目立ちたがり屋の心理や特徴。付き合い方とでしゃばる性格を直す方法を解説!
そもそも『目立ちがり屋』とは?どんな意味?
「目立ちたがり屋」とは、何かにつけ人の注意を引くような言動をする人を意味する言葉。
仕事でもプライベートでも、「他の人から注目を浴びよう」、「他の人よりも目立とう」という意識が強いのが特徴です。
そのため、周りの人から煙たがれたり、嫌われたりしやすくなります。
個人での活動の場合は、その目立ちたがりやな性格もあまり問題視されません。
しかし、団体行動が必要なシーンではみんなの輪を乱しやすくなり、トラブルの元になりがちです。
目立ちがり屋の心理|周りから注目されたい人が考えていることは?
他の人から注目されるのが大好きな目立ちたがり屋さん。
一体なぜ、そんなに注目されるのが好きなのでしょうか。
ここからは、目立ちがり屋さんの気になる心理や、周りから注目されたい人が考えてることについて、チェックしていきましょう。
心理1. もっと構って欲しい
他の人よりも目立つ事で周りの人たちに構って欲しいという心理の目立ちたがり屋さん、実は結構多いのです。
このタイプの場合、一見、ただの目立ちたがり屋なのに、本当はとても寂しがり屋さんという人になります。
心理2. 注目されたい
自己顕示欲が強いタイプの目立ちたがり屋さんは、いつでもどこでも注目されたいし、目立ちたいという心理が強いタイプ。
みんなが自分に注目してくれる状況や、他の人よりも目立っている状況に満足を感じるのです。
心理3. 好感を持ってもらいたい
自分が目立てるようにするのって、実はそれなりに勇気や労力がいること。
その勇気や労力を持ってしても目立ちたいというのは、それだけ周囲の人を楽しませたい、自分に好感を持ってほしいという気持ちが強いのです。
心理4. 相手の反応が見たい
ちょっぴり厄介なのが、目立った言動をわざとすることで、相手の反応を見たいという心理の人。
周囲の人全てを対象にしているというより、特定の相手の反応を見たいがためにする言動なのです。
そして、相手の反応次第で、自分への好意などを押し図ろうとします。
心理5. 自分のことを覚えて欲しい
仕事でもプライベートでも、誰にでも相手にしっかりと自分のことを覚えていて欲しい瞬間があるもの。
自分という人間の存在を相手の心にしっかりと刻み付けたくて、あえて、印象が強く目立つ言動をしている場合があります。
目立ちがり屋の特徴|性格や行動の基本的な共通点とは?
「今度、職場に異動してくる人、すごい目立ちたがり屋なんだって。一体どんな人なんだろう?」
「目立ちたがり屋の人って、一体どんな性格してるの? 目立ちがり屋かどうか分かる診断チェックとかないのかな?」
目立ちたがり屋さんって、一体どんな人なのでしょうか。
ここからは、目立ちたがり屋さんの特徴、性格や行動の基本的な共通点について、チェックしていきましょう。
この目立ちたがり屋診断チェックで4個以上当てはまったら、目立ちたがり屋の可能性がありますよ。
- 明るくてポジティブシンキング
- 身振り手振りを使って大袈裟に話す
- 友達を作るのが得意
- 流行に敏感で外見が派手
- 自分の意見を通そうとする
- 集団行動が苦手
- 他人の評価を気にしすぎてしまう
- 承認欲求が強い
- いつも自信満々っぽい
- 実は1人では何もできない
特徴1. 明るくてポジティブシンキング
目立ちたがり屋さんは、物事をプラスに捉えられる人が多いのが特徴の一つ。
- 仕事でトラブルが起きても、頭を抱えて落ち込むのではなく「大丈夫!なんとかなる!」と、自分ならなんとかできると前向きに考える。
悩み事を抱え込んでしまうことも比較的少ないため、周りの人からいつも明るくてポジティブな印象を持たれやすくなるのです。
特徴2. 身振り手振りを使って大袈裟に話す
お喋りしたり、何かを説明したりする時、淡々と言葉だけで伝えるのではなく身振り手振りで話すのも、目立ちたがり屋さんだからこそ。
- 「こんなに大きな風船貰ったの!」と、風船の大きさを手で示しながら、お喋りする。
など、聞いている人が、ありありとその情景を思い浮かべやすい話し方をするのです。
そのため、周りの人の関心を惹きつけるのが上手になります。
特徴3. 友達を作るのが得意
コミュニケーション能力が高く、初対面でも臆せず声をかけられるという素敵な特徴もあります。
- 新しく入ったサークルでも、物怖じせず周りの人に話しかけて、あっという間に溶け込んでいく。
- 話しかけられるのを待つより、自分からどんどん話しかけていくので、友達作りに困ったことがない。
そのため、「〇〇さん?知ってるよ。」などと、本人も気がつかないうちに、友人知人が増えていくのです。
特徴4. 流行に敏感で外見が派手
周りの人に注目され褒められることが、とっても嬉しく感じるのも目立ちたがり屋さんだからこそ。
- 人に注目されるようなファッションを選びやすい。
- 今流行りのアイテムは、雑誌やSNSでしっかりチェックしている。
など、メイクやファッションが華やかなので、どこにいても自然と目立ちやすくなります。
特徴5. 自分の意見を通そうとする
目立ちたがり屋さんは、他人の意見よりも自分の意見を大切にするため、他の人にあまり耳を貸しません。
会議などで意見が割れた時、自分の意見を通すために、他の人の発言はスルーしがち。
そのため、「周りの人の意見を聞かない強引な人」と嫌われることもあります。
しかし、会議が長引いている時などは、目立ちたがり屋さんが自分なりの方法で意見をまとめてくれるので良い影響を与える場合もあります。
特徴6. 集団行動が苦手
いつだって自分を一番優先したいのが、目立ちたがり屋さん。
そのため、他の人の意見に従ったり、尊重したりしないといけない集団行動が苦手です。
- 大人数で遊ぶのは、自分の思い通りに行動できないので、できるだけ避けたい。
- 自分の思い通りに仕事が進められないのが嫌いなので、同僚と一緒に仕事をしたくない。
など、集団で行動するよりも、自分一人で行動することを好みます。
特徴7. 他人の評価を気にしすぎてしまう
周りの人に注目されればされるほど、自分自身の存在意義を実感できるのが目立ちたがり屋さん。
- 自分の発言や行動を、周りの人がどう思ったか、毎回すごく気にしてしまう。
- みんなが注目してくれると思った発言などに、期待したような反応がないと、凹んでしまう。
など、周囲の人の反応をやたらと気にしてしまいます。
特徴8. 承認欲求が強い
基本的に、目立ちたがり屋さんは、いつも誰かに相手をして貰いたい「かまってちゃん」。
- SNSなどに自分が投稿した写真やテキストへの「いいね!」が多ければ多いほど、自分に価値があると思ってしまう。
- 自分以上に、周りの人の方が注目を浴びていると、自分は価値のない人間だと落ち込んでしまう。
など、注目されることで、自分自身の価値を生み出そうとするのです。
特徴9. いつも自信満々っぽい
自分に自信がある人は、自然と周りの人から注目されやすくなるもの。
そのため、目立ちたがり屋さんは、いつも自信があるように振る舞います。
- 会議で発言する時、本当は自信なんて全くないけど、まるで余裕たっぷりな顔をして発言する。
など、みんなの注目を集めるために、いかにも自信満々であるかのように振る舞うのです。
特徴10. 実は1人では何もできない
目立ちたがり屋さんは、周りの人からの良い評価を自分自身の自信の糧としています。
そのため、自分を認めてくれる人が周りにいなかったり、悪い評価を貰ったりすると、途端に自信を無くしてしまうのです。
- 新しく配属された部署には、自分を褒めてくれるような同僚や上司がいなくて、仕事に対するやる気や自信を失ってしまう。
など、目立ちたがり屋さんが力を発揮できるのは、周りの人の注目があってこそなのです。
目立ちがり屋の人への付き合い方|仕事やプライベートでの接し方とは?
「目立ちたがり屋の新卒が、新しく職場にやってきたんだけど、一緒に仕事する時にどう接したらいいのかな?」
「友達が、ものすごく目立ちたがり屋なんだよね。自慢話とか多くて正直面倒なんだけど、どうやって付き合ったらいいんだろう?」
目立ちたがり屋さんとの付き合いって、ちょっと疲れちゃいますよね。
ここからは、目立ちがり屋さんとの上手な付き合い方、仕事やプライベートでの接し方について、チェックしていきましょう。
付き合い方1. 否定せず、話は適当に聞いておく
目立ちたがり屋さんは、褒めて貰えるまでアレコレ話し続けますが、それを毎回褒めるのもなかなか大変です。
そんな目立ちたがり屋さんと仕事でどうしても関わらなくてはならないのであれば、否定も肯定もせず軽く受け流すようにしましょう。
- 職場の上司が、延々と自慢話をしてきたら「そうなんですねー。」と、適当に相槌を打ちながら、聞き流す。
など、どんなに自慢話をしても、思ったような評価を得られないと分かったら、話しがいもないので、やがて話さなくなっていくでしょう。
目立ちたがり屋さんは、否定されるとムキになってさらに話が長くなることもあるので、どんなに反論したくても否定しないのがコツですよ。
付き合い方2. 感謝の気持ちを伝える
目立ちたがり屋さんは、自分が周囲の人に必要とされているかどうかをとても気にします。
- 目立ちたがり屋さんには日頃からこまめに「〇〇さんがみんなのことを考えて動いてくれるから、本当に助かってます。」と、伝える。
など、承認欲求が人一倍強い目立ちたがり屋さんには、感謝の気持ちを伝えることで、その欲求を満たしてあげましょう。
感謝の気持ちをこまめに伝えるようにすると、目立ちたがり屋さんの不安は解消されるので、必要以上に話が長くなることも少なくなるでしょう。
付き合い方3. 時にはおだてて頼る
目立ちたがり屋さんは周りの人から褒められたり、人に頼られたりすることが大好き。
「やっぱり、〇〇さんの力貸して下さい!〇〇さんじゃないと無理なんです。」
など、おだてることで、目立ちたがり屋さんの気分が良くなり、難しいことでもすんなりとお願い事を聞いてくれるようになるでしょう。
もちろん、おだてると言っても、大袈裟すぎると嫌味に聞こえてしまうので気をつけて下さいね。
付き合い方4. そっと距離を置いておく
目立ちたがり屋さんの心理が分かっても、好きになれるわけではありませんよね。
うざいと思う人と付き合い続けるのは、心も身体も疲れてしまうもの。
可能なのであれば、目立ちたがり屋さんと物理的にも精神的にも距離をとってしまいましょう。
- 目立ちたがり屋の同僚とは、業務で必要な事以外は口を利かないようにする。
- 目立ちたがり屋の友達からのお誘いは、角が立たないように何かと理由をつけながら断る。
など、面と向かって縁を切るのではなく、自然とフェードアウトできるように距離をあけていきましょう。
付き合い方5. そういう人だと諦める
目立ちたがり屋さんは、自分自身に自信が持てないため、周囲の人に自信を持たせてもらおう、認めてもらおうとします。
この考え方は、自分自身で強く意識しないと変えることはできません。
- 目立ちたがり屋の後輩に、周囲の注意を引きたがる派手な言動を何度注意しても改めないので、諦める。
などと、何度注意しても本人が、自分で変えようと決断しない限り変わらないのであれば、潔く諦めてしまうのも、付き合い方の一つですよ。
付き合い方6. 嫌な部分を指摘する
縁を切りたくはないけど、目立ちたがり屋な部分だけは、なんとかして欲しい場合、直して欲しい部分だけ指摘するのも良いでしょう。
- 「〇〇さんの事は好きだけど、みんなで喋ってる時に、強引に自分の話題に話を持っていくのはやめて欲しいの。」と丁寧に伝える。
などと、どんな部分が嫌いなのか、的確に伝える事で目立ちたがり屋さんが改善してくれる可能性もあります。
ただし、伝える時は、相手の機嫌をできるだけ損ねないように、丁寧な言葉遣いで伝えましょう。
目立ちたがり屋な性格を直す方法|でしゃばってしまう性格を改善するには?
「もしかして、私、職場で目立ちがり屋って思われてるかも?どうしたらいいのかな?」
「『無理に注目浴びようとしてたら嫌われるだけだよ。』って、言われちゃった。でしゃばりな性格どうしたら直るの?」
目立ちたがり屋な性格だと指摘されたり、自覚したりした時、一体どうすれば直すことができるのでしょうか。
ここからは、目立ちたがり屋な性格を直す方法や、でしゃばってしまう性格を改善する方法をチェックしていきましょう。
改善方法1. 作品などで自分を表現する
目立ちたがり屋さんは発言や行動など、自分ができることを見せびらかして周囲の人の注目や賞賛を集めたがる傾向にあります。
しかし、その言動が原因で周りの人に嫌われることになるのであれば、見せびらかしたいという欲求を他の形で発散しましょう。
- 絵や小説を書いて、自分自身の中にあるものを表現してみる。
- 出来上がった作品を、SNS上で発表してみる。
など、言動ではなく、作品という形に落とし込みSNS上で不特定多数の人に見て貰えば、承認欲求も満たされるはず。
心の中の承認欲求が満たされて仕舞えば、普段の生活での目立ちたい欲求も少なくなる可能性大ですよ。
改善方法2. SNSで自慢する投稿ではないか確認する
「SNS=注目を浴びるツール」として使っているのであれば、投稿前にちょっと考えてみましょう。
- SNSに投稿しようとしている写真やテキストが、いかに自分がすごいかという自慢アピールになっていないかチェックする。
- 過去の投稿を見直してみて、あからさまな自慢や、自慢の匂わせのような投稿がないか、確認してみる。
などと、SNSに自慢っぽい投稿がないかどうか確認してみることで、自分の目立ちたがり屋な部分を客観的に見やすくなります。
「あ!私、自慢しか投稿してないじゃん!」などと、自覚できるようになったら、目立ちたがり屋な性格も少しずつ治ってくるでしょう。
改善方法3. 他の人に焦点を当てる
いつでもどこでも他人から注目を浴びることばかり考えていたら、自然と自分自身にしか焦点が当たらないもの。
目立ちたがり屋な性格をなんとかしたいのであれば、その焦点を自分ではなく周りの人に向けましょう。
- 「いかに自分が目立てるか?」ではなく、「自分と一緒にいる他の人は機嫌良くしているか?」と、周りの人のことを考えてみる。
- 「どれだけ自分の話ができるか?」ではなく、「他の人は何をどれくらい発言しているのか?」と、他の人の様子に気を配ってみる。
など、周囲の人に目を向けられるようになると、常に自分中心の考えから抜け出せるようになりますよ。
改善方法4. 自分の間違いは許す
起こってしまった過去のことをずっと悔やんでも、過去は変えられません。
- 出しゃばった発言や行動をした事をきちんと自覚するが、「なんで、あんな事しちゃったんだろう?」と、いつまでもクヨクヨと後悔はしない。
- 目立ちたがり屋な行動をした自分に対して、「もうしないように気をつけよう。」と反省する。
などと、目立ちたがり屋だった自分の過去を自分自身で許し前を向くことで、目立ちたがり屋な自分から抜け出せるようになるでしょう。
改善方法5. 1人で充実した時間を過ごす
いつも他の人と一緒にいて注目を浴びたいと思う目立ちたがり屋さんは、自分1人の時間に慣れるのもおすすめの改善方法です。
- 仕事帰りにいつも同僚と飲みに行っていたのを、1人で本屋やジムに寄ったりと、1人で過ごす時間を作る。
- 映画やカフェなど、いつも誰かと一緒に行っていた場所に、1人で行ってみる。
など、周りの人に注目を浴びようと頑張らなくても良い、自分1人の楽しい時間を経験してみましょう。
充実したお一人様時間を続けていく事で、目立とうとすることより、自分の時間を大切にしたいと思えるようになりますよ。
改善方法6. マインドフルネスを実践する
「マインドフルネス」とは、過去の失敗や未来への不安などに心が囚われた状態から抜け出し、「今この瞬間」に心を向けた状態のこと。
このマインドフルネスができるようになると、周りの評価などを気にすることなく自分自身に集中することができるようになります。
- 他の人より目立ちたい欲求が強くなってきたら、マインドフルネスで心を落ち着かせる。
などと、マインドフルネスを継続して行うことで、他の人よりも目立ちたいという欲求も改善できるでしょう。
改善方法7. 人の話を最後までちゃんと聞く
目立ちたがり屋さんは、自分の話を聞いて欲しいという欲求が強すぎるため、他の人の意見を遮ってしまいがちです。
この厄介な欲求を改善したいのであれば、どんな意見であろうと、人の話は最後まできちんと聞くことがとても大切。
- 友達の話すペットの話よりも、自分の職場の話の方が絶対面白いという確信があるけど、友達の話が終わるまで口を挟まない。
など、どんなに口を挟みたくても一旦我慢する癖をつけていくことで、徐々に出しゃばらないようになれるでしょう。
目立ちたがり屋の人の特徴を押さえて、人生に役立ててみて。
常に他人からの注目を集めていたい’目立ちたがり屋さんは、寂しがり屋さんでもあります。
とはいえ、そんな寂しい気持ちを他人からの注目で紛らわしたいという欲求にいつまでも付き合うのは大変です。
今回ご紹介した目立ちたがり屋さんとの接し方は、仕事でもプライベートでも使える方法ばかり。
ぜひ、活用してみてくださいね。
また目立ちたがり屋診断チェックで当てはまった数が多い方は、ぜひ、最後にご紹介した改善方法を参考にしてみましょう。
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