デリカシーがない男の特徴や心理とは?失礼な男性への対処法も紹介!
そもそも『デリカシーがない』とは?どんな意味?
「デリカシー」とは英単語の「デリケート」を名詞形にしたもの。
気配りや心配り、繊細、配慮などの意味があります。
つまり、「デリカシーがない」とは、
「気配りができない」
「配慮がない」
など、ほとんどがネガティブな意味を表すときの言い方です。
また、同じような意味のある言葉には、
「無神経な」
「無頓着な」
「配慮のない」
などの言葉が挙げられます。
よく意味を理解しないで周りの人に使うと失礼にあたるかもしれないので、意味を把握しておきましょう。
デリカシーがない男の特徴|失礼な言動や行動をする男性に共通することは?
「彼氏ができたけど、ひょっとしたらデリカシーがない男なのかも…」
「デリカシーがない男ってどう見分けるの?」
デリカシーがないという言葉は知っているけれど、どんな特徴があるのかはっきり答えられないという人は多いでしょう。
誰でも見極められるように、デリカシーがない男の特徴を解説します。
どんな特徴のある男性が当てはまるのか把握していきましょう。
- 気にしていることを平気で言う
- 自分の考えが常に正しいと思い込んでいる
- 弱い立場の相手に威張りがち
- 話が自分中心で、自慢ばかりする
- 「こうあるべき!」という偏見が強い
- 何事にもはっきりと意見を言いすぎる
- 空気が読めず、距離感がはかれない
- 人の話を最後まで聞いていない
特徴1. 気にしていることを平気で言う
相手の立場になって物事を考えられないため、これを言うことで相手がどう感じるのか?」を考えることができません。
思った事をすぐに口に出してしまうため、
- 女性に対して「ちょっと顔丸くなった?」
- 彼氏がいない女性に対して「一生一人かもね!」
など、相手が気にしていることを平気で言ってしまう傾向にあります。
特徴2. 自分の考えが常に正しいと思い込んでいる
デリカシーがない人は、自分の考えに自信を持っており、常にそれが正しいと勘違いしている人が多いです。
本人はアドバイスのつもりでも、
「今日のメイク濃すぎだから、もっと薄い方がいいよ」
など、相手が良かれと思ってやっていることに対して、平気で意見を言ってしまいます。
そのため、知らず知らずのうちに相手が傷つく態度で嫌な思いをさせてしまうことが少なくありません。
特徴3. 弱い立場の相手に威張りがち
自分に自信がないので、言い返してこない立場の相手にだけ威張ることで、自分を大きく見せようとする人がいます。
優越感に浸りたいがために、
「まだこの仕事終わってないの?」
「こんなこともできないんだ」
など、相手の気持ちを考えず、常に見下すような言動をするので、周りからデリカシーがない男だと思われるのです。
特徴4. 話が自分中心で、自慢ばかりする
自分を認めて欲しいという承認欲求が強いため、会話の中で相手を楽しませようという気持ちがありません。
それよりも、承認欲求を満たすために、
「俺は〇〇大出身でモテるからさ~」
「学生の頃、〇〇の大会で選抜メンバーだったから…」
など、空気を読まず、周りの人が興味のない自慢話ばかりを続けてしまう傾向があります。
特徴5. 「こうあるべき!」という偏見が強い
デリカシーの無い人は自分の価値観や、これまでの経験だけをもとに、偏ったものの見方や考え方しかできません。
そのため、主観が強すぎて、話しが通じないことが多い傾向にあります。
「普通大学は出るべきでしょ」
など、自分の価値観を相手に押しつけてしまうため、デリカシーがない男だと思われてしまうのです。
特徴6. 何事にもはっきりと意見を言いすぎる
デリカシーがない人は、人から嫌われても構わないと思っている人が多いので、相手にどう思われているか気にすることはありません。
「それっておかしいよね?」
「なんでその服選んだの?もっといいのあったよね。」
など、普通の人なら言いにくいことでも、自分の感じたことや思ったことなら迷わず口に出す傾向にあります。
特徴7. 空気が読めず、距離感がはかれない
とにかく自分が目立ちたいという気持ちが強く、自分は社交的な性格だと思い込んでいます。
そのため、相手との距離感を間違えた言動をして、デリカシーがないと思われてしまいます。
例えば、
- みんなが真面目に話しているタイミングで一人で冗談を言う
- 合コンで会ったばかりの女性に対して下品なことを言う
などの、周りをドン引きさせる場違いな言動も少なくありません。
特徴8. 人の話を最後まで聞いていない
我が強いがゆえに他人に興味がないため、人の話を最後までしっかり聞かずに決めつけたような発言をしがちです。
「〇〇ちゃんって彼氏いなそうだね。じゃあ、今度いい人紹介するよ。いつにする?」
など、相手の話を聞かずに決めつけて押しつけることもあるので、デリカシーがない人だと思われてしまうことが少なくありません。
デリカシーがない男の心理|失礼な男性が考えていることは?
特徴を読んだことで、デリカシーのない人を見分けられるようになったはず。
しかし、なぜ彼らはそのような行動をとってしまうのでしょうか。
ここからは、デリカシーがない行動の原因である深層心理について解説します。
デリカシーがない男性の心の中を理解していきましょう。
- 相手のために良かれと思っている
- マウントを取りたい
- 失礼なことを言っている自覚がない
- 絶対に負けたくない
- 人を思いやれない
- 弱い部分を見せたくない
- プライドを傷つけられたくない
- 他人のことはどうでもいい
- 思ったことは言わずにいられない
- 自分の価値を認めてほしい
心理1. 相手のために良かれと思っている
普通の人は相手の気持ちを考慮して行動しますが、デリカシーがない男性は相手の事を考えることができません。
「少し太ってるから痩せた方がいいんじゃない?」
とコンプレックスを指摘するなど、相手が傷つくようなことも、悪気がなくむしろ親切心で発言しています。
心理2. マウントを取りたい
デリカシーがない男性の中には、心が狭く自分に余裕がないという人が多いです。
そのため、
「おまえってそんなこともできないんだな」
など、見下すような発言でマウントを取ることで自分の方が相手より上ということを示そうとしているのでしょう。
心理3. 失礼なことを言っている自覚がない
場の空気が読めないので、そもそもどんな言動をすることでデリカシーがないと言われるのかすら分かっていません。
A「今の発言はちょっと失礼だよ」
と指摘されても
B「え?どこが失礼なの?」
と、自分がデリカシーのない言動をしている自覚がない人も多くいます。
心理4. 絶対に負けたくない
元々、負けず嫌いな性格の人は、人に認められたい気持ちが強いです。
そのため、自分が負けたくないことに対して人に触れられると、ムキになってデリカシーがない言動をしてしまうことも。
心理5. 人を思いやれない
デリカシーがない人は想像力に欠けているため、自分の発言によって相手がどう思うのかを考えられません。
そのため、思った事をそのまま相手に伝えてしまいます。
オブラートに包んだ表現や、柔らかな言い方をする発想がないので、本人も気付かないうちに相手を不快にさせてしまうのです。
心理6. 弱い部分を見せたくない
仕事などストレスを抱えて精神状態が不安定になっている時に弱い自分を誰にも見せたくないという心理が働きます。
そのため、心配して声をかけても
「余計なお世話だよ」
とデリカシーのない言動を取ってしまう人も。
弱っていてもプライドは高いままなので、必要以上に攻撃的になってしまうこともあります。
心理7. プライドを傷つけられたくない
プライドが高い男性は、周りに言われたことに従うと自分が下に見られたような気になりがち。
「そんなことで?」
というような些細なことでもプライドが傷つけられてしまうため、ついデリカシーのない発言をして反発しようとしてしまいます。
心理8. 他人のことはどうでもいい
基本的に自分が良いと思えば相手からどう思われようが構わないという考え方をしています。
たとえ、他人に嫌われるようなことでも、自分が思ったことをそのまま相手に伝えてしまうため、デリカシーがないと思われるのです。
心理9. 思ったことは言わずにいられない
デリカシーの無い人は周りのことはあまり気にせず、自分のペースで何事も進めようとします。
これを言ったらまずい、ということは考えられないため、場にそぐわないことでも、周りの空気はお構い無しで思った事をすぐに言ってしまうのです。
心理10. 自分の価値を認めてほしい
とにかく自分が一番目立ちたいという思いが強いので、なんとかして自分に注目を集めようと考えています。
会話をしていても、楽しく話そうというより自慢話でいかに相手からすごいと思われるかだけを考えているため、周りを下げて自分の評価をあげようとするでしょう。
デリカシーがない男への対処法|気配りができない相手との付き合い方とは?
「デリカシーがない男友達がいるけど、どう接するのがいいんだろう?」
「デリカシーがない男性をうまくコントロールする方法はないのかな?」
周りにデリカシーがない男性がいるとわかったら、今後の付き合い方に頭を悩ませる女性もいるでしょう。
デリカシーがない相手なので、こちらがうまく立ち回らないと嫌な思いをすることになりかねません。
自分を守るためにも、デリカシーがない男性への対処法や付き合い方を把握しておきましょう。
対処法1. 自分のことを話しすぎない
デリカシーのない男性は、親しくなればなるほど、どんどんデリカシーのなさを発揮していきます。
グイグイ踏み込まれて不快な思いをしないためには、ちゃんと自分で線引きをして、適度な距離間を保つようにしましょう。
当たり触らずな関係性をキープするためにも、挨拶程度の会話にとどめておくのがオススメ。
あまり自分の情報を明かさないことで、無理に距離感を縮めてくることはなくなるでしょう。
対処法2. 適当に相槌を打って、聞き流すようにする
デリカシーのない男性の話をまともに聞いていては、あなたのストレスがどんどん溜まっていくだけです。
そのため、この男性はデリカシーがないと割り切って、相手にしないこと。
適当に相槌を打ちながら聞き流すスルー力を身に付けましょう。
デリカシーがない男性は、相手の気持ちを読むのが苦手なので、スルーしても傷つくことはないどころか、相手もしゃべりたい欲求を満たすことができますよ。
対処法3. 自分が積極的に話し、相手のペースにさせない
デリカシーがない男性が話の主導権を握ってしまうと、デリカシーのない発言によってどんどん会話がかき乱されてしまいます。
相手のペースに乗らないことが大切なので、自分から
「あ、そういえば…」
と積極的に話しをして会話の主導権を握るようにしましょう。
そうすることで、デリカシーのない言動が出る前に話を変えるなどして、相手の会話をコントロールしてブロックすることができます。
対処法4. 相手の話に反応を示さない
空気の読めないデリカシーがない男は、たとえ愛想笑いだったとしても
「俺、ウケてる~!」
と勘違いしてどんどん調子に乗ってしまいます。
調子に乗るとデリカシーのない発言がエスカレートしていくので、勘違いさせないためにあえてリアクションを取らないようにしてみましょう。
デリカシーがない男でも、相手が無反応だとさすがに
「これはまずい…」
と態度で気付いてくれるでしょう。
デリカシーのない言動であなたがストレスを感じることも減りますよ。
対処法5. 必要最低限にして、なるべく関わらないようにする
デリカシーがない男性は、自分のデリカシーのなさによって相手にストレスを与えているとは思ってもいません。
関わりが深くなるだけ一緒にいる方がストレスを感じてしまうため、極力関わらないように距離を置くようにしましょう。
例えば、職場の上司や同僚にデリカシーのないと感じる男性がいたら、深い話に首を突っ込まないようにして、なるべく関わらないようにすることが大切。
ビジネスライクな付き合いに留めておけば、自分の心を乱される機会もなくなるでしょう。
デリカシーがない男への改善方法|相手の考え方を直させるには?
「デリカシーがない男って直す方法はあるのかな?」
「職場の上司が取ってる行動って意外とデリカシーがないかも…」
周りにデリカシーがない男の特徴に当てはまる人がいる場合、できれば直してもらえるとストレスを感じずに済みますよね。
デリカシーがないままだと、周りの人に迷惑をかけ続けてしまいます。
では、どうすれば直せるのか、デリカシーがない男の改善方法を把握しておきましょう。
- 相手に考えさせる習慣を身に付けさせる
- してほしいことは具体的に指示する
- 嫌だったことをきちんと指摘して気付かせる
- コミュニケーションをたくさん取る意識を持つ
- 読書することを薦めて感受性を磨かせる
- 許せないラインを前もって伝える
改善方法1. 相手に考えさせる習慣を身に付けさせる
デリカシーがない言動を取るのは、相手の気持ちに寄り添い、相手の立場になって物事を考える習慣がないためです。
改善させるためには、相手の気持ちになって考えられるようになってもらいましょう。
例えば
「その言葉、自分が言われたらどう思うの?」
「本当にそう思ってる?」
などの質問を投げかけることで、自分の発言を振り返る習慣を身に付けてもらうのが効果的です。
改善方法2. してほしいことは具体的に指示する
デリカシーがない男は人の気持ちや都合はお構い無しで、自分の都合だけで動きます。
そのため、こちらの要望が無視されることも多いです。
言わなくてもわかるだろうということも、デリカシーがない男には理解できません。
要望通り動いてもらうためには、
「もう少しデスクを片付けてね。みんな言わないけど迷惑しているよ。」
などと、なぜそうしてほしいのかを細かく説明してあげましょう。
自分では気付くことができなかったことも、人から言われることで理解しやすくなり、自分の言動に注意するようになりますよ。
改善方法3. 嫌だったことをきちんと指摘して気付かせる
デリカシーがない男は、自分がデリカシーがない言動をしていることに気付いていないことも多いもの。
まずはデリカシーがない行動をしていることを自覚してもらうようにしましょう。
- 過去に嫌だと感じたことは「この前、太ったって言われたのは傷ついたよ」と改めてはっきりと伝える
- デリカシーがない行動をした時に「今のはデリカシーがないよ」とはっきり伝える
といったように相手に伝えることで、相手は自分自身のデリカシーのなさを自覚できるようになっていきます。
改善方法4. コミュニケーションをたくさん取る意識を持つ
デリカシーのない人はそもそも人とのコミュニケーションが苦手だから、人の顔色を伺ったり、相手が何を考えているのか察することが出来ません。
そのため、デリカシーのない男性にはこちらから
「調子はどう?」
「困っていることはない?」
など、意識して話しかけることで、少しずつお互いにコミュニケーションが取れるようになります。
次第に相手の気持ちを理解できるようになり、デリカシーのない言動を直すことができるはずですよ。
改善方法5. 読書することを薦めて感受性を磨かせる
デリカシーのない言動は、感受性の低さが原因になっている場合も考えられます。
感受性を磨くために、読書をすることを薦めてみましょう。
読書は本を通して様々な価値観に触れられるため、感受性を磨くのにぴったりです。
たくさんの本を読む習慣を身に付けてもらえば、すぐに大きな変化には繋がりにくいものの、少しずつ人の気持ちが分かるようになり、
デリカシーのない言動で人に嫌な思いをさせることがなくなるでしょう。
改善方法6. 許せないラインを前もって伝える
デリカシーがない男は、相手のことを見ているようで見ていないので、自分の言動で相手を傷つけてしまったということが分かりません。
そのため、あらかじめ相手の行動でこれ以上は無理というラインを決めて宣言しておくのも改善方法の一つです。
- 「ちょっと太ったんじゃない?」などコンプレックスについての発言はNG
など、具体的に決めることで、約束を破った場合には相手に反省させることができますよ。
デリカシーがない男の対処法を知ってストレスを溜めないようにしましょう!
職場の上司や男友達など、周りにいるデリカシーがない男にイライラさせられた経験のある女性は多いはずです。
特に彼氏にデリカシーがない言動をされた時には
「こんな人だと思わなかった…」
とドン引きしてしまうことも。
あらかじめデリカシーがない男の心理や性格を把握したり、対処法を覚えておくことで、
あなたが少しでもイラっとしないよう予防線を張っておきましょう。
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