【自己診断】気分屋とはどんな性格?周りからの印象や直したい時の改善方法を解説
気分屋な性格の人っていますよね。
一緒にいると面倒なことになる印象がある、気分屋と呼ばれる人たち。あまり良くない印象を受ける言葉でもありますが、実際にはどんな性格でどんな特徴があるのでしょうか。
今回は、気分屋とはどんな人なのか、気分屋の人が持つ特徴はどうなのか、気分屋の人との付き合い方のコツなど、気分屋について徹底的に解説していきます。
気分屋とは?自分が気分屋かどうか確かめる診断リスト
自分が気分屋であるかどうかをどうやって診断できるのでしょうか。自分が気分屋かどうかがわかる診断リストでチェックしておきましょう。
3つ以上該当するものがあれば、気分屋に当てはまってしまうのかもしれません。
診断1. 一つのことに打ち込むのが苦手で、飽き性な性格である
気分屋の人は、男性でも女性でも、飽き性な性格の持ち主であることが多いです。気分屋はすぐに気分が変わるので、集中してひとつのことに打ち込んでいくということに難しさを覚えます。
次々に目に入ってくる新しい情報に、思いをさまよわせてしまうことが多く、集中できる時間がとても短いのが特徴です。
誰かと話している最中にでも、急に自分の気になったことが頭の中をよぎったなら、いきなり話題と関係ないことでも躊躇なく話始めます。
診断2. ストレスや悩みはあまり抱え込まず、すぐに切り替えられる
気分屋の人は、とても簡単に気分を切り替えることができます。ストレスフルな状況に陥っていたとしても、悩みこむということはなく、その状況ゆえに落ち込んでしまうということもないのです。
仕事で大きなミスをしてしまって、いろんな人に迷惑をかけてしまったということがあるかもしれません。いろんなところに謝りに行ったりして、気分が落ち込んでしまいがちですが、気分屋ならそんなことはなく、ケロッとしていることができます。
診断3. 何をするにも気分やテンションが大きく左右する
気分屋の人は、やる気のある時とやる気がなくなってしまっている時との差が激しいというのが特徴です。気分が乗っているなら、とても高いテンションでそのことに取り組みますが、気分が乗らないなら、ローテンションで一切やる気を感じない態度を示すことさえあるのです。
前回の時は楽しそうにしていたのに、同じシチュエーションでも今度は全然態度が違うということが多々あるのです。
診断4. 考えてから行動するよりも、直感的に行動したりする機会が多い
気分屋の人は、ひとつの物事をじっくり考えて結論を下すというステップを踏むことがとても苦手。その場その場でのインスピレーションに従って、直感的に判断を下して行動していきます。
仲間内などで事前に伝えられていた情報などにはほとんど目をやることがなく、その瞬間に自分がどう思ったかということだけが判断の基準として採用しているため、理性で考えることは少ないのが特徴です。
診断5. 人よりも嫉妬深かったり、負けず嫌いな一面を持ち合わせている
悩みこまないタイプであるにも関わらず、案外人よりも嫉妬深かったり、負けず嫌いであったりすることがあります。
嫉妬を感じていると、気分屋独特の反応として素直に行動することができなくなります。そのようにして周りの人たちを困らせてしまうような行動をとる癖が身についてしまっているのです。
負けず嫌いな一面によって、自分の思い通りにいかないことが生じたときにも、気分屋の特性が発揮されていしまい、急に意見を変えたりして迷惑をかけることもあります。
気分屋な人の特徴は何があるの?
気分屋な人にはどんな特徴があるでしょうか。性格面にあらわれる主な特徴と、行動面に示される様々な特徴について、それぞれ5つずつ解説していきます。
男性にも女性にも見ることができる、気分屋といわれる人に共通した特徴を把握していきましょう。
気分屋な人の「性格」に共通する特徴
性格面での特徴に、気分屋とはどんなタイプの人なのかという主な要素が凝縮されています。
感情の表現はどうなのか、思い描いているビジョンはあるのか、集中することに関する特徴、他の人に認められたいという欲求があるか、自分らしく行動し通す意思があるかどうかなどのポイントを見ていきましょう。
気分屋な人の性格の特徴を5つ、じっくり解説していきます。
性格の特徴1. 感情を隠したり、制御したりできない素直な性格の持ち主
気分屋の人には、感情をいつもストレートにあらわしてしまう、心の状態がとてもよくわかりやすい人という特徴があります。
思っていることを内面に隠しておくことができず、態度や言葉として伝えてしまいます。
このことから、とても素直な性格の持ち主であるといえるでしょう。相手に好意を抱いているという場合でも、とてもストレートに行動してしまい、アプローチするのに最適のタイミングなどを図ったりするということはありません。
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性格の特徴2. 完璧主義で、思い通りに事が進まないとイライラする
気分屋の人は、とても完璧主義といえるでしょう。自分で思い描いている理想像を強く持っているからです。そして、それが周りの人々を含めてみんなのために良いものであるということを信じて行動します。
その理想へのステップが思い通りに進んでいかないというのがわかると、とても強くイライラを感じるようになってしまうようです。
イライラ感情を制御することができないので、周りの人たちに八つ当たりしたりします。
性格の特徴3. 一つの物事に没頭するのが苦手で、飽き性な性格
一方で、気分屋の人は、理想を追求するという点で重大な欠点である、集中力の欠如が見られます。ひとつのことに没頭して打ち込むということを持続させることができず、ちょっとしたきっかけのつまずきで、諦めてしまいます。
没頭して打ち込む一方で、つまらないと感じた瞬間に熱が冷めてしまう飽き性な性格の持ち主だと言えるでしょう。
仲間の間で、何かを始めるきっかけとなる発言や言動の源となることが多いですが、気分屋の人がそれを最後までやりきるということは稀です。
性格の特徴4. 周囲より優位に立ったり、支配して、承認欲求が基本的に強い
気分屋の人が、いろんな面で自分の思ったままに自己主張をする理由のひとつに、承認欲求を強く持っているということがあります。
気分屋の人のように、自分の意見が正しいということに自信を強く持っているという性格の人は、他の人にもそう思ってほしいと感じます。それは一種の承認欲求の形だといえるでしょう。
自分の考えていることや行っていることを、他の人に多く知ってもらい、褒めてもらったり、尊敬のまなざしを受けたりしたいと願っているゆえの言動なのです。
他の人に自分のことをわかってもらうためには、思ったことを率直に表現することが重要であると感じています。
性格の特徴5. 良くも悪くも自我を通せる気の強さを持ち合わせている
思ったままに自分の意見を主張をできるのは、もともとの気の強さが強く影響しています。
気分屋の人は、どんな意見を言うにしても、あるいはどんな行動をとるにしても、周りにいる人たちがどのような反応をするのか、どんな気持ちになるのかということは、あまり関係ないのです。
気分屋の人は、そのような影響を考えることなく、自分らしく行動し続け自我を通せるというメンタル面での強さやず太さを持っているのです。
気分屋な人の「行動」に共通する特徴
行動面での気分屋の人の特徴について観察することも、気分屋とはどんな人かを理解するのにとても助けになります。言動はどうなのか、機嫌が悪いときの特徴、頑固さとの関係性、自分の都合が悪くなるとどう行動するか、などの特徴を見ていきましょう。
それぞれの行動の原因となる背景を含めて、5つの特徴がどのようなものであるかということについて詳しく解説していきましょう。
行動の特徴1. 機嫌に応じて言動や立ち振舞が急変したりする
気分屋の人は、気分に応じて、どう行動するかを直感的に決めるので、立ち振る舞いがよく変わります。仕事上のことでも、昨日は別のことを言っていたのに、今日はまた昨日と機嫌が違っていて、発言内容も全然異なるということがあります。変わってしまう理由は、気分が昨日と違うというだけなのです。
周りの人からしたら、とても迷惑になってしまうことが多く、上司が気分屋な性格の持ち主なら、とても疲れることがよくあるでしょう。
行動の特徴2. イライラしている時は人や物にあたったりする
気分屋の人は、イライラしていることも隠すことなくストレートに表現します。その症状のひとつとして、人や物に八つ当たりをしてしまうという行動にあらわれます。
彼氏が気分屋であったら、悪気がないのにも関わらず気分次第で暴力を振るわれてしまうという事態にもなりかねません。
また、彼女が気分屋という場合では、イライラしている時にはとても攻撃的になってしまうというケースもあります。
行動の特徴3. 頑固でこだわりが強く、自分の意思に沿った行動しかできない
気分屋の人は、瞬間的に自分の理想を抱いて、それを公言します。それが実際の状況に当てはまらないということが周りの人から見て明らかになっているという状況でも、本人はそれに向かって突き進もうとします。
とても頑固でこだわりが強く、自分の意見に執着心を持っているのです。
しかし、飽き性の部分が非常に強いため、たいていの場合は、時間が経てば何事もなかったかのように振る舞うようになるでしょう。
行動の特徴4. 都合が悪い時は避けたり、知らぬふりをしたりする
気分屋の人は、直感的に都合が悪くなりそうなことを悟ると、その状況から逃れるために避けたり知らないふりをしたりすることがあります。
気分屋としては、都合が悪くなるという状況の変化は、そのことに関わるための意欲がなくなるポイントです。
都合が悪くなるという状況が気分の変わる分岐点となるので、それまで一生懸命取り組んでいたプロジェクトだとしても、そのタイミングを機に一切の態度が変わってしまい、様々な言い訳をしたりするのです。
行動の特徴5. 感性を大事にしており、直感に従って行動にでたりする
気分屋の人は、直感的な判断を瞬時にくだして、すぐに自分の発言や行動に反映させることができます。とても感性を大切に生きており、感じたことをとにかく全力で表現しないといけないという思考に至るのです。
これまでの発言との整合性などを考慮することがないので、それがこれまでその人が主張してきたことと、全く異なる意見であるとしても、直感としてそれを感じることによって、簡単に意見を覆すことが可能なのです。
言動の根拠は直感だけなので、なぜそうなのかという根拠に乏しい場合が多いです。
実はめんどくさい?気分屋が周囲に抱かれる印象とは?
いろんな影響を周りに与えてしまっている気分屋の人への見方がどのようなものであるかはとても気になりますよね。
気分屋の人の周りにいる人たちは、気分屋の人のことをどのように思っているのでしょうか。ここからは、気分屋が周りから抱かれている印象について、詳しく解説しましょう。
1. 変に気を遣う必要があるのでめんどくさい
気分屋の人は、気分がどうであるかによって発言の趣旨が変わってしまうという特徴のため、とても扱いがめんどくさいと思われていることが多いです。
周りの人たちは、気が変わってしまわないように常に気を配っていなければならないため、一緒にいるととても疲れると感じることもあります。
前と気分が違うことが明らかなタイミングでは、意見を述べさせないようにする対処をされるケースもあります。
2. 言動や行動に一貫性がないため、信用が薄い
気分屋の人は、信用しにくいと思われています。原因は、言動の背後にある根拠に乏しいことです。言動に一貫性が見られないため、どんなことを言い出すか、なにをし出すかが予想しづらいということがポイントになります。
仕事でも、本当に深く考えた上での発言であるかと、大きな疑問を持たれてしまい、信用されないということがあります。悪気はないのですが、チームに気分屋の人がいると対処しにくいと思われてしまいます。
3. 自己中心的に振る舞うため、できればあまり関与したくない
気分屋の人の特徴のひとつに、周りの人たちのことを気にしないことがあります。いわば、他の人と連携して物事を進めるということがとても苦手であり、行動のパターンがとても自己中心的。
自己中心的な人との付き合いはとても疲れます。そのため、できれば関わり合いを持ちたくないと思われてしまうことも多くあります。社内で上司が気分屋であるという状況なら、それが男性であっても女性であっても、とてもめんどくさいことが起こる可能性が高く、疲れることも多いでしょう。
気分屋な人の長所や短所とは
気分屋な人には、どんな長所があるのでしょうか。また、どんなところが気分屋な人の特徴的な短所なのでしょうか。
自分の彼氏や彼女にこのような気分屋の短所があれば、頑張って直していきましょう。
気分屋な人の長所を3つ解説!
気分屋な人の長所といえるポイントを3つ取り上げてみましょう。その性格ゆえに、メリットとなっているところがあるのです。
どんな性格の人にも、長所となりえるところは絶対にあるはず。それぞれ詳しく検討して、彼氏や彼女の良いところとして見直すようにしてみましょう。
長所1. 自分の感情に素直で裏表がない
気分屋の人は、感情に嘘を入れることができません。いつでも自分の感情に素直な反応しかしないのです。素直な人は、行動や感情に裏表を使い分けることができず、どういう気分でいるかがとても分かりやすいという特徴があります。
どんなことを考えているのかがわからないような何も表現しない人より、考えがころころと変化してしまうとしてもそれを表現してくれる分だけ扱いやすいという場面もあります。
長所2. 良くも悪くも全体的に切り替えスピードがはやい
気分屋の人は、相手の言動やこれまでの自分の努力に対する執着が弱く、落ち込みそうな状況の時でも基本的にくよくよすることがありません。過去の失敗について思いめぐらしてうじうじしたりすることもないのです。
とても感情を切り替えて再スタートすることに機敏であり、次の目標とすることに向かえるという特徴を持ちます。
時には気分屋の人のように、過去の失敗について考えないようにして気持ちを切り替えることが、良い成果を生み出す助けになることもありますので、この点では長所といえるでしょう。
長所3. 基本的にはノリがよく、人付き合いに長けている
気分屋の人は、気分がのっている時には、とても愛想よく振る舞うことができます。それでとても人付き合いを上手にできるという長所があります。
いつも基本的にノリがよく、相手がネガティブになっている時でも、その雰囲気に飲み込まれることなく対人関係を進めていけます。自分に自信があるので、人と付き合うということに億劫になることはありません。どんどん自分の思ったままの主張をし続けることができるスキルがあります。
気分屋な人の短所を3つ解説!
気分屋は人にはビジネスシーンや友だち付き合いのシーンなどで、短所となってしまうポイントがたくさんあります。
ここから、気分屋な人の3つの短所について詳しく解説しましょう。
短所1. 継続力が乏しいため、一貫性が見込めない
気分屋の人は、途中で気が変わってしまうことが多々あるため、始めた仕事を最初から最後までやりきることが難しいです。
それで、継続して物事を推し進めることができないということが致命的な短所です。
気分によって作業のクオリティにもムラが多く、一貫して同じ品質で仕事をするということが見込めません。誰でも気分を一定に保つことは難しいものですが、気分屋の場合はさらに大きな問題になってしまうのです。
短所2. ちょっとしたきっかけで急に不機嫌モードに陥ったりする
気分屋の人の気分が変わってしまう引き金となることには、多くの原因があり得ます。それは些細なきっかけであるということも少なくありません。そのきっかけによって、気分が大幅に変わってしまい、とても不機嫌になってしまうということもあるのです。
これまで調子よくやっていたと周りが思っていたとしても、ふとしたことが原因となって、急に不機嫌モードにチェンジしていることもあります。
短所3. 落ち込んだり、不機嫌なったりしないよう、周囲に変な気を遣わせてしまう
気分屋の人が不機嫌なモードにならないように、周りの人がいつも気を遣ってしまいます。自分で機嫌を制御できないというとても致命的な欠点によって、他の人たちを巻き込んでしまい、周りの雰囲気全体をネガティブにしてしまうのです。
本人は、気遣ってもらっているとは思ってもいないので、余計に孤立してしまうというケースも多々あることでしょう。
腫れ物を扱うような感じで、気分屋の人の気分をコントロールするということが必要になり、できれば関わりたくないと思われてしまう ことにもなりかねないのです。
気分屋な性格を直したいなら試すべきこととは?
気分屋には、周りの人に迷惑をかけてしまうようないろいろな特徴があるので、そういうふうにはなりたくないと思うことでしょう。
しかし、気分屋と診断されてしまったという場合には、どのようにしてそれらの性格を直すことができるのでしょうか。
直す方法1. イライラしている時は、冷静になるまで一人でゆっくり頭を冷やす
気分屋の特徴を持つ人ができることとして、自分がイライラしているということが分かった場合には、一人でいるようにして冷静になるように努力できます。
冷静になる前のイライラした状態で他の人と一緒にいるなら、言わなくても良いようなことを発言してしまったり、他の人をイラ立たせてしまうような行動をしてしまいます。
一人になって、自分の気持ちが冷静になるようにし、ゆっくりと頭を冷やしてイライラを落ち着かせるようにしましょう。
直す方法2. 有言実行を癖つけるためにも、小さな目標設定を作るようにする
継続性がないというところが、信用を無くしてしまう大きな原因となってしまっています。それで、始めたことをやりきる能力を身につけるために、目標を達成する訓練をしましょう。
まずは小さな目標を設定して、それを達成するために努力をしてみてください。途中で投げ出しそうになる傾向と戦って、徐々に自分の集中力を訓練し、さらに大きな目標になっても果たせるようになりましょう。
直す方法3. どんな時でもブレない自分の中での指標や夢をつくる
人生の中で、特に大きな目標といえるものがないと、気移りしたりします。気分屋の特徴がより強く出てしまうことにもなりかねません。
自分の人生で成し遂げたいと思えるような、ブレない目標を立ててみることによって、気分に左右されない芯のある人間に変わっていくことができるでしょう。
直す方法4. 完璧を求めすぎず、妥協や我慢することを取得する
気分屋の人には、もともと完全主義者の傾向がある人も多くいます。完璧を求めすぎるあまり、いつでもそれを達成することができないことに気づいてしまい、気分のせいにしてしまうというスパイラルが性格を支配してしまっているのです。
何事にもちょうど良い達成感を味わえるようにしましょう。時には妥協することも大切ですし、目標に至らなくても我慢してみることが改善に役立つのです。
めんどくさい気分屋な人との上手な対処法や付き合い方
気分屋な人が仕事仲間にいるという場合や、友だちの中に気分屋な人がいるという場合は、その対処方法を具体的に心得ておくことができるでしょう。
相手を変えることはできなくても、自分が損をしないように備えておくことが大切です。
気分屋な上司との上手な対処法
会社の上司が気分屋であるなら、どのように対応できるでしょうか。
評価してもらう対象の人が気分屋なら、いくら頑張ったとしても理不尽な審査を下されてしまう可能性があり、とても恐怖に感じることでしょう。上司が気分屋であったとしても、こちらの対応の仕方次第では、状況をよりうまくやり過ごしていくことも可能です。
ここからは、気分屋の上司に怒られる時などにとれる対策を紹介します。
1. 理不尽に怒られた時は、適当に相槌を打って聞き流す
気分屋体質の上司に、理不尽な形で怒られるということは、よく起こりえることです。そういった時には、軽く適当に相槌を打ちながら聞き流して、あまり自分が傷つかないようにしてください。
相手の上司も、気分に支配されているだけで、本気で怒っているというわけではないかもしれません。そんな状況を真に受けて、気分を害してしまったり、いじけてしまうというよりも、ある程度受け流すというのは、賢い対処法であるといえるでしょう。
2. 気分屋な上司より、さらに上の立場の上司に相談してみる
理不尽な仕打ちがずっと続いてしまうなら、その理不尽な上司の上司にあたる人に相談してみるのもひとつの手です。感情的に訴えるのではなく、これまで受けてきた仕打ちを時系列に並べたりして、論理的にどのような扱いを受けてきたのかを訴えかけるようにすると良いでしょう。
場合によっては、異動が発表されるなど、劇的な状況の改善という形で苦痛から解放されるということもあります。
そうでなくても、会社の中の権限が与えられている人に理解してもらえているという状況は、今後の耐えがたい出来事を忍ぶための力となります。
気分屋な友達との上手な対処法
気分屋な友だちがいる場合の対処法はどうでしょうか。
その人とこれからもずっと付き合っていくという場合なら、上手な対処法を心得ておかなければ、いろんなタイミングでその人についてネガティブに感じてしまいます。その人のことをよく知っておくことが対処法となるでしょう。
または、こちらがコントロールしている感じを打ち出さないことも友人関係では大切です。
ここからは気分屋な友達との上手な対処法について、さらに説明しましょう。
1. 不機嫌になるスイッチやポイントを把握し、上手く避ける
気分屋な友だちのことについて、深く知ることがひとつの対処方法となります。
こちら側のどんな発言が引き金になる可能性があるか、ということを事前に把握しているなら、不機嫌になってしまう回数を大幅に抑えることができるでしょう。
一緒にいる時に不機嫌になってしまうことがあるなら、どんなタイミングで不機嫌になってしまったのかということをよく観察して知っておくべきです。
2. 無理に機嫌を取ろうしない
気分屋な友だちの不機嫌になってしまうポイントがよく理解できたとしても、こちらがコントロールしているような感じを出さないようにしましょう。気分屋な人は、無理に機嫌を取られるなどして、自分が誘導されているということに気付いてしまいます。そうなると、より一層気分を害したモードになってしまうでしょう。
無理に機嫌をとったりせず、さりげなく話題を変えたりして、不機嫌モードになる状況に極力近づかないようにします。
3. 相手のことを思うなら、迷惑に感じていることを伝える
気分屋な人のことをこれからも友だちでいたいと思うなら、そのよくない傾向について率直に話してあげると良いでしょう。その友だちの気分屋な性格が、どのように周りの人たちにとって災いとなってしまっているのかを、丁寧に語りかけるように話してあげましょう。
はっきりと、かつ巧みに多くの人が迷惑に感じているということを伝えます。ショックを受けるかもしれませんが、助けたいと思っていることも伝えてあげましょう。
気分屋な彼氏、彼女(もしくは旦那さんや奥さん)との上手な対処法
彼氏や彼女、または、旦那さんや奥さんが、気分屋な傾向があると診断される場合はどうすることができるでしょうか。気分屋な一面があったとしても、これからもお付き合いを続けていきたいなら、その性格が改善できるように全力でサポートしてあげる必要があります。
気分屋な性格を持つ人をメンタル的に安定した人に変えるには、相当な努力が必要です。その過程でも、不機嫌になったりすることもあるでしょう。気分屋な彼氏彼女、または、旦那さんや奥さんへの実際的な対処方法を解説します。
1. 相手が不機嫌な時は、落ち着くまでそっとしておく
不機嫌にならないように努力したとしても、どうしても不機嫌モードになってしまうことは避けられないのではないでしょうか。そういった場合には、気分屋な相手の気持ちが落ち着くまでそっとしてあげましょう。
相手も自分が気分屋であることをよく理解していて、その悪い傾向から脱出したいと思っているなら、ちょっとした気分の落ち込みを徐々に乗り越えていくことができるように、一人になって感情を上手にコントロールできるようになるための時間を与えましょう。
2. いくら話し合っても無理な場合は別れる
いくら頑張っても、不機嫌モードになることが頻繁に起こり、しかも、気分によっては攻撃的になってしまうという場合があるかもしれません。コントロールするための努力がどうしても身につかないのです。
助けたいという思いを持つのは悪くないですが、今後の自分についてもしっかりと考えることが大切です。一生を一緒に捧げることができる覚悟ができていないと感じるなら、率直な話し合いを経て、関係を終了させるという選択肢もありでしょう。
気分屋な人の性格について、理解を深めましょう。
気分屋の人には、一貫性がなかったり、感情のコントロールが苦手だったりという一面があります。周りの人たちを困らせてしまうことが多く、敬遠されてしまうことも多くなってしまうのです。
気分屋な性格を少しでも持っていることが分かったなら、目標を持ったり、自分をコントロールする方法を習得して、気分屋にならないようにしましょう。
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