恩着せがましい人の特徴とは|関係を悪化させない効果的な付き合い方を紹介
頼んでないのに“恩着せがましい人”っていますよね。
頼んでないのに勝手にヘルプをして、してやった風を吹かせている恩着せがましい人。親切と受け止められないのは、「自分の心が狭いから?」と悩んでいる人もいるでしょう。
そこで今回は、恩着せがましい人の心理と特徴を解説すると共に、厚かましい相手と上手に付き合っていく方法をレクチャーします。
イライラを長引かせないためにも、関係を悪くさせない良い対処法を学んでみてくださいね。
そもそも「恩着せがましい」の意味とは?
恩着せがましいの意味は、頼まれなくても自発的に尽くし、その後「感謝してほしい」とねだる人の態度のことです。親切や奉仕と違い、尽くした後の相手の反応を見ているもので、タチの悪い感謝の強要でもあります。
意味としては、厚かましい態度で繰り返される勝手な善行ともいえるでしょう。少しひねくれた感情が含まれるもので、歓迎されるものではありません。
恩着せがましい人ってどんな心理なの?
恩着せがましい人の考えていることは、少し歪んだ感情が含まれていることが多いです。恩を着せられる義理はなくても、勝手に着せられると怖いものがあります。
まずは、恩着せがましい人の5つの心理をご紹介します。
心理1. 見返りを期待している
恩着せがましい人は損得勘定が強く、「○○したら○○してもらえる」と考えています。恩を売る代わりに見返りを求めていることが多く、物欲も大きい人が多いです。
取引先の営業マンに恩着せがましい態度をとって「次はお土産待ってるね」などと本気で言ったりするのも平気。見返りを期待するだけでなく、「私を満足させないとひどいわよ」と内心は脅迫めいたものも感じさせます。
心理2. 他人から認められたい
恩着せがましい人は年配者に多く見られ、会社でも人間関係がうまく構築されていない人に多いです。「なんで私に誰も構わないの?」とも思っていて、常に誰かに構ってほしいと思っています。
そのため、上司はもちろん部下にも「いい人と思われたい」「認められたい」という気持ちから、一方的に親切の押し売りをするのです。
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心理3. 他人を思い通りにコントロールしたい
人は自分に優しい人に、感謝や恩返しを自然にしてしまうのが一般的。「〇〇してもらっているから言うこと聞かなくちゃ」といった相手の心理を突いて、恩着せがましい人は行動しています。
常に他人を思い通りにコントロールして、「自分の都合のいいように動かしたい」とも考えているのです。自己中心的な自分を隠して、違う形で動かせないか模索しているのでしょう。
心理4. 他人よりも優位な立場でいたい
恩着せがましい人の多くは、様々な経験や情報をもっていることが多いです。
自分より年齢が上の人でも、「経験は私の方が上だからな」と立ち位置を暗黙のうちに知らしめていて、その一つに恩着せがましい態度も含まれています。
誰よりも優位な立場でいたいので、出る杭はとことん打ちます。相手から離れるのではなく、山ほどの恩を売ってひれ伏させるのです。
心理5. 恩を売られるのは嫌い
人をコントロールしたいという心理があり、自分が優位に立ちたいため、「人に借りを作るのだけは絶対イヤ」とも思っています。逆にコントロールされるのが怖いのです。
恩を着せられると「それはあなたの仕事じゃないから」「まずは自分の仕事ができるようになってからやりなさい」などと怒ってしまうことも少なくありません。
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