失礼な人への上手な対処法とは?礼儀がない人の特徴&心理も解説!
礼儀がない『失礼な人』っていますよね。
職場や仕事で関わる人から、失礼な言動を取られてショックを受けたということは誰しも経験したことがあるはず。
とても悔しいことですが、なかなかこちらの思いは汲み取ってもらえないですよね。
しかし、ただただ我慢し続けても状況はよくなりません。うまく相手にしないように工夫することも必要になってきます。
ここでは、失礼な人の心理と、どんな対処法があるかについて解説!こちらを参考に、失礼な人に対するイライラから逃れるヒントを見つけてくださいね。
失礼で礼儀がない人の心理って?
失礼な人の行動や発言は、一般の感覚を持つ人にとってみれば、信じられないようなものも多々あります。
ここでは、そんな人たちは一体どういった心理で失礼な言動をとっているのかをご紹介します。
心理1. 失礼な自覚が一切なく、相手が失礼に感じているとは思っていない
失礼な人は、自分が失礼であるかどうか、という判断基準が非常に甘いか、もしくは全く持っていないこともあります。
ですので、自分の言動によって相手が不快に思っていたり、悲しい気分になっていたりという考えに及んでいません。
自分は全く問題ないという心理ですので、失礼なことをしているという自覚がない状態です。
心理2. 相手をからかってみたい
相手をからかったり、男性に対しても女性に対しても、身体的な特徴や容姿を指摘することが、面白いと考えてしまっているケースもあります。
そもそも本人としては、からかっているだけという心理ですので、悪気や悪意はあまりないのかもしれません。
からかうことも上手くやれる人は失礼に感じさせませんが、それができないのにやろうとしてしまっているのが良くない点でしょう。
心理3. 自分の思ったことをただ口にしている。悪気はない。
一般的な常識がある大人であれば、自分の発言によって、職場や仕事関係の人たちに対してどんな影響が出るのかを考えるもの。
しかし、失礼な人はこういった心理的なフィルターを持っていません。
自分がその場で思いついたことや感じたことを、直感的に口にしてしまうため、結果的に周囲から嫌味だと感じられる内容になってしまいます。
心理4. 相手が気にしている部分を指摘することで、優越感に浸っている
相手の悩み事やネガティブに思っている部分について触れることで、相手より上の立場にいると勘違いしているケースです。
その相手が悲しい表情や困った顔を見せることで、優越感を感じている場合も。
決して道徳的によくないことですが、相手を陥れることでしか、自分の優位性を感じられないという人が、こういった心理になってしまうことがあります。
心理5. 自分の意見が一番正しいと思い込んでいる
周りの意見や、常識的な考え方をする大多数の感覚について全く感知せず、自分の考えが最も正しいと思い込んでいます。
職場の同僚や友人からのアドバイスや指摘があったとしても、なかなか受け入れてくれる心理状況にはなっていないでしょう。
特に年下の人の意見を軽視したり、相手が男性だから、女性だから、と決めつけてしまう傾向も。自分の正しさについて、全く疑いの余地がないという状況になってしまっている可能性があります。
失礼で無礼な人に共通する8つの特徴とは
学校や職場、また仕事先で出会う人の中で、失礼な人がいて苦手に思うことも多いはず。
どんなコミュニティにおいても、なぜか無神経で失礼な人は何人かいるものです。
ここではそんな失礼な人によくある、8つの特徴についてご紹介します。
特徴1. 容姿など、見た目に関する指摘を平気でしてくる
誰にでも人に何かを言われたくないようなコンプレックスや悩み事は必ずあるもの。気になっていることがありながらも、必死で生きている人もいるでしょう。
しかし、失礼な人は平気でこの点をズケズケと指摘してくるという特徴があります。
絶対にあってはならないことですが、場合によっては差別的ともとられるような発言をしてくる可能性もあるでしょう。
特徴2. 挨拶や返事を全くしてくれない
失礼な人は、職場などの全員でコミュニティの空気を作っていくということに関して、とことん無神経です。
こちらが挨拶をしたり、話しかけたりといったことに対して、自分の都合のみで無視してしまうことも。
機嫌が悪かったり、話したくない時は、周りが全く見えていないという状態になっていることが多いでしょう。
特徴3. プライベートな話題にも踏み込んでくる
分別がある人は、人のプライベートやプライバシーに関することについては積極的に触れることは避けます。
しかし、失礼な人はそういった部分に関して通常の感覚を持っていないことが多いのが特徴。
仕事終わりや休みの日の予定や、恋人がいるかというような、仲のいい友達にしか聞かないようなことまでも、どんどん踏み込んで聞いてこられたという経験が一度はあるでしょう。
特徴4. 基本的に上から目線でネチネチと嫌味を言ってくる
たとえ上から指示するような立場でなくても、なぜか上から目線でしかものを言わない人がいます。
時として全くの無関係なことにまで首をつっこみ、しっかりとした裏付けや事実関係を知らないまま嫌味を言ってくることも。
頼まれてもいないのに、強引にアドバイスをすることが好きなタイプの人たちであることが多いのが特徴です。
特徴5. 年上に対しても平気でタメ語を使ったりする
仲良くなった先輩や年上の人に対して、フランクに接することでさらに仲良くなるということはよくあることです。
しかし、失礼な人は上司や目上の人に対して、驚くほどの無礼な態度で接することがあります。
どんなに近い関係にあっても、敬意を持って付き合うというのが普通の感覚ですが、年下が持つべき謙遜さを持っていないのかもしれません。
特徴6. 礼儀作法やエチケットなど、一般常識がない
男性であれ女性であれ、ある程度の年齢になった大人であれば、当たり前に身につけているはずのマナーやエチケットをしらないことが多いというのも特徴的です。
仕事関係で出会う人や、同じ職場で働く人などに対し、ちょうどいい距離感を保つことができません。
食事の場面やデスクの清潔感などにも、常識のなさが現れてくるかもしれませんね。
特徴7. 人との約束を平気で破ったりする
失礼な人は、約束は守るべきものという感覚を持っていないことがあります。
友人や恋人との待ち合わせの時間はもちろん、仕事における決まりごとや期限を平気で破ることもあるでしょう。
少しの遅れや、どうしようもない事情があるのであれば仕方ないことですが、仕事であれプライベートであれ、何度も大幅に遅刻するといったことが頻発するのが特徴です。
特徴8. デリカシーや品がない
女性に対してセクハラまがいな言動をしたり、職場の空気を乱すような品のない下ネタを言ってしまうことがあります。
失礼な人は男性も女性もとにかくTPOをわきまえるという心理が働かず、場を履き違えていることが多いです。
デリカシーのない人にとっては、そういった発言が面白いと思ってやってしまっているというケースもあるでしょう。
失礼なことを言う人に言い返すのはNG?上手な付き合い方や対処法
失礼な人が周りに現れたとして、こちらが普通に接していてもイライラが募るだけですし、むやみに言い返すと衝突が生まれてしまいます。
ここでは、そういった通常の感覚を持っていない失礼な人に対し、どう付き合うべきか、どんな対処法があるかについてご紹介します。
対処法1. なにか言われても聞き流して、相手にしない
何を言われても聞いている素ぶりをしながら、無視するべきところは無視するようにするのが最も取り入れやすい対処法です。
コツは、相槌をうてる程度に内容を聞いておき、こちらから積極的に会話を盛り上げたりしないこと。
正論を言い返すことを避けて、失礼な人との会話をなるべく早く終わらせる方向に持っていきましょう。
対処法2. なるべく距離を置いて深く関わらないようにする
失礼な人は、自分が嫌われていたり避けられていたりされていないか、ということに対しても無神経です。
そのため、相手の視界に入ると、不快なことやデリカシーのないことを言われたりする危険性があります。
こちらのイライラやストレスが増えてしまうことを避けるため、失礼な人と関わらないようにするといいでしょう。
対処法3. 本当にイライラして限界な場合、「失礼です」とハッキリ相手に伝える
失礼な人の言動は、本人にとっては面白くしようとしたり、場を盛り上げようとしたりする心理から来ていることもあります。
そんな時は、はっきりと相手に失礼であることを伝えてみるのも有効な対処法。
こちらが我慢し続けるというのは、場の空気としても健康の面でもよくありませんので、限界がきた時は正面突破にかけてみましょう。
失礼な人の心理を理解した上で、正しい対処法を試してみて。
どんな環境でも一人はいる、失礼な人に関する特徴と対処法についてご紹介しました。周りの空気や場の状況を考えると、なかなか正面切って相手に失礼であるということは伝えにくいもの。
だからといって、ただ我慢し続けることは周りにとってよくないですよね。
必要以上に相手にしない、関わらないように工夫したり、勇気をもって面と向かって伝えるのも有効なケースがあるので、失礼な人の特徴に合わせて対処法を試してみてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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