お節介な人の心理&特徴|お節介焼きと言われる例と改善方法を解説

HaRuKa 2019.03.27
どんなことも干渉するお節介になっていませんか。本記事では、お節介の意味から、お節介な人の心理や特徴、お節介焼きと言われる具体例、性格の改善方法を解説!さらに、周囲にいるお節介な人との付き合い方も紹介します。自分を変えたり、周りに悩まされる方は、参考にしてみてくださいね。

どんな人なの?お節介な人の特徴14選

複雑な特徴をもつお節介な人の性格や行動には、共通点も多くみられます。友人や親戚、職場などでも似たような兆候がみられれば、お節介されているのかもしれません。

親切かお節介か見極めに迷わないよう、ここではお節介な人の特徴をご紹介します。


お節介な人の「性格」の特徴

お世話を焼きの性格は多面性があり一時の印象とは真逆の場合もあるため、掴みにくいのが特徴です。見えていない裏側を理解して上手に接するためにも、性格を理解し対応しましょう。

まずは、お節介な人の性格の特徴を8つご紹介します。


お節介な人の性格1. 世話をするのが好き

お節介な人は母性に似た優しさをもつことが多く、未熟な部分や抜けている部分を見つけると、頼まれていないのに手や口を出してしまいます。

しかし「お世話が好きだから」の一点張りで、自分の「してあげたい欲」を満たすためにお世話をする人も多く、拒否されると怒ってしまうこともしばしば。自分の行動は押し売りではないと思っている自己愛の強い性格の持ち主でもあります。

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お節介な人の性格2. 心の底では人の不幸話が好き

ありがた迷惑な行動をする人は二面性のある性格をもっていて、心配するふりをしながら心の中では相手を下にみていることも。

自分が優位である相手にしかお節介をしないなどの行為も、「自分より大変な人がいる」と安心感を覚えるからでしょう。

人の不幸話を聞くことで、「自分はまだマシ」と自分の不幸をなだめているケースもあります。

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お節介な人の性格3. 正義感が強い

「しなければならない」「こうあるべき」など、自分に厳しい信念がある性格の人にもお節介は多いもの。正義感の強い人は特に、みんなと同じ思考や行動にない人を「助けてあげよう」「変えてあげなきゃ」という心理が働きます。

自分の正義感だけで動いてしまうため、相手の気持ちを汲もうという意識はありません。しかし悪気もないので、指摘されないと気がつかない人もいますよ。

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お節介な人の性格4. 自分に対して、強い自信を持っている

お節介焼きは、様々な苦労を乗り越えてきた過去をもつことも多く、粘り強い性格でもあります。自分の成功例をあげて人にアドバイスをすることもあり、「自分なら助けてあげられる」と思っているのです。

永遠と自分の過去を語り、克服した経緯を話しますが、結局は「君は今のままじゃダメ」という結論で終わってしまいます。


お節介な人の性格5. 周囲の目を気にしがち

お節介な人は自分に自信がないため、誰かに自分を認めて欲しいという欲求が強い性格です。「優しいね」「親切だね」「気が利く」などと言われたいので、自ら進んで誰かのサポートをしようと考えているのです。

意識的にお節介を焼かないと自分の評価が下がると考えていて、必死になるあまり、ありがた迷惑になってしまうケースもあります。


お節介な人の性格6. 実は寂しがりや

お節介焼きは誰かと話題を共有し、話を楽しめる仲間が欲しいと思っています。しかし何気ない日常にはきっかけも少なく、自分からお節介を焼いて交流のチャンスを作ろうとする人も多いでしょう。

さりげなくできればいいのですが、自己アピールをしたいがために「○○してあります」などと自己報告し、してやった感が出てしまうこともあるでしょう。

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お節介な人の性格7. 自分がいつでも正しいと思う自己中心的な性格

相手と会話をしていても、「でも~」「それってさ~」などと真逆の意見を放ってしまうのも、お節介な人にはよくあること。自分と少しでも違った意見があると、「私の方が正しくない?」と丸め込んでしまいます。

お節介がありがた迷惑なだけじゃなく、相手の話に共感できず、頑なに自分の意見を曲げない自己中な性格をもっているのです。

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お節介な人の性格8. すぐ心配になりやすい

相手の問題を自分のことのように感じてしまうお節介焼きは、少しでも困った表情や発言などを耳にすると、母親のように心配してしまいます。長女や長男にありがちなタイプで、自分よりも先に周囲に気を配ってしまう性格なのでしょう。

しかし相手がこれからしようと思うことを先回りして言ったり、行動したりしてしまうため、ときに「ウザい」と思われることもありますよ。


お節介な人の「行動」の特徴

良心から「人のために」と行動にうつせることは、決して悪いことではありません。しかし、お節介な人はどうしても敬遠されてしまいます。一体なぜなのでしょうか。

次は、お節介な人の行動からみえる特徴をご紹介しましょう。


お節介な人の行動1. 空気の読めない行動をする

お節介な人は、自分の行動を客観視することができません。いつも自分中心で行動し自己満足してしまうため、相手が何を望んでいるのか考えられないのです。

欲しいと言っていないのに無理やりプレゼントしたり、ショックなことがある人にも躊躇せず話しかけたりします。「今じゃないでしょ!」とタイミングの悪い行動をする人は、空気の読めないお節介なことが多いですよ。

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お節介な人の行動2. 他人のプライベートに入り込もうとする

お節介な人は、そもそも自分と相手の境界線が混同してしまうため、会話や行動が深く・近くなりすぎる傾向があります。

また、あまりにもプライベートな内容までサクッと聞いてしまうので、「何この人…怖い」という印象を持たれてしまうことも。

彼氏や家族の学歴や収入、会社名や役職などは軽いほう。中には教えていないのに、お中元やお歳暮などを送ってきてしまう人もいます。


お節介な人の行動3. テキパキと行動する

お節介な人は意外と頭の回転が速い人が多いです。仕事も家事も効率よくこなし、空いた時間をお節介に回します。人にどう思われようと時間管理の仕方は天下一品なので、上司からも評価されリーダーになることもあるでしょう。

本人が上に立つ人間になる自覚があれば、テキパキした行動が周囲の生産性を上げることも十分にあり得ます。


お節介な人の行動4. 自分の価値観を人に押し付けてしまう

自分の価値観と相手の価値観に違いがあることを、お節介な人は理解しています。しかし、頭ではわかっていても相手の気持ちはスルーして「こちらの意見もどうですか」と自分の価値観を押し付けがましくアピールしてしまうのです。

会話の中でも絶対に相手の話に勝つ話を始める人や、自分と価値観があわないといつまでもグズグズ文句を言う人は、お節介な人の特徴でもあります。


お節介な人の行動5. 社交性があり、多くの人と仲良くなろうとする

お節介な人は鬱陶しいと思われながらも、人のために尽力するため「人懐っこい」「話しやすい」と好印象を持たれることがあります。自分から率先して繋がりを作っていくため、交友関係も広くなっていくのです。

コミュニケーション能力が高いことに輪をかけて、様々な情報をもっているので、新しい話題で話も尽きません。

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お節介な人の行動6. 口が軽く、秘密を暴露してしまうことがある

お節介な人は、他人にあれこれ突っ込んだ質問をして根掘り葉掘り情報を聞き出します。聞かれた方も、誰にも言えない悩みを聞いてもらえると安心して話してしまい、お節介な人は1人で内緒の話抱えきれずにモヤモヤするのです。

多くの交友関係をもつため、何気なく話しているうちにボロが出てしまいます。自分が聞きだしたことさえ忘れ、秘密を漏らしていることも少なくありませんよ。


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