加虐心とは?人をいじめたくなる心理&気持ちを抑える方法を解説!

HaRuKa 2022.02.13
他人をいじめたくなってしまう気持ちって、後から考えると恥ずかしくなってしまいますよね。この記事では、突然感じる「加虐心」について、感じてしまう原因や解消法を詳しく解説します!

そもそも「加虐心」の意味とは?

加虐心とは?

「加虐心」とは、他人をいじめてやりたいという気持ちを示す言葉です。

加虐心は特定の人物だけでなく、不特定多数が相手でも芽生えます。

  • 他人を苦しめることで快感を得る
  • 相手より優位に立っている自分に満足する

など、加虐心に捉われた人は誰かを傷つけて心を満たす傾向があります


加虐心を感じてしまう心理|いじめたくなる理由とは?

加虐心を感じてしまう心理

「職場の後輩につい強くあたってしまう」

「遊び感覚でどうしても友人をいじめたくなる」

加虐心は誰の心にも芽生えるもの。その気持ちがクセになってしまった人もいるでしょう。

他人をいじめたくなる心理や原因を知れば、加虐心のコントロールに近づきます。

まずは、加虐心を感じてしまう心理を見てみましょう。


心理1. 相手を落として自分の価値を上げたい

世の中には、自分を高めようとしない一方で、他人の功績を妬む人が少なからずいます。

そんな人は自分より高く見られている相手にムカつき、穏やかなコミュニケーションがとれません。

文句を言ったり、ひどく責めてマウントをとろうとします。

そして、あわよくば相手の評価を落として、相対的に自分の価値を引き上げようと考えるのです。


心理2. 自分の立場を知らしめたい

他人からよく見られたい気持ちは誰もが抱くもの。

ですが、その気持ちが原因で「尊敬されるために、まず他人を落とす」という発想にいきつくケースも。

例えば、後輩の些細な失敗を過度に説教し、相手を委縮させようとします。

そうして、後輩が怯えて自分を強い人と見てくれれば、加虐心が満たされるのです。

一度、他人をいじめて自分の立場が優位に立つと快感を覚えるため、何度も他人をいじめるようになります


心理3. ストレスの捌け口にしたい

加虐心を感じてしまう心理はストレスのはけ口にしたい

仕事に人間関係にと、なにかと気苦労の多い現代社会。

生活の中で生まれたストレスを持てますケースは多く、上手な解消法を知らない人も。

ストレスとうまく付きあえない人は、やがて他人の不幸な姿に優越感を覚えて解消しようとします

そのために、友人や恋人といった身近な人に嫌がらせをして、へこんでいる様子を楽しむのです。


心理4. 相手が順調なことに嫉妬している

プライドが高く、自分が不幸な一方で他人が幸せな場面に出くわすのが、大の苦手

例えば、自分を差し置いて職場の友人が昇進した場合。

同僚の成功を素直に喜べず、むしろイラつく気持ちを抑えることができません。

そして、他人をいじめてそのイライラ解消しようとするのが、加虐心を感じる心理です。


心理5. めげない心を持ってほしい

他人をいじめるといっても、人によっては好意が原因で行っている場合もあります

特に多いのが、親切心からいつも後輩をいじめている人。

「この子はちょっとメンタルが弱いな」

と考え、なんとかしてあげたい心理が働いています。

強い精神力を鍛えるために、心を鬼にしていじめてあげている

加虐心に捉われて、本気でそう思っているのです。


心理6. 後輩として可愛がりたい

加虐心を感じてしまう心理は後輩としてかわいがりたい

加虐心が出るのは、相手を好いているからということも。

そして、いじめたくなる気持ちを遠慮せず、発露してしまいます。

例えば、職場の後輩を気にいっているあまり、

「こいつとは信頼関係があるから大丈夫!」

と考え、いじったり強い言葉で説教したり。

そんな人は信頼関係を誤解していて、いじりを気にしていないだろうと思いがち

結果的に、いじめを続けてしまうのです。


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