飽きっぽい性格の人の心理的特徴。何事もすぐ飽きる飽き性の直し方を紹介!
何事にも飽きやすい性格の人っていますよね。
自分は飽きっぽい性格で何をやってもすぐに飽きてしまうと思っている人っていますよね。何もかも続かず飽きてしまって自信をなくしていませんか?
漠然と、飽き性を直したいと思っている方もいると思います。そこで今回は、飽きっぽい性格の長所や短所を具体的例を含めて解説していき、飽き性を活かした仕事や直す方法について紹介します。
飽きっぽい性格の人に共通する4つの心理的特徴
気が多くて飽きっぽい人には、共通して心理的な特徴や傾向があります。
ここからは、どのような特徴を持っている人が飽きっぽい性格になっているのか、4つ解説していきましょう。
心理1. 好奇心旺盛で何でも興味を持ちたくなる
飽きっぽい性格の人は、刺激を求めて常に新しい情報を探しているので流行に敏感で趣味が多い傾向があります。例えば1つのことをやっていても、刺激足りなくて満足できず他の情報が気になってしまい、頭では他のことを考えていたりします。
飽きっぽい人はとにかく好奇心旺盛で何でも興味を持ってしまい、常に複数興味があり、色々やりたいと思っています。
心理2. すぐに結果を求めてしまう
飽きっぽい性格の人は、我慢するのが苦手なのに向上心は強いタイプで他人と比較する傾向がある人です。器用貧乏で、ある程度まではこなしますが、結果をすぐに求めがち。
飽きっぽい人は圧倒的に結果がでるまでの道のりが長かったり、他人との差があると我慢ができないので諦めようと思ってしまいます。
心理3. 目標は高く!と思っている
向上心が高く刺激や達成感が欲しいので、高い目標を立てるのが好きな傾向があります。しかし、目標を高く設定しすぎて目標を叶えるための道筋が立てれずに毎回達成できずに挫折感や諦め癖がついています。
ただ、小さい目標より高い目標を達成すると、いつもの倍以上の達成感や刺激が得られるので、飽きっぽい人はめげずに高い目標を立てたいと思っています。
心理4. 今の状況に満足していない
飽きっぽい性格の人は、興味を持ったものに取り組むとそれなりに上手くこなしてしまう器用さを持っていて器用貧乏の人が多いようです。
例えば、仕事やスポーツをしていて、継続すれば成功すると頭でわかっていてもやりきれない人です。
そのため、最後まで継続して大きい達成感を得た経験がなく、小さい達成感しか得た経験がないので、今の現状に満足できないと思っています。
飽きっぽい性格になる原因とは?
飽きっぽいとわかっていても直すのは大変です。まずは飽きっぽい性格になる原因を探ってメカニズムを理解すると飽きっぽい性格を直しやすくなりますよ。
次に、飽きっぽい性格になる原因を解説していきましょう。
原因1. 常に刺激を求めてしまう
飽きっぽい性格の持ち主は、新しいものばかり求めてしまい、いつもと同じ日々が退屈に思ってしまいます。
そのため、常に刺激を求めてしまい、好きなものや興味のあるものの移り変わりが激しくなるので同じことを継続できません。例えば、同じ仕事が続かない人などが該当します。
段々常に刺激がないと耐えられず、新しい挑戦や物事しかできなくなり長続きせずに飽きっぽい性格の人になってしまいます。
原因2. 一つの物事に集中するのが苦手
我慢が苦手でやり遂げた成功体験が少ないため自信がなく、一つの物事をやり抜く集中力や頑固さ執着心が足りない人です。たとえ一つの物事に集中できたとしても、執着心が無ければ何かのきっかけで諦めたり、辞めたりします。
そして、何度も繰り返しているうちに逃げ癖や諦め癖がついてしまい飽きっぽい人になってしまう原因になります。
原因3. 嫌なことがあっても、すぐに気持ちを切り替えてしまう
執着心がなく継続するのが苦手な人なので、自分の好きなことや興味があるものに心がすぐに移り変わります。例えば仕事で失敗して嫌な思いをしたら、すぐに諦めて辞めてしまったり、失敗したこともくよくよ悩まないところがあります。
そして飽きっぽい人は、新しく興味があるものを見つけるのがうまいので、すぐに新しい仕事を見つけたり物事を見つけるため、いつまでも継続の力がつきません。
原因4. 周囲からの影響を受け入れてしまう
飽きっぽい人は好奇心が旺盛で常に刺激を求めています。流行好きで、流行が変わると周囲に流されて流行を追っていく傾向があり、常に流行を追い続けているでしょう。
一過性のものばかり追っているので、興味や趣味がどんどん変わっていくことで新しいもの以外に刺激を感じなくなってしまい、継続することに魅力を感じなくなっています。
飽き性なのは悪いことじゃない?飽きっぽい性格の”長所”とは
飽きっぽい人は悪いイメージがありますが、長所ももちろんあります。飽きっぽい性格の人はどのような場面で長所になり、活かしていけるのかを詳しく解説します。
長所を理解すれば、飽きっぽい性格の自分に自信がついてくるかもしれません。
長所1. あらゆる物事に対してチャレンジ精神が強い
好奇心旺盛で新しい挑戦に対して抵抗がないので、色々なジャンルをこなせます。向上心も強くチャレンジした時の刺激を求めているため、飽きっぽい人はあらゆる物事に挑戦するでしょう。
普通の人は、チャレンジするのが苦手で、いつもと同じ作業をこなしたほうがストレスが少ないと言われています。しかし、飽き性の人はチャレンジ精神が強く新しい物事が大好きなので、ジャンル問わず挑戦する場面ではリーダーシップを発揮するでしょう。
長所2. 自分に嘘を付かず素直に行動できる
執着心がなく自分の興味があるものに、すぐ心が移り変わるのが飽きっぽい人です。自分に嘘をついて行動する我慢強さはないので、素直に自分の気持ちに従って行動をします。
一般的には周囲の人を気にしたり、執着心などで途中で嫌になっても自分に嘘をついてやり通す傾向がありますが、飽き性の人は自分に嘘を付かずに興味があるものだけを選んで行動するので幸福度が高くストレスが溜まりにくいです。
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長所3. 様々な経験や情報を取得できる
一つの物事に集中するのが苦手だからこそ興味の幅が広いので、得意分野が広くなります。また、常に複数のことを考えているので経験も多く情報収集も上手です。
例えば、話のネタが豊富だったり色々なジャンルの人達とコミニケーションが取れます。
飽きっぽい人は様々な経験や情報を取得するので、必然的に経験豊富な人になり、人間関係を円滑にできます。
飽きっぽい性格な人の短所とは
飽きっぽい人がなぜいけないのか、どのような場面で短所が露呈して苦労するのか理解するのは重要です。
ここからは、具体例を含めて詳しく解説していきます。飽きっぽい性格の短所を理解すると、改めて改善したくなり対応策も見つかるはずですよ。
短所1. 何事も三日坊主で終わってしまいがち
飽きっぽい人は目標を決めたり、新しい物事を探して挑戦するのは大好きですが、継続するのが苦手です。最初だけ意欲的に取り組んで、徐々にやる気を失って次に興味があるものに取り組みます。
同じ行動を繰り返してしまうので、いつまでたっても継続して初めてわかる、本当の楽しさを見つけれずに三日坊主になりがちです。
短所2. 恋人ができても、すぐに別の異性を好きになってしまう
現状に満足できず、高揚感を求めていて安定を嫌い常に新しい刺激を求めている飽きっぽい性格の人。恋人ができても、すぐに別の異性を好きになるのは関係が安定すると刺激が足りなくなるためです。
飽きっぽい人は常に刺激を求めていて現状維持が苦手なので、人間関係の面でも安定した関係や長い付き合いを保つのが苦手で、新しい出会いを求めてしまいます。
短所3. 集中力が維持できない
好奇心旺盛で常に色々な情報に触れていないと落ち着かないので没頭するのが苦手です。何かに取り組んでいても、他のことを頭の中では考えているので集中力が維持できない傾向があります。
飽きっぽい人は新しい情報や刺激を求めていて、色んな方向に意識が飛ぶため集中力が切れてしまい、一つのことを長くは継続できません。
短所4. 周囲から責任感がないと思われてしまう
執着心がなく、その時に興味があるものに心が移り変わるので、行動に一貫性がありません。例えば、目標を決めて取り組み出しても、他に興味あるものを発見すると新しい刺激を求めてすぐに移り変わります。
飽きっぽい人は自分に嘘をつかずに行動しているだけですが、周囲からは継続してやり通せない人と見えるので責任感がないと思われてしまいます。
飽きっぽい性格を直す方法とは?
漠然と飽きっぽい性格を直したいと思っていても、中々改善するのは難しく、一歩を踏み出せない人が多いと思います。
そこでここからは、飽きっぽい性格どのように直していけばいいのか、改善策や具体的を例を含めて解説します。
直す方法1. 毎日小さな目標を立てて行動する
継続が苦手で好奇心旺盛なので、大きな目標を立てると失敗する傾向があるので、飽きっぽい人は毎日小さな目標を立てましょう。例えば、「毎日机の上だけを綺麗にする」のような小さい目標が良いですね。
小さい成功体験を徐々に積み重ねると達成する喜びを短期間で何度も感じれて、達成するのが習慣になり飽きっぽい性格も直ります。
直す方法2. 目的を明確にして、常に意識する
気分が向いたものだけに意識をして行動すると目的を忘れがちです。行動をする時は、基本的に目標や物事を達成するために行動しますよね。
そのために地味なタスクや仕事をこなしていきますが、飽きっぽい人は目的が曖昧です。興味本位だけで行動をするので常に目的を明確にして意識できるように訓練すると飽きっぽい性格も直るでしょう。
直す方法3. 興味を持った趣味に没頭する
飽きっぽい人はすぐに結果を求めている傾向があるので長時間没頭する楽しみを知りません。例えば結果を出すまでの楽しみを知るためには、釣りや山登りをやると目標までの道のりが長く過程を楽しむ方法を発見できます。
一度趣味に没頭する経験を体験すると、過程を楽しめるようになるので、すぐに結果がでなくても気にならないので飽きずに達成できるようになります。
直す方法4. 物事に対して見方を変えてみる
すぐに飽きてしまう人は、本当にやりたいことに出会ってないだけの可能性があります。自分はすぐに飽きてしまうから飽きっぽい性格なんだと決めつけるのは早計かもしれません。
つまり、物事の見方を変えて、興味の幅やいつもと違うジャンルに取り組んでみて本当にやりたいものを見つけると飽きずに没頭して飽きっぽい性格も治るでしょう。
飽き性な人に向いている仕事とは?
飽きっぽい性格を矯正するのも大事ですが、飽き性の長所を仕事に活かしてみてはいかがでしょうか。
どのような職種が向いてる仕事なのか、なぜ飽き性の人に合っているの具体例を含めて紹介します。自分に嘘をついて頑張るより、向いてる仕事に活かしたほうが楽しいですよね。
仕事1. クリエイター
色々な知識や経験を活かして、クリエイティブな発想で創造するのが仕事です。同じタスクを毎日こなすような仕事ではなく、毎日違う課題に取り組んで自分の頭の中にあるものを形にしていきます。
飽き性の人は器用貧乏な人が多く、色々なジャンルにそれなりに精通していて知識や経験が豊富で、継続が苦手で新しいチャレンジが好きなのでクリエイターに向いている性格です。
仕事2. 接客業
一人一人にあわせた対応を臨機応変にこなす仕事で、様々なタイプの人と会話をして接しなければいけません。例えばアパレル店員、カフェ店員のお客さんは毎日新しい人との出会いがあり刺激的。
飽き性の人は興味の幅が広く経験が多いので、臨機応変に対応するのが得意です。そして毎日違う人と出会う刺激的な職場ですよ。
仕事3. IT業界
トレンドの移り変わりが激しく常に新しい情報を提供したり、収集するのがIT業界での仕事です。年単位ではなく月単位で業界が変わっていくので、移り変わりを常にキャッチする必要があります。
飽き性の人は新しいものが大好きで、好奇心旺盛なので新しい情報をキャッチするのが得意。さらに新しいチャレンジに対して抵抗感も薄いので、IT業界は向いてる仕事です。
仕事4. 企画
ジャンル問わずにイベントは開催されていて、音楽、食べ物、アニメなど扱うジャンルは様々。斬新なイベントも常に求められていて、発想力が求められている仕事です。
さらに開催場所も変わり、出会う人やチームも変わるので毎日刺激的な日々を過ごせます。同じ日常を繰り返すのが苦手で新たな刺激が好きな飽き性の人にはおすすめです。
すぐ飽きる性格の人は、自分の長所を活かしつつ、短所を直していきましょう。
飽きっぽい性格の人は、継続が苦手で好奇心旺盛なので器用貧乏になりがち。しかし、知識や経験が豊富にある人が多いです。
そのまま飽き性の長所を活かして向いてる仕事に就いてもいいですし、飽き性を直したいと思ったら、この記事を参考にして頂いて直す方法を探ってみてみましょう。
【参考記事】はこちら▽
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