攻撃的な人の特徴&心理。他人を攻撃する人から身を守る付き合い方8つ
相手に対して攻撃的な人っていますよね。
攻撃的な人とは勝ち負けに対するこだわりが強く、常に自分の立場を守りたいと思っています。
自分が勝つためや立場を守るためなら、平気で相手の嫌がる言動をするタイプ。このような人は周りに一人はいますよね。
今回は、攻撃的な人の心理はどうなっているのか、また攻撃的な人から逃れる方法や付き合い方について説明します。身の回りにいる攻撃的な人への対処法を身につけてくださいね。
高圧的な態度で怖い?攻撃的な人の特徴とは
攻撃的な人にはどのような特徴があるのでしょうか。それがわかれば付き合い方や対処法を考えられますね。
高圧的な態度をとったり言葉遣いが乱暴だったりと、色々な特徴があります。
ここでは攻撃的な人に見られる主な特徴について解説していきますので、攻撃的な人から身を守る参考にしてくださいね。
攻撃的な人の特徴1. 高圧的な態度で口調が荒く、人に対してあたりが強い
攻撃的な人は他人に負けるのをとても嫌います。
いつも自分の立場を有利に守りたいと思っているので、自分を脅かす相手に対しては高圧的な態度をとるのです。
高圧的な態度というのは、口調が乱暴で相手を威嚇するような接し方をすること。
このような態度をとることによって、相手を萎縮させ、自分に逆らわないように牽制するのです。
攻撃的な人は態度が高圧的で上から目線、言葉遣いが乱暴、人に対してあたりが強い特徴があります。
攻撃的な人の特徴2. すぐに揚げ足を取ったり、悪い部分にばかり目を向けがち
男社会は競争社会ですから、勝ち負けにこだわります。攻撃的な人はそのこだわりが強く、自分が不利だとわかっても素直に引き下がろうとはしません。
逆に立場を挽回しようとして、相手の揚げ足を取ったりします。また自分を優位に立たせるために、相手の弱点や悪い部分を取り上げて責め立てることもします。
揚げ足を取って相手の弱点を突くのが攻撃的な人の特徴ですが、そうすることで自己保身をするわけです。
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攻撃的な人の特徴3. 人を支配したり、言い負かしたりするのを好む
攻撃的な人が自分より優れている人を追い落とそうとするのは、自分の身を守るためです。
会議などで自分よりも良い意見を発言した人に対してわざと論争をふっかけて言い負かそうとするのは、相手に対して支配的な立場に立ちたいため。
攻撃的な人というのは自分に自信がなく、自分の立場が危うくなることを極端に恐れます。
だから自分の立場を脅かしそうなライバルや実力のある人に対して、支配的に振る舞ったり言い負かしたりするのです。
攻撃的な人の特徴4. 気が短く、すぐに怒ったりイライラしたりする
攻撃的な人は性格的な面でも特徴があります。周りの大したことのない凡ミスで怒り出し、相手が謝っても許そうとはしません。
また相手と待ち合わせをした時、約束時間より自分が早く到着するとイライラして腹を立てます。
相手が約束時間にやってきても、嫌みを言ったり怒ったりするのです。
このような人は性格的に気が短く、自分中心に物事を考えがちです。このような性格も攻撃的な人の特徴でしょう。
攻撃的な人の特徴5. 承認欲求が高く、人に褒められたい気持ちが強い
攻撃的な人は仕事の結果にこだわります。自分の仕事を認められたい願望が強いので、相手の仕事をけなしたり、欠点ばかり見つけて指摘します。
会社では上司から褒められたいがために、人を押しのけてでも重要な仕事を横取りします。
もしもその仕事がうまくいかない場合は他人のせいにして、責任逃れをすることも。
攻撃的な人がこのような態度に出るのは承認欲求が高いからで、人一倍褒められて評価されたいからです。
攻撃的な人の特徴6. 温室育ちで怒られた経験が少なく、わがままに育ってしまった
攻撃的な人は性格的な面でも特徴がありますが、その多くは幼少からの育ち方に原因があります。
挫折を体験したことがない人は、人の失敗を執拗に攻撃します。
それは幼少の頃から温室育ちのため、失敗しても親がカバーしてくれたからです。
親から怒られたことのない人は他人の痛みがわかりません。親にチヤホヤされて育った人は、いつも自分が世界の中心だという考え方が身につきます。
親に怒られたことのない温室育ちでわがままというのも、攻撃的な人の特徴です。
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攻撃的な人の特徴7. 自己中心的で自分より目立つものをすぐに妬んだり、愚痴ったりする
攻撃的な人には子供の世界のガキ大将のような一面があります。
温室育ちで親に怒られたことがないからで、自分より目立つ存在は目障りなのです。
常に自分が世界の中心でいないと気が済まないので、自分より目立つ人物や優れた人間を妬みます。
時として自分より優れた相手を追い落とそうとして攻撃的な態度をとりますが、それがうまくいかないと愚痴ります。
相手の欠点を周囲に言いふらすことで憂さを晴らすわけです。
攻撃的になってしまう心理とは
周りに攻撃的な人がいると迷惑なものです。関わりたくないと思いますが、仕事柄それが無理な場合もあります。
そんな時に攻撃的な人の心理状態を知っておくと付き合い方の参考になりますし、攻撃的な人から身を守ることができますよ。
なぜ自己主張が強くて支配的なのか、その心理がわかれば攻撃的な人の意外な側面がわかってきます。
攻撃的になってしまう心理1. 支配欲が強く、人を自分の思い通りにしたい
攻撃的な人は自分が支配されることを恐れるため、先に相手を支配しようとするわけです。
なぜこのような態度に出るのかというと、自分に自信がなく、いつも心のどこかで負けるのではないかという不安があるから。
その不安を相手に悟られないために、支配して自分の思い通りにしようとするのです。
だから支配欲が強いのです。相手を自分の思うように動かそうとしますが、相手が思うように動かないと攻撃的な態度に出て責めたりします。
攻撃的になってしまう心理2. 小心者で攻撃することで自分を大きく見せたい
攻撃的な人は自分を大きく見せたいという心理が働くので、実際よりも自分を大きく見せようとします。他の人に自分を認めさせたいのです。
なぜ大きく見せたいかというと、本音は小心者で弱い性格だからです。
小心者で弱い性格だからこそ、必要以上に自分を大きく見せたくなるのでしょう。
第三者からみればどうでもいいことなのに、相手が男性だろうが女性だろうが謝るまで強い態度で攻撃してきます。
攻撃的になってしまう心理3. 自己防衛本能が強く、無意識に人を攻撃してしまう
攻撃的な人は無意識に相手に対して強い言葉を使ったり、乱暴な態度を取ることがあります。攻撃された人は自分がなぜ怒られるのかわからない場合も。
これは防衛本能が強いからで、常に自分を守ろうという潜在的な意識があるからです。
無意識に攻撃してしまうというのは自分に弱さがあるからで、それを守ろうとする心理が働きます。攻撃的な人は基本的に自己防衛本能が強いのです。
攻撃的になってしまう心理4. 人に攻撃されるのは苦手なため、先手を打って予防している
攻撃的な人は自分の内面の弱さを知っているので、攻撃される前に先に相手を攻撃してしまうのです。心理的に他者を攻撃している間は安心感があるので、先手を打って予防するのでしょう。
ささいなことでも相手を責めるのは、予防して自分を守ろうという心理が働くからです。攻撃されるのが苦手というのは心が弱い証拠。
だから自分を守ろうとして強い口調で相手を責めたり、抑圧的な態度に出て攻撃します。
攻撃的になってしまう心理5. 実は寂しがり屋で周囲の人にかまって欲しい
攻撃的な人が寂しがり屋なのは、小心者で自己保身が強く、孤立するのを恐れるから。
孤立しないためにわざと人に対して攻撃的な態度に出るのは、攻撃することによって相手との関係を保てると感じるからです。
子供がかまってほしくてダダをこねるのと似ていますね。
攻撃的な人が寂しがり屋というのは意外ですが、寂しがりやな一面を悟られたくないから攻撃的になるという側面もあります。根は寂しがり屋だから孤立するのを恐れるのでしょう。
攻撃的な人から身を守る付き合い方や対処法
攻撃的な人にはなるべく近づかないでやり過ごすのが無難です。それでも、付き合わざるを得ない場合がありますよね。
実は攻撃的な人との上手な付き合い方があるんです。これを知っておけば男性でも女性でも傷つくことなく、攻撃的な人に対処できますよ。
いくつかの対処法の中で、すぐに役立つ方法について紹介しましょう。
攻撃的な人への対処法1. 何を言われても聞き流し、相手にしない
攻撃的な人は誰彼構わず強い態度を見せたり、乱暴な口調で怒っているわけではありません。
実は攻撃しやすい人を選んでいるのです。例えば気の弱い男性や女性。強い態度に怯えて謝ったり、言うことに従ったりすると攻撃的な人の思うツボです。攻撃しがいのある人間と思われて、ターゲットにされてしまいます。
こうならないためには、無視してやり過ごすのが一番。何を言われてもめんどくさいと思って聞き流し、相手にしないことです。
攻撃的な人は小心で自分に自信がない人が多いので、無視されると手強い相手と感じて二度と攻撃的な態度に出ることはありません。
攻撃的な人への対処法2. 職場の人が攻撃的な場合、結果を出してその人より出世する
攻撃的な人は自分より格下の人をターゲットにする傾向があるので、仕事で自分より上の人には一目置くようになります。
だから職場において攻撃的な人に対処するには、仕事で結果を出すのが一番です。
最初が大切で、一度でも屈してしまうと攻撃しやすいと思われて狙われます。
同じ職場に属していると無視できない場合もあるので、結果を出して相手より上の立場に立てば攻撃されることもありません。
攻撃的な人への対処法3. 日頃から周囲の人と親しくなり、味方を増やしておく
攻撃的な人は小心者で自分に自信がない人が多いので、ターゲットにする時も同じような相手を選びます。
なぜそういう人を選ぶかというと、自分と同じ性格なので攻撃に弱いことを知っているからです。
このように攻撃的な人のターゲットになりやすい性格の人の対処法は、周囲の人を味方につけること。
日頃から周囲の人と親しくなって関係を深めておきます。攻撃的な人は根が小心者なので、仲間が多い人をターゲットにはできないのです。
攻撃的な人への対処法4. 常にスマートな立ち振る舞いを心がけ、隙を見せないようにする
攻撃的な人は本能的にターゲットにしやすい人を見抜きます。自分と同じように小心者で自信がなく、孤立を恐れる人を嗅ぎつけるのです。
このように攻撃的な人の敏感な能力から逃れるには、隙を見せないことが大事です。
普段からつけ入る隙のないスマートな立ち振る舞いをしていれば、攻撃的な人はターゲットにしようとはしません。
もし攻撃的な態度に出たら、反対にやり込められる恐れを感じるからです。攻撃的な人への対処法として、隙を見せないことは効果がありますよ。
攻撃的な人への対処法5. 被害を受けないようにするため、適度な距離感を保つ
攻撃的な人から被害を受けないためには、なるべく近づかないように心がけることがポイント。普段から適度な距離感を置くことが大事で、仕事に関すること以外では関わりを持たないようにしましょう。
例えば、仕事上でわからないことがあっても、攻撃的な人に尋ねるのは厳禁です。すぐに弱みを握られて攻撃の隙を与えてしまいます。
適度な距離を置いておけば弱みを握られることもありませんし、攻撃的な人に関心を持たれることもありません。関心を持たれないのも1つの対処法です。
攻撃的な人への対処法6. 相手に同調して仲良くなり、攻撃対象から外してもらう
攻撃的な人から距離を置くのは良い対処法ですが、逆に距離感を縮めて仲良くなってしまうという手もあります。
いくら攻撃的な人でも、味方だと思える人までは強い態度に出ていじめたりはしません。
もともと孤立を恐れる小心者なので、自分に好意を持ってくれる人には良い印象を抱くはずです。
攻撃的な人と仲良くなるというのは逆転の発想ですが、攻撃対象から外れることができますよ。
攻撃的な人への対処法7. 本当にめんどくさい場合、思い切って無視をしてやり過ごす
仕事上でどうしても攻撃的な人と関わらざるを得ない場合、理不尽な言いがかりを受ける事があるでしょう。
仕事を進めるためには、一応受け止める必要があるかもしれません。
しかし、執拗に攻撃的な態度に出られると一々対応するのがめんどくさくなります。
そのような時は思い切って無視を決め込むことです。
何を言われても無視して対応しなくなれば、攻撃のしがいがなくなるため、攻撃的な人も諦めます。
攻撃的な人への対処法8. 職場の人なら上司や人事部に相談してみるのもアリ
攻撃的な人の中には執拗に迫ってくる人がいます。
無視してもネチネチと嫌みを言ってきたり、仕事ができなくなるほど妨害するケースも出てきます。
どうにも手に負えない状況になった時の対処法は、思い切って職場の上司や人事部に相談することです。
切実に訴え出れば上司や人事部も見過ごすことはしません。
攻撃的な人は内心小心者なので、自分より地位が上の上司や人事部が前面に出てくると一気に大人しくなります。
対処に困った場合の奥の手として、上司や人事部を頼るのもアリです。
攻撃的な人が攻撃できない人に共通する特徴は?
攻撃的な人は見境なく全ての人に攻撃的な態度をとるわけではありません。
攻撃できない人もいるのです。それはどのような人でしょうか。
なぜ攻撃できないのか、その理由について説明していきます。
自分より地位が上の人や自分より攻撃的な人など、1つずつ理由を探ることによって攻撃的な人への対処法が見えてくるでしょう。
攻撃的な人が攻撃できない人の特徴1. 上司や先輩など、自分よりも地位が上の人
攻撃的な人は自分に自信がなく臆病なところがあるのでから、いつも攻撃できる相手かどうかを見極めています。
上司や先輩などのように自分より地位が上の人たちには、攻撃的な態度を取りません。
なぜかと言うと、攻撃的な人は根が小心者であることが多いから。
地位が上というだけで恐れを抱いてしまうために、攻撃的な態度をとれないのです。
自分が強い態度に出ても大丈夫だという確信がある時だけ、攻撃的になります。
攻撃的な人が攻撃できない人の特徴2. 自分よりパワフルで攻撃的な人
攻撃的な人は自分よりも強い人には攻撃的な態度をとりません。
反撃されると自分が攻撃されてしまい、それが恐ろしいからです。
基本的に臆病なところがあるので、自分よりパワフルで攻撃的な人は避けようとします。
パワフルで攻撃的な人を対象にすると、逆に自分の方がやられてしまう恐れがあるので攻撃しないのです。
攻撃をする場合でも予防措置として、先に自分の方から攻撃的な態度をとって相手を萎縮させようとします。
攻撃的な人が攻撃できない人の特徴3. 前向きで明るく周囲から好かれている人
人気者は性格が前向きで明るく周囲に好かれていますから、このような人を攻撃すると周囲の人全体を敵に回す恐れがあります。
だから攻撃的な人は前向きで明るい人を攻撃しません。根が小心者で臆病なところがあるため、周囲全部を敵に回すことはできないからです。
自分より立場が弱い人をターゲットに選ぶのが攻撃的な人ですが、立場が弱くても人気者には手を出さないのです。
周囲を全部敵に回すほどの度胸が攻撃的な人にはありません。
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攻撃的な人が攻撃できない人の特徴4. 何を仕返しされるか読めない冷たい人
攻撃的な人が狙うのは相手の心が読めるわかりやすい人で、予想がつかない相手には近寄りません。特に冷たい感じの人はクールで何を考えているかわかりにくいため、攻撃的な態度に出ないのです。
何を考えているかわからない人というのは、仕返しをするかもしれません。根が小心者で自分に自信がない攻撃的な人は、仕返しを恐れるので相手に選ばないのです。
攻撃的な人は、自分が不利にならないような人を選んで攻撃します。ターゲットになりやすいのは、自分と同じような小心者や仲間が少ない人たちです。
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攻撃的な人が攻撃できない人の特徴5. 何をしても反応してくれない精神的に大人な人
人に嫌われるようなことを平気でする攻撃的な人は、大人気ない人だともいえます。
常識のある大人なら怒りを抑えたり、感情を制御することができるからです。
攻撃的な人は自分が大人気ないところがあるので、きちんとした精神的な大人の人には攻撃的な態度には出ません。
自分にはない大人としての常識があるので、遠慮してしまうのです。
また精神的に大人の人は、攻撃的な人から嫌がらせを受けても平然と受け流せます。
そのような大人を相手にすると攻撃的な人自身が自己嫌悪に陥るので、いじめの対象に選ばないのです。
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攻撃的な人は上手に対処していきましょう。
攻撃的な人について分析してみました。
その特徴や対処法、攻撃の対象にならない人などについて取り上げましたが、参考になったでしょうか。
どこの世界にも攻撃的な人は存在します。関わりを持たないのが一番ですが、仕事上そうできない場合もあるでしょう。
そのような時はこの記事を思い出して対処すれば、うまくかわしてみてくださいね。
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