人をバカにする人の心理&特徴。小馬鹿にして見下す同僚や友人への対処法も解説
人を小馬鹿にする人っていますよね。
周りに人をバカにする人がいる場合、どのような心理でバカにしているのか気になる人も多いはず。
この記事では、上から目線で人をバカにする心理や人をバカにする人の性格、さらには人をバカにする人への対処法について解説します。
人をバカにする人にも様々な特徴があります。ぜひ参考にして、人をバカにする人が身近にいる人は参考にしてみてくださいね。
上から目線で人をバカにする人の心理や理由7つ
人をバカにする人は、いったいどのような心理が働いているのでしょうか。ここでは、上から目線で人をバカにする人の心理や理由について解説します。
ぜひ参考にして、周りによくバカにする人がいる場合は、当てはまっているか確認してみてくださいね。
- 自分の立場を上げて優越感に浸りたい
- 自分のコンプレックスを隠したい
- 小馬鹿にしている事に自覚がない
- 能力や結果に嫉妬をして、褒めれない
- 寂しがりやでかまって欲しい
- 日頃のストレスをぶつけている
- けなすことで周囲を盛り上げようとしている
心理や理由1. 自分の立場を上げて優越感に浸りたい
常に自分の意見が正しい状態でいたいという理由から、人をバカにするケースも。人をバカにする人はプライドが高いので、他の人に負けることが許せません。
自分よりも下の立場だと思う人がいないと気が済まない性格で、人をバカにすることで評価を下げて、相対的に自分が有利な立場に立ってプライドを守ろうとします。
心理や理由2. 自分のコンプレックスを隠したい
他人をバカにして見下す人は、自分に対してコンプレックスを持っている可能性も。劣等感のある人は「自分は誰にも負けていない」と思っていないと、どうしても自分のコンプレックスと向き合わなければなりません。
コンプレックスに向き合って惨めな思いを避けるために、自分より下だと思う人をけなすことで劣等感を打ち消そうとしています。
心理や理由3. 小馬鹿にしている事に自覚がない
自分が相手を小馬鹿していることに自覚がなく、相手のためだと思って言っている人も少なくありません。「ここを指摘すればもっと良くなるだろう」などと、言った本人は肯定的な意味で考えていることもしばしば。
相手の改善するところなどをただ指摘しているだけだと思っており、言い方が悪いために言われた方は小馬鹿にされていると感じてしまうこともあります。
心理や理由4. 能力や結果に嫉妬をしており、素直に褒めれない
他人が仕事でいい結果を出した時、プライドが高いので素直に認められません。人をバカにする人の中には他人にすぐに嫉妬してしまう人も多く、「もっと自分のことを認めてほしい」と思って他人をバカにし出します。
自分の正直な気持ちをしっかりと受け入れられず、人をバカにしてからかうことでモヤモヤを解消しようとしているのです。
心理や理由5. 寂しがりやで、かまって欲しい
人をバカにすることで、自分にもっと注目してもらいたいと考えているケースも考えられます。いつも孤独に感じていることが多く、思っていないことをつい言ってしまうこともしばしば。
寂しい時でも「寂しい」と素直に言えない人にありがちな心理で、かまってもらおうという理由からあえて否定的な言葉でバカにしています。
心理や理由6. 日頃のストレスをぶつけている
上から目線で人をバカにして日頃の溜まったストレスをぶつけることで、自分のストレスを解消しようとしていることもあります。
ストレスが溜まっていて余裕がなく、他人のことをあれこれ考える余裕が全くありません。「自分さえよければいい」と思っている傾向が強いので、他人がどう思うか考えずについ人をバカにしがちです。
心理や理由7. けなすことで、周囲を盛り上げようとしている
人をバカにする人の中には、自分のことだけでなく、その場の雰囲気などを考慮してあえてバカにしている人もいます。
相手にツッコミを入れたりいじったりする感覚に近く、冗談半分で相手をけなすことで、その場をより楽しいものにしようと考えています。
この場合は、周囲のことを考えてやっている可能性が高く、バカにしようなどと心から思ってはいません。
人をバカにしてくる人の性格や行動の特徴6つ
人をバカにする人にはどのような性格や行動の特徴があるのか気になる人もいるはず。ここでは、人をバカにする人の性格や行動の特徴について解説します。
ぜひ参考にして、人をバカにする人がいる場合は性格が当てはまっているか確認してみてくださいね。
特徴1. プライドが高く、弱みを見せられない
上から目線で人をバカにする人は、他人に対していい自分を常に見せたいという性格をしています。そのため誰かが褒められたりしていると、その人に劣っている自分が許せなくなり、自分をよく見せようとすることもしばしば。
プライドが高く常に誰かに勝っていたいと考えており、誰かをバカにして自分の中のプライドを守ろうとする特徴を持っています。
特徴2. 不器用で口下手
人をよくバカにする人は不器用なことも多く、どうやって相手と接すればいいのかわからないのも特徴の一つ。会話が見つからない時など、人をバカにすることでしかコミュニケーションをとれません。
口下手なので周りの人との関係性の構築が苦手な傾向にあり、「気まずくなりたくない」と考えてついバカにしてしまいます。
特徴3. 素直に人を褒めることができない
上から目線で人をよくバカにする人は、その人に対して嫉妬していることも多く、人に対して素直になれない特徴を持っています。
本当は褒めたくても、自分の気持ちに正直になれないので、ついバカにするような発言をしてしまいがち。バカにして注目を集めることで、自分のことももっと見てほしいと考えていることも多いです。
特徴4. 暇で時間を持て余している
いつも忙しくて時間がない人であれば、他人のことをかまっている時間なんて持ちにくいですよね。ですが、いつも人をバカにする人は、時間を常に持て余していることもしばしば。
趣味などもなくやることがなく、つい寂しい気持ちになってしまいがち。人にかまってもらいたいと思うようになり、人の揚げ足をとってバカにすることも多いでしょう。
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特徴5. 人によって態度をコロコロ変える
人をバカにする人は、バカにする人をしっかり選ぶ特徴を持っています。
バカにしたくなった時は、「この人ならバカにしても大丈夫だな」と弱い人を見極めようとすることもしばしば。
自分より下の人であれば他の人に頭が上がらないだけに、ストレスをその人にぶつけています。一方自分より上の人には、ペコペコ頭を下げながら接する傾向も高め。
手のひらをすぐ返すことが多いでしょう。
特徴6. 頑固で自分の意見を曲げない
いつも上から目線の人は、自分のことが最も正しいという性格上の特徴を持っています。もし他人から何かアドバイスをされても、自分の意見の方が正しいと信じているため、聞き入れようとしません。
非常に頑固な性格なので他人が何か意見を言った時でも、「そんなの間違っている」とその意見を否定してバカにすることで、自分の意見を正当化しようとします。
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どうしたらいい?人をバカにする人への対応方法
人を馬鹿にする人が近くにいる場合、どのように付き合えばいいか悩んでしまうこともあるはず。ここでは、人を馬鹿にする人への対処法について解説します。
ぜひ参考にして、よく馬鹿にされる場合はうまく対処してみてくださいね。
職場の上司や先輩の場合の対処法
会社の上司や先輩がよく人を馬鹿にする時、つい近くにいるといい気分になりにくいはず。ここでは、職場の上司や先輩の場合の対処法について解説します。
対処法も様々存在しているので、ぜひ参考にして対処するように意識してみましょう。
対処法1. 反論せず、聞き流す
いくら会社の上司の言ったことだとしても、いつも受け入れているとストレスを溜めてしまいがち。
ただ自分が優越感に浸っていたいだけの可能性も高いので、ストレスをなるべく溜めないためにも、いちいち受け入れずに聞き流しましょう。
毎回真に受けていると、上司や先輩の話もエンジンがさらにかかってしまうことも。聞き流すことで、次第に話す気が失せて話題が変わりやすくなるはずです。
対処法2. 日頃から褒めるようにして自尊心を満たしてあげる
日頃から誰かをバカにしている人は、自分の自尊感情が低い可能性が高いです。「誰かから認めてほしい」と思ってバカにしていることも多いので、相手の自尊心を満たしてあげることでバカにしなくなることも。
「いつも〇〇先輩のおかげです」などと先輩や上司を褒めることで、自尊心が満たされてバカにしにくくなるでしょう。
対処法3. 自分から質問して話題をコントロールする
会社の上司や先輩が誰かをバカにし始める話になったら、さりげなく話題を変えてみるのも対処法の一つ。「あ、そういえば〜なんですけど」とさりげなく他の話題をふれば、相手も無視できないので聞かざるを得ません。
その話に集中させることで自然と前の話題を忘れる可能性も高く、バカにされていた話題から離れられるでしょう。
対処法4. 酷い場合は、上司や同僚に相談をしてみる
自ら話題を変えたり日頃から褒めたりしてもバカにする頻度が減らない場合は、思い切って上司や同僚に相談するのもおすすめ。そのままバカにする言葉を聞いていると、ストレスを溜めてしまいがち。
困っていることを信用している人に相談することで、部署を変えてくれたり仕事内容を変えてくれたりなど、様々な配慮をしてくれる可能性もあります。
友人や知人の場合の対処法
職場だけでなく、知人や友人がよく人をバカにしているケースもあるでしょう。ここでは、友人や知人の場合における、人をバカにする人の対処法について解説します。
知人や友人の上から目線にうんざりしている人はぜひ参考にして、ストレスを溜め込まないようにしてくださいね。
対処法1. 気にせず話題を変えるようにする
人のことをバカにし始めたときは、上司や先輩の時と同じようにさりげなく話を変えてみましょう。友達の話にあわせているとますます話に熱が入ってしまい、さらにバカにされてしまう可能性もあります。
「そういえば〜」などと少し落ち着いたタイミングで話を変えれば、相手も嫌な気分になりにくくうまく対処できるでしょう。
対処法2. 発言に傷ついている事を伝える
話題を変える以外に、素直に自分の思っていることを相手に伝えるのもおすすめの方法。もしかしたら相手は、バカにしていることに気づいていないかもしれません。
「そういうこと言われると結構傷つくんだよね」などとはっきり言うことで、相手は「悪いことをしたな」と反省してバカにされなくなる可能性が高まりますよ。
対処法3. 距離を置いて関わらないようにする
いつまでもバカにする話を聞いていれば、ついストレスが溜まってしまいがちに。自分が心地良い状態でいるためにも、人にバカにする人とできるだけ関わらないようにするのもおすすめの対処法。
バカにする人と関わらないことで嫌な気分になることもなく、ストレスも溜まりにくくなるはず。話がしたいと言われても、「予定があって〜」などと断りましょう。
バカにしてくる人とは上手に付き合っていきましょう。
ここまで、上から目線でバカにする人の心理・理由や行動の特徴、さらには上司や友人など人をバカにする人への対処法について解説しました。
人をバカにする人の中には、様々な心理が入り混じっています。バカにされて困った時は、「話題を変える」「距離を置く」など、自分にストレスをかけないことが何よりも大切です。
ぜひ参考にして、人をバカにする人とうまく付き合ってみてくださいね。
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