人を信用できない人の特徴8選。疑ってしまう癖やトラウマを克服する方法とは?

人を信用できない人の特徴8選。疑ってしまう癖やトラウマを克服する方法とは?

HaRuKa 2024.06.10
男性女性問わず、人を信用できないと感じている人はたくさんいます。今回は、人を信用できない人の原因や心理を解説。また、人を信用できない男女の特徴も具体的にお教えします。トラウマや原因を改善して人を信用できるように、アドバイスを参考にしてみて。

人を信用できない時ってありますよね。

人を信用できない時の原因や心理

助けがほしい、悩みを相談したい、そんな時に人を信用できないでいると不安や焦りは高まるばかりです。

仕事や恋愛において本当は人を信用できるようになりたいと思っていても、どうしたらいいか分からないという思いは男性でも女性でも同じではないでしょうか。

この記事では、人を信用できない原因と心理、男女別の特徴を解説した上で、人を信用できるようになるためのアドバイスをご紹介していきます。


他人を信用できない人に共通する特徴|基本的に人を信用しない人ってどんな人?

人を信用できない人の特徴

「誰も信用できない」と主張する人にはさまざまなタイプがいます。しかし、タイプは異なっても、特徴として共通する部分がありますよ。

まずは、人を信用できないという人に共通している特徴について見ていきましょう。


人を信用できない人の特徴1. 心配性で警戒心が非常に強い

人を信用できない人は、基本的に自分以外は頼れないと思っていますし、頼ろうという気持ちもありません。

ささいなことでも不安になって「大丈夫だろうか」と心配しているので、頼るつもりは元からないです。

他人に対して強い警戒心を持っていて、表面上は普通に会話などをしていても心の底では疑念を抱いています。

疑うことがクセになっているため、「この人の発言は嘘かもしれない」とすぐに考えてしまうのです。


人を信用できない人の特徴2. プライドが高く、基本的に人のことを見下しやすい

人を信用できないという考えは、無意識に相手を見下していることにつながっています。

「本当のことを言っているか分からない」などと思うのは、自分の方が上位に立っていて相手がちゃんとした人かを判断する立場にいるという意識が働いているためです。

自尊心が強くプライドが高いので、自分から折れるという考えもありません。

常に人を疑って一定の距離を保ち、自分の領域に入れないことで自分が一つ上のステージにいると思いたいのです。

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人を信用できない人の特徴3. 自分の事ばかり考えているため、相手もどうせ自己中だと勝手に決めつける

自分のことばかり考えて人を信用できない

人を信用できない人は、他人に対して気遣いをしよう、できることがあったら助けてあげようという意識がとても薄いです。

むしろ、自分が相手にだまされないか、不利な立場に置かれないかを非常に気にします。

「あの人は自分勝手なことばかり言うよね」などと発言し、自分のことは棚に上げて相手を強く非難することに力を注ぐ時も。自分のことばかり考えていて、損しないことに集中しているのです。


人を信用できない人の特徴4. 信用以前に人に対して興味や関心が薄い

人を信用できないと言っている人は、過去の経験が影響している場合もありますが、そもそも自分自身が他人に興味を持っていないケースが目立ちます。

信用できないというよりは、信用したいと考えていないのです。自分から他人に歩み寄って親しい関係を築く努力をしないのですから、相手からも当然信用されません。

そんな環境にいるために、他人への興味が薄く信用する意味がないと考えています。


人を信用できない人の特徴5. 自分に自信が持てず、裏切られるんじゃないかと不安になる

人を信用できない人は、自分で自分を否定しがちです。

仕事でミスをしたり、恋愛で振られたりすると「自分はダメなんだ」とがっくり落ち込み、自信を喪失してしまいます。

過去のそんな経験からまた嫌な思いをするのではないかと不安を常に抱えていて、特に恋愛については自分からアクションを起こすことを避けようとする傾向が強いです。

他人と親しくなって深く関わることを極力避けることが多いでしょう。

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人を信用できない人の特徴6. 思慮深く、本当に信用できるのかと考えすぎてしまう

考えすぎて人を信用できない

ささいなことでも深く考えすぎてしまうために、人を信用できなくなるという場合もあります。

物事を軽く考えることを嫌がり、自分が納得できるまで考えをめぐらせるのは人を信用できない人の大きな特徴です。

考えた結果明確な答えが出る場合はいいですが、答えが出なかった場合は「本当に信じていいのだろうか」とそればかりが気になって、考えすぎてしまいます。

常に他人の言動や表情から感情を読み解こうとして、少しでも気になる点が見つかると、信じていいのかどうか迷うのです。


人を信用できない人の特徴7. 表面上では信用していると口にするが、明らかに疑っている態度を出す

人を信用できないでいると、しょっちゅういろんなことに対して疑いの目を向けているのも特徴のひとつ。

社会人として表面上では愛想よく対応し、「〇〇さんだから信用していますよ」などと口にしますが、本心は違います。

相手から良い反応が返ってきたとしても「こんなに親切なのは何か裏があるからだ」とうがった見方しかできず、明らかに疑っているような態度を取ることも。

相手の態度がどうであろうと疑うことから始めてしまうのです。


人を信用できない人の特徴8. 彼氏や彼女など恋愛パートナーに対して、干渉したり束縛しがち

彼氏や彼女など恋愛でのパートナーがいる場合、好きな気持ちはあっても心から信用できません。

「自分よりも気になる相手がいるのではないか」「本当は自分のことをそんなに好きではないのかも」など、関係が良好にもかかわらず一人で勝手に疑ってしまいます。

その結果、彼氏や彼女に頻繁に電話やメールをしたり、わがままを言ったりして束縛する傾向が強いです。

自分に対する気持ちが本当なのか、干渉や束縛を通して常に確認したいと思っています。

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人を信用できない人の心理|信頼できる人がいない人の胸の内とは

人を信用できない人の心理

人を信用したくてもできなくて悩んでいる人は、なぜ自分が人を信用できないのか分からないことも多いようです。

人を信用できない心理を知れば、底から改善策が見えてくるかもしれません。

ここからは、人を信用できない人の心理について考えてみましょう。


人を信用できない人の心理1. 心配性で不安になる自負があるから、人を信用したいとは思えない

人を信用しない人は、男性でも女性でも必要以上に物事に対して心配しています。ささいなことが気になって、心から相手を信じることができません。

「この恋愛もうまくいかないのではないか」「また裏切られるかもしれない」など一人で勝手にネガティブに考えて、不安を常に抱えている状態なのです。

そして結局「初めから信用しなければ裏切られることもない」という結論に達して、人を信用すること自体諦めてしまいます。


人を信用できない人の心理2. 自分のほうが心のどこかで優れていると思ってしまう

人を信用できないという心理は、違う言い方をすれば自分の方が優れていると無意識に考えていることを意味します。

他人よりも自分の方が上の立場にいて、能力や容姿、品格などのランクが高いと思っているのです。

相手は自分より下の位置にいる人だから信用に値しないと無意識に考えていると言えるでしょう。

心の距離を縮めることがなく、人を信用できないという悩みもいつまでも解消しないのです。

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人を信用できない人の心理3. そもそも自分の素直な意見を人に伝えるのに抵抗がある

素直な意見を伝えるのに抵抗があるから人を信用できない

人を信用できない人は、裏切られるかもしれないという不安を常に抱えていることが多いです。

仕事や恋愛において、相手を信用したいけれど、信用した結果裏切られて傷つくかもしれないというネガティブな想像を頭の中で繰り広げます。

辛い経験をしたくないため、相手の男性や女性から裏切られないよう、裏切られても傷が最小限ですむよう、そもそも自分の意見を人に伝えなければいいと思うのです。

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人を信用できない人の心理4. 何か問題があった時、相手の責任にはしたくない

もし心から相手を信用できたとして、何か問題が起こった時にどうしようと過度に心配するのは、人を信用できない人特有の心理です。

たとえば自分が信用して仕事をまかせた部下がミスを起こした場合、信用した自分のせいで部下が責任を問われてしまうと申し訳なさを感じます。

自分が相手を信用することと相手が責任を問われることとは別問題ですが、このタイプの人は分けて考えることができません。

相手の立場に立って物事を考え過ぎた結果、初めから信用せずにいようという見えないブレーキをかけてしまうのです。


人を信用できない主な原因|どうして人を疑ってしまうの?

人が信用できない主な原因

人を信用してみたい、けれどなぜかできないという人は、そういう考えに至る何らかの原因を抱えていることがほとんどです。

そして自分自身その原因が何か気づいていません。

人を信用できない原因にはどのようなものがあるのか、主な理由を見ていきましょう。


人を信用できない原因1. 幼少期の影響などで、すぐに勘ぐる癖があるから

人を信用できない原因として、身を置いている環境によって人を信用できない思考回路ができあがったというケースがあります。

たとえば、幼少期に本来なら絶対的な信用を与えられるはずの親から虐待を受けながら育った人は、自分以外の人を信用できない性格のまま育ってしまう可能性が高いです。

こうした環境による影響を受けていると、人を信用できないというより信用しないため、他人の揚げ足ばかりを取ろうとします。

好意を持たれたとしても「何か裏があるのではないか」と勘繰って、本心を見せようとしないのです。

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人を信用できない原因2. 過去に騙されたり浮気されたり、人間不信になるトラウマ体験があるから

もともとは素直で人を信用できる性格だったけれど、過去の経験によって人が信用できなくなったというパターンもあります。

たとえば信頼していた友人に騙されたり、恋愛関係だった男性や女性に浮気されたなど、トラウマを抱えるような辛い体験をしているとそれが人間不信の原因になることも。

本心では人を信用したいと思っているものの、過去に傷ついた経験が思い出されてしまうのです。

「二度とあんなひどい経験はしたくない」という防衛本能が働いて、人が信用できないと言えるでしょう。


人を信用できない原因3. 過度な神経質で「大丈夫かな?」とずっと考え込んでしまうため

神経質で考えすぎるから人を信用できない

人を信用できない人は、過度に神経質で細かいことを気にしすぎる性格であることが多いです。

仕事上のささいなミスや他人からの軽い指摘など、普通の人だとほとんど気にしないことをいつまでも引きずります。

自分の言動に対して自信がなく、「あれで大丈夫だっただろうか」と考え込んでしまうのです。

失敗したくないという思いが神経質に物事をとらえる原因になっているのかもしれません。

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人を信用できない原因4. 打たれ弱く、自然と防衛本能働いてしまうから

人を信用できないと悩んでいる人は、自分が他人を信じていない事は棚に上げて、他人が自分を信用していないことが分かると深く落ち込みます。

嫌われて孤立したり、ネガティブな理由で注目を浴びたりすると「自分のことを好きな人なんて世の中にいない」など過剰に反応するのです。

特に親しい間柄の相手に冷たくされたり、仲の良いグループの中で無視されることを極端に恐れます。

そんな意識から、自分を守るためにもともと自分は人を頼らない、信用しないというふりをすることもあるでしょう。


人を信用できない原因5. 自己愛が強く、自分が何でも正しいと勘違いしているから

「人を信用できるようになりたい」と言いながら、実は信用する気がないというパターンもあります。

自分の意見やアイデアはとても優れていて、誰よりも正しいと強く考えているため、他人の意見やアドバイスを聞いて参考にしようという気がほとんどありません。

他人を尊重するよりも自分を大切にして守ることが優先順位として高く、自己愛が強すぎるがために人を信用できない原因になっている場合があります。

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人を信頼する方法|人を信用するにはどうしたらいい?

人が信用できないのを改善する方法

人を信用できない原因がいくつか当てはまっている人の中には、危機感があると同時に原因がつかめてホッとしている人もいるかもしれません。原因が分かれば改善できる方法もつかみやすいもの。

ここからは、人を信用できないという性格を改善し、治す方法についてご紹介します。


人を信じられるようになる方法1. まずは家族や親友など、一人で良いので心から信用できる味方を作る

人を信用したいと思うなら、まず自分から他人を信用する姿勢を積極的に見せることが大切です。

なぜなら、自分を疑いの目で見ている人に好意を持つ人などいないからです。

人を信用できない人は、自分も相手から信用されることはないという事実を理解し、自分から歩み寄る努力をしましょう。

家族や親友など、身近にいる人を一人でいいので心から信用してみて、アドバイスを真摯に取り入れたり小さな悩みから相談してみるといった方法がおすすめです。

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人を信じられるようになる方法2. 信じる際は見返りを相手に求めすぎない

まず身近な人を一人信用することが徐々にできたとして、次に心掛けたいのは見返りを求めないこと。

「こうしてあげたから向こうからもしてくれるだろう」などと、勝手に見返りを期待するから、思った反応がないとがっかりしてしまうのです。

自分はこの人を心から尊敬しているから信用している、決して見返りのためではないと強く心に決めましょう。

見返りを求めることをやめると、相手との関係も徐々に変わってくるはずです。


人を信じられるようになる方法3. 人が信用できない理由をリスト化して、原因を一つずつ解消してみる

信用できない理由をリスト化して改善する

人が信用できないと悩んでいる人は、信用できない理由を自分で分かっていません。

「何となく」「裏切られたくない」など感情に左右された状態ですから、漠然とした不安が常に消えないのです。

問題を改善するには原因をはっきりとさせることが大切ですから、客観的に人を信用できない理由をつかむためにノートに書き出してみましょう。

理由をリスト化し、ひとつずつ解消していくことで少しずつ人を信用できるようになります。


人を信じられるようになる方法4. 人のことは100%コントロールできない事実をきちんと受け入れる

自分の思うような反応が得られない、だから人を信用しないという人は少なくありません。

しかし、もともと自分と他人とは別の人間であり、自分自身の感情すらコントロールするのが難しいのですから、他人の心理や言動を100%コントロールすることなど不可能です。

そのことをまずきちんと受け入れるよう努めましょう。

考えの一部でも理解しあうことができれば、互いに信用し合う関係を築くことができるのです。


人を信じられるようになる方法5. 誰も信用できない場合は、まずは自分を信じてあげることから始めてみる

何らかの理由で深いトラウマがあり、誰も信用できないという思いが消えない場合、発想を転換して自分を信じてみるという方法もあります。

他人を信用するには許容する精神が必要であり、その思いを向ける方向は他人であってもいいし、自分であってもいいのです。

いきなり人を信用するといってもどうしたらいいの分からないなら、まずは自分を信じてみること。

「こんなに努力しているのだから大丈夫」と過去の自分を認め、信じることで価値観が変わるかもしれません。

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人を信用できるかどうかは、あなたの気持ち次第ですよ。

人が信用できるかは気持ち次第

人を信用できない人は、うわべだけの付き合いしかできていない場合がよくあります。

しかし信頼できる人間関係があれば、精神的にも楽になりますし、ひとりではできないことができるようになるのです。

人を信用できない性格を改善したいなら、この記事を参考に人を信用できない原因をつかみ、効果的に治す方法を実践していくことをおすすめします。


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