シングルファザーの悩みあるある9選。父子家庭ならではの魅力も解説

シングルファザーって仕事や育児で大変そうですよね。そこで今回は、シングルファザーになった理由から、父子家庭ならではの悩みやメリットまで詳しくご紹介します。父親一人でお子さんを一人前に育てていこうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

シングルファザーって、どんな感じなの?

シングルファザーの悩みあるある9選

様々な事情でシングルファザーになると、仕事や家計など悩みは尽きないものです。特に、一人で子供を育てていけるのか不安だという男性は多いでしょう。

そこで今回は、シングルファザーとして今後頑張っていこうとしている男性を対象に、シングルファザーに関するデータやシングルファザーになった理由を解説していきます。

その上で、シングルファザーに起こりがちな悩みと解決法、シングルファザーならではのメリットについてご紹介しましょう。


「シングルファザー」とは何?詳しい意味を徹底解説

シングルファザーとは、その名の通りシングルの父親をさします。

配偶者と離婚や死別などで未婚となり、一人で子どもを育てている男性の総称として使われる言葉です。

一人で子供を育てている女性・シングルマザーよりもかなり少なく、社会からの認知度も低いことから、独特の悩みや困難を持ちながら生活しているパターンが多いと言われています。


意外と多い?日本のシングルファザーの割合とは

一人で子供を育てているシングルファザーは、同じ立場のシングルマザーと比べると少数です。

厚生労働省が平成27年に発表したデータでは、一人で子供を育てているいわゆる「一人親世帯」のうち、シングルファザーと子供という父子世帯は全体の約15%という割合になっています。


シングルファザーの再婚率は低い傾向にある

シングルファザーにとって、仕事をしながら子供を育てるのはとても大変なことです。

仕事と育児や家事との両立に対する不安に加えて、心のよりどころとして恋愛関係になれる女性を求めるのは自然ですから、再婚を願う人は多いでしょう。

しかし、シングルマザーが自分と血のつながった子供を自ら育てるのとは違って、シングルファザーは相手の女性に育児や家事を任せることになりがちですから、再婚は難しいのが現実です。

相手の女性の理解が得られにくいため、シングルファザーの再婚率は低い傾向が強いと言えるでしょう。


何がきっかけ?シングルファザーになった男性の主な理由

配偶者なしで、一人で子供を育てる立場であるシングルファザー。最近少しずつ増えてきているとはいえ、周囲にそう多くはないだけに、なぜシングルファザーになったのか想像しにくいものです。

なぜシングルファザーになったのか、主な理由を5つご紹介します。


理由1. 妻が先に亡くなり、死別したから

シングルファザーになった理由としてよく挙げられるのは、妻との死別です。

出産時や持病といった病気や、不慮の事故に遭ったなどが原因で妻が先に亡くなってしまい、否応なくシングルファザーになってしまったという男性はいます。

妻を亡くしたという悲しく辛い体験を癒す間もなく、残された子供の面倒を見なければいけません。シングルファザーに望んでなったわけではない分、悩みも深いと言えます。


理由2. 妻が育児放棄を放棄したのを理由に離婚したから

血のつながった我が子でありながら、愛情を感じられず世話をしないことをネグレクト(育児放棄)と言います。

まだまだ少数ではありますが、母親である妻がネグレクトを続けるため、子供への悪影響を防ぐ意味で離婚し、シングルファザーになったというケースです。

子供を安心して任せられない、妻と信頼関係が築けないという気持ちから、自分が育てようと決意して自らシングルファザーの道を選びます。


理由3. 妻に浮気されて別れたから

以前は、浮気といえば夫である男性がするものというイメージでしたが、最近は妻である女性が浮気するパターンも少なくありません。

夫と価値観が合わない、共働きにもかかわらず育児や家事を夫がほとんどしないといった状況に、妻が不満を募らせて他の男性と浮気をした結果、離婚してシングルファザーになるというわけです。

浮気した妻に子供を任せられないという場合と、妻が子供を引き取るのを拒否した場合とがあります。


理由4. 価値観の不一致で離婚した際、 子供が「お父さんと暮らしたい」と言ったから

夫婦生活が長くなれば、夫婦の間で価値観や考え方にずれが生じて衝突が増えることは珍しくありません。

衝突によって夫婦関係が修復できないほど険悪になり、離婚になると、夫婦のどちらが親権を持つかを決める必要があります。

この場合、自分の意見が言える年齢の子供から「お父さんと一緒に暮らしたい」と言われたことがきっかけで、自分が子供を育てようと決意しシングルファザーになるというパターンが多いです。


シングルファザーならではの悩みや父子家庭あるあるとは?

父親として、一人で子供を育てていくという大きな責任を負って生きるシングルファザーには、様々な悩みがつきものです。

周囲に相談できるような同じ立場の相手が少ないこともあり、一人で不安を抱えながら日々生活しているという男性も多いでしょう。

シングルファザーならではの悩みや父子家庭あるあるにはどういったものがあるのか、代表的なものをご紹介します。


悩み1. 生活費と養育費を全て一人で賄う人が多いため、経済的に余裕がない

シングルファザーになると、金銭的な悩みを抱える男性は多いです。

自分と子供の生活費に加えて、子供が保育園や幼稚園に通っているなら利用料を、小学校低学年なら授業が終わった後預かってくれる学童保育の利用料を支払わなければなりません。

こうした出費を一人で賄う必要がある一方で、育児のために定時帰宅すると収入が減るという悪循環が起こり、日々余裕がないという状況になるケースは少なくないのです。


悩み2. 掃除・洗濯や子供の食事準備など、仕事と家事の両立が大変

一人で生活費や養育費を稼ぐためには、仕事を一生懸命しなければいけません。しかし、子供が小さいと家事や育児も全てシングルファザーである男性が担当することになります。

どんなに疲れて帰ってきても、夕食の準備や入浴、寝かしつけなどが待っていますし、休日も掃除や洗濯などであっという間に終わってしまうので、体力も気力も使い果たす日々が続くことが多いです。


悩み3. 子供服のボタン付けなど、裁縫を頼まれた時に困ってしまう

最近は、料理や掃除といった家事を難なくこなせる男性が増えてきました。シングルファザーになっても自信があるという声もよく聞きますが、多くの男性が困るのが裁縫関係です。

ボタンをつけたり、ズボンの穴を縫い合わせたり、体操服のゼッケンを縫い付けたり、子供がいると裁縫作業が意外とあるもの。

女性とは違って男性は裁縫の経験が圧倒的に少ないため、裁縫作業に困ることが多いでしょう。


悩み4. 定期的に「子供へ寂しい思いをさせている」と悩んでしまう時がある

シングルファザーになると、生活費を確保するために仕事をしなければいけません。

残業や出張、休日出勤などを最低限に抑えたとしても、ゼロにはできない場合、どうしても学童保育やファミリーサポートといったサービスを利用することになります。

親子で過ごす時間が少なくなりやすいため、子供に対して罪悪感を感じやすいと言えるでしょう。


悩み5. まだお子さんが小さい場合、再婚してお母さんを作ってあげるべきか迷う

シングルファザーとしてどれほど頑張ったとしても、子供に味わわせてあげられないのは母親の愛情です。

特に小さい子供にとっては母親の存在は大きいため、父親として優しく接していても子供が寂しがることは避けられないことが多いもの。

自分が恋愛をしたいというよりも、子供のために理解のある女性と再婚した方が良いのではないかと悩む男性は少なくないでしょう。


悩み6. 周囲から「なんで父親が親権もったの?」と毎回のように質問される

離婚はもはや珍しくなくなりましたが、子供がいる夫婦が離婚すると約8割は妻が親権を持ちます。

そのため、男性が親権を取ってシングルファザーになると、周囲から好奇の目で見られることは珍しくありません

「奥さんに逃げられたの?」「父親が一人で子供の面倒見られるの?」などといろんなことを言われてうんざりするのは、父子家庭あるあると言えるでしょう。


悩み7. 本当は好きな事をさせたいけれど、お金の問題で子供へ我慢させてしまう

シングルファザーには、生活費を一人で稼いでいく責任があります。

収入に余裕があれば子供に好きな習い事をさせてあげられますが、実際には残業もままならないので収入が上がらず、日々の生活を送るだけで精いっぱいという家庭も多いでしょう。

子供から習い事や塾に行きたいと言われても、金銭的な理由で諦めさせてしまうのは親として辛いこと。「もう少し収入が増えれば」と悩みは尽きないでしょう。


悩み8. 娘の場合、女心が理解できず衝突したり、嫌われたりしやすい

シングルファザーの場合、子供が息子か娘かによって育児の悩みは変わってきます。

もともと子供の世話をするということ自体に慣れていない男性がほとんどですから、同性である息子は放任主義で何とかなるとしても、異性である娘には感情の機微を察知してこまめにフォローするのが苦手です。

特に思春期の娘の気持ちは理解しがたく、喧嘩したり「パパ嫌い!」と言われて悩むケースは多いでしょう。


悩み9. 気になる人や好きな人がいても、恋愛をして良いのか迷ってしまう

シングルファザーに何歳でなったとしても、一人の男性としてまた好きな女性を見つけたいという思いは出てくるものです。

特に20~30代の男性なら、周囲に独身の友人がいる割合が多いこともあって、恋愛に関心を持つことがあるでしょう。

しかし仕事と育児や家事の両立で忙しい毎日を送っていることや、子供への遠慮もあって、実際には新しい恋愛に踏み出すのは難しいです。

子供がいる男性との恋愛に躊躇する女性は少なくないため、恋愛のチャンスそのものがないこともあります。


父子家庭でも明るく楽しい家族は多い!父子家庭ならではの魅力やメリットを大公開

精神的にも経済的にも大変なことが多い父子家庭ですが、絆が深い親子が多いのも事実です。決して辛いことばかりではなく、明るく前向きに暮らしているケースも少なくありません。

父子家庭ならではの魅力やメリットとはどんなものがあるのか、5つのメリットをご紹介します。


メリット1. 子供がいくつになっても、父親と息子(娘)の仲が良い家庭が多い

一般の家庭では、子供が成長していくにつれて父親との心理的な距離ができることが多いものです。

しかし父子家庭では、親子が協力し合いながら生活していることもあって、息子や娘との関係が良いケースが目立ちます。

難しい局面や辛い出来事も一緒に乗り越えていく強い絆があり、お互いに信頼し合っていると言えるでしょう。


メリット2. 子育てと仕事を両立して頑張っている姿を見て、子供が尊敬してくれる

子供は親の背中を見て育つと言われる通り、父親が普段どのような生活態度なのかをよく見ています。

寝る間も惜しんで働き、家事を行い、自分たちの世話をしてくれている忙しい父親を尊敬しない子供はいません。

たとえお金がなくても、父親の毎日の努力を見ているため、「パパみたいな大人になりたい」と子供から慕われる男性が多いでしょう。


メリット3. 奥さんに頼れない分、料理や掃除など家事全般がマスターできる

シングルファザーとして何でもこなせる男性も、かつては妻に家事を任せきりだったというケースが多いです。

料理や掃除、洗濯、裁縫などをしたことがなく、シングルファザーになりたての頃は試行錯誤の毎日だったはず。

しかし毎日続けているうちに、家事が難しいと感じることがほぼない程度までマスターして、効率よく家事をこなせるようになっている人は多いでしょう。


メリット4. 家庭と仕事の両立を頑張っているため、周囲から応援される機会が増える

母子家庭と比べるとまだ認知度が低い父子家庭ですが、徐々に社会的に受け入れられるようになってきました。

仕事をしながら家事や育児も一人で頑張っているうちに、近所の人や職場の同僚などから「何か手伝おうか?」と声をかけてもらえるようになった男性は多いでしょう。

夫婦でも大変なことを、父親一人でやる難しさを理解してくれる人から応援してもらえる機会が増えてくるのです。


メリット5. 子供と接する場面が多い分、より一層我が子への愛情がより深まる

一般的な家庭でも子供の面倒を積極的にする父親はいますが、父子家庭の場合は一人で全て責任をもってやらなければいけませんから、心構えは大きく異なります。

学校行事やPTA、地域活動など子供関係の用事が増えて、子供と接する時間は必然的に多くなります。

忙しい中で時間を作って参加するのは大変ですが、我が子のためと思えばやる気も愛情も増して頑張れるでしょう。


幸せな父子家庭を築いて、シングルファザーライフを楽しみましょう!

子供のことや生活のこと、お金のことなど様々な面で責任を一人背負っていかなければいけないシングルファザー。

再婚率も低くストレスの多い立場ではありますが、子供との関係が深まり強い絆で結ばれやすいのも事実です。

シングルファザーとしての悩みがあって不安を感じているなら、この記事を参考にシングルファザーならではの悩みを解消する方法をつかんで、前向きに父子家庭ライフを送れるよう頑張っていきましょう!


【参考記事】はこちら▽

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