回避依存症な男女の心理&特徴|簡単な診断チェックと付き合い方を解説

HaRuKa 2022.04.02
人との接触を避ける「回避依存症」になっている人っていますよね。そこで今回は、回避依存症の具体的な意味から、依存症な人の心理、簡単にできる回避依存症診断テスト、すぐに避けてしまう人の特徴と原因を解説!さらに、回避依存症な人との付き合い方も紹介していきます。

回避依存症な人っていますよね。

回避依存症な男女の特徴&原因・付き合い方

他人との接触を避けている、その割に寂しがり屋、そんな複雑な行動パターンを持つ人がいます。

回避依存症と呼ばれ、男性女性にかかわらず存在していますが、生きづらさを覚えていることも少なくありません

今回は、回避依存症の意味や心理を解説した上で、男女別の回避依存症の特徴や陥ってしまう原因と上手な接し方についてご紹介します。


そもそも「回避依存症」とは?

回避依存症とは?

回避依存症とは、友人や恋人といった親しい人も含めて他人と親しい関係になることを自分から避ける行動をさします。

回避、つまり避けることに依存して精神のバランスを保とうとする状態です。

近づいてきたかと思えばすっと離れ、しばらくするとまた近づいてくるという特殊な距離の取り方をするため、恋人は振り回されることになります。

男性女性どちらにもいますが、やや男性に多いようです。


どんな心情なの?回避依存症な人の3つの心理

回避依存症の人の心理

他人と親密な関係になることを避けようとする回避依存症な人。

好きな人が回避依存症だと、虚しさを感じますが、距離を取ろうとする心理を知っておくと理解が深まるでしょう。

回避依存症の人の心理についてご紹介します。


心理1. 人から干渉されたくないと思っている

回避依存症の人は、相手に対して好意を持っていたとしても、頻繁に連絡したり会ったりすることを好みません。

相手が自分に好意を持っていることが分かっていれば、自分から積極的に関わることはせず、むしろ煩わしく思う傾向があります。

親密な関係になるほど束縛されているように感じる心理が働いて、「干渉されたくない」と一定の距離を置くようになるのです。


心理2. 人を自分の思い通りにしたいと思っている

回避依存症の人に特徴的なのは、自分のペースを頑なに守ろうとする心理です。

どんなに親しい相手でも、自分が相手の予定に合わせてスケジュール調整することはほとんどなく、「都合が合わないなら会わなくていい」と考えます。

その反面、自分が会いたくなると急に連絡をすることも。相手の気持ちや都合よりも、自分の気持ちや都合を優先してその通りに行動したいのです。


心理3. 周囲から嫌われないかいつも気にしている

回避依存症の人は 周囲から嫌われないかいつも気にしている

親しくなったと思ったら音信不通になりやすい回避依存症の人は、自分のペースで動いていながら相手にどう思われているかも気にします

しばらく連絡していない相手がどう思っているのか、付き合いを減らした周囲の人たちにどう見られているのか知りたいという心理が働くのです。

そのため、ぱったり連絡しなくなっていたにもかかわらず、何事もなかったかのように電話やLINEをしてきて、相手の反応を見ます。


半数以上該当したら回避依存症?手軽に確認できる診断テスト

回避依存症の診断テスト

回避依存症の人には、男性女性にかかわらず共通の特徴があります。

もしかしたら自分も回避依存症かもしれない、そんな不安を持っている人は多いでしょう。

そこで、手軽にできる回避依存症の診断テストをご紹介します。


診断1. 人に本音を打ち明けるのに抵抗がある

人との距離感が上手に取れないのが、回避依存症の人の大きな特徴です。

自分が考える一定の距離感よりも近い位置に入り込まれると、干渉や束縛を受けているように感じて、自分から引いてしまったりバッサリと関係を切ったりします。

相手に心を開くことに抵抗があるため、本音を言うこと自体思いつかない人が多いです。


診断2. いくら仲がよくてもある程度の距離感は必要だと思っている

回避依存症の人は、友人や恋人といつも一緒にいる状態に対してではなく、距離感を一定に保つことに対して依存しています。

自分が踏み込まない代わりに相手にも近づくことを避けて、親密になることを避けるような行動をとることが多いです。

自分本位でドライな関係を望むため、恋愛関係になってもなかなか本来の自分を見せることはありません。

孤独でもいいという性格なので、気分が乗らなければドタキャンしたり、連絡が取れなくなることも珍しくないでしょう。


診断3. 自分の思い通りにいかないと不機嫌になってしまう

回避依存症の人は思い通りにならないと不機嫌になる

自分が考える距離感を壊されることを、回避依存症の人はとても嫌います。

相手はもっと親しくなりたいと思ってアプローチしても、自分の考えとは違うのでそれとなく拒否することも多いです。

さらに、「なぜそこまで会いたいの」などと不機嫌になることも。

自分のペースでの付き合いができないと分かると、態度が急に冷たくなります。


診断4. 周囲から干渉されずほっといてほしいと思っている

回避依存症の人は、自分の思う距離感での付き合いを好みます

もし相手がいつも一緒にいたいと思うタイプだと、好意で言っているのは分かっていてもうっとうしく感じるでしょう。

例えば、帰宅が遅くなった夜に彼氏や彼女から「どうしたの?」と言われた時、相手は心配しているだけなのに束縛されていると感じて、放っておいてほしいと喧嘩になるといったトラブルが多いです。


診断5. 恋人に束縛されたらすぐ別れようとする

回避依存症の人は、相手の気持ちを考えることが苦手です。

恋愛関係になるとお互いに相手の行動や気持ちが気になるのは自然なことですが、回避依存症の人はそもそも自分の行動や気持ちを彼氏や彼女に合わせない傾向にあります。

むしろ、彼氏や彼女が距離を縮めようとすると「もう付き合いきれない」と浮気をしたり、すぐ別れようとするでしょう。


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