話し合いができない人の特徴。会話ができない原因と対処法も紹介します!

HaRuKa 2024.05.07
話し合いができない人に困っている方へ。本記事では、話し合いができない人の特徴から、原因まで大公開!話し合いができない人への対処法も解説していますので、気になった方はぜひチェックしてみてください!

そもそも『話し合い』とは?

『話し合い』とは?

話し合いとは、お互いが交互に話すことでコミュニケーションを深めること。

または、問題を解決したり、物事を決定したりするために意見や考えを述べ合うことを意味します。

前者の場合は「語らう」「雑談」などが類義語として挙げられ、後者なら「喧嘩」「会議」「議論」などの言葉と似た意味合いになります。

今記事では、その話し合いができない人の特徴や対処法についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。


話し合いができない人の特徴|会話ができない人に共通することは?

話し合いができない人の特徴

「恋人募集中だけど、話し合いができないような人は嫌だなぁ」

「一方的に意見を押しつけてくる人はムカつくから、絶対に親しくなりたくない!」

一緒に居るとストレスが溜まるため、話し合いができない人とは関わりたくないと考えている方も多いはず。

しかし、ぱっと見ただけでは話し合いができる人なのか、そうでないかは判断できず困りますよね。

そこでここからは、話し合いができない人の特徴について解説。

余計なストレスを溜めないためにも、こういった言動が確認できた人とはできるだけ関わらないようにしましょう。


特徴1. 相手の立場になって物事を考えられない

話し合いができない人はとにかく視野が狭く、物事に対して主観的な考えしかできません。

それにより、自分が感じたことが全てだと思い込んでしまい「自分がこう思っているんだから相手もきっと同じはず」と考えてしまいがち。

そんな勝手な決めつけから、会議などの場では周囲の意見を聞こうとせず、みんなの代表ぶって自分の意見を通そうとしてしまいます。

そのため、話し合いが成立しないのです。


特徴2. 自分の意見を曲げるのが面倒に思っている

会話ができない人の中には「面倒事を避けたい」という心理から、あえて話し合いを避ける人も。

こちらは特に職場の上司などに多いタイプで、「自分の意見が一番正しい」という考えから、自分の思い通りに事が運ぶことを何よりも望んでいます

そんな中、自分の意見が通らなさそうだと判断すると、意見を曲げたくない一心で、

  • 「忙しいから」と言ってその場から逃げる
  • ふてくされて周囲の発言を無視する

などの行動を取って、話し合いを成立させないように振る舞います。


特徴3. 自分の人間性を否定された気分になりがち

「周りに反対されるのが怖い」という心理により、話し合いをしないという人も居ます。

こういったネガティブな性格の人は、注意や反論をされると自分の全てを否定されたように感じてしまい、凹んでしまいがち。

そのことを自分でもわかっているため、最初から話し合いを避けることで傷つくことを避けているのです。

そのため、話し合いの場を設けようとしても「用事があるからまた今度」などと言って、とにかく話し合いに参加しない傾向に。

仮に参加してくれたとしても、傷つきたくない一心で自分から意見を言うことはありませんので、話し合いにはならないでしょう。


特徴4. 話の途中でコロコロ意見が変わる

話し合いができない人の特徴は話の途中でコロコロ意見が変わる

話し合いができない人の中には、純粋に「人と話し合うのが得意ではない」という人も少なくありません。

このような人は口下手が災いして話が上手く相手に伝わらないため、結果的に周囲から話し合いができない人だと思われてしまっています。

特に話し合いに慣れていない人の場合は、

  • 話をしているうちに、本題からどんどん逸れて全く関係ない話になってしまう
  • 会話が長くなると、自分が言ったこともわからなくなってしまい、さっきとは別の意見を言う

などもよくある話。

本人に悪気はなく話し合う意思は持っていますので、こちらが会話を整理してあげる必要があるでしょう。


特徴5. 頑固で柔軟な対応ができない

プライドが高く、「自分の価値観が一番正しい」と考えているため、人の考えや意見を聞かないという人も。

特に勤務歴が長い職場の上司などは、自分の経験や能力に絶対的な自信とプライドを持っています。

そのため、部下が

  • 「〇〇よりも△△したほうが効率がいいのではないでしょうか?」
  • 「〇〇を活用すればもっと売れますよ!」

などと何かアイデアや方法を提案したとしても、プライドが邪魔して素直に聞き入れられません。

心の中では「良い」と思っていても口には出さず、意地になって自分の考えを押し通そうとしてくるでしょう。


特徴6. 現実逃避をする癖が付いている

話し合いができない人は、話し合いという行動自体を「面倒で避けたい」と考えています。

そのため、話し合いを持ちかけられても応じず、問題を先延ばしにすることで、時間や他の誰かが解決してくれるのを待ってしまいがち

例えば、「ちょっと話したいことがあるんだけど」と言われると、「忙しいから後でね!」「疲れてるからまた今度」と言って逃げてしまいます。

これは過去にそうすることで上手くいった経験があり、それが癖になってしまったためにすぐ逃亡してしまうのです。


話し合いができない原因|話が通じないのはなぜか?

話し合いができない原因

「そもそも、どうして話し合いができないの?」

「なぜ話が通じないのか、その理由を知りたい!」

普通に話し合いができる人からしてみれば、会話ができない人が不思議でたまらないはず

何か明確な理由でもあるのかと、気になってしまいますよね。

そこでここからは、話し合いができない人の原因について解説していきます。


原因1. 自分の意見を曲げられない性格

話し合いができない人はプライドが高いことがほとんど。

そのため、自分の間違いを認められず、周囲の指摘や反論も素直に聞き入れることができません。

どんなに正しい指摘であったとしても耳を傾けず、

  • 「うるせーな!」
  • 「これで良いんだよ!」

などと、ムキになって反発してくるため、話が通じないのです。


原因2. 単純に人の話を聞いていない

会話する時は相手の話に意識を集中させないと、話の内容が頭に入ってこないもの。

そんな中、話し合いができない人はその相手や話の内容を「どうでもいい」と考えているので、話も右から左に聞き流してしまいます。

そのため、一見しっかりと聞いているように見えても、

  • 「今日の晩御飯何しようかな~」
  • 「話長いなー。早く終わらないかなー」

など、頭の中では全く別のことを考えています

それにより、中々会話が噛み合わず、一向に話が纏まらないのです。


原因3. ”意見を聞いてくれるだろう”と思い込んでいる

職場の上司などの場合、「自分のほうが経験が長いから、自分の考えが正しい」と考えてしまう方が多め。

それにより、「部下は自分の考えを聞いて当然」だと思っています。

そのため、会議などの場でも部下に意見を尋ねることはなく、また、部下から何か提案されたとしても聞き入れません。

話し合いをしようとせず、ただただ自分の考えを押し通してしまうのは、この驕りが原因なのです。


原因4. ”ワガママも許してくれる”と思っている

話し合いができない原因はわがままを許してくれると思っている

相手にとって自分が大切な存在だとわかっている場合、その自信や余裕からつい傲慢な考えを抱いてしまいがち。

  • 「夫/彼氏は私のことが大好きだから、何をしても許してくれるはず!」

  • 「親友だから、きっと俺のワガママも聞いてくれる」

このような王様気分に浸ってしまうため、話し合いの場も設けず、一人で勝手に決めてしまうのです。


原因5. キャパオーバーして理解力が乏しくなっている

悩みやトラブルによっていっぱいいっぱいになってしまっており、何かを考えられるほどの余裕がないというケースも。

  • 仕事で取り返しがつかない重大なミスをしてしまった
  • 恋人に振られてしまった
  • 親友と大喧嘩になってしまった
  • 身内が亡くなった

このような時は話に集中できず、つい上の空になってしまうため、話し合いも成立しなくなってしまいます。


話し合いができない人への対処法|コミュニケーションを円滑にするには?

話し合いができない人への対処法

「どうしたら話し合いをしてくれるようになるんだろう…」

「話し合いができない人を議論に参加させる方法ってないの?」

周りに話し合いができない人が居て、困っている方も多いでしょう。

それもそのはず、放っておけば一向に話が進まず、問題が解決しないため悩むのも当然です。

ここからはそんな方のため、話し合いができない人への上手な対処法についてご紹介していきます。


対処法1. 丁寧な口調を心掛ける

上から目線でキツい言い方をすると、相手もついムッとなって話をしようとは思わなくなってしまいます。

そのため、相手を話し合いに参加させたい時は、腰を低くして丁寧な口調で持ちかけることが重要。

  • 仕事相手であれば、「お忙しいところすみません。少しお時間を頂けないでしょうか?」
  • 夫や彼氏などパートナーが相手なら、「○○君、ごめん!ちょっとだけ付き合って!」

まずは相手が「ちょっとは話を聞いてみようかな」という受け入れ態勢にすることが大切ですよ。


対処法2. 相手の話にまず耳を傾ける

話し合いができない人は「自分の考えは正しい」という考えを持っているため、自分と異なる意見を黙って素直に聞くことができません。

そのため、まずは相手に話をさせることで言いたいことを自由に言ってもらい、スッキリさせることが有効な手段。

相手がとんちんかんなことを言っていても反論せず、ひとまず相槌を打ちながら最後まで好きに話をさせましょう

そうすることで相手もいくらか満足し、その後の自分の話を聞き入れてもらいやすくなるはずです。


対処法3. 一日で解決しようと思わない

特に恋愛における話し合いが成立しないのは、相手が感情的になってしまっているから。

相手が冷静になってから話し合いを持ちかければ、すんなりと受け入れてくれることが多いので、恋愛の場合はまず少し時間を置きましょう。

具体的な期間は一週間程度。その間は連絡を取ったり、会ったりしないようにするのが重要。

それだけあれば相手も冷静さを取り戻し、落ち着いて物事を考えられるようになるので、スムーズに話し合いを行えますよ。


対処法4. 相手に理解があることを示す

話し合いができない人への対処法は相手に理解がある事を示す

話し合いが苦手な人は、「自分の考えを理解されない」という経験を多くしてきています。

それが原因で話し合いを放棄するようになってしまったため、理解を示してあげると一気に態度が柔らかくなり、聞く耳を持つようになります。

相手が話をしている時は「なるほど~!」「確かにそうですね」と、理解を示していることを態度や言動で表すことが有効。

それにより、相手は「自分の味方だ!」と思うようになり、素直に話し合いに応じてくれることでしょう。


対処法5. 相手がどう思っているのか意見を聞き出す

相手が話し合いに応じないのは、自分が無意識のうちに相手に意見を押しつけてしまっており、それに反発しているからかもしれません

その場合、相手が話し合いをしてくれないのも当然なので、自分の意見を主張する時はセットで相手の意見を聞くことを心掛けましょう。

例えば、「自分はこう思うんだけど、あなたはどう思う?」といったように。

そうすることで相手も意見しやすくなり、お互いが考えを述べられる空気が生まれるため、有益な話し合いができるはずです。


対処法6. 相手を気遣う言葉を使う

理解力は人によって異なり、自分では簡単に理解できることでも、相手にとってはそうではないということも多々あります。

その時に「理解できないのが悪い」と相手に責任を押し付けると、当然相手は良い気がせず、以降の話し合いに応じてくれなくなってしまいます。

そのため、相手が理解していないと感じた時は自分の説明が悪かったと判断し、「言い方が悪かったかな、ごめんね」と相手を気遣いましょう。

それにより、凍り付いた雰囲気を和ませることができ、何不自由なく話し合いが行えるようになりますよ。


対処法7. 具体的根拠となる数字を用いる

話し合いができない人は、「自分の考えが一番」だと根拠のない自信を持っています。

それにより他人の意見を間違いだと決めつけてしまっているため、感情論で説得しようとするのは時間の無駄。

その点、数字は揺れ動くことのない事実なので相手も信じない訳にはいかず、話を聞かざるを得ない状況にさせられます。

そのため、「こうすることで売り上げが○○%増加しますが、いかがでしょうか?」というように、具体的根拠となる数字を突きつけるのが有効。

特に仕事では個人の考えよりも数字が重要視されるため、上司を話し合いのテーブルにつかせるには非常に効果的な方法ですよ。


対処法8. なるべく端的に話すように心掛ける

話し合いができない人への対処法はなるべき端的に話す

会話というのは、相手が理解して初めて成立します

そのため、相手が理解してくれない・話が全く成り立たないという場合、自分の伝え方にも問題がある可能性が高いです。

そのままの状態では一向に話が進みませんので、相手が理解できるようにわかりやすく説明することを心掛けましょう。

具体的には、

  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • Who(だれが)
  • What(何を)
  • Why(なぜ)
  • How(どのように)

5W1Hを意識しながら、用件を簡潔に伝えるようにするのが大事。

伝え方を少し工夫するだけで相手も理解しやすくなり、スムーズに話し合いを進められるようになります。


話し合いができない人の考え方を知って、柔軟な対応ができるよう心掛けよう。

話し合いができない人は付き合っていてストレスが溜まるため、できることなら関わりたくないと思っている方が多いでしょう。

そんな方に向けて今記事では、話し合いができない人の特徴について解説してきました。

余計なストレスを溜めないためにも、こういった特徴が見られる方とは距離を取るようにしましょう。

また、どうしても関わらなければならない場合は、解説した対処法を実践することで上手にコミュニケーションを取っていってくださいね。

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