人望が厚い人の21の特徴。周囲から慕われる人の性格・行動・口癖とは?
【性格編】人望が厚い人の5つの特徴|信頼される人の考え方や人格とは?
「なんであの人って人望があるんだろう…。」
「性格が良くないと人望が厚い人にはなれないのかな?」
人望が厚い人と聞くと性格が良いイメージはあっても、具体的にどんな特徴があるのかまでは、よくわからないものです。
そこで、ここからは人望が厚い人に共通した性格的特徴をご紹介します。どんな性格だと周囲からの人望が厚くなるのか、その特徴をしっかり理解しましょう。
性格1. 誰に対しても誠実
人望が厚い人は仕事やプライベートで何をするにしても、とにかく誠実に取り組む性格をしています。
自分が得をしようと利己的な思考で行動することがなく、どんな相手でも誠心誠意対応している姿は対応している姿は、周囲からも信用を得やすいのです。
職場でも私利私欲を出すことなく、常に「どうしたら部下や会社のためになるか、メリットにつながるか」と、周囲の立場に配慮しながら行動します。
そんな上司の姿は部下から見ても気持ちが良いので、信頼が高まるでしょう。
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性格2. とにかく面倒見が良い
人望が厚い人はいつも周りの人をよく見ているため、部下がちょっと困っているなど些細なことにも気が付いてくれます。
必要な時にサッとサポートしてくれる上司は、部下にとってありがたい存在となって、頼りになると感じてもらえるのです。
職場では、仕事の状況を確認するなど積極的に周囲への声掛けを行っていることも多く、ひたすら優しいのが性格的特徴です。
それでいて余計なお節介を焼くことはなく、相手の求めていることを上手に汲み取ってくれます。
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性格3. 意欲的でポジティブ
向上心・チャレンジ精神を持っている点も人望が厚い人に共通した性格的特徴です。
上司がポジティブな姿勢で頑張っている姿を見せると、部下も刺激を受けて自分も上司の真似したいと憧れるようになります。
常に明るく周囲を元気づけながら「どうすれば仕事で成果を出せるんだろう?」と思考していて、ミスやトラブルなど難しい局面に出くわした場合でも、ネガティブな気持ちを周囲に漏らすことはありません。
「どう解決すればいいか」と、いつも前向きな心構えでいようと意識します。
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性格4. 部下の失敗も成功の糧だと思っている
職場で仕事をしていると部下や後輩の失敗はつきもの。人望が厚い人は失敗も成長していくために役立つと考えているため、ミスを次の成功につなげようとします。
その結果、失敗してしまった部下も上司が自分を成長させてくれていると感じ、慕われるようになって信頼関係が築かれます。
ミスをした時に必要であれば厳しく指導もしますが、ズルズル引きずることはなくその後の解決策、改善策を一緒に考えてくれるでしょう。
またミスを糧にできるよう、期待を込めたアドバイスを与えて部下の意識を高めることもあります。
性格5. 芯が強く、考え方がブレない
人望が厚い人に共通している特徴は、確固たる自分を持っていてブレないという性格です。意見をコロコロ変えたり、気分で態度を変えることがありません。
常に一貫した考え方を貫くため、共通の目標を設定した時も努力しやすく職場のチームの団結力が増します。
職場では会議などでも自分の意見を伝えた上できっちり行動にも映すので、言動に一貫性があり自然と頼られる上司・先輩になるでしょう。
それでいて自分の考えを押し付けず相手も尊重できる器の大きさで、憧れの存在として見られます。
【行動編】人望が厚い人の12の特徴|周囲に慕われる人の振る舞いとは?
「あの上司(先輩)がやることを見ていると頼もしく感じるけど、他の人と何が違うんだろう…。」
「人望が厚い先輩や上司ってなんとなく行動力があるイメージだけど、本当?」
人望がある人のイメージはなんとなくあっても、どんな特徴がある人のことを指すのか実際のところはよくわからないものですね。
ここからは人望がある人に共通する行動面の特徴をご紹介します。
周囲の人望を得たい人は、どんな特徴が共通しているのか参考にして、少しずつ真似してみましょう。
- 部下を素直に褒められる
- 悩みを一緒に悩んで考えてくれる
- いざという時に助けてくれる
- くだらない嘘をつかない
- できないことをちゃんと認める
- 素直に感謝できる
- 部下のミスを拭ってくれる
- すぐに返してくれる
- 仕事の連絡はしてこない
- ご飯や飲みに誘ってくれる
- アドバイスが的確でわかりやすい
- 約束や時間はきっちりと守る
行動1. 部下を素直に褒められる
人望が厚い上司・先輩は向上心があり、部下・後輩にも負けたくないと思っています。
しかし変に嫉妬することがないため、部下・後輩が成功した時にはしっかり褒めて自尊心を高めてくれるのが共通した特徴。素直な言葉によって部下から慕われるようになるでしょう。
部下や後輩が成果を上げた時に、「努力が実ったね、成長したね」と上司が言葉に出して伝えてくれると、部下は少しでも上司を超えられたかなと感じてやる気が増し、グループ全体の士気や結束力が高まります。
行動2. 部下の悩みを一緒に悩んで考えてくれる
職場の部下が仕事で詰まっている時に「どうすればできるのか?」と一緒に悩んでくれる上司がいると、頼もしく感じて慕われるようになります。
悩みを解決する時、上司が答えをわかっていてもそれを簡単に部下に伝えることはなく、本人に考えさせることを意識しているのが特徴です。
見捨てず時間をかけながら一緒に答えを導き出し、解決するまで丁寧に面倒を見るので、部下は上司への信頼感を持てるのです。
行動3. いざという時に助けてくれる
部下が頼ってきた時にテキトーにあしらうことなく、親身に助言したり助けたりする上司だと、部下にとってありがたい存在となり信頼関係が築かれていきます。
損得勘定なしに相手と向き合うため、「こうやって進めてみよう」とアドバイスを行ったとしてもその見返りを求めることはありません。純粋に部下のためを思いながらサポートを行う姿は、周囲も真似したいと考えますし憧れの上司となるでしょう。
また部下は日ごろから上司に恩を感じているため、上司が助けてほしい時にもスムーズにサポートしてくれる存在となります。
行動4. くだらない嘘をつかない
人望が厚い人は何事にも真摯に対応しているので、都合の悪いことをごまかそうと嘘を言うことがありません。誠実な人の言葉は説得力が増して「この人は信頼できる」と思ってもらいやすいです。
嘘は信頼関係を壊す原因になることを理解しており、職場での失敗を嘘をついて他人のせいにすることなどもありません。嘘を言わないため、職場のチームもお互いに気持ちよく仕事ができるでしょう。
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行動5. できないことをちゃんと認める
人望が厚い人でも、失敗してしまうことやできないことはあります。
そんな時にしょうもない見栄を張る上司だとダサいと思われてしまいますが、信用されるような上司は自分ができないことを認められる素直さを持っているのが特徴です。
「これができないからサポートしてほしい、任せてもいいか」と部下に助けを求めるなど、完璧すぎず小さな隙もあるところが、親近感がわいて信頼されるポイントの1つとなります。
行動6. 誰に対しても素直に感謝できる
相手が部下や後輩であっても常に感謝の心を忘れないのが、人望が厚い人の特徴です。
「ありがとう」はコミュニケーションの基本であり、誰かが自分のためにしてくれたことに対して気づいて必ず優しい言葉をかけます。
周囲にきちんと感謝できる謙虚な姿勢が、人間的な尊敬や憧れにつながるのです。
職場の部下に仕事を頼んだりサポートしてもらったりした時には「助かったよ、君のおかげでスムーズにいった」などの言葉をかけるでしょう。
部下は自分の小さな働きを認めてもらえたことが嬉しくて、上司をサポートしようと思うモチベーションに繋がります。
行動7. 上司として部下のミスを拭ってくれる
部下がミスをした際に責任を押し付けてくるような上司だと「見捨てられた」と感じて信用が失われますが、人望が厚い人ならそんな時も上司として責任をもってフォローしてくれるため、部下から信頼感が得られます。
部下がミスした時に上司が上の上司や取引先に一緒に頭を下げてくれたり、「管理できていなかった自分の責任だから気にするな」と責任をとってくれるでしょう。
部下を守る姿勢を見せることが上司に対する信用や憧れに繋がり、この人についていこうと思ってもらえます。
行動8. 休みの日でも連絡したらすぐに返してくれる
何事にも誠実な上司は業務時間内でレスポンスが早いのはもちろんのこと、休日に連絡した場合でも返信が早いのが特徴です。
「連絡を見てくれてるかな」と気にしている相手を気遣って素早く答えをくれるので、部下にとって頼りになる上司だという印象を持ってもらえます。
たとえ業務以外の悩みごとや仕事に関する相談などでも「休みの日なのにめんどくさいなぁ」と無視することなく、丁寧に返してくれる態度に優しさを感じるのです。
行動9. 休みの日に仕事の連絡はしてこない
上司として休日も部下からの連絡に素早く対応する一方で、部下たちには休日にしっかり休んでほしいと思っています。そのため、上司のほうから連絡をすることはありません。
部下は業務日はしっかり働き、休日にはリフレッシュするというメリハリのある働き方ができるので職場でお互いに気持ちよく働けます。
プライベートな時間にもきちんと配慮できる上司は、部下から憧れられる存在でしょう。
行動10. 悩んでいる時にご飯や飲みに誘ってくれる
職場では話しきれないような悩みを抱えてしまう場合もありますね。いつも部下の様子を機にかけている上司なら、そんな様子を察して飲みや食事に誘ってくれます。
普段離せないようなことも場所を移すことで話しやすくなりますし、そこまで親身になってくれる上司は貴重なので信頼されやすいでしょう。
悩んでいる部下を見つけたら、「どうした?仕事終わりに飲み行くか?」と声をかけてくれますよ。強制している感じがないのが部下にとって嬉しいポイントですね。
行動11. アドバイスが的確でわかりやすい
人望が厚い上司は、相談を持ち掛けられたときに自分の意見を押し付けることはしません。
相手の考えや立場なども考慮した上で相手に合わせた的確な助言をくれるため、「またこの人に相談しよう」と頼りにしてもらえるのです。
相談されたときにしっかり話を聞き取るだけでなく、普段から周囲の様子をしっかり見たり相手との会話を覚えたりしている点も、的確なアドバイスができる理由。
「あの時こう言ってたから」「あなたはこれができる人だから」と普段の様子も含めて助言してくれることもあり、上司が気にかけてくれていることが伝わって信用に繋がります。
行動12. 約束や時間はきっちりと守る
上司という立場の前に、1人の人間として人との約束や時間を守るのは基本中の基本。しかし社会人でもきっちりできていない人は少なくありません。
そんな中で約束や時間を必ず守ってくれる上司がいれば、それだけで信頼が増していきます。
相手が「そういえばそんなこと言ってたな」と忘れかけるような些細な口約束であっても、人望が厚い上司は決して忘れず行動に移してくれます。
また待ち合わせをしている場合は常に5分前行動を心がけるなど、相手を待たせることが無いよう配慮するのが特徴です。
【口癖】人望が厚い人の4つの特徴|信用される人の言動とは?
「信頼できる上司って話していて気持ちいい人ばかりだな。」
「人望が厚い上司は、頼もしく感じさせる言動が多いような気がする…。」
部下に頼られる上司は、いつも気持ちよく話せるというイメージをいだいている人も多いことでしょう。ただ、何がそう思わせているのか理解するのは簡単ではありませんよね。
そこでここでは、人望が厚い人の口癖の特徴をご紹介します。どんな言葉が人望を集めているのか、把握していきましょう。
言動1. 「あとは任せて。」
人望が厚い人は、責任感が強い傾向にあります。部下に任せられることは任せ、自分の仕事もきっちり行う上司だと、頼りになって憧れられるようになるのです。
部下の能力に適した仕事を配分したり権限を委譲したりした上で、それ以上のことは「あとは任せて。」と最後まで仕事を果たすという姿勢を明確にします。
口先だけで行動が伴わないと逆効果になってしまいますが、常に有言実行の上司だからこそ「あとは任せて。」のフレーズが信頼関係を築くために有効ですよ。
言動2. 「今回は、〇〇が頑張ってくれました!」
部下のために指導すべき場面では愛情を持って厳しく教え、褒める時はしっかり褒めてくれる上司だと、部下も自分の成長のためを考えてくれているとわかって上司に対する信頼が高まります。
うまくいった仕事の成果を植えの上司に伝える際、部下の名前を挙げて「〇〇が頑張ってくれました!」と褒めてくれると、部下も嬉しくなるもの。
特に普段あまり誉めない上司だと、喜び倍増です。この言葉で、上司が部下に期待していたという気持ちも伝わります。
言動3. 「申し訳ない(ごめんね)」
感謝の言葉とともに謝罪の言葉もコミュニケーションの基本。
相手が誰だとしても自分が間違った時に素直に謝れる上司なら、大人として精神年齢の高さが伺えて信用が得やすくなるのです
上司が部下に誤った情報や指示を与えて問題が起こることもありますが、そんな時相手が目下の部下であっても素直に自分の間違いを認めて「申し訳ない。」と頭を下げます。
真摯な態度で常にコミュニケーションを取るので、人望が厚い人上司になっていくでしょう。
言動4. 「〇〇のおかげだよ!」
頼りになる上司は、部下の成功を横取りすることはありません。部下を立てて成果を素直に喜んであげられる人だと、余裕が垣間見えてかっこいい上司と思われるようになります。
部下の努力が実った時には「〇〇のおかげだよ!」と自分のことのように喜んでくれることも。
普段、上司自身が成果を出していないとただのダサい人になってしまいますが、自分の仕事でも結果を出している上司にこう言ってもらえると、部下の信頼感もアップするでしょう。
人望が厚い人の4つの心理|周囲に慕われる人の基本的な考え方とは?
人望が厚い人の様々な特徴について読んだあなたは、どんな人が人望を集めているのか理解できたことでしょう。
ただ、それだけではなぜ人望が厚い人がそのような行動をとるのかまではわかりませんよね。
次に、人望が厚い人の行動の基になっている深層心理をまとめました。人望を集める人が心で考えていることを解明しましょう。
思考1. 自分の時間よりも部下の成果が大事
仕事ができない上司だと、部下に仕事を押し付けて自分だけ楽をしようとしますが、人望が厚い人は、自分が大変な思いをしてでも、部下に成功を与えてやりたいと考えています。
これまで自分が積んできた成功体験によるメリットをよく知っているからこそ、部下にも同じようなメリットを得てほしいと思っているのです。
部下に仕事を与えるだけでなく、上司自身もたくさんのタスクをこなしながら部下の成長をサポートする態度を見て、部下は一緒に働きたいと感じます。
思考2. 困っている人がいたら放っておけない
人望が厚い人は、優しくて誰に対しても誠実に接する人です。
困っている人がいれば、たとえ休日や業務外であっても「めんどくさい」と感じることなく、むしろ助けてあげないと気が済まないという心理が働きます。
困った時に素早く手助けしてもらった相手は恩を感じて、いつか助けてくれる場面が出てくるので助け合う信頼関係が築けて人望が厚くなるのです。
思考3. 人から頼りにされたい
人望を集めやすい人は、日ごろから人の役に立ちたいと考えています。
気にかけている部下や後輩などが困っていたり努力して成長しようとしている時、何か助けが必要になれば自分を頼りにしてほしいという心理を持っているのです。
人に頼られることが好きなので、様々な場面で人をサポートして役立つことによって、人望が厚くなっていきます。
思考4. 信頼される上司でいたい
人望の厚い上司は、自分自身も憧れの上司を目指してきたというケースが多いです。上司のように信頼されたいという心理が働いて、職場での言動に表れます。
また今の部下たちにも憧れの上司の姿を目指してほしいという思いが強いため、職場ではいい連鎖が生まれる傾向があるでしょう。
人望が厚い人の特徴を知って、自分も目指してみて。
人望が厚い人はどんな相手にも態度を変えず、何事も誠実に向き合っています。ただ良い人なだけでなく、仕事の責任をしっかり果たしながら部下の成長を助ける信頼できる人柄が特徴です。
また共通した深層心理も持っているため、今回ご紹介した情報を参考にしながらぜひあなたも人望が厚い人の特徴や心理を理解してくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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