仕事を任せられない人の8つの特徴|頼りにできないダメ社員の共通点とは?

高峰ナナ 2022.05.09
仕事を任せられないと言われた経験があったり、部下に仕事を任せられない上司の方へ。この記事では、仕事を任せられない人の特徴から、仕事を任せる方法、任せてもらえる人になる秘訣を詳しく解説します!

会社で仕事を任せられない人の8つの特徴|どんな共通点があるの?

会社で仕事を任せられない人の特徴

「仕事を振ってもらいたいのに振ってもらえない」

「仕事を任せてはいけない人物を知りたい」

上司のみなさんにとって、どんな部下に仕事を任せるかは、その仕事が成功するかどうかに関わるのでとても大事です。

適切な人物に仕事を振れるようにするためには、振ってはいけない人物を知ると良いでしょう。

ですので、ここからは会社内で仕事を任せてはいけない人の特徴を解説します。


特徴1. 遅刻してくることが多い

普段出社時刻に遅れたり、待ち合わせに遅れてやってくるような部下は、大事な仕事を任せても期限や時間を守りません

例えば、

  • クライアントとの重要な会議に遅れてしまう
  • 契約書類の提出期限に間に合わない

などを冒し、周囲からの信用を著しく損なう可能性があります。

社会人として時間をはじめとするどんな小さな決まり事もしっかり守れる人物でないと、プロジェクトは円滑に進みません。


特徴2. 普段から小さなミスをしがち

起こらなくていい人的ミスが起こると、仕事を円滑に進める上で支障をきたしますよね。

この点で、普段からミスが多い特徴のある人は、注意力が散漫なので仕事の妨げになります

こういう人は、例えば、

  • 書類に誤字・脱字が多い
  • 会議の時間や場所を間違って伝えてくる
  • 送る必要のあるメールを送り忘れる

など、些細なミスをしやすいので、そのミスを確認したり直したりする作業に時間がかかってしまうため、仕事を任せられない人と言えます。


特徴3. 自己中心的で周りとの連携が取れない

何でもかんでも自分の意見を通そうとする人は、周りの意見を聞き入れない傾向にあります。

例えば、上司に

「僕の意見のどこが間違っているのですか?」

と聞いてきたり、複数人で進めるべきことを、

「僕一人でやります。その代わり、絶対僕の言う通りにしてほしいです」

など主張してきます。

やる気に満ち溢れているのは良いことですが、チームの輪を乱してしまうので、自己中な人は職場では仕事を任せられない人物です。


特徴4. 言い訳ばかりする

上司がミスを指摘した時、言い訳してくる人は、素直に人の意見を受け入れません。

例えば、上司が改善のために注意しても、

  • 必ず「でも」と言ってくる
  • 「私に非はありません」と言ってくる

など、言い訳の多い人は、ミスした自覚がないので絶対に非を認めません

そしてその非を認めさせるための話し合いに時間が取られます。

こういう特徴のある人は、面倒がられて、深い対話を必要とするような仕事は任せてもらえなくなるでしょう。


特徴5. 「報・連・相」ができない

仕事は大体、チームで進めるもの。そのため、なにか起きたときは誰かに報告や連絡・相談をするのが基本です。

いわゆる「報・連・相」と言われるものですが、これができないと、

  • プロジェクトの進行状況がなかなかわからない
  • わざわざ上司から状況を聞きに行かないといけない

など、いろいろと面倒くさいことが起こります。

また、「報・連・相」の欠落は取引先とのトラブルにもつながったりしますので、

この社会人としての基本的なことができない部下は、不安を与えるため仕事を任せられない人物です。


特徴6. 仕事のスピードが遅い

基本的に、全ての仕事は納期厳守です。

ですので、もし普段から仕事のスピードが遅い人に任せると、

  • 大事な納期に間に合わない
  • 急いでやろうとしてかえってミスをしてしまう

などの可能性が出てきます。

本人としては一生懸命やってくれているとしても、仕事は速ければ速い方が良いのです。

それゆえ、あまりに進めるのが遅い特徴のある人は、仕事を任せてもらえない人と言えますよ。


特徴7. 同じ失敗を繰り返す

仕事は、基本的にはミスや失敗は許されません

これが、いつも同じ局面で同じ失敗を繰り返す人は、

  • 何度注意されてもわからない学習能力のない人物
  • 仕事に対して意欲のない人物

だと周囲から思われてしまいます。

そんな部下に仕事を任せようとは会社の上司は思ってくれません。

一度注意されたことはしっかり改善できる、社会人としての学習能力と意欲がある人物に仕事が振られます。


特徴8. 感情の起伏が激しい

仕事ではときに理不尽なことをされたり、言われても耐えなければいけない場面があります。

たくさんの仕事を抱えて納期も近く、それでも我慢が必要な場面もあります。

そんな切羽詰まった時に、

  • 思ったことをすぐ口に出して反発しまう
  • 感情をコントロールできずすぐ周囲に怒鳴り散らす

このような人は、我慢がとても苦手なので、周囲から厄介者認定を受けます。

いくら仕事が速くても、こういう人は取引先や社内の人間関係にトラブルを起こしかねないので、仕事を任せられない人です。


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