心が荒む理由や原因|仕事や恋愛で疲れた時に癒やす方法は?
心が荒む(心がすさむ)とは?どんな意味や状態を指すの?
デジタル大辞泉によると「荒む」とは、「心の持ち方・行動などが乱れてきて、ゆとりやおおらかさがなくなる。とげとげした状態になる。」と掲載されています。
心が荒むとは要するに、ネガティブな気持ちから、
- 自暴自棄になってしまう
- 冷静な判断ができなくなってしまう
ような状態のことを指すのです。
心が荒んだ人の行動|どんなことをしてしまう?
心が荒んだ状態になると、普段はしないような行動をとってしまいます。
例えば、
- 仕事が雑になり、ミスが増える
- 早口で喋るようになり、言葉遣いも乱暴になる
- 気分が落ち込み、休日も家から出なくなる
- 自分のことなどどうでもよくなるため、身だしなみが乱れる
- 心に余裕がなくなり、部屋の片付けをしなくなる
など。
常にイライラしたり、落ち込んだりとネガティブな気持ちになっているため、行動がいつもと変わってしまうのです。
心が荒む原因|どんな理由で心が乱れているの?
「どうして心が荒んでしまうんだろう…」
「心が荒む理由を知りたい!」
どんな人でも恋愛や仕事で心が荒んでしまう時期はあるはず。
しかし、そもそもなぜ心が荒んでしまうのでしょうか。
実は男性女性問わず共通する、心が荒んでしまう明確な理由があるのです。
そこでここからは、心が荒む原因をご紹介していきます。
原因1. 日常的なストレス
人はストレスが溜まると、心に余裕がなくなってしまいます。
普段感じないようなことに対しても、ストレスを感じてしまうもの。
例えば、会社でミスをして思いっきり上司に怒鳴られることもあるでしょう。
そんなストレスを感じた状態で家に帰った時、普段なら何も気にならないのに、子どもに「何で片付けしてないんだ」と怒鳴ってしまったりします。
慢性的にストレスを感じることが、心が乱れる原因になってしまうのです。
原因2. 人間関係の悪化
人間関係が上手くいかない時は、相手に気を遣うことに労力を使ってしまうので、自分が疲れてしまいます。
例えば、友人と喧嘩をしてしまった状態を想像してみてください。
「明日からどう接すればいいのか?」
「こちらから謝った方がいいのか?」
「謝るならどうやって謝ろうか?」
など、いろいろ考えてしまいますよね。
相手の身になって考えすぎてしまった結果、自分の心が荒んでしまうのです。
原因3. 恋人との別れ
大好きだった恋人と別れると、大切なものを失ってしまった気がして、何も考えたくなくなってしまいます。
お付き合いしていた異性にフラれて心にぽっかり穴が空くと、
- 身だしなみがどうでもよくなる
- 部屋が汚くても気にならない
など、考えることを辞めてしまうのです。
付き合っていた異性との失恋は、心が荒む大きな原因の1つと言えるでしょう。
原因4. 金銭的余裕の無さ
欲しいものが買えなかったり、支払いに追われたりすると、悔しさや焦りに襲われて気分が落ち込んでしまいます。
例えば、「来月の家賃が払えるかわからない」という状態では、
「追い出されたらどうしよう…」
「何で俺はいつもこんな状態になってしまうんだ…」
とネガティブな気持ちになってしまうもの。
経済的に不安な状態では、心が荒んでしまうのは当然かもしれません。
原因5. 度重なる失敗による自己嫌悪
何度も同じ失敗を繰り返してしまうと、自分に対してがっかりしたり悲しい気持ちになってしまいます。
例えば、職場で以前と同じミスをして怒られてしまうと、
「自分は会社員としてダメな奴なんだ…」
「何度も同じミスを繰り返す奴なんか会社にいらないんじゃないか…」
このような考え方になってしまい、心が荒んでしまうのです。
原因6. 恋愛による苦痛
好きな人が振り向いてくれなかったり、恋人がそっけなくなると、不安や悲しみを感じて他のことを考えられなくなってしまいます。
例えば、アプローチしてもなかなか相手に気持ちが伝わらないと、
「やっぱり俺には魅力がないから無理なのかな…」
「気持ちが伝わらないなら諦めた方がいいのかな…」
といった考えに支配されてしまい、心が荒んでいくのです。
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