【筋トレの順番】大きい筋肉から鍛えるべき理由&正しい鍛え方を解説!
筋トレは「大きい筋肉」から順番に行うのが効果的!
筋トレを行う上で頻度や強度は大切。しかし意外と知られていないのが、筋トレの順番の重要性です。
下半身や背中のような大きい筋肉から筋トレを行い、その後小さい筋肉の筋トレを行うことが重要。
大きい筋肉から順番に筋トレすることで、より効率的な筋肥大やダイエット効果が期待できます。ぜひ大きい筋肉から順番に筋トレを行うことを意識してみてくださいね。
大きい筋肉の部位は具体的にどこ?
筋肉の大きさとは表面積や体積によって決まるもの。ここでは、最初に鍛えるべき大きい筋肉部位を解説していきます。
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)
太ももの表にある筋肉。最も大きな筋肉で、主にひざを曲げたり伸ばしたりする際に使われる。下腿三頭筋(かたいさんとうきん)
ふくらはぎにある筋肉。足首を動かす際やジャンプ、つま先立ちの際に使われる。ハムストリング
太ももの裏にある筋肉。肉離れが起こりやすいため、入念なストレッチが重要。大臀筋(だいでんきん)
お尻の筋肉。股関節を動かす役割があり、日常的な動作に欠かせない。三角筋(さんかくきん)
肩の筋肉。上半身の中で最も大きな筋肉で、ボールを投げるといった腕や肩を使った動きに必要。
筋トレする順番が大事な理由|どうして大きい筋肉から鍛えるべきなの?
筋トレの頻度や強度を意識することで、より効果的なトレーニングになることは知られています。
しかし一方で、筋トレの順番を意識する重要性に関してはあまり知られていないのではないでしょうか。
ここからは、なぜ筋トレする順番が重要なのかについて説明していきます。
理由1. 大きい筋肉から鍛えると、小さい筋肉も鍛えられるから
大きい筋肉を鍛えることは、同時に小さい筋肉を鍛えることにも繋がります。
大きい筋肉をトレーニングすることで、その他の小さい筋肉や関節も動かすことになるため、より効率よく筋トレが行えるでしょう。
逆に小さい筋肉から鍛えてしまうと、大きい筋肉を鍛える際には小さい筋肉が疲弊しているため、効率が悪いトレーニングになってしまいます。
理由2. 大きい筋肉を鍛えるには体力がいるから
大きい筋肉を鍛えるメニューには、小さい筋肉を鍛える時以上に体力が必要となります。
小さい筋肉を先に鍛えてしまうことによって、疲労が蓄積され、大きい筋肉を鍛える体力が残されていない状況に。
そういった状況を回避するためにも、体力に余裕がある、トレーニングの序盤に大きい筋肉を鍛えることをおすすめします。
理由3. 大きい筋肉を鍛えるには集中力が必要だから
体力同様、大きい筋肉を鍛える上では集中力も、小さい筋肉を鍛える以上に必要になってきます。
先に小さい筋肉を鍛えるメニューから行ってしまうと、疲労が蓄積し、大きい筋肉を鍛えるトレーニング終盤には必要な集中力が下がってしまうでしょう。
集中力が最も高いトレーニングの序盤に、大きい筋肉を鍛えることでより効果的な筋トレが行えますよ。
▷次のページ:効果的な筋トレの順番|自宅とジムに分けておすすめメニューを大公開!