人に頼るのが苦手な原因と特徴|人に任せられるようになる方法も解説!
人に頼るのが苦手な原因|自分1人で抱え込んでしまうのはなぜ?
「いつも一人で問題を抱え込んでしまうのは一体なぜ?」
「どうして人に頼るのが苦手なのか、その原因が知りたい」
このように、自分が頑張りすぎてしまい、人に頼ることがなぜかできない人も多いのではないでしょうか。
ここでは、どうして他人を頼ることに対して抵抗を感じるのか、その理由をご紹介していきます。
原因1. 相手に気を遣ってしまうから
人を頼るのが苦手な人は、相手の反応を過剰に気にしてしまう性格の人が多いです。
そのため、
「もし、仕事のお願いをしたとしたら、相手の負担が大きくなるんじゃないだろうか…」
「断りたくても嫌とは言えないのでは…?」
など、いろいろと考えてしまいます。
相手に対する気遣いで疲れてしまい、結局自分でやった方がいいと思ってしまうのです。
原因2. 『頼ること=悪いこと』だと思っている
真面目で責任感が強い、人を頼るのが苦手な人。
他人の助けを借りることは、任されていることから逃げているという風に、ネガティブに捉えてしまいます。
「自分に任せると言われた仕事だから、ここで誰かにお願いすると、信頼してもらえなくなる…」そういった心理が働いてしまうのです。
人に頼ることに罪悪感を抱いてしまうため、自分だけで抱え込んでキャパオーバーになってしまいがち。
原因3. 頼って断られるのが怖い
人を頼るのが苦手な男性や女性は、自分を守りたいという気持ちが強いため、断られた後のことを考えてしまいます。
「人にお願いごとをして、もし断られたらショックを受けてしまう…」「もし頼って断られたら、その後が気まず過ぎる…」そう思うと、怖くて言い出せないのです。
傷付きたくないという心理から、周囲に頼ることを躊躇してしまい、ストレスがたまる人は少なくありません。
原因4. 周囲の人があまり信用できないから
基本的に、周囲のことを心から信頼することができないため、自分で行動した方がいいと考えてしまうのが、人を頼るのが苦手な人です。
「あの人に任せると、ミスをして逆に大変なことになるんじゃないだろうか…」
「相手に任せるよりも、自分がやったほうが早い気がする」などと考えてしまいます。
信頼関係を構築するのも苦手なため、頼ることもできずに一人で抱え込んでしまうのです。
原因5. 人に頼って裏切られた経験がある
人を頼ることが苦手な人は、過去に辛い経験をしていて、誰も信じられないケースもあります。
例えば、信頼していた相手に仕事を頼んだのに納期に間に合わなかったなど、裏切られた経験を持っていることが多いです。
そのため、「もし、お願いしたとしても、また同じことになるかもしれない」と思うと不安に感じることも。
トラウマがあるため人に頼ることを避け、自分一人でなんとかしようとしてしまうのですよ。
原因6. 「自分はこうあるべき」という考えに囚われている
固定概念に縛られ過ぎていることも多く、柔軟な考え方ができない傾向にある、人を頼ることが苦手な人。
「自分が任された仕事だから、最後まで一人でやり通すべき」
「人に頼る前に、自分でもっとできることがあるはず」など、真面目に考えすぎてしまいます。
ある意味完璧主義であり、人の力を借りることができずに、どっと疲れることになっても一人でやり遂げようとするのです。
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