ムカつく上司の特徴とは?職場にいる嫌味な上司への上手な対処法を解説
ムカつく上司に悩む社会人は意外と多い。
顔を思い出すだけでムカつく上司がいたり、仕事は好きでもムカつく上司がいるから会社に行きたくなくなったりと、上司にムカついている社会人は少なくありません。
上司と部下という立場ゆえ、ムカついてもそう簡単に上司と喧嘩ができないのが会社員の辛いところ。
今回は、業種問わず共通するムカつく上司あるあるや、ムカつく上司に対する最適な対処法まで詳しくご紹介していきますよ。
ムカつく上司の特徴|部下に嫌われやすい人の共通点を解説
部下に慕われる上司がいる一方、どんな職場でも部下に嫌われやすい上司もいます。
では、なぜ、部下に嫌われる上司は、部下から「あいつ、まじムカつく!」と嫌われてしまうのでしょうか?
まずは、部下に嫌われやすいムカつく上司に多くみられる共通点を、一つずつチェックしていきましょう。
ムカつく上司の特徴1. 気分によって意見が変わる
上司たるもの、いつ何時もどっしりと構えて部下を引っ張っていって欲しいもの。
しかし、ムカつく上司は、その日その時の気分によって意見がコロコロと変わります。
そして、その気分も、「今朝、思春期の娘に『お父さん近寄らないでよ!』と怒られた。」だったり、「お気に入りの野球チームが昨夜ボロ負けした。」だったりと、個人的な理由で意見が左右されることが多いのも特徴です。
上司の個人的な理由と気分なんて、部下には全く関係ありません。
しかし、ムカつく上司は、そんなことお構いなしに部下を振り回してしまうのです。
ムカつく上司の特徴2. 高圧的な態度をとる
部下に対してなら、どんな態度をとっても問題ないと勘違いしている上司に多いのが、やたらと高圧的な態度です。
「おい、このお茶ぬるすぎるだろ。すぐ淹れ直せよ。」
「この企画書、修正出てるから今すぐやれ。残業代?出るわけねーだろ。まずは、まともな企画書作ってから言え。」
などと、まるで自分の召使いでもあるかのように、部下に対して高圧的な態度を取るのです。
そのため、部下から反感を買いやすく、ムカつかれてしまうのです。
ムカつく上司の特徴3. 仕事ができない
部下の仕事を管理するのは上司の仕事。しかし、残念ながら部下よりも仕事ができない上司がいるのです。
そして、仕事のできない上司のカバーをするのは、その部下。
仕事のできない上司が自分のカバーをしてくれる部下に感謝してくれれば、まだ良いのですが、大抵の場合、感謝など全くなし。そのため、部下がムカついてしまうのです。
ムカつく上司の特徴4. 部下に責任を押し付ける
部下が苦労して取ってきた契約や、部下が一から全て企画したプロジェクトなどを、美味しいとこ取りするのがムカつく上司。
そして、ミスや問題が発生しようものなら、その責任は全て部下に押し付けるのです。
「その責任は、全て〇〇にあります。本来優秀な部下ですし、本人も大変やる気があったので任せてみたのですが、このような結果になってしまいました。」
などと、清々しいぐらい部下に責任を全て押し付けて言い訳するのはムカつく上司だからこそ。
そして、部下の取ってきた契約は自分の契約、評価されたプロジェクトは、部下が企画したものでも自分が企画したように振る舞うのもムカつく上司の特徴です。
ムカつく上司の特徴5. 嫌味ばかり言う
仕事のことにしろ、プライベートのことにしろ、何かにつけてちくちくと嫌味をいうのが大好きなのもムカつく上司の特徴です。
「〇〇君、今月まだ契約1本も取れてないのに、お昼ご飯食べる時間があるんだねぇ。」
「そんなに爪伸ばして会社に何しにきてんだ?その爪で仕事できんのか?ん〜?」
などと、返答に困るような嫌味ばかりを言うのです。そのため、部下からは嫌味を言われないようにと避けられてしまいます。
ムカつく上司の特徴6. 人によって態度を変える
自分にとってメリットのある人物には清々しいぐらいゴマを擦り、自分のメリットになりそうにない人物には、人とは思えない理不尽な対応をするのもムカつく上司ならでは。
これは、目上の立場の人に対してだけではありません。
今まで雑な扱いしかしてこなかった部下の親戚が、実は会社の重役だと知った途端、部下への態度も180度コロリと変えるのも特徴です。
ムカつく上司の特徴7. 感情的になりやすい
職場での毎日は、常に穏やかなわけではありません。
時には、にこやかに同僚とお喋りすることもあれば、締め切り直前でピリピリと張り詰めた空気が漂うこともあります。
そして、ムカつく上司はネガティブな気持ちの時、特に感情的になりやすいのが特徴です。
必要以上に大声で怒鳴ったり、机を叩いたり、執拗に絡んできたりするので、部下から嫌われてしまいます。
ムカつく上司への最適な対処法|相手を怒らせない上手な接し方とは?
職場で嫌でも顔を合わせてしまうムカつく上司。
お金のために仕方がないと割り切ってみても、イライラはそう簡単には収まりません。
では、一体どのような対応をするのが良いのでしょうか?
ここからは、ムカつく上司への最適な対処法や上手な接し方について、一つずつチェックしていきましょう。
ムカつく上司への対処法1. 仕事で圧倒的な成果を出す
ムカつく上司が嫌でも黙らざるを得ないのは、やはり、圧倒的な成果を部下が出した時。
ムカつく上司のさらに上の上司の耳にも評判が届くほど、仕事で圧倒的な成果を出すことで、ムカつく上司もその嫌味な態度と偉そうな口調を封印せざるを得なくなります。
今日明日でできる対処法ではありませんが、どうしてもそのムカつく上司と、同じ部署で今後も長い付き合いをしていかなくてはならない場合にとってもおすすめの対処法ですよ。
ムカつく上司への対処法2. 異動を頼んでみる
「ムカつく上司とこれ以上一緒だとストレスでどうにかなりそう!」
と思い詰めてしまうほど、ムカつく上司のことが嫌になっているのであれば、思い切って異動を頼んでみましょう。
同じ会社内にいても、部署が変われば、毎日そのムカつく上司の顔を見る必要もなくなります。
また、直属の上司でなくなることで、仕事で直接関わる必要がなくなりますよ。
ムカつく上司への対処法3. 転職を考える
仕事で圧倒的な成果が出るまで待てなかったり、他部署への異動が難しかったりする場合は、思い切って会社を変えてみましょう。転職してしまえば、ムカつく上司とも永遠におさらばできます。
また、実際に転職しなくても、転職情報をチェックしたり、「いざとなったら、転職するし。」と心に決めるだけでも、ムカつく上司の嫌味な態度もスルーしやすくなりますよ。
【参考記事】はこちら▽
いくら嫌いでもやってはいけない上司への対応は?
上司がムカつくからと、自分の仕事をサボったり、同僚などに迷惑を描けるような態度をしたり、上司へ報復したりするのは、絶対にやめましょう。
ムカつく上司ではなく、自分の評価が下がってしまうだけ。
ムカつく上司のせいで、会社内での自分の評価を下げてしまうのはもったいなさすぎますよ。
いくら腹が立っても、上司と部下という立場である以上、ムカつく上司に部下としての評価を下げるチャンスを与えることにもなってしまうので気をつけましょう。
ムカつく上司がいたら、冷静になって大人な対応をしてみて。
ムカつく上司のことを気にしないように努めても、やっぱりムカついてしまうのは当然のこと。
そして、人として全く尊敬できなくても、上司と部下という関係上、仕事での関わりを絶つことはできません。
ムカつく上司と今後も付き合っていかなくてはならないのであれば、「ムカつく性格の上司だから仕方がない。」と割り切って、その性格に合わせた対処法を行なっていきましょう。
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