マウンティングとはどんな意味?マウントを取る人の心理・特徴・対処法を解説
マウンティングをする人ってどんな人?
職場から日常生活まで、何かとマウンティングしてくる人にうんざりしていませんか。マウンティング女子という言葉ができたように、気が付かないうちにマウンティングされていることもあります。
そこで今回は、マウンティングしてくる男性や女性の心理や特徴、具体的なマウンティングの行動、実際にマウンティングされた時の上手な対処法をご紹介します。
マウンティングされないような技を手に入れてくださいね。
そもそも「マウンティング」の意味とは?詳しく解説します!
元々マウンティングとは、サルやゴリラ、チンパンジーと言った類人猿が相手よりも自分のほうが優位に立っていることを示すために、後ろからまたがる行動を指します。マウンティングのマウントとは、英語の「またがる」という意味を持っています。
この類人猿の行動が転じて、相手よりも優位に立ちたいがために、さりげなく自慢話をするなどの行動をマウンティングと呼びます。
なぜマウントを取ろうとするの?マウンティングする人の5つの心理
マウンティングとは、相手よりも優位性を示したいがための行動と分かりました。その裏には人それぞれで色々な心理が働いています。
最初に、マウンティングする人の行動の裏に隠れた心理を5つ見てみましょう。
マウンティングする心理1. 周囲から凄いと思われたり、褒められたりしたい
元々自己顕示欲が強く、周りに注目されたい気持ちを持ちやすい人も、マウンティングを取りやすい人の一人。
周囲の人に常にマウンティングすることで自分が優位に立ち、一番自分がすごい、えらいという状況を作り出そうとしているのです。
周囲からいつでも羨望の的でいたいがために、日頃の言動や行動が無意識にマウンティングしてしまっているといえます。
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マウンティングする心理2. 自分の考えや意見が正しいと思いこんでいる
マウンティングする人には、自己中心的で他人の意見を受け入れられない人も多いです。
自分の考えや意見が一番正しいと思っているため、自分の意見を人に押し付けたい心理からマウンティングをしてしまうでしょう。
自分が一番大切で、人の意見を受け入れる必要がないと思っている気持ちも、マウンティングの裏に隠れていますよ。
マウンティングする心理3. 人を見下すことで優越感に浸っている
自分が一番でないと気が済まない男性や女性も、自慢話などでマウンティングする人に現れやすい心理でしょう。
周囲の人をマウンティングによって見下すことで、自分の立場を上げて優越感を得られるからでしょう。
プライドが高く、いつでも人よりも優越感に浸っていたい心理も、マウンティングのもとになっています。
マウンティングする心理4. 誰にも負けたくないと思っている
常に相手よりも自分が勝っていると確認したい、誰にも負けたくない心理も隠れています。
負けん気が強い人は、誰よりも優秀な存在でいたいという気持ちを持っているからです。
誰にも負けたくない、劣っている自分を認めたくないという気持ちから、仕事の成果や年収など勝ち負けが付きやすい要素でマウンティングをしてしまうでしょう。
マウンティングする心理5. 本当は弱い自分を周囲に悟られないようにしている
マウンティングの裏には、劣っている自分を人に見せて嫌われたくない、評価を落としたくないという心理も隠れています。
マウンティングすることで強い自分を見せて、弱い自分を隠そうとしているのです。
本当は人に嫌われるのが怖いという理由から、自慢話などをして強い自分を見せるのも、マウンティングする人の心の中にはあります。
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