マイナス思考の原因&改善方法|ネガティブな性格からポジティブに!

あやな 2019.04.16
物事を悪い方向へ考えてしまい、自分はマイナス思考だと感じる時ってありますよね。プラスに考えようとしても、なかなか難しいことも。そこで今回は、マイナス思考の意味から共通する人の特徴や原因、メリット・デメリットをレクチャー!さらに、改善してプラス思考になる方法も解説します。

マイナス思考で悩んでいる方へ。

マイナス思考の原因&改善方法

「自分はマイナス思考だ…」と、1人で悩み、自己嫌悪になっている方は男性にも女性にも多いのではないでしょうか?

本音や意見が言えないことで誤解を生んだりしたこともあったかもしれません。でも、マイナス思考も悪いことだけではありません

そこで今回は、マイナス思考な人に共通する特徴を改めて見直しながら、マイナス思考だからこそのメリットやポジティブ思考へ変わる方法を徹底解説していきます。


大前提として「マイナス思考」の意味とは

マイナス思考とは悪い考えに思考がいく

マイナス思考とは、何をするにも「自分にはできない」「どうせ失敗する」「上手くいくはずがない」という、悪い考えに思考が広がってしまうことを「マイナス思考」と言います。

何事にも弱音を吐いてしまうため周りを疲れさせてしまう傾向がありますが、基本的に本人に悪気はなく、周囲から応援やアドバイスをされることもあります。しかし、なかなか行動に移すことができません。


マイナス思考な人に共通する特徴

マイナス思考の人の共通の特徴

マイナス思考な人は、すぐに他人と自分を比較して自分に自信を持つことができません。これは、男性と女性、どちらのマイナス思考の人にも共通する特徴です。

これからポジティブな思考にしていく意味でも、改めて一度、ネガティブな考えを整理して、一つ一つ特徴を見ていきましょう。


特徴1. 周囲と比較して、自分を卑下するような発言をする

人には、いつも自分を「認めてほしい」「褒めてほしい」という気持ちが根底にあります。

わざと自分をおとしめる発言をして、周りから「そんなことないよ。お前は凄いよ」と言ってほしいのです。

弱い自分をアピールしたり社交辞令として使う人もいます。「私なんて…」と発言して「そんなことないよ」と言ってもらい、心のバランスをとっています。


特徴2. 自分に自信を持っていない

マイナス思考の人は、子供の頃から勉強やスポーツでの成功体験がほとんどありません

そのため「どうせ自分は出来ない。やってもムダ」と考えてしまうため、出来ないことを積極的に克服しようとはしません。

何をするにも否定から入り、自信を持つことができず、常にコンプレックスを抱えていて、恋愛など新しい行動を起こせずにいます。

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特徴3. 打たれ弱く、すぐ落ち込んだり悩んだりする

マイナス思考の人は打たれ弱い

人と真剣に意見をかわしたり、本気で喧嘩をした経験は人を大きく成長させます。

しかし、このような経験を避けてきた人は、人の気持が分からないため疑心暗鬼で、ネガティブな思考になりがちです。

子供の頃から、部活動などに参加して、友人や先輩後輩と真剣に関わり合ってきた人は、たとえ一時的に落ち込んだとしても、すぐに立ち直ることができます。しかし打たれ弱い人は、人との関わりを避けてきた人なのです。

そのため、対人関係に慣れておらず、他人から少し嫌なことを言われただけで、落ち込んだりしてしまうことも。


特徴4. なにか言われた時「でも」「だって」と否定から入りがち

自分で何かを決めることを避けてきた人、大事な事は全て人まかせにしてきた人は、大事な事を自分で決めることができません。自分で責任をとることが嫌なのです。

いつも、自分を守りたいという意識が働くため、考えるより先に「でも」や「だって」を口に出してしまいます。それがクセになっているため、なかなか直すことが難しいのです。


特徴5. 人に気を遣いすぎて、自分の本音や意見を言えない

いつも周りのことを気にして言いたいことがあるのに言えません。人への気遣いができるのは素晴らしいことです。

しかし、それが原因で自分の意見をハッキリと主張することが出来ません。どうせ自分の意見なんて認めてもらえないと思っているので、自分の考えがあっても口に出せないでいるのです。

本当は意見を持っていても発言しないので、周りからは消極的な人間と思われてしまいます。


特徴6. 周囲に頼ったり、甘えたりするのが苦手

マイナス思考の人は甘えるのが苦手

過度に人を気にする性格が災いして、子供の頃から人に用事を頼むのが苦手です。

そして、頼み事をして『もし断られたらどうしよう…』とか、頼み事をした後、影で何か良からぬことを言われているんじゃないかと、まだ起こってもないことをネガティブに考えて、頼む前から恐怖で行動ができません。

両親から受けるはずだった愛情を充分に受けていないことも、頼ったり、甘えたり出来ない原因になっている場合もあります。


特徴7. 責任感が弱く、すぐ人のせいにしようとする

マイナス思考の人は、自分でなんとか解決しようという考えがありません。

何かを初めても出来ないことがあると簡単に諦めてしまいます。そして、責任を取りたくないのですぐに責任転換しようとします。自分で解決しようとしないのに、自分の評価には敏感に反応する。つまり、自分を第一に考えてしまうのです。

これでは、周りから何かを依頼されたり、信頼されたりすることはありません。


特徴8. やる気や向上心がない

マイナス思考の人は、今までの人生の中で成功体験が少ないのです。

物事を最後までやり遂げるには、責任を持つことや投げ出さないことがとても大切です。しかし、マイナス思考の人は、それがわからないのです。

常にネガティブな考えに支配されているため、努力することは無駄、できれば周りになんとかしてもらいたいと常に考えています。このような考えだからこそ、やる気や向上心が出ないのです。


特徴9. 自分の目標が理想を高く設定しすぎている

マイナス思考の人は目標設定が高い

マイナス思考の人は、自分の事を客観的に見れていないために、目標を高く設定してしまう傾向にあります。

目標が高すぎるために、いつも達成が出来ないだけなのですが、それに本人が気づかないため、直すことが出来ず、いつも自分はダメなやつだと自己嫌悪に陥っています。高い目標を持つことは素晴らしいことですが、自分を客観的に見られないために達成感を得られないだけなのです。


特徴10. 日頃から笑顔が少なく、無表情が多い

マイナス思考の人は、周りが自分をどう評価しているのかを極度に気にしています。

そのため警戒心が強く、感情を表に出して、周りと本音でコミュニケーションを取ることが苦手です。ネガティブな思考で常に緊張しています。

そのため、感情が顔に出にくく、何を考えているか分からないという印象を相手に与えています。


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