人格否定とはどんな言葉?人格を否定する発言例&対処法を解説!
あなたは、人格否定をされたことがありますか?
「彼氏や旦那、職場の上司に人格否定される」という言葉を聞いたことがありませんか。そもそも人格否定とはどんな意味や言葉を指すのか気になる人も多いですよね。
そこで今回は、人格否定とはどんな意味があるかに加えて、人格否定しやすい人の特徴、具体的な人格否定される言動や発現、さらに人格否定される言葉や態度を受けたときの対処法をご紹介します。
そもそも「人格否定」とはどんな意味?
人格否定とは、その人の持っている性格や本質を否定することという意味があります。例えば、旦那さんが奥さんを怒る時に「お前はのろまだから家事が終わらないんだ」といえば、奥さんののんびりとした気質を否定することになり、人格否定をした発言に当たります。
一方で「やり方が悪いから家事が終わらないんだ」と怒れば、奥さんの家事の仕方に対して否定をしているため、人格否定をした発言には当たりません。
人格否定をしやすい人に見られる特徴
人格否定とは人の本質や性格を否定するため、人格否定されるととてもショックを受ける人も多いですよね。
彼氏や旦那さん、上司など周りに人格否定をしやすい人がいませんか。
次に、人格否定をしやすい人が持っている4つの特徴を見てみましょう。
特徴1. 人に怒ったり、八つ当たりしたりすることで優越感に浸っている
人の中には、常に人より上に立っていたい、優勢な場所にいたいと思っているプライドの高い人は人格否定で優越感を得やすいです。
自分よりも立場の低い人を作ることで、優越感を得るために人格否定をするのです。
上司が仕事のミスを怒る時仕事のやり方ではなく部下の人格否定をするなど、マウンティングが好きな人も人格否定しやすい特徴と言えます。
特徴2. 助言ではなく、明らかに攻撃的な発言をしている
人に対して世話を焼くのが好きな、おせっかいな人の中には、本人は助言のつもりで言っている言葉が、攻撃的な人格否定の言葉になってしまう場合があります。
例えばコーチが選手に「臆病なのを直さないと積極的なプレーができないぞ」と言うのは、助言ではなく人格否定と捉えられるでしょう。
助言が攻撃的な言葉になり、結果的に人格否定になることも多いのです。
特徴3. 自分と価値観や話が合わないとすぐ敵視する
「自分が全て正しい」という自分本位の考え方を持っている人は、自分と違う意見の人を排除したがります。
その人の意見や価値観そのものが自分と合っていないと、それ自体が間違いと思うため、人格否定をするでしょう。
自分と合わない物や人は全て間違いで、敵視しやすいのも、人格否定しやすい人の持つ特徴と言えます。
特徴4. 人に指摘をする際、論理的ではなく感情的になることが多い
行動や言動が論理的ではなく感情的な人は、発言する言葉の内容も感情的になりやすいです。
人に何かを怒ったり、指摘をしたりする時には、ついカッとなったりイライラしたりします。感情をそのまま言葉に乗せて相手にぶつけてしまうため、「だからお前はダメな奴なんだ」などの人格否定の言葉が出やすくなるでしょう。