思い出し笑いしてしまう人の心理と対処法。独り笑いの克服方法も紹介!
「思い出し笑い」とは?どんな状態?
「思い出し笑い」とは、以前面白かったことをふいに思い出して笑ってしまうことです。
声を出してゲラゲラと笑うよりは、こみ上げてきた笑いに耐え切れずニヤニヤしたり、クスクスと声をおさえて笑ってしまったりする状態です。
周囲の人はなぜ笑っているのかが分からないため、急に笑い出したあなたを見て「なんで笑っているの?」と疑問に思うことでしょう。
思い出し笑いをする人の心理|その理由とは?
「思い出し笑いをする人はなぜ笑っているんだろう」
「思い出し笑いをしている人の心理状態を知りたい」
いきなりクスクスと思い出し笑いをする人を見て、不思議がる人も多いでしょう。
なぜ思い出し笑いをするのか理由が気になりますよね。
そこで思い出し笑いをする人を理解するため、ここからは思い出し笑いをする人の心理について解説します。
心理1. 幸せでいっぱいな気分
昨日あった幸せな出来事を、まるで今体験しているかのように思い出しています。
幸福感に包まれているので気持ちが抑えきれなくなり、おもわず思い出し笑いをしてしまいます。
心理2. 妄想するのが好き
妄想癖がある人は、現実ではありえないような妄想をすることも珍しくありません。
「こんなことあるわけないじゃん」と一人で突っ込んではニヤニヤします。妄想する癖を自覚していない人も多いです。
心理3. 辛いことを笑って誤魔化したい
現在自分の身に何か辛いことが起こっている場合、現実から目を背けたくなります。
楽しいことを思い出せば苦しい状況を忘れられると判断し、思い出し笑いをするのです。
自分の身を守ろうとしている防衛本能の一つと考えられます。
心理4. 緊張している
大事な会議中など、真面目な雰囲気の中にいると緊張する人がいます。
「この場の雰囲気に耐え切れない」と感じると、思い出し笑いをして緊張をほぐそうとするのです。
本人からすれば、決してふざけているわけではありません。
思い出し笑いの対処法|突然のニヤニヤを誤魔化すには?
「笑いたくない場面に限って思い出し笑いをしてしまい困っている」
「突然ニヤニヤしてしまう癖を何とかしたい」
自分では意識していなくても出てしまうのが思い出し笑い。どうにかして対処したいと考えている人は多いのではないでしょうか。
そこでここからは、突然思い出し笑いをしてしまった時の対処法について解説します。
対処法1. 息を止める
思い出し笑いは無意識のうちに起こってしまうことも。過去の面白かった出来事が突然頭に浮かんでしまうと、笑わずにはいられません。
息を止めて我慢している状態になると、意識が呼吸になるので頭に浮かんだ面白い出来事を忘れることができます。
息を止めるのが苦でないと、他のことを考える余裕が出てしまうので、思い出し笑いしそうになったらすぐさま呼吸を止めるのがいいですよ。
対処法2. 頬の内側や唇を噛む
人間は痛みがあると、痛いところに意識が向かいます。特に、頬の内側や唇は神経が集中しており、少しの刺激でも敏感に感じる場所です。
噛み方としては、
- 唇がにやけそうになったら、下唇を前歯でぎゅっと噛む
などがおすすめ。
あまりの痛みにニヤニヤした口元も思わずキュッと結べるでしょう。笑いそうになっている顔も誤魔化せちゃいますよ。
対処法3. あくびのふりをする
口元のニヤニヤを誤魔化すのには、口を大きく開けるとばれにくいです。
あくびをすれば「この人は眠いのかな」と思わせられるので、バレないでしょう。
一例をあげると
- 思い切り口を開けて「ふあー」とあくびをする
- 体を伸ばしながら口元を隠す仕草をする
です。
あくびが恥ずかしいかもしれませんが、咄嗟に対応できる方法として有効ですよ。
対処法4. マフラーやマスクで口を隠す
思い出し笑いは表情に出るため、口元を隠せば誤魔化すことができます。
例えば、
- 冬の時期はマフラーを使い、寒さをカバーするように口元を覆う
- 夏は汗拭きタオルで顔の汗をぬぐうようにする
などです。
他の人から見ても違和感がない動作なので、思い出し笑いを我慢できない人にはおすすめ。
またマスクは季節を問わずに使えるので、普段から思い出し笑いが多い人は試してみてください。
対処法5. 笑う自分を客観視してみる
思い出し笑いをしている時は自分の世界に入り込んでおり、周りが見えていない状態かもしれません。
そんな時は、
- 「いきなり笑うのって変だよな」と考えてみる
- 思い出し笑いをしている人がいたら、自分はどう思うのか自分事として俯瞰してみる
などを試してください。
自分が周りからどう見られているのかを意識すると、冷静になって笑いがとまるでしょう。
対処法6. 周囲の人に共有する
周囲の人に思い出し笑いをしている状態を伝えると、なぜ笑っているのかが分かるため納得してくれます。
例えば不意に笑いたくなり、どうしても我慢できない時はこちらから先に
- 「この前はこんな出来事があってさ、思い出すと笑っちゃう」
と伝えてみましょう。
話が面白くなくても、自分にとっては面白かったことが伝わるので、いきなり一人でニヤけているよりかはましですよ。
対処法7. 笑える状況なら思い切り笑っておく
思い出し笑いを我慢するのは難しいです。笑いが止まらないのならば、我慢せずに思い切って笑った方がスッキリします。
一例をあげると
- 職場で笑いそうな時はトイレの個室に入り、誰もいない状況を確認した上で笑っておく
- 賑やかで人の声が届きにくいような場所で笑う
などを行うと、人前で思い出し笑いをせずにすみますよ。
思い出し笑い癖を克服するコツ|一人で笑わない秘訣とは?
「不意に笑いたくなるのが辛い。どうにかして直したい」
「表情に出てしまい恥ずかしい。バレないコツがあれば教えてほしい」
思い出し笑いは咄嗟に起こるため、電車に乗っている時や会議中などは特に困りますよね。
そこでここからは思い出し笑い癖を克服する対処法を紹介します。
コツをつかめば、面白い出来事がフラッシュバックしてきても安心ですよ。
コツ1. 読書などを通して集中力を高める
思い出し笑いする人は、物事に集中していなく注意が散漫しているので、面白い出来事が不意にフラッシュバックしてしまいます。
そんな中、読書は集中しないと内容が頭に入らないため、集中力を高めるのに有効な手段の一つです。
まずは簡単に読めそうな本を読んでください。読み終えたら次はもう少しボリュームの多い本を選びます。
このように少しずつ本のボリュームを増やすことで、物事に集中できるようになるでしょう。
その結果、集中力が高まり面白かった出来事を思い出さなくなりますよ。
コツ2. 軽い運動で緊張をほぐす
緊張から解放されたいために思い出し笑いをしているのであれば、体を動かすことでリラックスできます。
例えば、
- 席を外せる状況であれば、トイレに行くついでにストレッチをする
- 動ける状況なら歩いて深呼吸をし、気持ちを入れ替える
- 会議中や満員電車のように動けない場合は、手を握る閉じるの繰り返しをする
などが良いでしょう。
気持ちがリフレッシュすれば緊張から開放されるので、思い出し笑いをしにくくなりますよ。
コツ3. 妄想をスマホなどのメモに書き出してみる
妄想が面白いから思い出し笑いをする人は、メモに書くことで本当に面白い事なのかを冷静に判断できます。
やり方は
- 思い出し笑いした内容を覚えている範囲で、スマホなどにメモをする
- 落ち着いている状態の時にメモを見返してみる
だけです。
あとから見返すことが目的なので、ここでは笑った内容を詳細に覚えていなくても良いです。
当時はおかしくて仕方がなかったことでも、落ち着いてみてみると全く楽しくないとわかるかもしれません。
コツ4. 楽しいので無理に直さなくてもOK
そもそも思い出し笑いをする時は、楽しかった出来事を思い出せるから自然と笑いがこみ上げてくるのです。
思い出し笑いを我慢してストレスが溜まると、悪影響を及ぼしかねません。
笑顔が多いことは悪いことではないため、その時の感情のままに思いっきり思い出し笑いをしてやりましょう。
思い出し笑いしてしまう原因を理解して、感情をうまくコントロールしていこう。
不意に出てしまう思い出し笑い。緊張感を紛らわせたい時や、現実逃避したい時などの心理が影響しています。
職場で笑ってしまい、恥ずかしい思いをした経験がある人も多いのではないでしょうか。
しかし、面白い出来事をフラッシュバックしそうになっても対処法を知っていれば咄嗟にカバーできます。
思い出し笑いが止まらないと困っている人はこの記事を参考にしてもらえば、思い出し笑いを直せますよ。
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