腹斜筋の筋トレ&ストレッチ方法|横腹にくびれを作る効果的な鍛え方とは?
腹斜筋を鍛える効果的なウエイトトレーニング|ダンベル&バーベルで行う筋トレメニュー3選
ここからは、筋トレ器具を使った効果的な腹斜筋トレーニングを見ていきましょう。高負荷のかかるトレーニングになるため、筋トレ初心者はまず自重トレーニングで鍛えてから行ってくださいね。
筋トレ器具を使った腹斜筋トレーニング1. ダンベルサイドベント
ダンベルサイドベントは、普段意識しにくい腹斜筋に負荷を掛けることで、しっかりち鍛え込めるトレーニング種目。
他の腹筋トレーニングと併用すると、トレーニング全体の効果も向上するため、色々なトレーニングと組み合わせながら行うとより効果的です。どれと組み合わせればいいか迷う方は、自重トレーニングと組み合わせるのをおすすめします。
鍛えられる部位
- 外腹斜筋◎
- 内腹斜筋
- 腹横筋
ダンベルサイドベントの正しいやり方
- 両足を肩幅分開いて立ちます
- (1)の時、背中を絶対に丸めない
- ダンベルを鍛える脇腹と逆の手に持ち、肘は真っ直ぐ伸ばす
- 何ももっていない腕は後頭部に添える
- 息を吐きながら上体を横に倒していく
- 限界まで倒したら、2秒間キープ
- その後、ゆっくりと元に戻して逆側も同様に行う
- この動作を左右10回ずつ行う
- インターバル(1分間)
- 残り2セット行う
- 終了
ダンベルサイドベントの目安は、左右10回ずつ × 3セット。やや高負荷なトレーニングになるため、インターバルは少し長めの1分間とるようにしてください。
トレーニングのコツ
- 戻すときも、腹斜筋の力で戻すことを意識しましょう。
- 上半身を倒すときに、下半身は動かさないように意識しましょう。もし、曲げている時に足が浮いてしまったら、曲げ過ぎという事になります。
- 骨盤が安定しないと、腰痛を引き起こす可能性があります。姿勢を意識しながら、なるべく鏡などでフォームを確認しながら行っていきましょう。
トレーニング中は、常に腹斜筋の収縮を感じながら行っていきましょう。まだまだ筋肉不足だなと感じた男性は、倒す方向の手にダンベルを握ってトレーニングして基礎筋肉を作って。
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筋トレ器具を使った腹斜筋トレーニング2. ダンベルツイスト
腹斜筋を鍛えられる通常のツイストトレーニングにダンベルの負荷を加えたトレーニング。器具を使ったトレーニングになりますが、基本的に高負荷トレーニングと言うほどの負荷はありません。そのため、回数は多めに設定して、しっかりと腹斜筋を刺激していきましょう。
鍛えられる部位
- 外腹斜筋
- 内腹斜筋◎
- 腹直筋(下部)
ダンベルツイストの正しいやり方
- 仰向けになった状態で寝っ転がる
- 膝を90度に曲げて、足を立てる
- ダンベルを握り、胸の前に持ってくる
- (3)の時、腕を伸ばすとより効果的に
- 腹筋に力を入れた状態で、ゆっくりと右側にひねる
- 限界までひねったら、そのまま2秒間キープ
- その後、ゆっくり元に戻して逆サイドも行う
- この動作を左右10回ずつ繰り返す
- インターバル(30秒)
- 残り2セット行う
- 終了
ダンベルツイストの目安は、20回 × 3セット。扱う男性の重量は、カールトレーニングで使う物より軽めを選びましょう。
トレーニングのコツ
- 腕を左右に振るのではなく、腹筋を使ってウエストを捻じる事を意識しましょう。
- 少し身体を丸めることで、腹部に力を入れやすくなります。
- 腹斜筋により効かせるために、ダンベルは真横ではなく斜め下に向けて行うようにしましょう。
- 慣れて来たら、脚を浮かして使う筋肉の割合が増え、効果が高まります。
- 息を吐きながら倒していき、取り込みながら戻す
ダンベルツイストで効果を高めるコツは、しっかりと呼吸法をマスターして行うこと。特に筋トレ初心者の男性は、息を止めて行いがちなため、意識しながらトレーニングしてみて。
【参考記事】腹斜筋を鍛え抜くダンベルツイストのやり方を大公開▽
筋トレ器具を使った腹斜筋トレーニング3. バーベルツイスト
ジムに行った際、ぜひ取り組んでほしい腹斜筋トレーニングである『バーベルツイスト』。
ダンベルよりも負荷が高く、効果的に腹斜筋を鍛えられます。ダンベルに比べて怪我につながりやすいトレーニングでもあるため、コンディションを整えた状態で取り組む<ようにしてください。
鍛えられる部位
- 外腹斜筋
- 内腹斜筋◎
- 腹直筋
バーベルツイストの正しいやり方
- 両手でバーベルを持つ
- そのまま持ち上げて、肩で担ぐようにする
- 足を肩幅分ほど開いて、真っ直ぐ立つ
- 骨盤を動かさないように意識しながら、ゆっくりと腰を右にひねっていく
- 限界までひねったら、少しだけ止まって元に戻す
- そのまま逆サイドも行う
- この動作を左右5回ずつ繰り返す
- インターバル(1分間)
- 残り2セット行う
- 終了
バーベルツイストの目安は、左右5回ずつ × 3セット。連続して10回も20回もやってしまうと、腰を痛めてしまう可能性があるため、重たいバーベルで少ない回数行っていきましょう。
トレーニングのコツ
- 怪我の原因になるので、限回数までは取り組まないようにしましょう。
- 完全にコントロール出来る重さのバーベルで行いましょう。始めは左右に10㎏ずつ、20㎏の重さで試してみるのが良いでしょう。
- 骨盤が不安定だと、腰痛などの原因になるので、フォームを意識して取り組みましょう。
- しっかりと呼吸法をマスターする
- サポートベルトで安定したフォームを作る
バーベルツイストで効果を高める秘訣は、正しいフォームで少ない回数トレーニングすること。やりすぎには注意し、決められた回数こなすようにしましょう。
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