ネガティブな人の特徴&心理|マイナス発言ばかり言う原因とは?

ネガティブな人の特徴&心理|マイナス発言ばかり言う原因とは?

あやな 2022.05.17
何をしてもマイナスな感情が湧いてくるネガティブな人。男性女性問わず、ネガティブな性格に悩んでいる人は多いのでは?今回は、ネガティブな人の特徴や心理から、マイナス思考になってしまう原因と治し方を大公開。

ネガティブなことばかり言う人は一緒にいて疲れますよね。

ネガティブな人の特徴&心理

誰しも自分がネガティブな人だとは認めたくはないものです。

ネガティブな人とはどのような人を指しているのか、本当にあなたは知っているでしょうか。

今回は、ネガティブな人の特徴や心理、その原因と改善方法を伝授していきます。ネガティブな人との上手な接し方まで把握して、世の中を上手に渡れる人になりましょう!


ネガティブな人に共通する特徴とは

ネガティブな人に共通する特徴とは

ネガティブな人とは、いったいどのような特徴を持っている人なのでしょう。どうやら、ネガティブな人には、たくさんの共通した特徴があるようです。

ここでは、ネガティブな人に共通している10個の特徴を詳しく説明していきます。


ネガティブな人の特徴1. 物事に挑戦する前から失敗するビジョンを思い描いたりする

ネガティブな人は、何の根拠もなしに自分はダメだという思いにとらわれることがあります。その延長上で、物事にも挑戦する際には、失敗するビジョンを思い描いてしまいます。

これは、ネガティブな人には成功体験が少ないためと考えられます。何も始まっていないのにリスク面ばかりを気にして、結局、何にも挑戦できないということになってしまいます。

物事に挑戦する前から失敗するビジョンを思い描いたりするのは、ネガティブな人の特徴の一つです。


ネガティブな人の特徴2. 何に対しても、まずは基本的に“否定から”入りやすい

ネガティブな人は基本的に、何事に対しても、「それはちがう」「それは無理」「それはだめ」「それはできない」というような否定から入る傾向がみられます。

例えば、会社や学校で何か目標を掲げた場合、その目標へのアプローチも始めていないうちに、「自分にはできない」と考えてしまうのです。

これは、リスクにばかり目が行くため、物事に対する希望や期待感を持つことが希薄だからだと考えられます。

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ネガティブな人の特徴3. 気持ちの切り替えが苦手でミスや失敗をズルズルと引きずりやすい

ネガティブな人は気持ちの切り替えが苦手

仕事でのミスや失敗を起こしてしまった時に最初にすべきことは、気持ちの切り替えなのですが、ネガティブな人はその気持ちの切り替えが苦手です。

ミスした時こそ特に、気持ちを切り替え集中して次に対処していくことが大事なのですが、ネガティブな人はミスや失敗をすると気持ちの切り替えができずに、いつまでも引きずってしまう傾向があります。

例えば、上司や先輩に報告すべきことを伝え忘れ、何らかの支障がおきた場合。報告をすませ、支障が解除された後も、そのことを後悔し続け落ち込み、集中力を欠いて、さらにミスを繰り返すというようなことが起こります。


ネガティブな人の特徴4. 「でも」「だって」「忙しい」とすぐに言い訳を口にしがち

ネガティブな人は、ことあるごとに「でも、〇〇だったから」「だって、〇〇だったから」「忙しかったから」とできなかったことやミスの言い訳を口にします。

言い訳をするのは、叱責されるのが怖い、嫌われたくない、責任から逃れたい、ミスや失敗が自分のせいではないと伝えたい、などという心理が働くからですが、ネガティブな人の言い訳の主な起因は「嫌われたくない」という心理からです。彼らは常に人の目が気になり、人から嫌われることを恐れます。

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ネガティブな人の特徴5. 自己肯定感が低く、自分に対して自信がない

ネガティブな人は、自分の存在意義や価値を認める感情、すなわち自己肯定感が低い傾向があります。

自己肯定感が低い人は自分自身に対しての評価も低くなり、何事においても自信が持てなくなります。自分に対して自信が持てないと、自分の意思を相手に伝える意欲さえも失ってしまいます。

そのため、物事に取り組むモチベーションが低下し、人生の様々な出来事に積極的に取り組むことが難しくなっていきます。

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ネガティブな人の特徴6. 頭だけで考えがちで、行動力が乏しい

ネガティブな人は行動力が乏しいshutterstock_1297544821.jpg

ネガティブな人は、物事を始める前にマイナスなイメージとリスクを想定し、頭の中だけで完結させてしまう傾向があります。すぐにリスクに目が行くネガティブな人には、もともと慎重な人が多く、なかなか前に一歩踏み出すことができません。

多くの人は、何か行動を起こすときに未来を予測して行動するのですが、ネガティブな人はリスクを過大評価するあまり、未来への希望や可能性が周りの人の予測よりかなり小さくなっています。

その結果、消極的で臆病になりさらに行動力が乏しくなってしまいます。

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ネガティブな人の特徴7. 責任感が弱く、辛いことはすぐに諦めたり、投げ出したりする癖がある

ネガティブな人は諦めが早く、辛いと感じるとすぐに途中で投げ出したりすることがよくあります。でも、ネガティブな人は生まれながらにネガティブだったわけではありません。

これは、幼少期や学生時代などに「できてあたり前」「目標達成」などの周りから期待や要望に応えられなかった、成果が上がらなかったなどの失敗体験が積み重なり自己肯定感が低下してしまっているためと考えられます。

実は、最後まで頑張ろうとする真面目で責任感が強い人ほどネガティブな思考に移行しやすいのです。責任感が弱く、諦めが早い、途中で投げ出すなどは、成功体験が少ないため経験則から導かれた保身の形だともいえます。

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ネガティブな人の特徴8. 思い込みが激しく、物事を大げさに考えてしまう

ネガティブな人には、他の人からみれば、ほとんど気にならないミスを取り返しのつかない重大なミスと感じてしまう思い込みの激しさがあり、他の人からみれば取るに足らない事を大げさに考えてしまう傾向があります。

取るに足らない事を大げさに考えてしまうは、ネガティブな人の考えや感じ方が周りの人たちと解離しているために起こります。

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ネガティブな人の特徴9. 視野が狭く、自分の主観だけで物事を考えようとしてしまう

ネガティブな人は視野が狭い

ネガティブな人は、視野が狭く、他の考え方や見方がある事は考慮せず、自分の主観だけで物事を考えようとする傾向があります。

もともと、ネガティブな人は慎重で、新しいことに挑戦する前にマイナスなイメージが浮かび、挫折してしまうことが多いため、新たな領域の知識や経験を得ることが少ないのです。

結果、これまでの自分の経験や知識だけの狭い視野で物事を見る事になり、考え方はかなり偏り適切な判断ができなくなります。


ネガティブな人の特徴10. 極度の心配性でミスや失敗を過度に恐れる

ネガティブな人は極度の心配性のため、些細な出来事やもめごとを非常に大げさにとらえ、物事を始めるときは「自分にできるだろうか」「失敗するのではないか」というように大きな不安を感じてしまいます。

また、人から批判されることや評価が下されるようなことを嫌い、ミスや失敗を過度に恐れるあまり、何事にも簡単には取り組もうとしません。心配性でミスや失敗を過度に恐れるのは、ネガティブな人によく見られる特徴です。


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