熱しやすく冷めやすい男女の特徴10選。飽き性な性格を改善する3つの方法とは
熱しやすく冷めやすい人っていますよね。
趣味や恋愛などにおいてころころとやっていることや付き合う人が変わる、いわゆる「熱しやすく冷めやすい」タイプの人がいます。
自分自身がまさにそうだと感じている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、熱しやすく冷めやすいタイプの人の特徴を男女別に解説しながら、何事にも飽きっぽい性格を効果的に改善していく方法について紹介していきます。
【男女共通】熱しやすく冷めやすい人の特徴|飽きっぽい人の共通点とは
男性女性にかかわらず、何事にも熱しやすく冷めやすいという人はいます。
一般的にはあまりいいイメージをもたれないタイプですが、そもそも熱しやすく冷めやすい人はどんな性格で、どのような特徴を持っているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
- 謳い文句に弱い
- 飽きるまで毎日食べたりする
- 一つのことを追求するのが苦手
- 好きなものや趣味が変化する
- 寂しがり屋で依存体質である
- 辛いと思ったらすぐに投げ出す
- 忍耐力がない
- 目の前のことに全力投球している
- インスピレーションを大事にしている
- 自己中心的ですぐに気が変わる
特徴1. 好奇心旺盛で未体験や新商品などの謳い文句に弱い
熱しやすく冷めやすい人は、興味のあることとそうでないこととで関心の度合いに大きな差が出るという特徴があります。
未体験のことや新しい商品など、未知のことに対しては興味があって抵抗感がなく、何に対しても積極的に興味を持ちます。
特に「〇〇初!」「今だけ〇〇」といった気を引く謳い文句に弱いのが特徴です。
一度体験してみて面白いと思ったらとことんハマってしまう一方で、関心が長続きすることがほとんどないため、面白さを感じなくなるとすぐやめてしまいます。
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特徴2. おいしい食事を発見すると、飽きるまで毎日食べたりする
熱しやすく冷めやすい人は基本的に凝り性です。一度いいと思ったものは周囲が見えなくなるほどハマります。
たとえばおいしいと思う食事のメニューを見つけると、「これ好き!」とどっぷりハマってしまい、飽きるまで毎日食べるといった行動を取ります。
他のメニューとバランスよく混ぜながら取るというのではなく、気に入ったひとつのメニューを毎日繰り返して食べるのが特徴です。
特徴3. 飽き性で一つのことを追求するのが苦手
熱しやすく冷めやすい人は、凝り性であると同時に飽き性でもあります。
いったんハマるとぐっと集中して掘り下げることが多いものの、ある日急に「なぜここまで好きになったのか分からない」「よく考えたらそんなに面白くない」という気持ちが芽生えるとさっと放り出してしまうのです。
関心があちこちに向いてしまうため、何年も一つのことを追求して深く掘り下げていくことに意味はなく、むしろ苦手と感じているでしょう。
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特徴4. 定期的に好きなものや趣味が変化する
定期的に、そして劇的に好きなものや趣味が変化するのが熱しやすく冷めやすい人の大きな特徴です。
以前は休日になるとグラウンドに行って野球ばかりやっていたのに、いつの間にかテニスを始めてクラブにも入っていた、けれど今はそれも辞めて水泳を市にプールに毎週通っている…といった生活を平気でしています。
好きという気持ちが一瞬で冷めるというよりも、一定期間ハマって新鮮さを感じなくなったらやめるということを繰り返す傾向にあります。
特徴5. 基本的に寂しがり屋で依存体質である
熱しやすく冷めやすい人は、一人で集中して趣味などにハマるということはあまりありません。
基本的に寂しがり屋ですから、何かをするにしても誰かと常に一緒に楽しみたいと思っています。
「〇〇さんがいるからやろう」などと、友人や知人などに依存する傾向が強く、複数の人で楽しめる趣味を持つのが特徴です。
コツコツと一人で何かを続けて身につけようというよりも、数人でその場を楽しく過ごしたいと考えています。
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特徴6. 何事も“楽しさ”を重視しており、辛いと思ったらすぐに投げ出す
熱しやすく冷めやすい人が物事にハマるのは、スキルアップや自己研鑽のためではありません。
何かを始めたり関心を持ったりする目的は、「楽しみたいから」です。
苦労したり辛い思いをしながら続けるというイメージはこのタイプの人にはなく、その場を楽しむために趣味や習い事をしようとします。
そのため、ノリで続けられる段階を超えて努力が必要になる段階に入ると、辛くなってすぐ投げ出すのです。
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特徴7. ストレス耐性が弱く、忍耐力がない
もともとじっくり趣味や習い事に取り組もうという意欲がないのが、熱しやすく冷めやすい人の特徴でもあります。
人生は楽しく好きなことをしていたい、気の合う仲間たちとだけ過ごしたいと思うため、苦しい思いをしてまで趣味や習い事を続ける気はありません。
努力の過程で必ず出てくるストレスに対する耐性が弱く、忍耐力があるわけではないので、思うように楽しめなくなってくると途中でやめてしまうのです。
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特徴8. 将来よりも、目の前のことに全力投球している
熱しやすく冷めやすい人は、将来のために今を犠牲にするのは違うと思っています。
どうなるか分からない将来のために今の時間や労力を消費するよりも、ひとまず今は目の前の楽しいことに全力投球していたいという考えが強いです。
けして将来について無計画であるわけではありませんが、まずは目の前のことをしっかりやって、その積み重ねの先に将来があるという価値観で動いているのです。
特徴9. 感覚やインスピレーションを大事にしている
熱しやすく冷めやすい人は、人から「これいいよ」と言われても、自分の感覚にハマらなかったりピンとこないものにはまったく興味を示しません。
好きになって選ぶ基準が明確なため、人の評価は参考にせず、自分で感じた良し悪しを重視します。
自分の感性や直感、いわゆるインスピレーションに対する自信も大きく、人と感じ方が違うとしても自分自身が感じたことや、ピピっときたことを優先して動くと言えるでしょう。
特徴10. 自己中心的ですぐに気が変わる
自分の感覚を重視しているため、自己中心的なのが熱しやすく冷めやすい人の特徴です。
他人の意見は聞いたとしても参考にはせず、「これがいいって」と自分がいいと思ったことや物を強烈にプッシュする傾向にあります。
しかも、いいと思ったことや物に対する関心が長続きしないため、しょっちゅう何かを勧めてくるという印象を与えます。
落ち着いた雰囲気がなく、すぐに気が変わるので信用されにくいでしょう。
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熱しやすく冷めやすい男女の恋愛観
熱しやすく冷めやすいと聞くと、やや特殊な恋愛観を持っているのではないかという印象を受けます。
特に気になる男性や女性が周囲から「あの人は熱しやすく冷めやすい」と言われているのを知ると、少し不安になってしまうでしょう。
熱しやすく冷めやすい人の恋愛観とはどういったものなのでしょうか。
1. 恋愛で一目惚れなする事が多い
熱しやすく冷めやすい人は、好きになるのに接触した時間の長さを気にしません。
男性でも女性でも、自分の感性や価値観、好みにぴったりな異性と出会うと「この人だ」と思い込んですぐ好きになる習性があります。
友人や職場の人といった会話のある関係にとどまらず、町中ですれ違った異性に一目惚れするといったことも。
選択基準が明確なので、好みに当てはまるとどういった出会い方でも関係なく恋に落ちるのが大きな特徴です。
2. 恋人と別れてもすぐに他の男性女性を好きになったりする
恋人と別れたとしても、好みに合う異性が出てくればすぐに好きになるのは熱しやすく冷めやすい人ならではと言えます。
別れた恋人とは情が移りそうなほど長く交際していたとしても、別れた時点で本人の中では恋が完了しているため、すぐウェルカム状態になっているのです。
過去の恋はあくまでも過去のことであり、今は関係のないこと。
良いなと感じる男性や女性が出てきたら、過去を引きずることなく昔の恋人と同じように愛することができます。
3. 付き合い当初は毎日でも彼氏や彼女に会いたいと思う
熱しやすく冷めやすい人はとても情熱的です。
特に付き合い当初は相手にハマってしまい、相手のことしか見えていませんから、とにかく時間さえあれば一緒にいたいと考えます。
熱しやすく冷めやすい人にとって、好きな人と過ごす時間は何よりも大切なもの。
たとえ仕事が忙しいとしても、時間をやりくりして毎日でも新しい彼氏や彼女と会いたいと思い、実際に手間を惜しまずに実行に移すのです。
4. 一度冷めると気持ちが離れるのが早く、元カレや元カノとの復縁もほとんどない
付き合い当初にどれだけガンガン燃え上がったとしても、一度冷めると気持ちが離れるのも早いのがこのタイプ。
一緒にいても楽しくない、付き合いが長くなってきてマンネリ化し刺激がない、そんな風に考えはじめると付き合っている意味がないため気持ちが引いてしまいます。
彼氏や彼女が嫌いになったというよりは、馴れ合いで付き合っている状況に我慢できないという方が正しいでしょう。
一度終わった関係に未練はないので、元カレや元カノと復縁することもほとんどありません。
5. 恋愛は癒やしよりも刺激を重視し、結婚願望もあまりない
熱しやすく冷めやすい人にとって、恋愛は刺激をもらうものです。
じっくりと長く付き合って信頼関係を築き、癒される関係を持つために恋をするわけではありません。
付き合っているその時その時が楽しく刺激的ならそれでいいため、男性だけでなく女性も、安定の象徴である結婚への願望が弱いです。
そのため恋愛においては、相手と結婚できるかというよりは、どれほど刺激を受けられるかということを重視します。
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熱しやすく冷めやすい人の長所や短所は?
好きになった人が熱しやすく冷めやすい人だった場合、彼氏や彼女の長所や短所をつかんでおきたいものです。
もし付き合い始めて辛いことがあったとしても、長所を知っていれば柔軟に対応できるでしょう。早速、熱しやすく冷めやすい人の長所や短所について見ていきましょう。
熱しやすく冷めやすい人の長所
まずは熱しやすく冷めやすい人の長所を探ってみます。
一般的にはマイナスな印象が強いですが、男性でも女性でも一過性とはいえとても情熱的で、いろんな楽しいことを教えてくれるというプラスの部分を評価されることも。
前向きで場を盛り上げてくれることも多いタイプです。
熱しやすく冷めやすい人の長所を知っておけば、独特の魅力を理解できるきっかけにすることもできるでしょう。
長所1. いくつになって童心を忘れず、好奇心が旺盛
熱しやすく冷めやすい人は、楽しいことが大好き。
まさに子どものように無邪気で、何かを始める時の理由は「楽しそうだから」「きっと面白いと思う」など直感的な内容がほとんどでしょう。
大人になると、周囲からの評価を気にしたり分別をつけなければと考えてしまいがちですが、熱しやすく冷めやすい人にはそういった価値観はありません。
好奇心が旺盛なので、さまざまなことに幅広くチャレンジし、経験が豊富な点も魅力的です。
長所2. 良いと思ったものには一瞬で没頭できる
感覚重視で物事を選んだり決めたりするので、好きなことが見つかったら一瞬で没頭できるのが熱しやすく冷めやすい人の長所です。
基本的に嫌いなことはせず良いと思ったことだけをしますし、良いと思ったものだけ周囲に置いておきたいので、毎日機嫌よく暮らしていることが多いでしょう。
周囲から見れば「そんなに好きなんだ」と驚くほど高い集中力を見せることもあり、そのおかげでさまざまなことの基礎的な部分はマスターしてしまいます。
いろんなことに取り組みますから、人よりもいろんなことができるタイプです。
長所3. 常に前向きで物事を楽しんで取り組める
熱しやすく冷めやすい人は、好きなことや良いと思うことだけをしますから常に前向きです。
自分の感性やインスピレーションを満たす生活をしているため、人生に対する満足度も高く、どんな物事も楽しめるという羨ましい能力があります。
やりたいことを我慢するという発想はこのタイプの人にはありません。
やりたいことをするためにやりたくないことはしない、そんな明確な価値観を持っているのです。
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熱しやすく冷めやすい人の短所
次は短所についても探ってみましょう。前向きで日々を楽しんでいるという長所を持っている反面、一つのことに集中できず飽きっぽいという短所があります。
趣味は自分で決めることなのでいいとしても、仕事や恋愛においてこうした短所が出てくると周囲にとっては扱いにくいです。
熱しやすく冷めやすい人の短所としてはどういったものがあるのか見ておきましょう。
短所1. 忍耐力が乏しく、飽き性で継続力がない
熱しやすく冷めやすい人の最大の短所は、忍耐力がないということ。
理性よりも感覚で動いているため、「嫌だな」「あまり面白くない」と思ったら取り組む意味はないと感じ、すぐやめてしまいます。
取り組みた始めこそ意欲的で、高い集中力を発揮してやっていたことを、関心の低下を理由にやる気を失い投げ出してしまうため、仕事を一緒にしている関係だった場合は周囲がフォローしなければならず対応が大変です。
短所2. 気が多く一つのことを極められない
関心のある物事がとにかく多いため、熱しやすく冷めやすい人は一つのことを継続して極めるということができません。
これをやろうと決めたらひと通りマスターするまでは続けるのが一般的な考え方ですが、熱しやすく冷めやすい人は関心をなくしたことに集中するのは無駄だと思っています。
一定のレベルまではマスターできても、専門的な高度な知識や経験を得ることがなかなかできないのです。
気が多すぎるため、どれもやりかけで中途半端なまま投げ出してしまいます。
短所3. 自分勝手で人を振り回すことが多い
やりたいことをしたいという気持ちが根底にあって、その気持ちに素直に動くのが熱しやすく冷めやすい人です。
周囲の評価には興味がないため、やりたいことをして嫌になったらやめるという自分勝手な傾向があります。
恋愛においてこのタイプの人と付き合うと、彼氏や彼女はまさに振り回されてばかりという状態に。
本人は楽しいかもしれませんが、彼氏や彼女からすると「いい加減にしてほしい」とイライラされることもあるでしょう。
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飽きっぽさを直したい!熱しやすく冷めやすい性格を改善する対処法とは?
実は熱しやすく冷めやすい性格を持つ本人は、あまり変わろうとは思っていません。自分が苦しく辛いことをすることが少ないので、あえて変わる必要もないと考えています。
ただし、職場での人間関係がスムーズにいかなかったり恋愛が長続きしないといった悩みがあるなら、この飽きっぽい性格を改善する必要があるでしょう。
熱しやすく冷めやすい性格を治す対処法について紹介します。
対処法1. 新しい趣味や興味のあるもの発見した際は、本当に必要か冷静に考えてみる
興味の対象がぽんぽん変わっていくのが、熱しやすく冷めやすい人の短所です。
いろんなことにチャレンジすること自体はいいものの、始めてすぐにやめてしまうという行為を繰り返していると「またすぐ投げ出すのではないか」と周囲から思われてしまい、信頼度は下がります。
新しい趣味や興味がわくものを見つけた時は、自分にとってそれが本当に必要なのか、続けられるのかを冷静に考え対処してみましょう。
対処法2. 小さいことでも良いので、長く継続できる習慣を作ってみる
何かを身につけたり成し遂げたりするには、努力し続けることが不可欠です。
ある程度までは付け焼き刃でマスターできたとしても、プロと言えるほどの知識や技量があるかというと違うはず。
始めた何かを達成するために、小さなことでいいので続けることを習慣づけてみましょう。
小さな目標を細かく立てて成功体験を繰り返すといった方法は、継続する習慣をつけるためにはいい方法です。
対処法3. 恋愛で一目惚れをした場合、性格や価値観が合うかもしっかり確かめる
「好みだ」と思ったらすぐに一目惚れしてしまう癖が、熱しやすく冷めやすい人にはあります。
誰かを好きになること自体は素敵なことですが、容姿やファッションなど見た目に目を奪われて好きになったりすると、すぐに飽きてしまって関係を終わらせることに。
恋愛は相手があってこそ成立するもので、自分が飽きたから別れるというのでは、やみくもに相手を傷つけるだけです。
一目惚れしたとしてもすぐアプローチするのではなく、まずはデートやメールのやり取りを通して性格や価値観が合うかしっかり確認するようにしましょう。
熱しやすく冷めやすい性格を改善してより良い人生にしよう。
熱しやすく冷めやすい人は、情熱があり場を盛り上げてくれる魅力を持っている一方で、飽きやすいために信用されにくい面があります。
仕事や恋愛において深みのある関係を築くためには、飽きっぽい性格を少しずつでも改善していきたいもの。
この記事を参考に、飽きっぽい性格を効果的に改善しながら上手に対処し、よりよい人間関係を手にできるといいですね。
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