尊敬される“いい上司”の特徴|部下に嫌われるダメな上司との違いとは?

あやな 2022.02.15
部下や後輩から慕われる良い上司になりたいと思っている方へ。今記事では、周囲に好かれるいい上司の特徴から、反対にダメな上司の特徴やいい上司になる方法まで詳しくご紹介します。

部下に慕われる良い上司になりたい方へ。

尊敬される上司

上司になったからには言われたい「できる上司」や「いい上司」。後輩や部下から尊敬されながら仕事ができれば、職場も楽しくなりますよね。

しかし、上司の教育体制というのはどの会社も意外と整っていないもので、いきなり現場で学ぶことが多いのが現状です。

そこでこの記事では、いい上司の特徴や条件をまとめて紹介!一体のどのような上司が良い上司なのか、悪い上司との違いを含めて学んでみてくださいね。


いい上司とはどんな人?部下から“いい上司”と言われる特徴や条件

上司や先輩になったからには、部下から尊敬されたいものです。理想の上司になることが出来れば、部下たちの仕事も上手くいきますよね。しかし悪い上司と言われてしまえば、職場環境は最悪になり、ストレスが溜まってしまいます。

一体、どのような条件で「いい上司」と「悪い上司」は分けられてしまうのでしょうか。


いい上司の「態度や行動」の特徴

いい上司になれば、部下たちもイキイキと仕事することが出来ます。自然と上司への尊敬心や忠誠心も生まれて、上司にとってはいいことづくめです。

しかし理想の上司像というのは、かなり高めの理想なのが現実。現実を理解して出来る部分から実践していく必要があります。

ここでは、いい上司の態度や行動の特徴を紹介します。一つずつ確認していきましょう。


いい上司の行動1. 物腰が柔らかく誰に対しても謙虚な姿勢で接する

人は基本的には謙虚な人が好きなので、上司も謙虚であれば部下から尊敬されます。しかし、上の立場になると謙虚な気持ちを忘れてしまいがち。

上司とは役割の一つにすぎず、偉い訳ではないのですが、横柄な態度をとってしまう悪い上司も多いです。

失敗してしまったら部下に対してでも真剣に謝ったり、どんな立場の人にでも同じ態度で接したりすることでいい上司と思われます。

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いい上司の行動2. 部下の相談に対して親身になって聞いてあげる

人は自分の話を真剣に聞いてもらえたら好感を持つものです。特に自分より立場が上で、何枚も上手で忙しいであろう上司が、真剣に話を聞いてくれたら部下は感動するのです。

仕事の相談ももちろんですが、プライベートの悩みなども聞いてあげるのも部下は喜ぶでしょう。尊敬されるような上司は、部下一人一人を大切に思ってコミュニケーションを取っています。

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いい上司の行動3. 部下が失敗したらしっかりと叱れる

部下の失敗に対してしっかりと叱ることが出来れば、部下は「自分の事を考えてくれている」「仕事に真剣に向き合っている」と思ってくれます。

また、部下が仕事や上司に対して何を求めているかを考えると、叱り方や内容も部下に響くものになるでしょう。

叱り方は感情的にならずに、部下の為を思って「どうすれば部下が上手くいくか」という事を考えて叱ってあげるのが大切です。感情任せに怒鳴ったりするのは一番のNG行動と言えます。


いい上司の行動4. 部下に対して意見を求めたり、相談したりできる

人は自分を必要としてくれたり、頼りにしてくれている人物に好感を抱きます。特に実績を残して自分よりも凄い上司に意見を求められたら、部下は嬉しくて舞い上がるでしょう。

意見を聞いた後は、「君の○○という部分が役に立った、ありがとう」など具体的な部分について感謝をすることで、より部下に気持ちが伝わりやすいでしょう。


いい上司の行動5. 後輩や部下の短所ではなく、長所に目を向けられる

いい上司というのは部下の力を引き出して目標を達成する上司です。後輩や部下の短所ばかりに目を向けていては、成長を促すことはできません。

もちろん短所を無視すれば良いというわけではありませんが、長所を伸ばしていくことで部下も快適に働きやすくなります。

いい上司は上司が感じた長所を直接部下に伝えるなどして、部下の成長を促して、良い関係を築いていくことで尊敬されるのです。


いい上司の行動6. 言動や行動がいつも一貫している

有言実行の人物というのは誰からも好かれます。ましてや上司の言葉というのは、部下の仕事の方向性を決定していく発言も多く含まれるため、部下は敏感に上司の発言を聞いているのです。

行動と発言が同じ上司は、言葉に説得力も生まれて信頼されます。説得力のある上司が発言をすれば、部下は迷いなく信じられるのでついていきたくなります。


いい上司の「性格」の特徴

誰もがなりたい理想の上司ですが、理想の上司は実績だけではなることが出来ません。性格や人格などが伴って初めて会社の後輩や部下から尊敬されるのです。

上司に限らず、性格は職場の人間関係で重要な要素ですよね。

次に、いい上司言われる人の性格の特徴について解説していきます。


いい上司の性格1. 素直な性格で裏表がない

人付き合いや職場の中で裏表がないと部下は安心して仕事ができます。部下は「何を考えているか分からない上司」にはとても気を遣います。

逆に裏表がなく、素直に喜びや悲しみを表現できる上司には、部下はどう接すれば良いのか分かるので一緒にいて安心します。

一緒に頑張ってくれている部下に、余計な気を遣わせない性格は部下に好まれるでしょう。

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いい上司の性格2. 責任感が強く、面倒見がいい

部下は頼りになる、安心感のある上司に魅力を感じます。部下の失敗の責任を取ったり、ミスした人のフォローをしてくれたり、信じて仕事を任せてくれたりと、上司としての責任感が強いことはとても好感を持たれるのです。

責任感が強く面倒見が良い性格の上司であれば、部下も安心して全力をつくして仕事に向かうことが出来るでしょう。


いい上司の性格3. いつも冷静で堂々している

部下や後輩はいざという時に頼れる、何とかしてくれる人物に安心感を覚えて尊敬をしたり、ついていきたくなります。部下がどんな失敗をしても、冷静に落ち着いて対処してくれる上司に、部下はついていきたくなるでしょう。

いい上司は部下が失敗したり、何かトラブルが起こった時でも、冷静に黙々と対処していくのです。


いい上司の性格4. ストイックな性格で自分に対して厳しい

自分に厳しい人間や懸命に努力をしている人に、人間は魅力を感じます。部下は、自分よりもキャリアや実績があるのにも関わらずにストイックな姿勢で仕事に向かっている上司に魅力を感じないはずがありません。

誰よりも早く出社して仕事を進めていたり、用意周到な準備を人知れず行っていたりすると部下はそんな上司をかっこよく思います。いい上司は自分を磨くことや仕事に余念がありません。

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