【男女別】偉そうな人の心理&態度の特徴。職場で偉そうにする人への対処法も解説!
偉そうな人ってどう対処すれば良いか困りますよね。
誰にでも偉そうな態度を取る人が近くにいて辛い、そんな生活を送っている人は少なくありません。
職場にいつも偉そうな態度を取る人がいると、周囲にいる人たちは振り回されて大変な思いをするため、何とかいい対処法を知りたいもの。
この記事では、偉そうな態度を取る人の心理や実際に取る態度について解説した上で、偉そうな人に振り回されずに済む対処方法をご紹介します。
態度が偉そうな人の「7の心理」とは?
いつでもどこでも偉そうな態度を取ってくる人がいます。
自分のことは棚に上げて人に厳しくする行動には、実は様々な心理が隠されているのです。
態度が偉そうな人の心理にはどのようなものがあるのか、7つの心理をご紹介します。
偉そうな人の心理1. 自分に自信がなく、大きく見せようと必死になっている
偉そうな態度を取る人は、必要以上に大きな声でミスを指摘したり、脚を組んで上半身をのけぞらせながら座ったりと大げさな行動をしがちです。
特に自分と立場が変わらない相手に対して偉そうにすることが多いでしょう。
本当は相手よりも能力が低いかもしれないという不安を常に抱えていて、その事実が周囲に分かってしまうのが怖いのです。
そこで少しでも大きく見せようとして、自分は能力が高いのだと必死にアピールしたくて偉そうな態度を取ってしまうのです。
偉そうな人の心理2. 他人を支配下に置いて、自分を優位に立たせたい
偉そうな態度を取る人は、職場や友人のグループなどでもっとも弱い立場になることを極端に嫌います。
能力は人並みでもプライドはとても高いため、ありのままの自分では立場が下になってしまうことが許せません。
そのため、自分をブラッシュアップするのではなく、偉そうな態度で他人を威嚇して、自分の下につかせようとします。
自分が支配している相手よりは自分の方が立場が上であれば、自尊心が満たされるのです。
偉そうな人の心理3. 常に自分のことしか考えていない
相手や周囲への気遣いをする意識が全くないのが、偉そうな態度を取る人の特徴です。
職場やグループ内で全員が信頼し合うような関係を築くために、気遣い合うという気持ちは持っていません。
自分が下に見られないこと、能力が低いと思われないことが重要で、他人の気持ちへの関心はとても薄いです。
「自分さえよければそれでいい」という心理が働いていると言えるでしょう。
偉そうな人の心理4. 過去の失敗経験などから抱えたトラウマを悟られないようにしたい
偉そうな態度を取る人は、自分に自信がないことの裏返しで偉そうにしていることが多いです。
自信を失ったきっかけは、仕事での失敗や失恋など人によって違いますが、その経験によってとても傷ついています。
二度と同じような経験はしたくない、あんなみじめな思いを味わいたくない、そんな心理が働いているのでしょう。
偉そうな態度を取ることで、辛かった経験が繰り返されることを回避したいというのが本音なのです。
偉そうな人の心理5. 今まで褒められた経験が少なく、頑張りを認めてもらいたい
職場で誰かが褒められているのを見ると、偉そうな態度を取る人は内心とても羨ましいと感じます。
今まで「すごいな」「頑張っているね」などと褒められた経験がほとんどないものの、実は褒めてもらいたいと思っているのです。
しかし褒めてほしいと感じていることを周囲に悟られたくないため、媚びたり直接口に出すことはありません。
偉そうな態度を取って、何かを成し遂げたような印象を与えることで、周囲に頑張りを認めてもらいたい心理があります。
偉そうな人の心理6. 他の人から受けた恩恵を、全て当たり前と考えている
褒められたり評価されることは嬉しいものです。ただし、偉そうな態度を取る人は、褒められるような状況を作ったのは自分だけの力だと思い込んでいます。
褒められるような環境や、強力してくれた人の存在は忘れてしまって、「うまくいったのは自分のおかげだ」「みんなが旅行を楽しめたのは自分がこのプランを決めたからだ」などと、全て自分の力のおかげだと主張する傾向が強いです。
偉そうな人の心理7. 職場の立場などの実績から、「自分は偉い」と思っている
仕事の種類にもよりますが、成績によって昇進していく仕事ではなく年功序列で昇進していく職場だと、勘違いして偉そうな態度を取る人が出てきます。
「僕は30代で課長だから」「入社2年目で部下を持つってすごいだろ」などと、役職や職場での立場を評価の全てだと考えているのです。
本当は、自分より能力が高い同僚や後輩がいると内心とても焦っています。役職がついていることだけが拠りどころなので、そこを過剰にアピールしたくて偉そうな態度を取るのです。
男女別に偉そうな人の11の態度を大公開!
周囲に対して偉そうな態度を取る人が職場やグループなどにいて振り回されている、そんなケースは多いでしょう。
ある程度の人数が集まる場所では、どうしても上下関係をつけたがる人がいるものです。
偉そうな態度を取る人はどのような態度でいるのか、特徴的な態度をご紹介します。
【男女共通】偉そうな人が取る5つの「態度」の特徴
偉そうな態度を取るのは、男性女性にかかわらずいます。
実際には偉くないのに偉そうにしている人も少なくありません。
まずは男女で共通している偉そうな態度について、主な5つの特徴的な態度を見ていきましょう。
偉そうな人の態度1. 相手の立場を考えないで、自己中心的な行動が多い
周囲に対して偉そうな態度を取る人は、自分が得られる利益に対する関心はとても高いです。
上司から評価されそうだと思える業務は率先してやりますが、資料作りなど評価に直接結びつかなさそうな業務はしません。
協力している他の人の立場や努力を考慮するだけの度量がなく、「自分さえよければいい」といった考えがあるため、他人に迷惑をかけることも気にならないのです。
偉そうな人の態度2. 常に腕を組んだり、脚を組んだりしている
自分を大きく見せたい、すごい人だと思ってもらいたいという承認欲求が強いのが、偉そうな態度を取る人の特徴です。
そのため、必要以上に不遜な態度を見せつけることも珍しくありません。
会議中や打ち合わせ中は常に腕組みをして威圧感を出したり、雑談中でも脚を組んでのけぞるように座って、余裕があるように見せたりします。
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偉そうな人の態度3. 初対面の人にも、タメ口で話している
男性でも女性でも、普段から偉そうな態度を取る人は、自分がより上の立場であることを相手に常に意識させようとします。
何かをお願いする場合でも「これやっといてくれる?」と軽く言ったり、意見を求められた場合でも「こうしたらいいと思うよ」と一応意見は出しますが、敬語を使いません。
相手が普段あまり会話をすることのない他の部署の人であっても、タメ口は変わりません。
相手に敬語を使うと、従っているかのような気持ちになるので、タメ口を使うことが多いでしょう。
偉そうな人の態度4. 声が大きく、威圧感を与えている
偉そうな態度を取る人は、仕草だけでなく、話し方にも気を使いません。特に目立つのは、大きな声で相手に交渉したり指摘したりすることです。
一般的に、同じ立場の人が集まっている場では声が大きい人ほど意見が通りやすく、主導権を握りやすいもの。
その効果をよく知っているので、大した話ではなくてもわざと大きな声で話しかけ、相手を威圧しようとするのです。
偉そうな人の態度5. 自分より立場が弱い人を攻撃する
周囲に認めてもらいたい、すごい人だと思われたいという心理が働いていることで、偉そうな態度を取る人は相手をよく見て行動します。
上司や先輩など目上の相手に対しては、大きな態度に出ると不評を買う恐れがあるでの大人しいものの、部下や後輩など目下の相手に対しては遠慮しません。
威圧感を与えて萎縮させて、自分に反抗できないようにしようと偉そうな態度を取るのです。
偉そうな男が取る3つの”あるあるな態度”
偉そうな態度を取る人というと、女性よりは男性の方が多いという印象が強いでしょう。
職場で昇進していくためには、自分をしっかりアピールする必要があるからです。
偉そうな男がいかにも取りそうな態度について、特徴的な3つの態度を紹介します。
偉そうな男の態度1. 他人に負けるのが恥と思っているので、プライドが高い
偉そうな男は能力の有無に関わらず、自信過剰です。
職場などで同僚など周囲の人よりも営業成績が低かったり、プレゼンで意見が通らなかったりする状況が、事実であってもとても嫌がります。
「あいつより自分の方が本当は仕事が早いんだ」「実はいいプランを持っていたけれど今回出さなかっただけだ」などと主張して、相手に負けたことを認めません。
本当は負けたと思っていても認めるのは恥ずかしいというプライドがあるため、自分から折れることができないのです。
偉そうな男の態度2. 他人から舐められたと感じると、すぐに反抗する
偉そうな男は、プライドが高いためその思いがすぐ言動に表れます。
周囲から「これ本当にできるの?」と確認されただけなのに、馬鹿にされたと感じると反抗的な言動をするのです。
「できます」と普通に回答することができず、「できると思っているけど悪いか?」と詰め寄ったり、舌打ちをしたりします。
プライドを傷つけられて不快に感じたことを、反抗的な態度を示すことで相手にアピールすることが多いでしょう。
偉そうな男の態度3. 自分より目上の人には、媚を売っている
普段はとても不遜な態度を取る偉そうな男は、上下関係に固執します。自分より目下の人には常に偉そうにする反面、目上の人にはとても素直に従います。
さらに「やっぱり〇〇部長、さすがですね!」などと持ち上げたり、必要以上にこまめに連絡や報告を入れたりするでしょう。
偉そうな男にとっては、目上の人に気に入られることは重要なことなのです。
偉そうな女が取る3つの”あるあるな態度”
周囲に対して偉そうな態度を取る人は男性に限りません。
職場などで女性であっても特に偉くないのに偉そうにする人はいます。
ここからは、偉そうな女がよく取る態度について、特徴的な3つの態度を紹介していきます。
偉そうな女の態度1. 年齢が年上というだけで、年下を見下す
偉そうな女は、自分と相手の関係を非常に気にします。特に年齢に対するこだわりが強く、相手が自分よりも年上か年下かで言動がからりと変わるのです。
体型や顔が美しい、仕事ができるといった理由で相手を褒めていても、相手が年下だと知ったとたんに「若さを武器にしているだけでムカつく」などと、見下すような態度を取ります。
偉そうな女は、年下の女性を勝手にライバル視していると言えるでしょう。
偉そうな女の態度2. 自分を安心させるために、周りを否定する
偉そうな女は、基本的に自分に自信がありません。
外見や性格、仕事のスキルなどが実は大したことがないという自覚がありますが、偉そうな女はそれを認めたくないと思っています。
自分が努力して変わるよりも周囲を否定する方が、時間をかけずに安心感を得られるため、「みんな大したことないよね」「できない人ばかりだから足を引っ張られるのがムカつく」などと偉そうな態度に出るのです。
偉そうな女の態度3. 他人に褒められたいので、自慢話ばかりする
周囲に認められたい、もっと評価されたいという思いが強いのが、偉そうな女の特徴です。
すごいと褒められたいために、たまたまうまくいった仕事を「達成するまで本当に辛い時期だった」と大げさにアピールしたり、もう何年も前の成功体験をいまだに自慢し続けます。
黙って努力するという意識がなく、頑張っていることを認めてほしいために「こんなこともしていたんですよ」と自慢話を欠かしません。
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偉そうな人と上手に付き合う4つの「対処法」
偉そうな人が近くにいていつも振り回されているが、どう対処したらいいか分からず悩んでいる人は多いでしょう。
誠意をもって接していても嫌な思いをさせられてしまうことが多いもの。
偉そうな人と上手に付き合うための対処法として、4つのおすすめの方法をご紹介します。
偉そうな人への対処法1. 職場での偉そうな人に対しては、なるべく仕事以外は関わらない
偉そうな人はどこにでもいますが、毎日長い時間を過ごす職場に偉そうな人がいると辛いものです。
どんな対応をしても結局見下してくるわけですから、気を遣うことも面倒になるでしょう。たとえ上司や先輩といった近い距離の存在でも、あくまでも職場の中だけの関係です。
仕事では淡々と応じて、仕事以外では連絡せず、できるだけかかわらないようにするのがおすすめ。
仕事に影響が出そうな場合は、偉そうな人を知っている上司に相談してみる
職場の中だけの関係だと割り切りたくても、偉そうな人の方が固執してくることもあります。
偉くないのに偉そうにするのですから、その態度にムカつくのは自然な感情です。
あまりにひどいようなら、偉そうな人を知っている上司に対応の仕方を相談するといいでしょう。
どうしても我慢できない場合は、関わりのない部署に異動を願ってみる
業務的に偉そうな人との関係が強く、関わらないでいることが難しい場合もあります。同じチームで動いているといった場合は、一緒に過ごす時間も長いですから、気にせずにいることの方が無理かもしれません。
仕事だけでなく精神的にも支障が出るようなら、我慢せずに思い切って異動を考えるのもひとつの方法です。
直属の上司や人事部に相談して、偉そうな人とかかわらずにすむ部署への異動をお願いしてみるといいでしょう。
偉そうな人への対処法2. 威圧的な態度を取らせないために、丁寧に接して相手の気分を良くする
偉そうな男も女も、もともとは自分に自信がないために偉そうな態度を取っているケースが多いです。
能力がないことを薄々感じていて焦りがあるために、周囲を否定したり威圧したりする可能性があります。その自信のなさを逆手にとって、あえて褒めちぎるという方法も効果があるでしょう。
「いつも的確なアドバイスをしてくださいますよね」などと持ち上げれば、相手は気分を良くして威圧的な態度をやめるかもしれません。
偉そうな人への対処法3. 飲み会の場を利用して、思い切って仲良くなる
偉そうにしている人ほど、周囲から距離をとられている分孤独感を強く感じています。本当は認め合って平穏に付き合いたいと思っていても、プライドが邪魔をしてしまっているのです。
そこで試したいのが、無礼講の場である飲み会を利用して、思い切ってフランクに話しかけてみる方法。
偉そうな人からすれば、話しかけられたことが嬉しくて、偉そうな態度を取らなくなることがありますよ。
偉そうな人への対処法4. 何か嫌なことを言われても、話を聞き流して反抗しない
偉そうにしている人は、とにかく自分が優位に立ちたいという思いが強いです。
相手を威嚇することで委縮させ、自分の言う事を聞かせようとしますが、毎回される側は辛いですから、まともに受け答えせず話を聞き流してみましょう。
最低限の連絡しかしない、反抗しない代わりに言われたこともしないといった態度を見せれば、自分の意見が通らない相手だと理解して、嫌なことを言ってくる回数が減る可能性はあります。
仕事で関わる人の場合には、業務に支障が出ない程度に行いましょう。
偉そうな人がいる場合は、上手に対処していきましょう。
偉そうにする人は、自分を認めてほしいという願望から偉そうな言動をするようになったパターンが多いです。
しかし周囲にいる人たちからすると、プライドのために威圧感を与えられ続けるのは避けたいですよね。
この記事を参考に、偉そうな人の心理や特徴的な態度を把握した上で、適度な距離をもって上手に接する方法をつかんでいきましょう。
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