損得勘定の意味とは│人間関係を損得勘定で動く人の心理と性格の特徴

人間関係をお金や損得で考える人っていますよね。損得勘定で動く人にはどんな特徴があるのでしょうか。今回は、損得勘定の意味から、損得勘定で動く人の5つの心理と性格や行動の特徴を8つ大公開!さらに、人間関係を損得勘定で考えるメリットとデメリットまで詳しく解説していきます。

損得勘定で動く人っていますよね。

損得勘定で動く人

損得勘定は多かれ少なかれ誰でも持っているものです。

ただ、損得勘定が異常に強く、損得勘定で動くと言われる人がいるのです。損得勘定とは何か、なぜ、損得勘定で動くようになるのか、損得勘定で動く人の心理や特徴を見ていき、損得勘定で動くことのメリット・デメリットを紹介します。


損得勘定で動く人とは?意味は?

損得勘定とは、損か得かを天秤にかけることです。勘定は、「かんじょう」と読み、計算すること、考えに入れることという意味を持ちます。あまり日常的には使わなくなりましたが、食事をした後に会計をお願いするとき「お勘定をお願いします」と言いますよね。

損得勘定で動く人とは、損か得かを考えに入れて、損なら行動に移さない人のことです。目先の損得のみを考える人というような、あまり良い意味では使われません。


損得勘定で動く人の心理とは?

誰でも損か得かで動くことは普通ですが、特に損得だけが選択の基準になっている人がいます。

周りから損得勘定で動く人と呼ばれる人たちですが、彼らはどのような気持ちで生きているのでしょうか。ここからは、損得勘定で動く人の心理を追求します。


心理1. 人のことを信用できず、お金しか信用できない

打算的な傾向の強い損得勘定のある人は、何をするにつけても損をするか、得をするかばかり考えています。

自分の利益についてばかり考えるので、他人が純粋な好意で何かを提供してくれるなんて事は、頭から信じていません。

自分の人生を守るものは、お金だけだと思っています。そのため、他人の好意もそれに見合った金額を計算し、対応します。そして、純粋に好意から何かをしてくれた人が、どんな見返りを欲しているのかを疑う傾向があります。

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心理2. 目先の利益ばかりに目が行き、客観的な視点で物事を見ていない

自分が損をしないかどうか、そのことばかり考えて、他のことを考えられない状態です。

たとえ損をしても誰かのためになるのは、必ずしも人のためではないという考え方に疑問を持っています。

人との関係はいつかどこかで繋がって、自分をどこかに導いてくれるかもしれないという考えは甘いと感じているのです。

そのため、すぐ受け取れる利益しか考えないので、視野が狭くなっています。長いスタンスに立つと少し損をしてしまう可能性もあります。


心理3. 人よりも得をしたいという気持ちが強い

自分が損をしているのではないかと心配になるのも損得勘定で動く人の心理の特徴です。

損をしているか、得をしているかが全ての物事の判断基準ですから、損をしたくないと思うのです。

そして自分が得をしたいというだけではなく、人の損得も気になる性格の持ち主。自分とほぼ同じシチュエーションで、同じように働いているのであれば結果は同じかそれ以上でないと気が済みません。

そのため、常に人の損得が気になり、人より得をしたいと思うのです。


心理4. 何事にも見返りを求めてしまう

損得勘定で動く人は、全てのことに損か得かを考えてしまうので、自分が他人に何かをしてあげるとそのことに対して代価を要求したくなります。

なぜなら、行動しているときは常に、その後どれだけの見返りがあるかを考えているからです。

そのため、手助けをする場合も見返りのありそうな人だと判断すれば、率先して手伝いますし、全く見返りがなさそうだと判断すると冷たくやり過ごします。

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心理5. 自分の中で損得に対しての独自ルールを設けている

人間にはそれぞれ大事に思っているものがあります。何を最も大事なものとして捉えるかは人それぞれです。

周りでケチだと思われている人でも、自分が好きなことや趣味などにはお金を惜しまないという人もいます。

損得勘定で動くと言っても、一人ひとり独自ルールを設けて、そのルールに従って損得勘定をしながら生きているのです。

自分ではそのルールが正しいルールであると信じています。損得勘定のある人は、少し頑固なところがあるので自分の設けたルール以外は受け入れられません。


自己診断!損得勘定で動いている人の性格や行動の特徴

誰しも多かれ少なかれ、損得勘定で動いているのではないでしょうか。でも損得勘定をどの程度まで重要視しているかは個人差があります。

損得勘定で動いている人の特徴を紹介するので、この中でどのくらいご自分に当てはまるかをチェックして自己診断してみましょう。


特徴1. 向上心が非常に高く、出世のためなら手段を選ばない

損得勘定で動いているということは、効率的にメリットを取り入れていこうということ。損な事はしないで、得になることだけをしていこうと考えています。

会社でも実績を残したいし、早く出世したいので無駄な事はしません。そして出世のためならなんでもします。もちろん出世のために努力を惜しまないので向上心が高くなります。

そのような人は、できるだけ近道を通りながら出世をしていこうと思っているために、損得勘定で動いてしまうのです。

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特徴2. 苦しいときもグッと我慢することができる

損得勘定のある人は一番得になる瞬間まで、我慢することが習慣になっています。

例えば、株などの売り時もじっと待てるタイプです。目先の損得で動くと前述しましたが、このような場合は、かなり長いスタンスで考えられるようです。

また、苦情の処理など嫌な仕事が回ってきても、それが出世につながるなど、なんらかのメリットが得られるのであれば、どんなことでも我慢することができます。


特徴3. 自分の気持ちに正直で、嫌なことははっきりと断る

損得勘定で動くことが普通になると、人の感情などを考えず、自分の利益を優先します。

普通の人は、相手に悪いから、お付き合いがあるから、といった理由で嫌だと思っているのに、なんとなく誘われるままに従うということが普通です。

しかし、損得勘定で動く人は、損になることや、嫌な事ははっきり断れます。他の人がどう見るかなど気にせず、自分の気持ちに正直に生きられるのも特徴のひとつです。


特徴4. 自分のメリットのある人には、良い人を演じる

損得勘定で動く人は、もちろん、利益になることや利益になる人を逃しません。すぐに頭の中で計算して、メリットのある人との関係でどのくらいの得があるのかをはじきだします。

メリットのある人とは良い関係を築きたいので、良い人を演じようとします。

しかし、もっとメリットのある人を見つけるとさっさとそっちを重視します。変わり身が早いため、1人の人と良い関係を築き上げることは難しいのです。

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特徴5. 人が離れていくため、古くからの友人がいない

人間関係というのは時として、損になる要素を持っています。それでも付き合っていくものでしょう。損になっても助け合いながら続けていくものです。

ところが損得勘定のある人は、関係が損であるような場合や、付き合っていると損なことが起こるかもしれないという時点で関係を絶ってしまいます。

そのため、信頼関係を築けず、結果的に人が離れる傾向があります。古くからの友人を持っていないのも損得勘定で動く人の特徴です。

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特徴6. 空気を読まない、読めないことがある

いつも目先の損得ばかり考えているので、周りに少しぐらい嫌な人と思われても良いと考えています。周りからは空気が読めない人と思われていますが、実際のところ読めないというより、読まない人なのでしょう。

空気を読んでしまって、損になるようなことをしなくてはならない状況にはなることを避けているのです。

空気を読まない、読めない人なので、周りから疎ましがられてしまう場合もあります。


特徴7. 要領が良く、面倒なことは避ける

損得勘定で動く人には2種類あります。要領よく立ち回って人より良い評価を得たいと考える人と、要領よく立ち回って、少ない仕事で済ませたいという人です。

少し目的は違いますが、「要領よく、効率的に」がキャッチフレーズ。無駄なことをしたくないということでは共通しています。

よく言えば合理的な性格、悪く言えばズルいと言えます。面倒なことに出会うと、結局損をすると思っているのです。


特徴8. 周りの人に貸しをつくりたくない

何かをしてあげたら、見返りを求める損得勘定で働く人は、人が何かをしてくれたときも相手が見返りを求めていると思いがちです。

そのため、周りの人に好意でもなんでも、何かをしてもらいたくありません。

手伝ってもらうことは拒絶して、どんなことでも常に1人でやってしまいます。自分でできないことはお金を払って便利屋さんなどに頼んでしまいます。

何かしてもらう事は、周りの人に貸しを作る事になると思っているので、人間関係を構築できません。


損得勘定で動く人のメリット・デメリット

どのような性格にもメリットやデメリットがあります。

そんなに簡単に性格は変えられないのですから、損得勘定で動く人のメリット・デメリットを知って、デメリットをメリットにしていけないかを考えていきましょう。


損得勘定で動く人のメリット

損得勘定で動く人は、クールに物事を見られるので仕事や私生活でメリットもたくさんあります。

損得を考えることそのものは決して悪いことではありません。

どのようなメリットがあるのかを紹介します。


メリット1. 人をあてにしてしないので、自立している

損得勘定で動く人は、目の前にあることを損か得かというただそれだけのフィルターに通すだけで考えます。周りに左右されず、損になるようなことなら、友人の頼み事であっても断ります。

それだけ自分の意思をしっかり貫いていることです。反対に、人をあてにするということもありませんし、他の人が自分にとって損であることをわざわざすることを強制することもありません。

そのため、全てのことに対して、自分の意思をはっきり伝えられる自立しているというメリットがあります。

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メリット2. 疑いの目から入るため、騙されにくい

損得勘定があると、行動に移す前に損か得かを考える習慣があるため、物事を客観的に判断できます。少し距離を置いて、クールに分析するため、騙されにくいというメリットがあります。

騙されやすい人は、人が好く、相手の言うことを鵜呑みにしがちな人、あまり自分で考えない人が多いようですね。損得勘定のある人は、こう言う人たちと全く逆の人たちです。結果、騙されることが少ないというメリットがあります。


メリット3. お金などの数字の部分では、本人が損をしにくい

損得勘定のある人は計算も速いことが一般的。みんなでご飯を食べたときに、すぐに自分の分を計算して支払います。絶対多くは払いません。

サービス料などがプラスされる場合は、その部分もきちんと人数で割って計算し、過不足なくちゃんと支払います。

一緒に食事や飲みに行ってなぜか他の人より払いすぎたり、自分はあまり飲んだり食べたりしないのに同じ額払ったり、というような人がいますよね。でも損得勘定のある人は絶対そんなことはしません。なので、金銭面で損をすることがないのです。


損得勘定で動く人のデメリット

最後は、損得勘定で動く人のデメリットを紹介します。

短いスタンスで考える損が必ずしも長い人生において損だとは限りません。

損得勘定で動く人のデメリットを知って、メリットに変更できるように少しだけ立ち止まって視野を広げましょう。


デメリット1. 長期的な人間関係を築くことができない

目先の損得で判断することの多い損得勘定のある人は、どうしても長いスタンスで受けられる利益が見れません。

人生に対する見方は、そのまま人間関係にも反映されてしまいます。

損得勘定で動くと、相手もそれを感じて、損得勘定のある人しか友人として残らないので、メリットがなくなれば関係が消滅してしまいます。

そのため、お互いに困った時に助け合う本当の意味での人間関係を築き上げることが難しくなります。

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デメリット2. 頑固な性格になりやすい

損得勘定のある人は、目先の損得で判断し、人とコミュニケーションより自分の判断を優先します。

信用できることは、自分自身であり、数値化される物証のみ。人のことを信用できないため、常に疑いの気持ちで接してしまいます。

また、自分の判断に固執し、反対意見を言われると、相手が利益を得ようとしているのではないかと疑います。

そのため、どうしても頑固な性格になりやすく、ますます人と打ち解けられない状態に陥るのです。


デメリット3. 周りから信用をされない

人との関係や状況に関係なく、損があるとわかると手を引いてしまうことが、損得勘定で動く人にはよく起こることです。

そのため、損得勘定のある人に何かを頼んでいても、ドタキャンになってしまうこともしばしば起きてしまいます。

そういうことが繰り返され、目先の損得でなんでも見てしまう人との関係は自然となくなってしまうのです。当然のことながら、周りからの信用は失われてしまいます。


損得勘定で動く人は工夫次第で考え方を変えられますよ。

損得勘定とは何かを説明し、損得勘定で動く人の特徴、心理、メリット・デメリットを紹介しました。損得勘定のある人は、物事に対して距離感を持って判断できます。しかし、時としてあまりに損と得ばかりを考えすぎて、本当に大事なことを見失ってしまうことも少なくありません。

自分や大切な人が、損得勘定に振り回されていないか、診断してみましょう。もしも、心が傷ついていて、損得勘定でしか物事を判断できなくなっているのなら、無私の心を持つ人もいることを思い出してみてくださいね。


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