って、鍛えることでどんなメリットがあるのか?今回はそんな腓腹筋の基礎知識から、自宅で行える自重トレーニング・ジムで行えるマシントレーニングまで詳しく解説します。下半身を引き締めて短パンの似合う男に。

腓腹筋(ひふくきん)とは?

腓腹筋を鍛えた男の足

下半身の中でも重要筋肉として上げられる、腓腹筋。実際に鍛えられるトレーニングを勉強する前に基礎知識を押さえておきましょう。腓腹筋は下腿三頭筋を形成する1つの筋肉で、ふくらはぎにある筋肉部位です。下腿三頭筋は腓腹筋の他に、「ヒラメ筋」と呼ばれる部位もあり、各部位が重要な役割を担っています。


腓腹筋の役割とは?

腓腹筋の役割とは

腓腹筋は、ヒラメ筋と同様に、足関節の屈曲と伸展をサポートします。ヒラメ筋と違い、腓腹筋は二関節筋と呼ばれ、膝関節と足関節2つの動きに影響を及ぼします。また、腓腹筋は速筋(白筋)と呼ばれる筋肉群にまとめられるのに対し、ヒラメ筋は遅筋(赤筋)という筋肉群に含まれます。速筋は瞬発性の強い動作(ジャンプや100m走など)で主に使われる筋肉なため、バスケットボールやバレーボールに取り組んでいるという男性は腓腹筋を成長させましょう。腓腹筋の触診は非常に簡単で、膝を伸ばした状態で足首を動かした時にふくらはぎで動く筋肉ですよ。


腓腹筋を鍛えるメリットとは?

腓腹筋を鍛えて得られるメリット効果とは

【腓腹筋の役割】でもご紹介しましたが、腓腹筋は主に瞬発性の強い動きを行う時に使用されます。そのため、鍛えれば鍛えるほど瞬発力が増し、高いパフォーマンスを発揮できるように。「ジャンプ力を上げたい!」「足が速くなりたい!」という男性は腓腹筋を鍛えてみてください。時間はかかりますが、少しずつ効果が表れるでしょう。


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