主体性&積極性がない人の原因と特徴|主体性を高める5つの改善方法とは

HaRuKa 2022.04.10
彼氏彼女や仕事関係の人で、周りに主体性がない人がいるという人はいませんか?今回は、主体性がない人について徹底解説!

主体性がない人っていますよね。

主体性がない人の原因と特徴

周囲に主体性がないと言われている人はいませんか?

職場で仕事をしている男性や彼氏・彼女にも、どこか自分の意思を主張したがらない人がいるでしょう。

そんな主体性がない人には、ある共通の特徴があります。

今記事では、主体性の意味と自主性との違いから、主体性がない人の10の特徴や主体性がない原因を徹底解説。

また、主体性がないといわれて悩んでいる人のために、主体性を高めるの5つの改善方法をご紹介します。


前提として「主体性」の意味とは?

主体性とは、自らの意志で考えて、その判断に基づいて行動することを指します。言い方を変えると、何も与えられていない状況で、自分の意思を固めて、今するべき行動しようとする態度のことです。

しかし、この定義に「責任をもって」行動すると付け加える必要がある、という考え方もあります。

自分の人生は自分で責任を負う、という意味も主体性には含まれているのです。

何かが起きたとき、それは自分の意思で選んだものだから、自分に責任があると考えられるのが主体性がある人と言えますね。


主体性がないのと自主性がないのは異なる?「主体性」と「自主性」の違い

「自主性」とは、自分から率先して行動することを指します。

例えば、言われなくても飲み会の幹事を引き受けたり、人が嫌がるような汚れ仕事を自らすることです。

両者は似ていて、混同されがちな言葉ですが、「自主性」はやるべきことが最初から分かっている場合を指している点が明確に違います。

一方で主体性は、何をやるべきか自体を考えて、自分の責任で決定・行動することを指しているのです。

広く言えば、主体性がある人は自主性もあると言えますね。


主体性がない人に共通する特徴

主体性がある人は、自分の意志で考えて、責任をもって行動できる人だと分かりましたね。

では、主体性がない人にはどのような特徴があるのでしょうか?

ここからは、そんな主体性がない人に共通している10の特徴を詳しく解説していきます。


特徴1. 何事に対しても受動的で自分からアクションを起こさない

仕事では、部下として上司から与えられた仕事だけをこなすのが当たり前、という人もいるでしょう。

主体性がない人は、どのような事にも受け身で、自分の意思で何かをしようとしないという特徴があります。

例えば、この仕事にはもっと効率が出る方法がある、こうすればより働きやすくなる、という考えが頭をよぎったとしても、実際に行動しようとはしません。

なぜなら、自分から提案すれば何かあった時に責任を取ることになる、と考えてしまうからです。


特徴2. 基本的にネガティブでマイナス思考

自分に自信が持てない人は他人に頼りがちです。他人に頼り過ぎてしまうと、いざ自分が1人で行動をした時に失敗してしまうケースがほとんどです。

そして、失敗した経験を引きずると、ネガティブなマイナス思考が当たり前になってしまいます。

「自分なんて」「どうせやっても無理」そう考えてしまって、積極的な行動ができず、主体性がない人と言われるのです。

実は、主体性がある人ほど何度も失敗を経験しています。それでも、失敗の責任は自分にあると考えて、次は成功させるという前向きな気持ちを持っているから、主体性があると言われるのでしょう。

【参考記事】はこちら▽


特徴3. 責任感が弱く、すぐ人に任せてしまう

彼氏彼女とのデートプランや友達と出かける場所を、毎回のように決めてもらっていませんか?

普段から人に任せてしまう癖がついてしまうと、主体性がないと呼ばれる原因となってしまう場合があります。

なぜなら、人に頼ることに慣れてしまうと、自分から行動する機会を失い、自然と周りに合わせるのが当たり前になってしまうからです。

自分の意思ではないから、失敗して責任を感じることもなく、楽かもしれません。

しかし、日常生活で彼氏彼女や友達に甘えすぎると、社会でも責任感のない人間になってしまう可能性があるのです。

【参考記事】はこちら▽


特徴4. 自己肯定感が低く、自分に自信がない

何か発言すれば、それは自分の責任になるのは事実です。

主体性がない人は、自分に自信がなさ過ぎて、自分の意見を言えないという特徴があります。

自己肯定感が低い人の多くは、自分の力だけで成功した体験が乏しいことが原因です。

一方で、主体性がある人は、自分の意思で積極的な発言や行動をします。

もし、結果的に失敗してしまっても、そこから自分の課題を見つけ出し、成長する機会が生まれるのです。

【参考記事】はこちら▽


特徴5. すぐに「何でも良い」「どっちでもOK」と答えてしまう

つい決定を彼氏や彼女任せにしてしまうことってありますよね。

しかし、毎回のように、彼氏や彼女任せにしていると主体性がない人と言われる可能性もあるでしょう。

なぜなら、人に決めてもらうと楽だから、自分で物事を決めるのは苦手、という人は自分の責任を避けたいだけ、とも言えるからです。

口癖のように「なんでも良い」「どっちでもOK」と言ってしまっていませんか?

言われた相手は「あなたにとっては、どうでも良いことなんだ」と呆れているかもしれませんよ。

【参考記事】はこちら▽


特徴6. 人の意見にすぐ合わせてしまう

仕事のチーム内で活発に意見を言える男性がいる一方で、終始黙って人の意見に頷いているだけの男性もいますよね。

主体性がない人は、自分の意思が弱いからか人の意見に合わせてしまいがち、という特徴があります。

そうなる理由は、自分の発言に責任を持ちたくないという気持ちがあるからです。

もし、自分の意見が通った場合に、トラブルがあったら面倒だから、発言は控えたいと考えてしまう人もいます。

このタイプは、消極的な行動ばかりを繰り返し、大きな成功を収めることができない人と言えるでしょう。

【参考記事】はこちら▽


特徴7. 意外と小心者で、自発的に振る舞うと周りにどう思われるか不安

臆病な性格だと主体性が弱くなってしまう場合があります。

常に人の目を気にして、自分を出したらどう思われるか不安になってしまう人もいるでしょう。

過去のトラウマや育った環境が原因で小心者な性格になると、主体性が失われる場合もあります。

警戒心が強いのは悪いことではありません。

しかし、必要以上に周囲の視線を気にしていると、消極的な行動しかできない主体性のない人になってしまうのです。

【参考記事】はこちら▽


特徴8. 疑問点やわからないものを解決せずにそのままにしてしまう

学校や職場で疑問を感じた時、どのように対処していますか?

解らないものを解明しないまま放置している人は、主体性がない人になりかけているかもしれません。

なぜなら、疑問を自分で解決しようと思えないのは、知的好奇心が足りていない証拠と言えるからです。

上司や友人に後で聞けば良い、自分が解決しなくても誰かがやってくれる、と考えてしまうと、自ら体験して知識を得る機会が失われていきます。

少し面倒なことでも、自ら解決しようと行動できるかどうかが主体性や行動力の向上に繋がるのです。


特徴9. 何事にも無気力で向上心がない

あなたの周りに非常にモチベーションが低い人はいませんか?

仕事はもちろん、趣味や恋愛にも無気力で何に対しても向上心がない人は主体性がない人になりがちです。

実は、無気力になってしまう人は完璧主義者だったり、元は頑張り屋だったりします。

しかし、その多くは人に決められたこと、指示されたことだけをこなしてきた向上心のない人です。

自分で考えて、責任持って行動した経験が少ないから、状況の変化に耐えられず無気力になってしまうと言えます。

【参考記事】はこちら▽


特徴10. 自分に甘く、すぐに手を抜こうとする

あらゆる場面で楽をすることを覚えてしまうと、主体性がない人になってしまうことも。

自分が苦労しない道ばかり選んでいる人は、何事にも責任をもって行動できなくなります。

その結果、自分から積極的な行動をしなくなり、楽を出来るならとことこん手を抜くという、典型的な主体性がない人になってしまうのです。

仕事でも、つい手を抜いてしまったり、自分の責任なのに他人のせいにしたり、自分に甘く他人に厳しい性格になるでしょう。

【参考記事】はこちら▽


▷次のページ:主体性がない人は積極性がない。主体性がなくなる主な原因は何?

よく一緒に読まれる記事

関連する記事