人見知りとは?人見知りな人の心理と特徴から克服方法まで解説します

HaRuKa 2024.05.08
人見知りとはどういう人のことを言うか考えたことはありませんか?本記事では、人見知りとは?の意味から、人見知りな人の心理と特徴、長所・短所、人見知りになる原因、8個の自己診断チェック項目を大公開!さらに、人見知りを克服する方法も解説していきます。

人見知りとはどんな人?人見知りの男女を徹底分析!

人見知りな人の心理・特徴・原因・克服方法

本当は周囲と上手く関わりたいのに、なかなか上手くできないのが人見知りな人です。円滑なコミュニケーションが取れずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、人見知りな人の心理や特徴、そして人見知りの長所や短所に加え、克服法もご紹介します。人見知りがどうか診断するチェック項目もありますよ。ぜひ、参考にしてみてくださいね。


人見知りとはどんな意味?

人見知りとは「初対面などの場面で恥ずかしがったり人を嫌ったりする態度」を指します。子どもが抱えることの多い症状でしたが、最近では大人でも人見知りに悩む人が増えてきました。

また、人見知りとは、人への警戒心が強く一定の距離感を保ってしまう態度を指すことも。誰とでも明るく接したいのですが、いろいろな感情が邪魔をして、なかなかそうはいかない様子です。


人見知りの語源について解説

人見知りの語源には、2つの説があります。1つ目の説は「人」と「見知る」に分けて「人のことを覚える」という意味になります。

2つ目の語源は「人見」と「知る」に分けて「人の目が気になる」という意味になります。

現在使われている人見知りとは人の視線や態度が気になり自分を抑えるという意味で、2つ目の意味に近いかもしれませんね。


どんな気持ちなの?人見知りな人の心理5つ

まずは、人見知りな人に多い5つの心理をご紹介します。人見知りな人は、自分に自信が持てないことや周囲に警戒心を抱いていることが多いです。

人見知りな人の気持ちを知るためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。


心理1. 自分自身に自信がない

人見知りな人は、思ったことや考えたことを口にしない人が多いです。自分に自信が持てないので自分ため、進んで人と関わろうとはしません。自己評価が低く、アピールするポイントや話題が見当たらないからです。

また、自己提示がなかなかできないので他人と理解し合うまで時間がかかり、思ったように人との距離が縮まりません。

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心理2. 自分のことが大切

人見知りな人の中には、自分のことや自分の気持ちを大切にしている人もいます。他人に傷つけられることを恐れるので、周囲から「嫌われないように」「悪く思われないように」行動しようとします。自分の気持ちを隠して、一定の距離感を保とうとすることも。

その結果、新しい人間関係の構築に積極的になれず、人見知りになってしまうことが多いです。


心理3. 自分以外の人が怖い

今までに人に裏切られた経験や人間関係で辛い思いをした経験がある場合、人見知りになってしまうことが。また、同じような状態になりたくないという気持ちと、人との関わりが怖いという気持ちを抱えてることも。

そのため、新しい人間関係を築くことを避けて、積極的に他人と関わらないようにしたいという心理が働きます。

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心理4. 何を話したら良いかわからない

他人とコミュニケーションを取ることが苦手な人は、あまり親しくない人や初めて会う人とどのように接していいのか戸惑うことが多いです。

「何を話せばいいのだろう」「どうやって距離を縮めるべきなのだろう」と悩んでしまい、自分から話かけることが苦手。

その結果、自分のことをアピールできず距離感も縮まらないので、人見知りだと思われてしまいます。


心理5. 嫌われたくない

他人からの評価を気にして、嫌われないように接している人も人見知りになる傾向が。周囲によく思われたいと考えてしまうので、自分の意見や気持ちを抑えてしまいます。

また、嫌われたくないと思うあまり周囲の意見に同調し、自分の存在をアピールすることがありません。その結果、周囲と一定の距離を作ってしまい、人見知りとなります。


人見知りな人はどういう人?人見知りな人の12の特徴

ここからは、人見知りとはどのような人のことを指すのか、12の特徴をご紹介します。性格と行動の2つに分けて、まとめてみました。「自分は人見知りなのか知りたい」という人は、ぜひチェックしてみてくださいね。


人見知りな人の「性格」の特徴

ここからは、人見知りな人の性格面での特徴をご紹介します。人見知りな人は、恥ずかしがり屋な一面や警戒心が強い一面を併せ持っています。

どのような特徴があると人見知りな人なのか、ぜひ参考にしてみてくださいね。


性格1. 内気で恥ずかしがり屋

人見知りな人は、シャイで自分をアピールできない人が多いです。注目されることを避けようとするので、自己主張ができないところが特徴。

自分の意見や考えか言えないので、周囲との距離感がなかなか縮まりません。

一度溶け込むまでに時間がかかるだけでなく、しばらく合わなかったり連絡を取らなかったりするとまた元の関係に戻ってしまいます。


性格2. 他人と比較してしまいがち

競争心が強く、相手は何とも感じていなくても他人と比較してしまう人も人見知りになりがちです。周囲の様子を伺い天秤にかけ優劣をつけようとするので、なかなか自分の本心を話そうとしません。

また、勝手に周囲をライバルだと思ってしまう一面も。そのため、距離を保ちながら接して、集団の中にいることを好まない傾向があります。

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性格3. 小さいことでも傷つきやすい

人見知りな人は、ナイーブで内気な性格であることも多いです。「傷つきたくない」「ひどいと思われたらどうしよう」という気持ちが強く、一定の距離感を持ち接しようとします。

また、人からどう思われるかを考える癖があり、自分を抑えて周囲の目ばかり気にする一面も。その結果、人と馴れ馴れしく話すことが少なくなります。


性格4. 人への警戒心が強い

他人のことがなかなか信用できず、警戒心が強い人も人見知りの場合が多いです。人は誰でも信用していない相手には、自分のことを知ってもらおうとは思わないはず。

そのため、自分のことを話さないのはもちろんのこと、どちらかと言えば一人でいることを好みます。警戒心があるのでなかなか心を開けずに、人見知りになってしまいます。


性格5. 常に100%でなければならない完璧主義者

「理想の自分を演じたい」「人の前では完璧な自分でいたい」というタイプは、話をする時や何か行動をする時にいちいち考えこんでしまいます。

完璧な自分でありたいと思うあまり、上手に話すことができません。

また、自分で自分のキャラを定めている場合も多く「こうあるべき」という態度を取ろうとしてしまい、他人と接する時にぎこちなくなってしまうこともあります。

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性格6. ネガティブで物事を否定的に考えてしまう

自己肯定感が低い人も、周囲と一定の距離を保とうとします。基本的に物事をネガティブに捉えてしまうので「私が話すことで不快な思いをするかも」「周囲から嫌わているかも」など、否定的な考えがどんどん浮かんでしまうところが特徴。

そのため、自分の思いや意見を言葉にできず、いつも一歩引いた状態で周囲と関わろうとしてしまいます。

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人見知りな人の「行動」の特徴

ここからは、人見知りな人に多い行動の特徴をご紹介します。人見知りな人は様々な理由から、一定の距離を保ち他人と接しようとします。

どのような行動を取ることが多いのか、ぜひチェックしてみてくださいね。


行動1. 初対面の人と話すと、たどたどしくなる

人見知りな人は、自分の意見を伝えたり考え口に出したりすることが苦手です。特に、初めて出会う人となると「何を話せばいいのだろう」「嫌われたらいけない」など、様々な考えが浮かび思ったように話せません。

その結果、たどたどしくなることや途切れ途切れの会話となることが多く、なかなか距離感が縮まりません。


行動2. 信頼関係を構築するのに時間がかかる

なかなか心を開かない、人見知りな人。相手に嫌われたくないという思いや他人にどう思われているのか分からないという恐怖から、周囲に同調しようとします。それは、自己開示をすることを避けるため。

「この人なら大丈夫だ」と自分自身で納得するまで、距離が縮まることがありません。その結果、信頼関係を築くまでには時間を要することが多いです。


行動3. 人から褒められても、本心なのか疑ってしまう

人見知りな人は、自己肯定感が低い傾向が。自分を認めてくれる相手がいたとしても疑ってしまうところが特徴です。

「本当に思っているのかな」「お世辞なんだろうな」など推測してしまい、せっかく褒めてもらえても上手く返答できません。

また、せっかく長所を褒めて相手が歩み寄ろうとしても、疑ってかかってしまい素直になれません


行動4. 目を見て話さない

恥ずかしがり屋な一面を持つ人見知りな人は、目をそらしたまま、俯いたまま話すことが多いです。相手の目を見てしまうと恥ずかしくなってしまい、上手く話せなくなるからです。

また、目は口程に物を言うというので、目を見て話すことで「相手にどう思われているのか分かってしまうかも」という不安を感じている場合もあります。


行動5. 下を向いていることが多い

人からどう思われているのか気にしてしまうため、下を向いていることが多いところも人見知りな人の特徴です。表情な動作を見てしまうと、余計に人の考えていることが気になってしまいます。

また、自分の発言などがどう思われているのか察することも怖いので、下を向いたまま話すことで不安を和らげようとする一面も。


行動6. 自分の意見があっても、発言できない

人見知りな人の中でも、自分が思い描く理想像がある場合は、いろいろ考えてしまい、言葉にできないことがあります。また、自分が発言することで周囲がどのような反応をするのかも不安なので、周囲に同調しようとするところも特徴。

他にも、自分に自信がないため「この意見は合っているのかな」と考えてしまい、上手く言葉にできないことも多いです。


人見知りとは悪いことなの?長所と短所を解説

ここからは、人見知りな人の長所と短所をそれぞれご紹介します。人見知りであることは、短所だけでなく長所になる場合もあります。

人見知りな人の特徴と照らし合わせながら、どのような長所と短所があるのかチェックしてみてくださいね。


人見知りの長所とは

まずは、人見知りであるが故の長所をご紹介します。人見知りだからこそ、周囲を観察する能力が身についていることも。また、人見知りな人の気持ちが分かるという一面もあります。

どのような長所があるのか、チェックしてみましょう。


長所1. 人見知りな人の気持ちがわかる

当たり前のことですが、人見知りであるからこそ人見知りの人の気持ちが分かります。

例えば、職場に新入社員が入ってきた場合や学校に転入生がきた場合には、態度や話し方で「人見知りなんだな」と理解してあげられます。

周囲になじめず辛いと感じているように見受けられたら「大丈夫?」「一緒に話そう」などと自分の体験を活かしてサポートできるところも長所です。


長所2. 人を見る目が鍛えられている

人見知りな人は、警戒心が強くなかなか他人に心を開かないことが多いです。しかし、「この人なら信頼できる」「この人になら自分のことを話せる」など人の行動や態度をしっかりと観察し、持ち前の洞察力で振り分けています。

そのような行動を繰り返しているうちに、人を見る目が鍛えられていくので、良好な人間関係を築きやすいです。

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長所3. 深い人間関係を築ける

人見知りな人は、自己開示をする相手や信頼する相手を選ぶ傾向があります。初対面の人や人間関係が希薄な人とは一定以上の距離を置いても、一度信頼を寄せた相手には、どのようなことも気兼ねなく相談することが。

お互いのことをちゃんと理解し繋がりを感じる人間関係が築けるため、長く付き合える人間関係が構築できます。


人見知りの短所とは

ここからは、人見知りである短所をご紹介します。人見知りであることで自分の意見や考えを抑えているので、知らず知らずのうちにストレスを溜めることも

どのような短所が考えられるのか、参考にしてみてくださいね。


短所1. 暗いイメージを持たれてしまう

人見知りというだけで、どうしても暗いイメージを持たれてしまうことが。人は初対面でその人の印象を決める傾向があります。人見知りな人は、特に初対面の人と円滑なコミュニケーションを取ることが苦手。

どのように接したらいいのか、たどたどしくなってしまうこともあります。そのため、相手には「暗そう」「話しにくそう」というイメージを持たれやすいです。


短所2. 気軽に人と接することができない

自分のことを話す前に、いろいろと考えてしまうのも人見知りな人の特徴です。そのため、あまり話したことのない相手に話かけられたとしても、気軽に応答できません。

また、一度や二度接したことのあるくらいでは警戒心が解けないので、自分から話しかけることができない場合が多いです。そのため、一定の距離感を超えるためには時間がかかってしまうところが短所です。


短所3. ストレスを溜めがち

自分の意見や考えがあるけれど「嫌われたくない」「どう思われるのか不安」という思いから、なかなか言葉にできません。意に反して周囲に同調することもあり、「思っていないんだけどな」と感じることもあるでしょう。

言いたいことが言えない、伝わらないという状態を重ねていくうちにストレスを溜めてしまうことも少なくありません。


短所4. 素の自分を出せない

周囲からの評価を気にしたり完璧主義でいたいと感じたりすることが多い、人見知りな人。本当の自分を抑えこんでしまう傾向があります。そのため、周囲が抱く印象と自分自身が抱えている印象にギャップができてしまうことも。

「本当は好きじゃないのに」「本当はそういう性格ではないのに」と感じる周囲の解釈に、戸惑うこともあります。


短所5. 恋愛が思い通りにいかない

ガツガツと攻めたい恋愛において、人見知りは短所となってしまいます。

「話しかけるべきか」「相手からどう思われているのかな」と考えて行動に出れないと、ライバルに奪われる奪われてしまう可能性はゼロではありません。

また、好きな人の前で思うように振る舞えずに、本当の自分が伝わらないところも恋愛では弱点となってしまうでしょう。


人見知りになる4つの原因とは

ここからは、人見知りになってしまう4つの原因をご紹介します。人見知りになってしまうのには、辛い経験やひどい目にあったことがあるからかもしれません。

どうして人見知りになってしまうのか気になる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。


原因1. 人前で恥をかいたことがトラウマになっている

「人から嫌われたくない」「どのように思われているのか不安」という気持ちを抱えている場合は、過去に自分をアピールしたことで恥をかいたり失敗をしたりした辛い経験をしている可能性が。「自分の気持ちを伝えてもいいことがない」と思っています。

そして、同じような経験をしたくないという思いから、自分を抑え込んでいることが多いです。


原因2. 人とのコミュニケーション不足

人見知りの原因として、人との関わり方が習得できていないケースもあります。「何を話せばいいのか分からない」「どのように接したら上手くいくのか分からない」と思っているので、一定の距離感を詰めることができません。

また、一人でいることが好きな場合や他人に興味が持てない場合もあり、積極的に人との関わろうとしてこなかったため、コミュニケーション手段が分からないままとなっています。


原因3. いじめを受けた経験がある

他人に警戒心を抱えている人の中には、いじめやひどい嫌がらせなど辛い経験が引き金となっていることがあります。他人から不必要に嫌なことをされると、深い傷となり残ります。

その結果、「人と接するのが怖い」「どのように思われているのか怖い」と感じてしまい、なかなか本心を見せません。また、一定の距離感を持ち本心を隠して接していることも多いです。


原因4. 愛情不足で育った

他人から優しくされたり支えてもらったりした経験がないと「人は信じてもいい」という感情が理解できません。

特に、愛情不足で育った場合や大切にされた記憶がない場合は、信頼し合うという体験や信頼を寄せるという経験ができていない可能性も。

その結果、どのように携わっていけばいいのか戸惑ってしまい、自己開示が上手くできません。


8個の診断項目で人見知り度合いをチェック!

ここからは、人見知り度合いがチェックできる診断をご紹介します。該当する項目が多いほど、人見知りである可能性が高いという診断です。

自分のことはもちろん、家族や恋人など「人見知りなのかな」と感じる人をチェックしてみてくださいね。


チェック項目1. 人から話しかけてもらおうと待ってしまう

人見知りな人は、シャイな性格や引っ込み思案な性格であることが多いです。そのため、自分から話題を提供したり話かけたりすることが苦手です。

いつも、話しかけられるのを待っている場合や話題提供をしない場合は、人見知りである可能性が。マンツーマンで話すときでさえも、相手から話かけてもらうことを待っていることが多いです。


チェック項目2. 人からの頼み事をするのが苦手

相手からどう思われるのか必要以上に気になってしまうため、誰かに頼み事ができません。仕事で手を貸してほしい場面に遭遇しても「嫌われたくない」「陰口を叩かれたくない」という気持ちから、自分でどうにかしようとします。

そのため、最近誰かにお願い事をした覚えがない場合は、人見知りである可能性が。周囲と一定の距離感を保とうとしているかもしれません。


チェック項目3. 人と話す時に、落ち着かない

人と話すときにあれこれ考えてしまう人見知りな人は、話をしている最中にじっとしていることが少ないです。特に、初対面の場合は「どうしよう」「何を話すべきなのか」と焦っていることも多く、ぎこちない動作をしてしまいます。

また、恥ずかしい気持ちを避け視線をそらすために、下を向いたり体の方向を変えたりすることが多いです。


チェック項目4. 仲の良い関係性の輪の中にいても、自意識過剰になる

長年続いている人間関係においても「どう思われているのか」「急に嫌われたらどうしよう」と考えてしまうことがあります。

警戒心が完全に解けることがなく、ふとした瞬間にどう思われているのか気になってしまいます。

そのため、自分の本心をさらけ出せることが少なく、意に反することにも同調してしまうことが。人見知りがどうかチェックしたい時には、付き合いの長い人との人間関係もチェックしてみましょう。


チェック項目5. 食事会など集団の中で孤立してしまうことがある

人見知りな人は、大人数の集団の中にいる時こそ、自分を抑えて萎縮してしまいます。

食事会や飲み会など周囲が盛り上がっている場合でも、他人への警戒心が解けないので、同じように盛り上がることは少ないでしょう。

また、自分をつくろってしまうため心から楽しめずにいるので、疎外感を抱いてしまうこともあります。


チェック項目6. 人と会話をすると、沈黙状態になりやすい

コミュニケーションスキルが低い場合、長時間会話できないことが多いです。

特に、あまり顔を合わせない相手とは「何を話せばいいのか」「相手を不快にさせないように」など考えてしまうので、沈黙状態になりやすいことが。

一度、沈黙状態になってしまうと、なかなか会話を再開できずに沈黙状態が続いてしまうこともあります。


チェック項目7. 街中で知り合いを見つけても、気づかなかったフリをする

人見知りな人は、不必要な人との関わりを避けようとします。そのため、デパートや街中で知り合いを見つけても自分から話しかけません。

特に、普段あまり会わない相手には自分から「久しぶり」「こんにちは」などと、挨拶をすることは少ないでしょう。

場合によっては「どうやって話かけようかな」と迷っているうちに、チャンスを逃してしまうこともあります。


チェック項目8. 電話を取ろうとしない

人見知りな人は、電話が苦手であることが多いです。相手がどのような対応をするのか、どのように話すのか予測ができないからです。

職場などの場合は、誰からの電話なのか分からないことも多く、ついつい緊張してしまいます。

そのため、電話がかかってきても取ろうとすることは少ないでしょう。また、普段から電話などの会話によるコミュニケーションよりも、メールやLINEでのコミュニケーションを好む傾向があります。


直したい!人見知りの克服方法10選

最後に、人見知りを克服する方法をご紹介します。行動と考え方の2つに分けて、克服のための対処法をまとめてみました。

簡単に実践できる克服法ばかりなので、すぐにチャレンジできますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。


人見知りを「行動」で克服する方法

ここからは、人見知りを行動で克服する方法をご紹介します。まずは、自分からコミュニケーションが取れるよう簡単なことからスタートしましょう。

実践しやすい克服法ばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


克服方法1. まずは挨拶から意識して行う

人見知りを克服するには、自分から話かける癖をつけるところから改善しましょう。

人見知りな人は会話をしようとする時に、初めの一言がなかなか出てきません。それを克服できるだけでも、コミュニケーションが円滑になるはず。

「おはようございます」などの朝の挨拶や「お疲れ様です」などの挨拶は、相手を選ばず実践できます。


克服方法2. コミュニケーションのイメージを行う

「相手の反応が分からない」「どう思われているのか不安」というのも、知らず知らずのうちに人見知りになってしまう原因です。

これを克服するには、話しかける前にコミュニケーションを取るイメージをしましょう。

どのようなことを話かけるのか、相手はどのような反応をしそうか、予測を立てるだけでも心構えができるようになります。


克服方法3. 常に笑顔を心がけてみる

人見知りを克服するには、自分から話しかけやすい雰囲気を持つことも大切です。下を向いたりネガティブな雰囲気だったりすると、周囲もどうしていいのか分からなくなってしまいます。

できるだけ笑顔を心がけてみるだけでも、相手に与える第一印象が変わるはず。いい印象を持ってもらえば、その後の会話がしやすくなり距離が縮まるかもしれません。


克服方法4. 簡単に達成できる目標を立てて、コツコツ達成する

自分に自信が持てないと、「嫌われるかもしれない」「相手にされないかもしれない」という不安がつきまといます。そこで、自信が持てる自分に改善することも人見知りの克服法です。

小さな目標を立てクリアしていくことで「私にもできることがある」という自信に繋がるはず。自信が持てると、自然とポジティブになっていきますよ。

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克服方法5. 情報収集して、会話の引き出しを増やす

どのようなことを話せばいいのか分からないという場合には、相手に合わせて話せるだけの知識を持つよう心がけてみましょう。趣味や経済など、様々なジャンルを広く知ることで世界が広がります。

知識や教養が増えると、誰かと共有したいという気持ちを持てるようになります。また、相手に合わせた会話ができ、円滑なコミュニケーションが取れるようになるでしょう。


克服方法6. 聞き上手を目指す

「自分から話かけることはハードルが高いかも」という場合には、聞き上手を目指すのも一つです。

相手が不快に思わないよう相づちを打ったり質問をしたりするのも、立派なコミュニケーション。話の聞き方一つで相手の気分やテンションも変わるはず。

聞き上手になることで「もっと話したい」「コミュニケーションを取りたい」と思ってもらえます。


人見知りを「考え方」で克服する方法

最後に、人見知りを克服する考え方をご紹介します。コミュニケーションを取る前に抱く考え方を見直すだけでも、人見知りが改善するかもしれません。

簡単に実践できる方法ばかりなので、ぜひ実践してみてください。


克服方法1. 人はそれほど人のことを見ないと考える

自分が話すことに他人がどう思っているのか気になる場合には「そこまで人に関心はない」と割り切るといいでしょう。人はそれぞれ性格が異なるので、考え方や抱く印象も異なるはず。

それなのに、全員から「嫌われたくない」「不快に思われたくない」と思っても、なかなか難しいことです。そのため、人の評価や顔色をできるだけ気にしないよう思考を変えてみましょう。


克服方法2. 間違えたりすることは仕方がないと考える

自分の意見に自信が持てない場合や、過去に失敗をして自分の考えを述べることに抵抗がある場合もあるでしょう。

しかし、間違えは誰にでもあることです。間違えないように恐れていては、次の一歩が踏み出せないまま。

ここは「間違えたらその時!」と腹をくくって、自分の思いを口にできるようにしていきましょう。


克服方法3. 自分だけが緊張するわけではないと考える

初対面の人と会話をする時や普段あまり話さない人と関わる時は、誰でも緊張します。「自分だけ緊張している」と思ってしまうと、自分の態度やコミュニケーションが不安になり、話す前から自信が持てなくなりますよね。

「相手も同じように緊張しているはず」と思うだけでも、意外と話をし始める時の気持ちは楽になります。


克服方法4. 自分らしくあれば良いと考える

自分の意見がなかなか言えない場合は「自分は自分」だと言い聞かせることも一つの方法です。周囲の顔色ばかり伺って自分を抑えつけていると、それだけでストレスになります。

また「本当の自分を受け入れてくれる場所がない」と感じ、孤独感を膨らませてしまうこともあります。それを改善するために、自分の意見を言うことも大切です。

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人見知りな性格を改善して、コミュニケーション上手を目指しましょう。

今回は、人見知りな人の心理や特徴、人見知りの人の短所や長所、そして人見知りを克服する方法をまとめてご紹介しました。人見知りな人は、なかなか最初の一言をかけられないことが多いです。

周囲の顔色や考え方に左右されず、自分は自分と思うことで新たな一歩が踏み出せる場合も。ぜひ、円滑なコミュニケーションを目指して少しずつ自分を変えてみましょう。


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