惨めな気持ちを払拭する8つの方法。哀れで情けないと感じる原因も解説!
「惨め」の意味とは?
「惨め」とは、屈辱を感じたり劣等感を覚えたりした時の気持ちを表す言葉。
「見じ目」という「見ていられない」を意味する言葉を語源で、主に自分や他人のことを
「悲惨だな」
「可哀想だな」
と感じたときに使います。
惨めな気持ちになる原因|情けなくなる瞬間や心理とは?
「なんで自分だけこんな目に合うんだろう?」
「思い通りにいかなくて悔しい!」
誰でも日常生活を送っている中でネガティブな気持ちになってしまうことってありますよね。
しかし、ネガティブな気持ちの中でも惨めと言えるのはどんな時の感情でしょうか?
ここでは、惨めな気持ちになる瞬間について見ていきましょう。
- 仕事で大きな失敗をした
- 職場の後輩に追い抜かれた
- 大人になって初めて本気で怒られた
- お金がなくて欲しいものが買えなかった
- 同期や友人を大きな差を感じた
- 時間を無駄にしていることを実感した
- 自分の器の小ささを再認識した
- 恋人の浮気に気がつけなかった
原因1. 仕事で大きな失敗をした
仕事で大きな失敗をすると、上手くできなかった自分に不甲斐なさを感じてしまうでしょう。
自信満々で引き受けたのに、発注書や請求書の数字を打ち間違える大きなミスをした時など。
結局ちゃんとできずに関係各所へ迷惑をかけてしまうことになり、
「こうなるハズじゃなかったのに」
と惨めに落ち込むのです。
原因2. 職場の後輩に追い抜かれた
職場の後輩が自分を追い抜いて上の立場になってしまうと、悔しさや劣等感で心がいっぱいになってしまいます。
例えば、自分が仕事を教えていた新人が優秀だと、気がついた時には自分より仕事のできる人間になっていた時など。
上司が自分より後輩を頼りにするようになると、自分が情けなくて惨めな気持ちになるのです。
原因3. 大人になって初めて本気で怒られた
子供の頃から周りからあまり怒られる機会がないと、いざ怒られた時に屈辱や恥ずかしさで情けない気持ちになるでしょう。
例えば、仕事でミスをしてしまった時に、職場のみんなが見ている前なのに子供を怒るような口調で激しく責め立ててくる上司に
「なんでこんな事もできないの?」
と怒られると、惨めでやるせない気持ちになってしまうでしょう。
原因4. お金がなくて欲しいものが買えなかった
いい年の大人になっても収入が少なくて欲しいものが買えないと、自分のことがとても惨めに思えてしまうもの。
どうしても欲しい物がある時に自分の手元にお金が無いと
「どうしてあんなことにお金を使ってしまったんだろう」
と自分を責めてひどい気分になってしまうでしょう。
原因5. 同期や友人を大きな差を感じた
自分と肩を並べていると思っていた人たちが、自分と差をつけて先に進んでいってしまうと、自分が劣っているように感じてしまうもの。
- 会社の同期が先に出世する
- モテない同士だった友人が結婚する
など周囲が変化していく中で、自分は若い頃と何も変わっていないと
「どこでこれだけの差がついた?」
「なんで自分は同じようになれない?」
と考えるたびに惨めになっていくのです。
原因6. 時間を無駄にしていることを実感した
休みの日も家で一人で過ごしていることがあると、時間を無駄にしているようで惨めな気持ちになります。
例えば、職場の同僚たちはお盆休みに彼女と旅行へ行くのに、自分は家から一歩も出ずベッドでダラダラしている。
そんな風に無為に過ごしていると
「俺何やってるんだろう…」
「みんなは楽しくしてただろうな」
と比較して自分の境遇に悲しい気持ちになるのです。
原因7. 自分の器の小ささを再認識した
心に余裕が無いとつい嫌味なことを言ってしまうもの。
すると、自分の発言に対して器の小ささにみっともなさを感じてしまうでしょう。
例えば、仕事の業績が悪くて焦っているような時に、部下へ
「もっとデキる奴が部下だったらな」
とつい余計な一言を言ってしまうなど。
後から冷静になって
「なんで励ますことを言えなかったんだろう」
と、上司らしくない小さな自分が惨めになるのです。
原因8. 恋人の浮気に気がつけなかった
恋人が浮気している事実を後から知ると、浮気されたことと、気がつかなかったことに対する辛い気持ちが二重で襲ってきます。
自分は恋人とはずっとラブラブだと思っていたのに、友人から
「あなたの恋人ってかなり前から二股だよ」
と言われてしまったとします。
恋人もその事実を認めると、
「愛していたのに裏切られた」
「なぜ分からなかったんだ」
と惨めになってしまうでしょう。
惨めな気持ちを払拭する方法|抜け出したい時の対処法とは?
「惨めな気分になったらどうすればいいの?」
「惨めな気持ちをなんとかしたい!」
前向きにならなければいけないと分かっていても、一度ネガティブな気持ちになってしまうと抜け出すのは大変ですよね。
どのようなことをすれば気持ちを切り替えられるか。
ここでは惨めな気持ちを払拭するための対処法について詳しく見ていきましょう。
方法1. 時間が経つのを待つ
辛い気持ちは時間が経てば忘れてしまいます。
辛いのは今だけと考えるようにして過ごせば、時間が解決してくれることもありますよ。
悩みが大きいと忘れるまでに時間がかかってしまうこともありますが、日々気にしないようにして生活を送っていれば、いつの間にか気にしないようになっているでしょう。
方法2. ゆっくり休んでストレスを解消する
仕事の成績が思うように上がらず、なんとかしなければと焦っていると自分の事を責めてしまい惨めになってしまいます。
そんな状況ではストレスを感じて余計に落ち込んでしまうだけ。
思い切って長めの有給休暇をとり旅に出かければ、惨めに感じていたことを忘れてまた頑張る気持ちになれるはず。
ストレスを感じてきたら、早めにリフレッシュすることが大切ですよ。
方法3. 思い切り泣いて発散する
涙を流すこともストレス解消方法の一つ。
大人なんだから我慢しなきゃとは考えず、泣きたいなら人前だって気にしないでわんわん泣いてしまいましょう。
我慢しないで泣いてしまえば惨めな気持ちが発散され、涙が枯れるころにはスッキリしてしまいます。
簡単には泣けないという人は、感動系の映画を観ると比較的簡単に泣くことができますよ。
他人に見られたくないなら、家に帰るまでは我慢して、一人になってから泣いてみてくださいね。
方法4. 友人に話を聞いてもらう
親身になって話を聞いてくれる友人に今の思いを話すことで、惨めさを払拭できることもあります。
会社での嫌な出来事、恋愛で困っていることがあれば、友人を飲みに誘い出してみて、悩みをんどん打ち明けて気持ちを楽にしましょう。
ただし、口の軽い友人に話すといつの間にか広まって余計に惨めな思いをすることも。
友人たちの性格を考えながら、誰に打ち明けるかよく考えてくださいね。
方法5. パーっと遊びに行く
友人や恋人など親しい人たちと遊びに行くことは気分転換になり、元気をもらって落ち込んだ気分から抜け出すことができます。
惨めさの原因となった出来事を忘れてしまうことが大切なので、
- 知らない土地まで思い切ってドライブする
- カラオケなどで普段出さないような大声を出す
など、自分が夢中になれる遊びをやってみてはいかがでしょうか。
きっと遊び終わる頃には
「つまらないことで悩んでいたな」
と思えるくらいに復活できるでしょう。
方法6. 成果で見返すために努力をする
後輩に追い抜かれて情けないと思っている場合は、仕事を頑張って見返してやるしかありません。
- 同僚たちが嫌がる業務を進んで引き受ける
- 一件でも多く回れるように営業を鞍馬ってみる
- 猛勉強して同僚たちにはない資格を取得する
など、上司から
「あいつは努力しているな」
と認めてもらえるように積極的なアピールをしてみて。
悔しいからといって、努力もしないで文句ばかり言うのは、自分のレベルを落とすだけ。
気をつけましょう。
方法7. 毎日目標を持って過ごす
ダラダラ過ごしていることが無駄だと思っているのなら、簡単なものでも良いので何か目標を立て、達成を心がけながら生活するようにしましょう。
- 生活が不規則なら朝は7時に起きて夜は0時までに寝るようにする
- 家に籠りがちなら1日1回は外出して1万歩以上歩くようにする
など、すぐできることから始めて生活を少しずつ立て直していきます。
充実した毎日を送れるようになれば、自分の生活に引け目を感じることもなくなって惨めさは消えていくでしょう。
方法8. 惨めな気持ちになる環境に行かない
嫌味を言う人たちが多くてうんざりする環境に置かれている場合は、そこから逃れてしまうことも一つの解決方法です。
- 会社がブラックな働き方を強いてくるなら、さっさと退職して転職先を探す
- 性格の悪い友人たちがいたら、縁を切って優しい友人だけと付き合う
のように、自分にとってプラスになる環境へ向かっていきましょう。
ためらっているとズルズル関係を引きずってしまうもの。
ストレスになる原因は躊躇なく切るようにしてみてください。
自分に自信をつけるコツ|仕事や恋愛で負けないためには?
「もう惨めな気持ちにはなりたくない!」
「自分に自信をつけるにはどうすればいいの?」
仕事や恋愛、スポーツをしていると、どうしても自分を他人と比較しがちになりますよね。
いつも負けてしまって惨めな気持ちになっている人もいらっしゃるでしょう。
どうすれば強い自分になれるのか?ここでは、自分に自信をつけるコツを詳しくご紹介していきます。
「仕事」で負けないためには?
自分を磨いてスキルアップすると、周りの人と能力で差をつけたり、苦手なことを克服できたりして自信に繋がっていきます。
- ビジネス英会話や簿記など業務に活用できる資格を取得する
- プレゼンや電話応対など不得意なことを練習して上達する
といった自分磨きをやってみて。
すぐに結果はでないかもしれませんが、真面目に続けていればちゃんと良い結果を出せますよ。
仕事仲間から頼られる存在になれれば、劣等感を覚えることもなくなるでしょう。
「恋愛」で負けないためには?
努力もしないで好きになってもらえることなんてまずありません。
ライバルたちを抑えていかに自分を異性にアピールできるかが大切。
- 内面と外見を磨き、相手の理想にできるだけ近づけていく
- 振られることを恐れず、自分の好意をしっかり伝える
など、自分ができる限りのアピールを一通り頑張ってみて。
何もしないでダメだと辛い気持ちしか残りませんが、努力してダメなら縁がなかっただけだとスッキリ諦めがつくでしょう。
「スポーツ」で負けないためには?
スポーツは結果が勝敗としてはっきり出るので、惨めな気持ちになりたくなければベストを尽くすしかありません。
ベストを尽くすには普段からの練習への取り組み方が大切で、
- トレーニングの質を高めて、人よりも多く努力するように心がける
- 練習試合などで実戦経験を積み、自分の弱点を洗い出して改善する
などを頑張ってみて。
努力した結果負けたのであれば悔しくても惨めにはならず、もっと頑張ろうという気持ちになれるでしょう。
惨めな気持ちを払拭して自分に自信をつけましょう!
自分を惨めに思ってしまう原因のほとんどは、周りの人たちと比較して劣っていることを痛感してしまうから。
惨めになった時は自分に合った払拭方法で早く抜け出すのが一番。
いつまでも落ち込んでいたって状況は変わりません。
また、これ以上惨めな気持ちを味わいたくないなら、自分磨きをして劣等感を解消しましょう。
惨めな自分とお別れしたい人は、ぜひ今回の記事を役立ててみてくださいね。
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