
背筋の自重トレーニング総集編。背中の鍛え方&自宅で簡単にできる筋トレとは
背筋の筋肉|背筋は主に3種類に分かれている

背筋の自重トレーニングに移る前に、まずは背筋の基礎知識を学んでいきましょう。背筋は主に
- 僧帽筋(そうぼうきん)
- 広背筋(こうはいきん)
- 脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)
に分けられており、それぞれが重要な役割を担っています。
僧帽筋の役割|肩甲骨近くにある筋肉の働きとは?
僧帽筋とは、肩甲骨周辺を取り巻く背筋の1種。
僧帽筋は大きく分けて
の3種類に分かれており、上部が腕を上に伸ばす拳上という動作と肩甲骨の内転を、中部が肩甲骨の内転を、下部が肩甲骨の下制を担当しています。ベンチプレス種目のように肩甲骨部分でブリッジを作る筋トレメニューでは、全ての僧帽筋が使用されるため、効果的な肥大が期待できます。
【参考記事】僧帽筋を鍛えられる自重トレーニングメニューとは▽
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広背筋の役割|背中下にある筋肉の働きとは?
広背筋は、肩甲骨下にある背筋。
肩甲骨の内旋(肘を大きく後ろに引く動作など)や両腕の内転動作(懸垂のように両腕を体に引きつける動作など)で使用されている筋肉になります。僧帽筋と共に背筋の大部分を司る背中の大切な部位です。
【参考記事】広背筋を鍛えられる自重トレーニングメニューとは▽
脊柱起立筋の役割|腰近くにあるインナーマッスルの働き
脊柱起立筋とは、僧帽筋や広背筋とは違い、背骨に沿ってある表面からは見えない筋肉です。
脊柱起立筋は脊柱起立筋群とも呼ばれ、表面からは見えない9つの筋肉をまとめた総称のことを指します。9つの筋肉は、さらに棘筋(きょくきん)・最長筋(さいちょうきん)・腸肋筋(ちょうろっきん)の3つに大きく分けられ、棘筋は脊柱の伸展・回旋を、最長筋は伸展・回旋・屈折を、腸肋筋は伸展・屈折を担当しています。
【参考記事】脊柱起立筋を鍛えられるトレーニングとは▽
自宅で黙々と背筋を鍛えて、ジム男に勝とう。

自宅で取り組める背筋の自重トレーニングをご紹介しました。僧帽筋・広背筋・脊柱起立筋どれもが貴方を男らしい背中を作り出すには必要です。トレーニングを積み重ねて、理想的な背中を作り上げましょう。
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