“人に嫌われるのが怖い”と感じる6つの原因。克服して自分らしく生きる方法とは?
”人に嫌われるのが怖い”と思う人の7つの特徴|考えや行動で共通することは?
「人に嫌われるのを異常に気にするんだけどこれって自分だけなのかな…」
「自分って人の目を気にし過ぎているのかな…」
自分が人に嫌われるのが怖い人っていうのはわかっているけど、どんな特徴かあるのかわからない人も多いですよね。
そこでここからは、人に嫌われるのが怖いと思う人の特徴をご紹介。
どんな人が人に嫌われるのが怖いと思う人に当てはまるのかチェックしていきましょう。
特徴1. 仲間外れにされるのが嫌
人に嫌われるのが怖い人は、過去に自分が仲間外れにされて悲しい思いをしたり、仲間外れになった人の姿をみていた人が多い傾向にあります。
そのため、仲間外れにされる恐怖心から嫌われるのが怖くなってしまっているのです。
例えば、3人の仲良しグループで自分以外の2人が遊んでいたら嫉妬してしまい、悲しい気持ちになります。
過去のトラウマを思い出して、人に嫌われることへの恐怖心を抱いてしまうのです。
特徴2. 自分の意見をあまり言わない
人の考えは人それぞれ。お互いの考えが合わずぶつかってしまうこともあるでしょう。
しかし、人に嫌われたくない人は、自分の意見を言うことで相手から反感を買いたくないという気持ちから、自己主張をあまりしなくなってしまうのです。
例えば、会社の会議で意見を求められても、自分の意見は言わず、既に出ている他の意見に賛同してしまいます。
自分の考えと異なっていたとしても、苦手な摩擦を避けることを優先するのです。
特徴3. 他人の評価を気にしがち
人に嫌われたくない人は、自分の価値が他人の評価によって決まると考えている人が多い傾向があります。
他人の評価が全てになっているので、誰に対しても「自分はどうみられているのか」を気にしてしまうのです。
例えば、TwitterやInstagramに投稿すると、数分ごとに「いいね付いてるかな」「誰が見てくれてるかな」と確認してしまいます。
嫌われるのが怖いため「変なこと言ってないかな」と気になってしまうのです。
特徴4. 誰にでも良い顔をする八方美人
多くの人は、自分のことを好きと思ってくれている人に対して苦手意識は持ちません。
そのため、人に嫌われるのが怖い人は、相手に合わせて上手く振る舞うことで嫌われるのを回避しています。
例えば、会社の飲み会を心の中では「楽しくなかった...早く帰りたい」と思っていても、上司に感想を聞かれると「楽しかったです!またぜひ誘ってください!」と言います。
相手に嫌われたくないと思ってとった言動が、自分の首を絞めてしまうこともしばしば。
特徴5. 決断を先延ばしにすることが多い
人に嫌われるのが怖い人は、自分の決断が周囲に影響を与えたり、評価に繋がることを恐れます。
そのため、基本的に自分に自信がなく優柔不断。何かを決めなければいけない時でも、周りの顔を伺いながら決断をします。
例えば、相手の期待を満足させられるかわからないという不安から、自分だけではデートの行き先を決められません。
相手に嫌われたくないという思いから、なかなか動けなくなってしまうのです。
特徴6. 本当の自分をさらけ出さず、見栄を張りがち
人に嫌われたくない人の中には自分に自信がなく、「本当の自分を出すと嫌われてしまうかも」と思っている人も多くいます。
そのため、本来の自分を隠し、大きく見せようとしてしまうのです。
例えば、本当は全然服に興味がないのに、友人がファッション好きばかりだと、嫌われたくないために高級な服を買ったりします。
嫌われることを避けるのを優先し、自分を偽ってしまうのです。
特徴7. 人からの頼み事を断れない
人に嫌われるのは怖い人は、自分よりも他人を優先してしまうタイプが多い傾向があります。
人からの頼みを断ってしまった時に、「相手の気分が悪くなるのでは...」「嫌われたらどうしよう」と怖くなってしまうのでしょう。
例えば、職場で「この仕事お願いできるかな」と言われて、心の中では「忙しいから嫌だなぁ」と思っていても、「大丈夫です!やります!」と言ってしまいます。
断るのが苦手で「NO」と言えないので、無理をして身体をこわしてしまうことも。
”人に嫌われるのが怖い”と思う6つの原因|他人の目を執拗に気にするのはなぜ?
「こんなにも他人の目が気になってしまうのはなぜなの?」
「どうして人に嫌われるのが怖いを思うようになったんだろう…」
自分はなぜ人に嫌われるのが怖くなったのかがわからないという人も多いはず。過去に何かあったのでしょうか。
そこでここからは、人に嫌われるのが怖いと思ってしまう原因を解説していきます。
原因1. 過去にいじめにあった経験がある
人に嫌われるということは、悪意を向けられる可能性が高くなるということ。
そのため、過去にいじめられた経験がある人は、また同じようにいじめられてしまうと考えるため、嫌われるのが怖いという心理になるでしょう。
「ここで嫌われたらまたあの時みたいにいじめられる」
そのように考えるため、嫌われること=怖いことと認識してしまっているのです。
原因2. 過去のトラウマが忘れられない
過去に人間関係で大きく傷ついた経験があると、「相手に嫌われたせいで傷ついた」と思ってしまいます。
そのトラウマが「人に嫌われるのが怖い」という思考に繋がっているのかも。
- 仲良くしていた友人グループから突然仲間外れにされた
- 信頼していた恋人からDVを受けた
このようなトラウマが頭の中に残ってしまい、嫌われるのが怖くなってしまうのです。
原因3. 嫌われてはいけないと思い込んでいる
親やメディアの影響で、嫌われている人には価値がないという心理になってしまっている人も多いのです。
「皆に好かれる人になりなさい」
「嫌われているような人は意見を言っちゃいけない」
「仲間外れにされる方にも問題がある」
このようなことを刷り込まれため嫌われるのが良くないことだと考え、人に嫌われるのが怖くなっているのでしょう。
原因4. 自尊心が低く、自分に自信がない
自分に自信がない人は、自分の価値が他人の評価によって決まるため、人に嫌われると「自分には価値がない」という心理からひどく落ち込みます。
「結果は出てるはずなのに誰も認めてくれないのは嫌われてるからかな…」
「大勢の会議で意見して、もし間違って嫌われてしまうなら何も言わない方がいいか」
人から好かれることで自分を保っているため、嫌われるのが怖く感じてしまうのでしょう。
原因5. 見捨てられることに不安が大きい
過去に身近な人に見捨てられたり、そうでなくても見捨てられたと感じるような出来事があった可能性も。
- 大好きだった恋人がある日突然音信不通になってしまった
- 両親が喧嘩をして、母親が家を出ていってしまった
このように見捨てられた過去の恐怖から、嫌われることで自分のよりどころがなくなってしまうのを恐れているでしょう。
原因6. 人からどう見られているのかが気になる
人の目ばかりを気にしすぎる人は、人と接する時に物事をネガティブに捉えがちな人が多いです。
- 何かアイデアを思いついても「どうせ相手に馬鹿にされるんじゃないか」と思う
- 普通に話しているだけなのに「もしかしたら悪い印象を持たれているんじゃないか」と疑う
このように考えてしまうため、当たり障りのない発言や行動しか出来なくなっている人が多いのが特徴です。
”人に嫌われるのが怖い”と思わなくなる克服方法|自分らしく生きるためには?
「人に嫌われるのが怖いと思うのを直すにはどうしたらいいのか?」
「克服して自分らしくストレスなく生きられるようになりたい」
克服するのは一見難しそうですが、今からでも人に嫌われるのが怖いのと思うのをやめられる方法はあるんです。
そこでここからは、人に嫌われるのが怖いと思うのをやめる具体的な方法をご紹介していきます。
- 皆に好かれるのは無理だと知る
- 自分を大切にしてくれる人に目を向ける
- マイナス思考にならないように意識する
- 相手の考えを変えようと思わない
- 嫌われることを自分のせいにしない
- 他人に依存せず、自分の価値基準で行動する
方法1. 皆に好かれるのは無理だと知る
あなたも好きな人もいれば、嫌いな人もいるでしょう。そんな感じで、他の人だって全員を同じように好きになることは不可能なのです。そんなことを期待してはいけません。
あの屈託のない笑顔を見せてくれる本田翼さんや、聖人君子のように寄付などを繰り返しているHIKAKINさんにだってアンチがいるんです。普通の私たちが嫌われるのは至極普通のこと。
人それぞれ思考や考え方、物事の受け取り方が違うことを理解すれば、嫌われる恐怖心から解放されるでしょう。
方法2. 自分を大切にしてくれる人に目を向ける
普段は考えもしないですが、誰もが誰かに嫌われながら生きているものです。しかし、世の中の全員に嫌われるということもまたありえないのです。
- 父・母
- 彼氏・彼女
- 夫・妻
- 信頼している友人
- いつも気にしてくれている上司・同僚
あなたのことを大切に思ってくれている人は、きっと近くにいるはずです。
嫌われることを恐れるよりも、自分を尊重してくれる人に目を向けることで、穏やかな気持ちで心地よく過ごすことができます。
方法3. マイナス思考にならないように意識する
相手の反応一つ一つを深読みして一喜一憂する人もいるでしょう。しかし、人の本当の気持ちなんて、他人には絶対にわからないものです。
- 相手の言葉は深読みせずそのまま受け取る
- どうでもいいことに対してはスルーする
- 会話のやり取りを後で思い返さない
こうすることで、マイナス思考になるのを防ぐことができます。
ネガティブな思考をしなくなると、自分のありのままを好きでいてくれる人を大切にすることができるでしょう。
方法4. 相手の考えを変えようと思わない
自分でコントロールできるのは自分だけ。他人は自分ではないため、基本的にはコントロールできないと考えておくのが大事です。
- 意見が合わなくても、説得しようとしない
- 「こういう考えもあるんだな」と受け入れ、それ以上何も言わない
- 相手を変えるのではなく、自分が変わること意識する
仮にもし誰かに嫌われたとしても、それは自分の力ではどうすることも出来ないことです。気にしすぎても仕方ありません。諦めて成り行きに任せるのも大切でしょう。
方法5. 嫌われることを自分のせいにしない
人から嫌われた時、あなたの態度が悪かったり、思いやりがなかったりした場合は確かに直すべきでしょう。
しかし、そうではない場合は、あなたを嫌う相手の考え方に原因があり、あなたの行動に原因があるのではないと考えましょう。
- 何もしていないのに、「 私がダメだったような気がする」と言うのをやめる
- 仮に「嫌い」と言われても、相手の考え方の問題と捉えて諦める
嫌われても自分に原因がないと考えると、随分と心が楽になりますよ。
方法6. 他人に依存せず、自分の価値基準で行動する
他人に依存すると、どう思われるかを気にするため、相手に気に入られる行動をとってしまいがちに。自分の価値基準を尊重にすることで自立できるため、相手の顔色を伺うこともなくなるでしょう。
- 「これがいい」と思ったらしっかり決断する
- 周りがいいというものを買うのではなく、自分が好きなものを買う
- 並んでいるお店に入らず、食べたいお店に入る
自分の気持ちを解放するというのが大事なポイント。正直になれていれば自立できるので、他人に嫌われることも気にしすぎなくなりますよ。
人に嫌われるのが怖い気持ちを克服して、自分らしく生きよう!
今回は、人に嫌われるのが怖い人の特徴から、人に嫌われるのが怖いと思う気持ちから解放する方法まで、とことん深堀りして解説してきました。
人に嫌われることを気にするようになってしまうと、自分を偽って無理した人付き合いをしてしまうことも多いでしょう。
今回ご紹介した直す方法を試して、人に嫌われるのが怖いという気持ちを克服してストレスなく自分らしく生きていきましょう!
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