何も取り柄がないと思う人の心理。長所や特技を見つけて自分に自信を持とう!

HaRuKa 2024.05.07
自分が自慢できる取り柄がないと思っている方へ。自分に自信を持てることがないと落ち込んでしまいますよね。今回は、自分で取り柄がないと思ってしまう人の心理や特徴を大公開!

自分には何も取り柄がないという悩みを持っている方へ。

取り柄がないと思う人の心理&特徴

取り柄がないことを悩みに思っている人、コンプレックスに感じている人には、どのような心理や特徴があるのでしょうか。

今回は、自分に取り柄がないと感じてしまう心理、取り柄がないと思う人に見られる特徴、自分に自信を持つための長所の見つけ方をご紹介していきます。

自分に取り柄がないと悩んでいる人は、マイナス思考を改善し、少しでも自己肯定感を高められるように役立ててください。


大前提として「取り柄がない」の意味とは?

人に比べて秀でた点や、取り立てて役に立つ点を「取り柄」と呼びます。特別な技能や長所という意味合いで使われることが多く、人に自慢できる優れた部分というイメージです。

「取り柄がない人」とは、つまり特に優れている点がない人ということ。「注目するべきところがない」、「長所がない」、「優れている点がない」と表現されることもあります。


自分にはなんの取り柄もないと思う人の心理とは

「自分は何も取り柄がない人間だ」感じている人は、決して少なくありません。

他の人と比べて自分には優れた点がないと感じてしまうのは、なかなか辛いもの。仕事や恋愛など、様々な場面で悪影響を与えます。「自分には何も取り柄がない」と感じてしまう背景には、どんな心理が隠されているのでしょうか。


心理1. 人よりも卓越したスキルが自分にはないと思っている

人は誰でも何かしら秀でたもの、輝くものを持っているはず。なのに「人より卓越したスキルがない、取り柄がない」と感じてしまうのは、「自分は大したことがない」と、自らを卑下する心理の表れです。

また、取り柄というと誰もが驚く立派な成果や技能のことと捉えている人もいます。本当は優れた部分がたくさんあるのにそれを認めず、「自分は取り柄がない人間」だと思ってしまうのです。


心理2. 長所や特技が何なのか?自分でも正直わからない

周りの人の長所や特技には気が付くけれど、自分のことになるとさっぱり思い付かないという人もいます。自分で自分のことを理解していない、つまり自分のことを客観的に見ることができないという心理が原因です。

自分を客観的に見ることができないので、たとえ周りの人が長所だと認めてくれていても、周りの評価を素直に受け入れられません。自分がどんな人間なのかを客観的に評価することができないと、自分の長所や特技も見つけるのは難しいのです。

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心理3. 謙遜の意味で「自分には取り柄がない」と口にしている

本心では決してそう思っていなくても、「取り柄がないから」と言い訳のように周囲に言う人がいます。特に女性の場合は謙遜の意味で言っているだけで、「そんなことないよ」と周りの人から持ち上げてもらいたいという心理も感じられます。

また、自ら能力を下に見せておくことで、周囲から過度な期待をかけられるのを避けている場合もあります。余計な仕事は振られたくない、期待されたくないという気持ちが見え隠れします。


自分には長所や取り柄がないと思っている人の特徴

運動神経が抜群だったり、音楽の才能があったり、字が綺麗だったり、優しい心の持ち主だったりと、人には何かしら他より優れている面があるもの。しかし自分の良いところを見つけられず「取り柄がない人間」だと感じてしまう人がいます。

ここでは男性女性に限らず、「自分は取り柄がない人」だと思っている人の特徴をご紹介します。


特徴1. 完璧主義者で、“取り柄”に対するハードルが高すぎる

ピアノを習っていたことのある人は多いけれど、その中で音楽大学に進学するほどの腕前の人は一握り。プロのピアニストになれるのは、さらにごく一部の人だけです。

周りから見たら十分に優れているのに「取り柄がない」と感じている人は、完璧主義者であることが少なくありません。

より優れた人と自分を比べてしまう心理が原因ですが、どんなにピアノが上達したって、プロのピアニストやと比べたら「まだまだ」なのは当然ですよね。

取り柄に対するハードルをとても高く設定しているため、「このくらいでは取り柄とは呼べない」と辛い思いをしてしまうのです。

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特徴2. 自分に対し劣等感やコンプレックスを抱いている

何をやっても「自分はダメ」だと感じてしまう人がいます。特に親に厳しく育てられた女性や、親が過干渉であった男性に多いのですが、自分に対する評価が極度に低い傾向にあります。

自分に自信がないため、たとえ優れた部分があっても自分で評価できないのです。

自分に対する評価が低い人は、強い劣等感やコンプレックスを抱えており、仕事上でも損をすることが多いです。

自分を過小評価してしまう傾向があり、自信をもって仕事に取り組むことができません。


特徴3. 長所よりも短所に目を向けやすい

人の能力は様々で、どんなに完璧に見える人でも苦手な部分や劣る部分はあり、逆にどんな人でもどこかしらは優れた点があるものです。

「取り柄がない」と感じる人は、女性でも男性でもネガティブに考える傾向があり、自分の長所より短所に目を向けがち。優れた部分ではなく劣っている部分が気になってしまうため、自分の長所に気が付けず、辛い思いをしてしまいます。


特徴4. ネガティブ思考で恋愛をする前から諦めている節がある

「自分には取り柄がない」と感じている人は、自己評価が低くネガティブ思考。そういう人は男性でも女性でも、恋愛に対して消極的になりがちです。

気になる異性がいても、「どうせ自分なんか好きになってもらえるわけがない」と感じ、告白する前から諦めてしまいます。

恋愛を最初から諦めて、外見に気を遣わなかったり卑屈な態度を取っていたりすると、ますます恋愛は遠のいてしまいます

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特徴5. 自己肯定感が低く、自分に対して自信がない

本当はたくさん優れている点がある人でも、自分に対して自信がない場合、優れた点や良い面を自分で認めることができません。「取り柄がない」と感じるのは、自信のなさや自己肯定感も低さの表れなのです。

このような自己肯定感が低い人の中には、過去に大きな挫折を味わった人や、親が過干渉でダメ出しされることが多かったという人が少なくありません。

過去の辛い体験から「自分は何をやってもダメ」というネガティブ思考になり、自分の取り柄を見過ごしてしまっています。

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特徴6. すぐに周囲と比較する癖がある

取り柄の中には人の性格や人生経験など、周囲と比べることが難しく、一概に優劣をつけられない取り柄も少なくありません。

すぐに周囲と比較してしまう癖がある人は、学歴や技能など、比べやすいものばかりで判断してしまう傾向にあります。女性の場合は容姿も周囲と比較しやすく、劣等感を抱きやすい点です。

取り柄がないと感じる人は、本当は周囲と比べることの難しい取り柄をたくさん持っているのに、「自分には取り柄がない」と悩み、辛い思いをしてしまいます。単純に周囲と比較できない取り柄も存在するのだと、認識することが大切です。


特徴7. 自分に対してストイックすぎる

ストイックとは、自分に厳しく禁欲的であることを意味します。何か一つのことに全身全霊を集中するタイプの人をストイックな人と呼びますが、ストイックさが過ぎると自分を追い込んで辛い思いをしてしまいます。

こういう人は、どんなに頑張っても自分に合格点をあげられず、「自分はまだまだ」だと感じるのです。また、努力が結果につながらなかった時の落胆は激しく、たった一つのことも成し遂げられなかった「取り柄のない人間」だと感じてしまいます。

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取り柄がない人はいないってホント?

「自分は取り柄がない人」という悩みを抱えている人は少なくありませんが、本当に取り柄が一つもない人なんているのでしょうか。

取り柄とはその人の持つ他より優れている点のことですが、技能や資格など、簡単に周囲と比較できるものだけが取り柄ではありません。

「取り柄がない」という悩みを抱えている人は、実は客観的に自分を評価できていないだけの場合が多くあります。誰にでも何かしら一つは輝く点があるはずだと考え、自分の中にある取り柄を探してみてはいかがでしょうか。


取り柄がないと思うのを改善して長所を見つける方法

長所と短所は紙一重とよく言われます。長所は裏を返せば短所になるいことも多く、同じように短所も見方によっては長所になり得るということです。

ここからは、自分で自分を「取り柄がない人」と見てしまうマイナス思考を改善し、長所を身につける方法をご紹介します。


1. 仲のいい友人や仕事場の人などに、自分の長所を尋ねてみる

周りの人の長所は分かるのに、自分のことになると「何が取り柄なのかさっぱり分からない」という人もいます。

自分のことは自分が一番知っていると思っていても、欠点や至らない部分ばかりに目を取られ、客観的に自分の良いことを探すことができないからです。

信頼できる友人や、毎日一緒に仕事をしている職場の人に、「自分の良い点は何なのか」を、改めて訪ねてみるのも手。自分では気が付かなかった良い一面が発見できるかもしれません。


2. ちょっとした成功体験を重ねて、自分に対して自信をつける

どんなに大きな功績を残している人だって、最初から全てを手に入れていたわけではありません。コツコツと努力し、着実に結果を出してきたことが、やがて大きな成果となって表れるのです。

大きな目標を掲げることも大切ですが、小さな成功体験を重ねていくことで、自己評価が高まっていきます。小さな目標でも達成したことで自信が付き、次の目標を達成する原動力になっていくのです。

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