聞き上手な人の特徴とは?話を聞いてくれる男女がモテる理由&聞き上手になる方法を紹介
人付き合いが上手くいく“聞き上手”になる方法をレクチャー
自分の話を親身になって聞いてくれる、聞き上手な人。聞き上手な人は、仕事、恋愛でもそのスキルを発揮して、相手の気持ちに寄り添うことができます。
今回は、聞き上手な人の特徴や共通点、そして聞き上手になるための方法をまとめてご紹介します。
聞き上手になるだけでも、今まで以上にコミュニケーションが円滑になるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそも、聞き上手とはどんな意味なの?
聞き上手とは「話している人が話しやすいよう、受け答えをすること」という意味があります。最近は「傾聴力」と呼ばれることも。話している人の気分を損ねず、話が楽しめるよう配慮できるところが特徴です。
また、聞き上手な人は、自分の話よりも相手の話を優先します。相手が気持ちよく話ができるようにすることで、円滑なコミュニケーションに繋がります。
人の話をスマートに引き出せる!聞き上手な人の特徴とは
聞き上手になりたいと思っている方のために、まずは聞き上手な人の特徴をご紹介します。聞き上手な人は、相手の話を妨げることなく円滑なコミュニケーションを取ることが得意です。
聞き上手な人ならではのどのような特徴があるのか、チェックしてみましょう。
聞き上手な人の特徴① どんな話題でも楽しそうに話を聞いてくれる
聞き上手な人は、話している相手を不快な気持ちにさせません。自分の興味がない話や知らないジャンルの話でも、楽しそうに聞くことができます。
そのため、話している方も「もっと話したい」「一緒に話せて楽しかった」という印象を持ちます。
相手の気持ちを損ねることなく、最後まで笑顔で話を聞いてあげられるところが特徴です。
聞き上手な人の特徴② 相手に共感しながら、話を引き出せる
聞き上手な人は、ただ話を聞いてるだけではありません。
実は話す人のペースに合わせて相槌や話に合った質問をしてるんです。
例えば、旅行に行ったという話であれば
「えーめっちゃいいね!」
と相手に共感する反応だけをする。そうすると相手があなたに話したいと思っていたことを話してくれます。
質問していないのに、共感だけでスムーズに話を聞き出せていますよね。
話す側に共感するだけで、相手も心地よく伝えたいことを伝えられます。共感だけで“自然と”話を引き出せるのが聞き上手の特徴です。
【参考記事】共感力が高い、聞き上手と言われる男のデート中の会話 “具体例” はこちら▼
聞き上手な人の特徴③ 理解力が高く、相手が何を言いたいのか瞬時に見抜く力に長けている
コミュニケーションが成り立たないと、聞き上手にはなれません。聞き上手な人は、相手の話の内容を理解する力に長けています。
話すことが苦手な相手でも「何を言いたいのか」「要点は何なのか」を掴むことができます。
そのため、仕事でも的を得た質問やアドバイスができるので話している人も「話が通じない」と感じることなく、思わず会話が弾んでしまうのです。
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聞き上手な人の特徴④ いつも笑顔で明るく話していて楽しい
聞き上手な人は、「この人に話を聞いてほしい」と思わせる長所を持っています。話かけにくい相手や楽しく聞いてくれない相手には、わざわざ話をしたいと思いませんよね。
そのため、聞き上手な人は、話を聞いている時も表情が明るく、楽しい気持ちで会話ができるという印象を与える人が多いです。
聞き上手な人の特徴⑤ 声のトーンや大きさ、話のテンポスピードを相手に合わせられる
人は、自分と似た話し方をする人に親近感を覚えます。親近感を抱えた相手には、どのような話でも気兼ねなくできるもの。
聞き上手な人は、相手に合わせて声の大きさやトーンを合わせることが得意です。声の小さな人にはそのボリュームに合わせて、ゆっくり話すよう心がけます。また、相手のペースに合わせて話すため、ストレスを感じることなく楽しく会話ができます。
聞き上手な人の特徴⑥ 相槌を打つのが上手い
話をしている時に相槌を打ってもらえると「話を聞いてくれている」「共感してくれている」という印象を与えます。逆に、相槌がないと「興味がないのかな」と思われ、相手のストレスとなることも。
聞き上手な人は、絶妙なタイミングで相槌を打つことが得意です。そのため、仕事の打ち合わせなどでも、相手も気分よく話を進めることができます。
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聞き上手な人の特徴⑦ 人の悪口や不満などネガティブな言葉を口にしない
聞き上手な人は、相手が話していて楽しくなるような話題や内容となるよう心がけています。
そのため、悪口や不満などネガティブな内容は避けて、できるだけ楽しく会話ができるように持っていきます。なので、ネガティブな話を振られても、できるだけ乗らないようにすることも。
後から「楽しかった」「もっと話したいと思った」という印象を持ってもらえるのは、これが理由です。
聞き上手な人の特徴⑧ 相手が会話に困っていたら、無理やり話そうとしない
会話が続かずに沈黙になった場合、無理に会話をしようとすると余計にぎくしゃくしてしまうことがあります。
相手が話すことを考えていた場合には、それを邪魔してしまうことも。聞き上手な人は、会話に困っても無理に話そうとはしません。
相手が話すまでゆっくりと待つことができ、相手のペースに合わせて無理なく会話を楽しめるところも特徴です。
聞き上手な人の特徴⑨ 相手の話へ興味を持っていることをアピールする
人は誰でも話に興味を持ってくれる相手には「もっと話したい」と感じるものです。そのため、聞き上手な人は「話に興味がある」「話を聞き入れる用意ができている」ことをアピールします。
例えば、アイコンタクトで相手への信頼感を示したり、体を相手の方に向けて真摯に向き合っていることをアピールします。話を聞く態勢も重要なポイントなのです。
【男女別】聞き上手な人の共通点や特徴とは
次に、聞き上手な人の特徴や共通点を男性女性別にご紹介します。それぞれ、どのようなことに配慮しているのか気になりますよね。
聞き上手になるためにも、どのような共通点があるのかぜひ参考にしてみてください。
聞き上手な男性の共通点や特徴
まずは、聞き上手な男性の共通点や特徴をご紹介します。聞き上手な男性は、自分の話をしないで相手の話を楽しそうに聞いてくれる傾向があります。
どのような共通点や特徴があるのか、チェックしてみましょう。
男性の特徴① 自分の話はあまりせず、人の話をしっかり聞いてくれる
聞き上手な男性は、相手の話を聞くことに徹します。自己開示や自分の話をあまりしないで、相手の話をゆっくりと聞いてくれるところが特徴。特に、誰かに話したいことが募っている人にとっては、安心して話すことができます。
また、相手の話の節を折ることなく最後まで話を聞いてくれるので、話している方もストレスなく話したいことを伝えられます。
男性の特徴② どんな話題でも楽しそうに聞いてくれる
話を聞く姿勢が整っているところも、聞き上手な男性の特徴です。相手が思わず話したくなるよう、楽しそうな雰囲気で話を聞いてくれる長所があります。
どのような話題に対してもつまらなそうな態度を取らず、興味を持って聞いてくれる一面も。
また、話の内容に合わせてくれるキャパやゆとりがあるので、会話をしていてもつまらないと感じることがありません。
男性の特徴③ 質問するのが上手で話を広げるのが得意
聞き上手な男性は、話の内容を汲み取り展開することが得意です。話を聞きながら的を得た質問をして、相手の言いたいことや考えていることを上手に引き出します。
また、小さな話のネタであっても、広げながら楽しく会話をすることに長けています。お互いの共通点などを見出しながら親近感を与えて話せるため、話している方が飽きることもありません。
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聞き上手な女性の共通点や特徴
ここからは、聞き上手な女性の共通点や特徴をご紹介します。聞き上手な女性は、愛想がよく思わず話をしたいと感じる雰囲気を持っています。
どのような特徴や共通点があるのか、ぜひ参考にしてみてくださいね。
女性の特徴① いつも笑顔で愛想が良い
聞き上手な女性は、「この人と話したい」と思える第一印象を心がけています。笑顔を絶やさず誰に対しても愛想が良い長所を持ち合わせているので、話しかけられたり質問されたりすることが多いです。
また、話している時も相槌を打ったり笑顔でアイコンタクトをしてくれたりと、話している人が気分のよくなるようなリアクションをしてくれます。
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女性の特徴② 聞き上手だけでなく、褒めるのもうまい
聞き上手な女性は、話している人の気分がよくなるような一言をかけることが上手です。話の内容に合わせて褒めるポイントや共感できるポイントを探します。
「さすがですね」「凄いですよね」などの言葉を絶妙なタイミングでかけてもらえるので、話していると気分がよくなります。
また、「ちゃんと話を聞いてくれているんだな」という印象も与えてくれるところが特徴です。
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女性の特徴③ どんな話題でも否定せず聞き入れてくれる
興味がない話題や知らない話題でも、拒絶することなく話を聞いてくれるところも聞き上手な女性ならでは。どのような話をしても楽しそうに耳を傾けてくれるので、思わず会話が弾みます。
また、知らない分野などにも興味を持ち質問などをしてくれるので「もっと話したい」「話していて楽しい」と感じてもらえるところも特徴です。
話を聞いてくれる人は好かれる?聞き上手がモテる理由とは
ここからは、聞き上手な男性や女性が異性からモテる理由をご紹介します。二人での会話が楽しめると、それだけでも親近感を得られる人は多いはず。
ぜひ、どのような理由から恋愛でもモテるのか、チェックしてみましょう。
モテる理由① 些細な話題でも共感してくれるなど、話していて楽しいから
聞き上手な人は、相手に合わせて会話を楽しめるよう配慮します。どのような話題でも楽しそうに聞き、相槌や質問を欠かしません。
また、話の内容を即座に理解し、相手と共感できるポイントを探して、親近感を持てるよう運びます。そのため、「一緒に話していて楽しい」「自分のことを理解してもらえる」と感じてもらえるのでモテるのです。
モテる理由② 質問が上手でスムーズに話題を広げてくれるから
なかなか話の内容が広がらないと、会話がぎくしゃくしてしまいますよね。聞き上手な人は、話題を広げることも得意です。些細なテーマや話でも、上手に質問をしながら、楽しく会話ができるよう話を広げてくれます。
また、質問をしてもらえると「興味を持ってもらえている」「自分のことを分かっている」と感じるので、異性との距離が縮まりやすいです。
モテる理由③ 褒め上手で会話しているだけで自分に自信がつくから
自分を認めてくれる相手には、親近感や信頼感を抱くもの。聞き上手な人は、会話の中に相手を褒めるポイントや喜ばせるポイントを探しています。
「さすがだね」「凄いね」などの褒め言葉を上手に取り入れて、相手の自信に繋げます。
また、褒めることで「認めてもらえている」と感じてもらえるため、意識してもらえるようになりモテることが多いです。
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どうやったらなれるの?聞き上手になる7つの方法
ここからは、聞き上手な人になるために実践したい7つの方法をご紹介します。聞き上手になるには、相手の話を聞くときの姿勢や相槌が大切なポイント。
今まで聞き上手ではなかった人も簡単に実践できる方法ばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
聞き上手になる方法① 話し相手に対して興味や関心を持つ
ただ笑顔で話を聞いているだけでは、相槌やリアクションを取ることができません。聞き上手になるには、相手の話に興味が持てるよう工夫するところから始めましょう。
広い視野を持ち、知らないことや今まで興味がなかったことにも「楽しそう」「知りたい」とポジティブな気持ちで耳を傾けます。すると、自然に質問したいことや聞いてみたいことが見えてきますよ。
聞き上手になる方法② 適切な相槌やリアクションで会話を盛り上げる
相手の話を聞いているだけでは、会話が成立しない一方通行です。「話していて楽しい」と感じてもらうためにも、相槌やリアクションは欠かせません。
相手が一番言いたかったことや共感してほしかったことには、できるだけリアクションを返すことがポイント。一言でもいいので、コメントを返すところから始めましょう。それだけで、「ちゃんと聞いてもらっている」という印象を与えます。
聞き上手になる方法③ 相手の話は否定せず、一度受け入れてから自分の意見を述べる
一生懸命話していることを否定されると「話すのを辞めようかな」「つまらないな」と感じるようになります。
聞き上手になるには、とりあえず相手の話していることは否定しないことがポイント。
「違うな」と感じても、一度は最後まで話を聞きましょう。最後まで話を聞いてから自分の意見を言うことで、スムーズにコミュニケーションが取れるようになります。
聞き上手になる方法④ オウム返しを上手に活用する
しっかりと話を聞いていることをアピールするため、「オウム返し」を活用するのも一つの方法。
オウム返しとは、相手の言った言葉を同じように返すことを意味します。
例えば、
Aさん「昨日、焼肉に行ったよ」
Bさん「焼肉行ったんだ、いいね!美味しかった?」
というように聞き返すことがポイント。話も広がり、手軽に取り入れられる方法なので、ぜひ実践してみてくださいね。
聞き上手になる方法⑤ 常に笑顔で明るい表情を心がける
相手が話しやすい雰囲気を作ることも、聞き上手になる方法です。できるだけ明るい表情を浮かべて、楽しく会話ができる雰囲気を作りましょう。
また、話の内容によっては真剣に耳を傾けている雰囲気を出すことも大切。例えば、シリアスな話の時には真剣な表情をして聞き入っている雰囲気を演出しましょう。相手が話をしたくなるよう配慮してみてくださいね。
聞き上手になる方法⑥ 5W1Hなど、相手が話しやすい質問をできるようにする
会話を盛り上げるためには、適切な質問が欠かせません。相槌を打っているだけでは、コミュニケーションが成り立たないこともあるからです。
相手への質問に困ったら「5W1H」を聞き出すことがおすすめです。「どこに行ったの?」「誰と行ったの?」「楽しかった?」など、簡単な質問ですが、意外と話の幅が広がります。
聞き上手になる方法⑦ きちんと相手の目を見て話を聞くようにする
アイコンタクトも、重要なコミュニケーション手段です。目を逸らされると「信用していない」「つまらないと思っている」と捉えられてしまうことがあります。
そこで、話を聞く時には相手の目を見る癖をつけましょう。目を見て話を聞くだけでも「真剣に聞いてくれている」「話を楽しいと思ってもらえている」という印象を与えます。
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聞き上手を目指すならやってはいけないNG行動
続いては、聞き上手を目指すときに気をつけたいNG行動をご紹介します。
相手の話を遮ったり自分のことを話し出そうとするのは、NG。聞き上手になるために気をつけたいポイントを抑えるようにしましょう。
NG行動① 相手が話している最中に話の腰を折ってしまう
相手が気持ちよく話をしている時に、話を遮るような行動は避けるようにしましょう。例えば、話の腰を折ったり話題を変更したりすると、話したいという気持ちが失せてしまいます。
また、相手の話の内容からずれた質問をするのもNGです。「話を聞いていないのかな」「つまらないのかな」と思われてしまう原因となります。
NG行動② すぐに自分の話へ持っていこうとする
聞き上手な人は、自分の意見や話はできるだけしないように心がけます。話したいことがあるからといって、自分の話ができる時を伺うのは避けたいところ。
特に、共通な話題があった時に、自分の話に持ち込もうとすると、相手の機嫌を損ねてしまいます。
自分の話は後回しにして、できるだけ聞き手に回ることを意識することが大切です。
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NG行動③ 話し相手の意見を尊重せず、主観を押し付けようとする
話をしている人は「意見を聞いてほしい」「理解してほしい」という気持ちが少なからずあります。
それなのに、主観や意見ばかりを押し付けられると「この人には分かってもらえない」と思い、話すことを辞めようと感じます。
特に、逐一主観を押し付けられてしまうと言いたいことが言えない状態となるので、話している人の気分を損ねてしまうので気をつけましょう。
NG行動④ 相手の話を聞いても「そうなんだぁ」とリアクションが薄い
話を聞くときに、同じリアクションを繰り返す人は意外と多いもの。「うん」「そうなんだ」「へえ」など、同じ言葉ばかりが続くと「つまらないんだな」「聞きたくないんだな」という印象を与えてしまいます。
同じように、どのような話題を降っても相槌しかしない場合も、話の内容に興味がないと思われてしまうので、注意が必要です。
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聞き上手になりたい人に読んで欲しいおすすめの本3冊
最後に、聞き上手になりたい人に読んでほしいおすすめの本をご紹介します。ここから紹介するのは、傾聴力を高めるヒントが詰まった本ばかり。
仕事や恋愛に生かせる聞き上手のコツが詰まっているので、ぜひ手に取って参考にしてみてくださいね。
おすすめの本① 『<聞き上手>の法則 人間関係を良くする15のコツ』澤村 直樹著
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今回は、聞き上手な人の特徴や共通点、そして聞き上手になるための方法をまとめてご紹介しました。聞き上手になることで、仕事や恋愛でも円滑なコミュニケーションが図れるようになります。
聞き上手になれたら、普段心を開かない人からも「思わず話がしたい」と思ってもらえるはず。ぜひ、聞き上手になって今まで以上に会話やコミュニケーションを楽しみましょう。
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