精神的に弱い人の特徴10個。メンタルを強くする方法も解説

HaRuKa 2024.05.09
精神的に弱い自分に悩んでいる人へ。今回はメンタルの弱い人の特徴や原因から、精神的に強い人が実践する考え方のコツまで解説!さらに、メンタルの弱い人がメンタルを強くする方法や、彼氏/彼女がメンタルの弱い場合の接し方をお教えします。

精神的に弱い人っていますよね。

精神的に弱い人の特徴10個

「自分の精神的な弱さは生まれ持ったものなのか」

「悩みがなさそうな他の人が羨ましい」

と、精神的にしんどい時は、気分が滅入っている方が多いかと思います。確かに社会生活においては嫌なことも多くありますので当然の悩みですよね。

しかし、精神的な弱さの原因は性格だけでなく、改善できる部分が大半を占めているって知っていましたか?

今回の記事は、精神的に強くなる方法をまとめたので、参考にして明るい気持ちになれるように改善していきましょう。


メンタルが弱い人の特徴から原因まで解説!

「精神的に弱い」と一口に言っても、人によって様々な特徴があります。特徴は人によって異なるものの、自信の無さの現れなど原因の部分では重なることが多いため、自分に当てはまる特徴を辿っていくと同じ原因だったということもあるはずです。

ここでは、精神的に弱い人の特徴と原因をご紹介しますので、ぜひ改善に役立てて下さいね。


特徴1. ネガティブに物事を捉えがち

精神的に強い人と精神的に弱い人の考え方の違いに「どう捉えるか」という部分があります。どんな事でも、考え方次第でポジティブにもネガティブにもなるものです。

例えば、同じ仕事を任されたとしても、精神的に強い人であれば「どう成功させるか」とポジティブに考えますが、精神的に弱い人の場合は「こうなると失敗だ」とネガティブに考えてしまうのです。

【参考記事】はこちら▽


特徴2. 常に周囲と自分を比較してしまう

誰かと自分を比較するという行為は、人によってプラスにもマイナスにもなります。ネガティブな精神状態でやると負の感情を生み出すので注意が必要です。

例えば精神的に強い人であれば、自分より勝っている部分がある人を見ると「追い抜きたい」「あの人は凄い」と前向きな感情がわくものです。しかし、精神的に弱い人の場合は「自分は劣ってる」「妬ましい」など後ろ向きな感情がわいてしまいます。


特徴3. 空気を読みすぎて自分の意見を言わない

精神的に弱い人は失敗を恐れる気持ちが人より強く、どんな場面でも気を遣ってしまうのです。なので、人と話している時でも「こんなこと言ったら気まずくなるかも」などと考え、自分の意見を押し殺してしまうことも多くなります。

相手に意見を言えないことで本意じゃない流れになってしまうことも多く、その結果ストレスを溜めて余計にネガティブになってしまうのが精神的に弱い人の特徴です。


特徴4. 完璧主義で細かいことが気になってしまう

何事もほどほどが一番で、度が過ぎるとストレスを溜める事になってしまいます。完璧主義もその一つで、完璧主義自体は悪くないのですが、度が過ぎると神経質になりすぎたり、上手くいかなかった時の反動が大きく落ち込みやすくなることも。

また、完璧にしたいという気持ちから、気にする必要のない所まで気になり始め、ストレスの原因となってしまいます。精神的に弱い人は「気にしすぎる性格」の人が多いですね。

【参考記事】はこちら▽


特徴5. 人の愚痴を言ったり、人の不幸を喜ぶ

自分に自信がない人は、自身の自尊心を保つために人をおとしめるような発言をすることがよくあります。陰口を言ったり、誰かの失敗話で盛り上がったり。

人の悪いところを指摘したり、人の失敗を喜ぶことで「自分の方が勝っている」と錯覚するのです。これは、自己を守るための行為であり、精神的に弱い人の特徴といえます。

【参考記事】はこちら▽


特徴6. 趣味が少なくストレスの発散方法を持っていない

ストレスが溜まれば溜まるほど、気持ちはネガティブになっていきます。そうならないためには、趣味を作ったり友達と遊んだりしてストレスを発散し、気持ちを切り替えることが大切です。

しかし、精神的に弱い人はストレス発散の手段をもっていなかったり、ストレス発散が下手なので、中々気持ちを切り替えることができず、ネガティブな状態が続いてしまいます。


特徴7. 上手くいかない事をすぐ人のせいにする

精神的に弱い人は自分の努力不足を認めようとしません。上手くいかない事があっても、人のせいにすることで、自分は悪くないと思い込み楽な方へ逃げ出そうとするのです。

自分の実力不足や努力不足を認めるのは、ある意味では自分で自分を叱責する行為。精神的に弱い人は自分で自分を責めることを避けるために、人のせいにして逃げてしまうのです。


特徴8. 自信がなく、友人関係や恋愛関係で相手に依存してしまう

メンタルの弱さは対人関係にも大きく影響します。精神的に弱い人は自分に自信がないので、他者に自分を重ねることで自尊心を保とうとするのです。

例えば恋愛関係の場合、自慢できる男性と付き合って自分のステータスが上がったように錯覚したり、友達関係では人気のあるグループに属することで安心したり。様々な形で人に依存し、メンタルを安定させようとします。


特徴9. 自分を高める努力をしない

精神的に強い人の多くは、努力することで自信を得ています。努力して何かを成し遂げるというプロセスは、成功体験として自信をもたらしてくれるからです。

逆に、自分に自信のない精神的に弱い人の多くは、そういった成功体験に乏しい人が多く「努力の末に成功したビジョン」を思い浮かべることができません。なので、努力をする前に諦めてしまうのです。


特徴10. 不規則な生活をしている

体の調子が悪い時は、どうしてもネガティブになってしまうもの。不規則な生活が続いたり、乱れた食生活で体調が悪くなってしまうと、メンタルにも影響が出ます

何をするにしても体調不良が邪魔をするので、仕事をするのも面倒くさくなってしまったり、ちょっとしたことでもネガティブに考えて、落ち込みやすくなったりしてしまうのです。


精神的に強い人が実践してる!落ち込んだ時の考え方6つ

同じ事柄でも考え方一つで受け取り方が変わってくるものです。前向きな思考の人は、困難があってもネガティブにならないように自身で対策をとっています

ここでは、前向きな人が実践している落ち込んだ時の考え方をご紹介します。


考え方1. くよくよ悩む時間が無駄だと思う

精神的に強い人は前向きです。悩んでいる暇があったら、その悩みを克服するような行動であったり、悩みを忘れてしまうぐらいに没頭できることに時間を使います。

仕事の成績であれば成績アップのための準備を、解決しようのない悩みであれば筋トレに没頭するなど。後ろ向きなことに時間を使うぐらいなら、前に進むために時間を使うのです。


考え方2. 自分自身に「大丈夫!」と言い聞かせる

心理学の世界では、言葉は精神に影響を与えると言われています。後ろ向きな言葉ばかりを連想すると余計にネガティブになってしまいますし、前向きな言葉を連想するとポジティブ思考になれることも。

精神的に強い人は何か不安や落ち込むようなことがあったら、自分に対し「大丈夫」と言い聞かせ、心を奮い立たせています。


考え方3. ミスした時は成長のチャンスだと思う

人間は、一度ミスをすると次回からそのミスをしないように心がける習性があります。つまり、ミスはある意味では成長するチャンスと考えることが出来るのです。

その時にミスを犯していなかったら、違うタイミングでもっと大きなミスを犯したかもしれないし、そのミスで学んだ事が別のことに生かされる時も。ミスをミスで終わらせないところが、精神的に強い人の特徴です。


考え方4. 現状を整理し、できる事を考える

漠然とした不安はネガティブな思考に繋がります。どんなに不安なことや困難な状況でも、前向きに行動することが不安を打ち消すことに繋がるのです。

まずは漠然とした部分をハッキリさせるために整理し、問題点が浮かび上がってきたら、改善のために出来ることを考えましょう。常に前進する姿勢が、精神的な強さに繋がります。


考え方5. どうしようもない時は、一度寝て冷静になってみる

困難に直面した時、状況によっては冷静になれないことも。そんな時はいくら考えても克服方法は思いつきません。なので、一度頭を空にするために寝てしまい冷静さを取り戻すのも一つの手段です。

悩みを解決するためには、頭を切り替えることが重要になってきます。メンタルの強い人は「今は改善策を思いつかない」という時は無理をせずに、一度頭を冷やしています。


考え方6. 「悩んでもしょうがない」と割り切る

世の中、全ての問題が解決できるわけではありません。解決できもしない問題で頭を悩ませネガティブになることは無意味なことです。それが原因でメンタルに不調をきたす可能性も。

精神的に強い人は、悩みがあったとしても解決できるかどうかで判断し、現状解決が難しそうな問題は後回しにするか諦める方向で考えます。全ての悩みを抱え込むのではなく、割り切って考えることで精神のバランスを保つのです。


精神的に強くなりたい!心が弱い人間が強くなるための8つの方法

精神的な強さは生まれ持った性格よりは、日頃の生活習慣に影響されます

ここでは、実践することで前向きになれること、辞めることで前向きになれることをそれぞれご紹介します。


方法1. 夢中になれる仕事や趣味を見つける

日々の生活が充実すると、精神的余裕が出てくるものです。社会人にとって一日の大半を費やす仕事の場合、その仕事が夢中になれるものであれば毎日が充実するといっても過言ではありません。充実した生活を送っているとストレスが溜まることなく自信もついてきます

また、息抜きのための趣味も持っていると、その他のことで多少嫌なことがあってもストレスが溜まる前に解消することが出来ます。


方法2. スマホでSNSを見る時間を減らす

SNSには見方によってはネガティブになってしまうような要素が溢れています。

例えば、ネガティブな精神状態の人が、海外旅行をしたりブランド品を購入したりと贅沢な生活をしている人を見た時。自分の生活が劣っているように感じてしまい妬んだり落ち込んだりといった感情がわいてしまいます

少しでも人と自分を比較してしまうような癖がある人は、SNSの使用は控え目にしましょう。


方法3. ありのままの自分を受け入れる

普段の生活で見栄を張ったり背伸びをしていると、本当の自分とのギャップで精神的に疲れてしまいます。ありのままの自分を認めて受け入れない限り、自分自身を否定し続けなければなりません

そんな状態では、本当の意味での自信を身につけることができないので、メンタルは不安定となり精神的に弱い状態となってしまいます。

【参考記事】はこちら▽


方法4. 明確な目標や目的を持ち、人生の軸を決める

何事も宙ぶらりんな状態では安定しません。人の生き方も同じで、明確な目標や目的がある人と、ただ漠然と生きている人では、物事に取り組む際のスタンスから違うものです。

明確な目標があれば、目標に向かうためのプロセスと意識して行動しているので、無駄なことを考える時間が減り、困難なことがあってもすぐに立ち直ることができます。


方法5. わがままをやめ、嫌な事を先延ばしにしない

いくら嫌なことでも、やるしかないのであれば早目にやってしまう方が多くのメリットを得られます。まずは自己肯定感。嫌なことでもすぐにこなすことで自信に繋がります。

また、嫌なことは先延ばしにせずにすぐに済ませたほうが、嫌な気持ちを長引かせることがありません。嫌なことを先延ばしにしたところで不安が消えるわけでもないので、早目に済ませるようにしましょう。


方法6. 周りに流されず、自分の言いたいことをはっきりと言う

男女かかわらず、芯が通っている人はかっこいいものです。自分が不利になるとしても自分の意見をハッキリ言ったり、周りに流されずに自分自身を貫く姿は、他者から見ても凛々しく感じます。

自分自身を貫き通す生き方は、自分自身を認める行為。自己肯定感が高まり自信に繋がります。自信を持つためには、周りに流されることなく、自分というものをしっかりと持つことが大切ですね。


方法7. 何事にも感謝の気持ちを持つ

何事も受け取り方次第で、ポジティブにもネガティブにもなります。簡単にポジティブ思考に変わるための方法としては「何事にも感謝する」ことがおすすめです。

例えば仕事を手伝ってもらった時、「優しい同僚が居て私は恵まれている」「とてもありがたい」と感謝の気持ちを込めてポジティブに考えると幸せな気持ちになれます


方法8. 落ち込んだ時のルーティンを作る

嫌なことがあったり落ち込んだりした時は、気分転換をしてリフレッシュするのが一番です。しかし「そう簡単に気分転換する方法なんて思いつかない」という人は、前もって気分転換のルーティンを作っておきましょう

例えば、高い入浴剤をいれたお風呂に入ってちょっと高価なアイスを食べる、でもいいですし、スポーツに没頭するでも。自分で自分を励ます為のルーティンワークを決めておけば、考えることなく実行することができます。


メンヘラかも?彼氏や彼女のメンタルが弱い場合の接し方

付き合っている相手が精神的に弱そうなタイプの場合は、ある程度気を遣った接し方をしないと、ケンカや別れ話に繋がってしまいます

ここでは、メンタル弱めな恋人への接し方をご紹介しますので、ぜひ参考にして下さいね。


接し方1. たくさん褒めて、自己肯定感を上げてあげる

男性でも女性でも、精神的な弱さの根源にあるのは自己肯定感の低さという人はたくさんいます。自分に自信が持てないことで色々なことをネガティブに捉えてしまうのです。

なので、恋人のメンタルが弱いなと思ったら、まずは自信を持ってもらえるよう、相手の良いところを褒めるようにしましょう。褒めること自体がポジティブな行為なのでおすすめです。


接し方2. 相手を傷つけるようなジョークを言わない

メンタルの弱い人は、ちょっとした冗談でも深く傷付き引きずってしまうことがあります。恋愛関係は親密な間柄といえますが、「親しき仲にも礼儀あり」の精神で、相手が嫌な思いをしてしまうような冗談は控えるようにしましょう。

相手が気にしている部分を遠回しに肯定するような発言をして、さりげなく自己肯定感を上げてもらうのがベストです。


接し方3. ストレス解消に付き合ってあげる

ネガティブな出来事に悩んでいる恋人。相談に乗ってあげることで克服を手助けするのもいいですが、まずは気分転換から行ったほうが効率的な場合があります。

克服するためとはいえ、ネガティブな事を考えているのは辛いものなので、相手にストレス発散を提案し、相手と一緒に楽しむことでストレス解消を手伝ってあげましょう。


関連の人気記事はこちら
タップすると移動します

精神的に弱い人は、小さな幸せを見つけてポジティブになりましょう。

精神的に弱い理由のほとんどは、生活習慣や日頃の言動が原因と考えられます。

生活習慣や自身の言動を治していくのは難しいものですが、どれか一つでも変えることができれば、その他の部分も少しずつ変えていくことができるものです。

ちょっとでも変われば、それは成功体験となり自己肯定感に繋がり自信となります。小さなところから変えていって、気持ちをポジティブな方向に持っていきましょう。


よく一緒に読まれる記事

関連する記事