手のひら返しする人の10の特徴。裏切りを予防する上手な付き合い方とは?
手のひら返しの意味とは?どんな意味で使われるの?
手のひら返しとは、何らかのきっかけによりそれまでの主張や態度を急に変えることを意味します。
例えば、
- それまでは低く評価していた物事が人気になった瞬間に高く評価するようになる
- 親身に接していたのに突如として冷たく接するようになる
など。
基本的にはネガティブな意味合いで使われる言葉で、手のひら返しをする人は周囲から避けられがち。
今記事ではそんな手のひら返しをしてくる人の心理や特徴、対処法について詳しくご紹介していきます。
手のひら返しをする人の7つの心理|すぐに裏切る人の理由とは?
「なんで態度をコロコロ変えるの?」
「いきなり親しげにしてきたけど、一体何が狙いなの?」
何もしていないのにも関わらず、突然相手に評価や態度を変えられて困っている方も多いでしょう。
その場合、相手がどんな気持ちでそのような行動に出ているのかを理解できると、自然と自分が取るべき接し方も見えてきます。
そこでここからは、手のひら返しをする人の心理についてご紹介していきます。
心理1. 面と向かっては言いたいことを言えない
自分に自信がなく、内気な性格だからこそ、手のひら返しをしてしまっている人も多いです。
そのような方は反対されるのが怖いという理由から、言いたいことがあっても面と向かっては言えません。
そのため、相手が居なくなってから・職場の会議が終わってからなど、後になってメールやLINEでグチグチと言ってくるのです。
心理2. 人を信じきれない
何らかの理由により、人間不信に陥ってしまっている可能性も。
その場合、他人の考えや意見も全く信用していないため、表面的には賛成していても心の中ではそう思っていません。
あくまでその場を上手く切り抜けるために賛成の振りをしているだけに過ぎませんので、時や場所が変わる度に意見や考えが異なってしまうのです。
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心理3. 自分を大きく見せたい
自分の弱さを隠すため、力が強いほうへ流されることで、自分の立ち位置を守ろうとしている方も少なくありません。
そんな方はその時・その状況で一番強い者に賛同しようとするため、結果として手のひら返しを繰り返すことになってしまうのです。まさに『スネ夫』のようなタイプですね。
心理4. 間違いを認めたくない
自分の評価や意見が間違っていた場合、普通の方はその誤りを認めた上で考えを変更します。
しかし、プライドが高い人は自分の間違いを認めたくないため、その過程を挟まずにいきなり意見や評価をコロっと変えてしまいます。
そのため、気がついたら「昨日と言っていることが全く違う」という手のひら返しをしている状態になっているのです。
心理5. 自分が良ければそれで良い
手のひら返しをする人は、打算的な考えを持っている方がほとんど。
自分の利益を一番に重視しているため、利益に繋がるのであれば相手の都合などはお構いなし。より多くの利益を得ようと簡単に態度や評価を変えてしまいます。
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心理6. 最悪、関係が切れてもいいと思っている
自分に絶対的な自信を持っている方は、人間関係よりも自分の考えや意見を優先します。
そのため、周囲の人間と考えが対立した時などは簡単に関係を断ち、以降は人が変わったように態度を変えることも。
まさに自己中心的な性格で「別に絶縁してもいいや」と考えているからこそ、人の気持ちを考えずに手のひら返しをしてしまうのです。
心理7. 自分の気持ちに正直でいたい
その時・その状況で正しいと思った自分の気持ちに、素直に従っているだけという人も。
周りからすれば筋が通っていないように見えても、その人にとっては一貫して自分に正直であるだけですので、特に悪気はないのです。
手のひら返しする人の10の特徴|周りにいないか見分け方もチェックしよう!
「態度をいきなり変えるような人が居て本当にうざい!」
「むかつくし、手のひら返しをする人とは親しくなりたくない」
手のひら返しをするような人は付き合っていてストレスが溜まりますので、できるだけ関わりたくないですよね。
そんな方のためにここからは、事前に見分けられるように手のひら返しをする人の特徴についてご紹介していきます。
こういった特徴が見られたらその人とは距離を置くことで、余計なストレスを避けましょう。
特徴1. 思い込みが激しい
基本的に手のひら返しをする人は、「自分が一番正しい」と考えています。
そのため、他人から否定や指摘をされると自分自身を否定されたと感じ、つい感情的になって怒ったり、必要以上に落ち込んだりしてしまうのです。
そんな勝手な思い込みによって、やがて指摘してきた人を敵認定することでそれまでの態度を急変、結果として手のひら返しへと繋がります。
- 職場で同僚に仕事の仕方を軽く注意したら、必要以上に落ち込んでしまった
- 友達の行動をたしなめたら、イライラしながら突っかかってきた
相手にこのような行動が見られた場合は、いずれ態度を一変させる可能性が高いので要注意ですよ。
特徴2. 利害や損得で動くことが多い
手のひら返しをする人は、「自分の利益が一番大事」だという心理を持っています。
そのため、自分に得がある、または損だと感じれば、その瞬間に利益を得られるよう自分の意見や態度を変更します。
そのため、
- 恋愛:相手の年収や職業などのステータスを伝えた瞬間、声色や態度が変わった
- 仕事:頼み事を引き受けてくれなかったのに、お礼を提示した瞬間に二つ返事で引き受けた
など、利益を重視しているような人は注意が必要。
「自分に利益をもたらさない」と判断されれば、すぐに手のひらを返してきますよ。
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特徴3. 流されやすい性格で、誰からも好かれようとする
手のひら返しをする人は、多くの人から好かれたほうがメリットがあると考えています。それにより、多くの人から好かれようと相手の意見にやたらと同調することで良い印象を与えようと行動します。
そのため、相手によって意見や考えが変わるなんてことは日常茶飯事。
- 常にこちらの顔色を窺ってくる
- 自分の意見は言わずに、「○○さんはどう思いますか?」と発言を引き出してくる
このような行動が見られたら、その相手は簡単に態度や行動を変えてしまうと捉えていいでしょう。
特徴4. 気分のムラが激しい
手のひら返しをする人は自分の気持ちが第一で、他人の気持ちなど考えていません。
そんな心理から、その時の気分も我慢することなく正直に表へ出しますので、周りからすれば気分にムラがある、つまり気分屋のように映ります。
そのため、「一時間前はニコニコしていたのに、なぜか今はムスッとしている」といったことが続くような方は要注意。
突然態度が豹変することが多いので、その度に振り回されてしまいますよ。
特徴5. どんなことでも基本的に「イエス」で答える
「評価を落としたくない」という心理がもととなり、手のひら返しをしてしまっているという人も。
そのような人は自分の提案に「いいね!」と一度は賛同してくれますが、より立場が上の人物と意見が食い違った時、すぐにそちらの肩を持ってしまいます。
例えば、「さっきは提案を褒めてくれたのに上司が反対した瞬間、否定的になった」など。
人からよく思われたいがあまり「イエス」と言っているだけなのか、本心から賛同してくれているのか。
そのどちらかを探るためにも、イエスマンの方にはどんなところが良いと思ったのか詳しく理由を聞いてみるのが良いでしょう。
特徴6. 人によって態度を変えることが多い
手のひら返しをする人は自分の利益が最優先。
そのため、何らかの得をもたらしてくれる人には良い顔をしますが、そうでない相手は「どうでもいい」と考えているのでとことん冷たく接します。
- 上司や先輩の前では明るく愛想が良いのに、部下や後輩の前では常に仏頂面で冷たい
- 男性が居ると途端に気配りをする女性
といった、接する相手によって態度がコロコロ変わるような人は要注意。
最初は友好的でも「利益をもたらさない」と判断されたら、手のひらを返して横柄な態度をとってきますよ。
特徴7. 車の運転が乱暴
手のひら返しをするのは、常に「自分を中心に世界が回っている」と考えているからこそ。
その自己中心的な性格は車の運転中にも表れ、
- やたらとスピードを出す
- 道を絶対に譲らない
- 渋滞でイライラする
などの行動に繋がります。
そのため、ドライブ中や仕事の運転中にこのような行動が見られたら、その相手は手のひら返しをする可能性が高いと考えていいでしょう。
特徴8. 自分と関係が薄い人には冷たい
「自分の利益に繋がらない人は絡むだけ無駄」というのが手のひら返しをする人の心理。
そのため、会社の他部署の人間など直接的な関わりがない相手には冷淡な態度を取りますが、同じ部署や関係部署など自分の仕事に影響する相手には、とことん媚びを売ります。
「A部署の人に話しかけられても適当で話を広げないのに、B部署の人には自分から積極的に話を広げる」など、人を選んでる態度や発言が見られれば注意が必要です。
特徴9. 仲の良い友達が少ない
手のひら返しをする人は自分の損得だけを考えて生きており、そのような人には周りも愛想を尽かして距離を取るようになります。
それを何とも思っておらず、また新たな人と付き合っては距離を置かれてを繰り返すため、友達と呼べるほどの親しい人間は居ないことが多いです。
- 一人でいることが好きな訳でもないのに、いつも一人で遊んでいる
- 毎回遊ぶ相手が違う人
といったように、仲のいい友達が居ない場合は警戒したほうが良いでしょう。
特徴10. マウントを取りたがる
それまでの意見や態度を変えるのは、より優位に立って自分を大きく見せたいからこそ。
つまりは見栄っ張りということで、手のひら返しをするような人にはマウントを取りたがるという行動も見られます。
そのため、年収や会社での役職、恋愛経験などを聞いてもいないのにやたらとアピールしてくる人は注意が必要。
自分が相手よりも下の立場の間はマウントを取られ続け、上の立場になったらその瞬間に手のひらを返して媚びてくるようになります。
手のひら返しする人との上手な付き合い方5つ|トラブルを減らす接し方とは?
「縁を切りたいけど、そうしたら仕事がしにくくなるかも…」
「手のひら返しをする人とどうやって付き合っていけばいいんだろう」
周囲に手のひら返しをする人がいて、今後の付き合い方に頭を悩ませている方も多いでしょう。
それもそのはず、上手く対応しないと余計なトラブルを引き起こしてしまいますので、悩むのは当然です。
そこでここからは、手のひら返しをする人とはどう接していくのが良いのか、その対処法についてご紹介していきます。
付き合い方1. 間違いだと思ったことはハッキリと伝える
意見や態度を平気で変えるような人は、そもそも手のひら返しを悪いと感じていない可能性が高いです。
そのため、友人や恋人など今後も付き合っていきたい相手に対しては、手のひら返しをした時に「さっきと言ってること違わない?」とハッキリ指摘するのが一番。
それに対し、シラを切ってきたり、逆ギレしてきたりする可能性もありますが、その場合は「それはよくないと思う」と真剣に伝えましょう。
相手が自分のことを大切に感じてくれているのであれば、その真剣な言葉を無視する訳にはいかず、自分の過ちを認めてくれるはずです。
付き合い方2. 発言や行動の証拠を残す
手のひら返しをする人は自分の都合が悪くなると、悪びれもなくすぐに意見や態度を変更します。場合によっては、責任転嫁をしてくることも。
こちらが悪者にならないようにするためにも、
- LINE
- チャット
- メール
- 書類
などの証拠を残しておきましょう。
これらの証拠があれば、相手も言い逃れできないため、こちらが不利益を被ることはありません。
特に職場や取引先に手のひら返しをする人が居ると色々と面倒なので、仕事の場合は尚のこと証拠を残すのを忘れないようにしましょう。
付き合い方3. 相手を構い過ぎない
中には真剣に注意したり、証拠を提示したりしても全く改善する様子が見られず、手のひら返しを続けてくる人も居るはず。
そのような人物にはもはやどうしようもできないため、
- 相手の会話には「へえー」「ふーん」と一言だけ返す
- 自分からは話しかけない
などの対応を取って、相手には構いすぎないようにしましょう。
適度に距離を取っておいたほうがトラブルになりにくいですし、こちらがストレスを感じることも少なくなりますよ。
付き合い方4. 相手に期待し過ぎない
手のひら返しをしてくる人にストレスを抱くのは、あなたが相手にどこか期待してしまっているからこそ。
最初から「あの人はああいう人間」だと低く評価しておけば、いざ手のひら返しをされた時にもストレスを感じません。
そのため、「どうせ明日には言っていることが変わるし」と、いっそのこと相手に期待するのを諦めてしまうのもアリ。
やや心苦しいかもしれませんが、その分がっかりせずに済みますので気持ちが楽になりますよ。
付き合い方5. 常に期待に応えられるようにする
手のひら返しをする人は欲に正直で、自分に恩恵があると感じている間は媚びを売ってきます。そのため、その状態を維持できれば手のひらを返されることはありません。
どうしても相手と付き合っていかなければならないのであれば、
- 仕事であれば数字を出し続ける
- 恋愛であれば、相手が羨むくらいのスタイルをキープするなど、魅力的であり続ける
などのように、常に相手の期待に応え続けるのも一つの手。
努力が必要で大変ではあるものの、その分波風を立てずに上手く付き合っていけます。
すぐに手のひらを返す人とは、程よい距離感で付き合ってみて。
コロコロと意見や態度を変えてくる人は、付き合っていて本当に疲れますよね。できれば関わりたくないと考えている方がほとんどでしょう。
そんな方のために今記事では、手のひら返しをしてくる人の特徴についてご紹介してきました。こちらを参考にすることで、手のひら返しをしてくる人とは予め距離を取りましょう。
また、どうしても関わっていかなければならない場合は、お伝えした上手な付き合い方を実践することで余計なトラブルとストレスを避けてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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