悪口ばかり言う人の心理とは?上手な対処法&接する時の注意点を解説

あやな 2024.06.29
悪口ばかり言う人っていますよね。そこで今回は、悪口ばかり言う人の心理や特徴から、不満を口にする人のデメリットや対処法まで詳しくご紹介します。さらに、悪口を言う人と接する時の注意点も解説。ぜひ参考にして、悪口ばかり言う人と上手に接するようにしましょう!

悪口ばかり言う人から身を護る方法をレクチャー

悪口ばかり言う心理と特徴

あなたの周りに悪口ばかりを口にする人はいませんか?

悪口を言っている人はストレス発散できるかもしれませんが、聞いているほうは気分が悪くなってしまいますよね。

そこで今回は、悪口を言う人の心理と特徴から、すぐに不満をこぼす人に対する対処法を徹底解説!悪口を言う人と一緒になって悪口を言わないように、自分の身を護る方法を身に着けてくださいね。


なぜ愚痴をこぼすの?悪口ばかり言う人の心理

「口を開けば悪口ばかり…」という人って意外と多いですよね。男性でも女性でも、一緒にいて楽しいと感じられないはず。

なぜ、あんなにも愚痴ばかりこぼしているのか不思議に思うこともあるでしょう。ここからは、悪口ばかり言う人の心理を紹介します。


悪口を言う人の心理1. 不満を口に出すことでストレスを発散している

愚痴や不満を友達に聞いてもらって、「スッキリした!」と感じたことのある人は多いでしょう。

実際に、心に溜まっているモヤモヤを吐き出すのは、一つのストレス発散法ですよね。

しかし、愚痴ばかり言っている人の場合、このストレス発散が日常化してしまっています。隙あらば愚痴や陰口を言うことで、日頃のストレスに対処しているのです。


悪口を言う人の心理2. 悪口を共有することで、安心感を得たい

職場や人間関係において、「あれちょっと嫌いかも...」と感じることってありますよね。そんな状況に出会った時、悪口をよく言う人は、不安を感じやすい特徴があります。

その不安を解消するため、周囲に悪口として共有し、共感を得ることで、「嫌だと思っているのは自分だけじゃないんだ」と安心するのです。

陰口をよく言う人は、不安が強い性格とも言えるでしょう。特に女性の多い職場で起こりがちな出来事。女性は共感を得たい人が多いので、この傾向はより強くみられます。


悪口を言う人の心理3. 自分の意見が全て正しいと思い込んでいる

悪口や陰口を言う人は、思い込みが激しいところがあります。自分の意見は全て正しいと思い込み、周囲もその意見に同調すべきと考えます。

自分の意見が正しいと信じて、それを周囲に知らしめたり、確認するために悪口を使うのです。

「あの人のことはみんな苦手だ」「これはおかしい」など、自分のことを信じて疑いません。

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悪口や不満ばかり言う人に共通する特徴とは

暇さえあれば悪口、陰口を言う人が職場にいると、意味もない噂が流れてしまったりしますよね。一緒に働く人たちからすると、非常にやっかいな存在と言えるでしょう。

ここからは、悪口や不満を口に出してしまう人の性格や行動の特徴を紹介します。


悪口を言う人の特徴1. 人の噂話やゴシップが好き

悪口、陰口を言う人は、その人のことをあれこれと言うことでストレスを発散させます。

そのためのネタとして、人の噂話やゴシップが好きなのです。まして、不幸話であればなおさら。喜んでゴシップに食いつき、広めていきます。

側から聞いていると、「そんなことを知っても意味がないのでは」と感じることも、彼らにとっては大好物なのです。

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悪口を言う人の特徴2. マイナス思考でネガティブに考えやすい

愚痴っぽい人は、マイナス思考でネガティブで、自分に自信がないので、物事を悲観的に捉えがち

例えば、職場でも「もっと働きやすい環境を作ろう」と考えるより、「ここの経営者やマネージャーがダメだ」と陰口を言う方が楽なので、ますますネガティブに流れていきます。

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悪口を言う人の特徴3. 自分に自信がない

物事を改善したり、より良くするには努力が必要ですよね。時には、失敗することもあるものですが、それらを繰り返して人は自信を持っていきます。

しかし、愚痴をよく言う人は自分からチャレンジするのが苦手。

そのため、成功体験が少なく、自分に自信がないのです。そして、自分はいつまで経っても手を出さず、外野から意見だけをぶつける人になってしまいます。

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悪口を言う人の特徴4. ストレスが溜まっている

ストレスを抱えたまま生きていくのは難しいですよね。誰にでも、ストレス発散は必要です。

しかし、愚痴ばかり言う人は人を蔑むことがストレス発散法になってしまっている場合がほとんど。

いつもグチグチ言っている人は、ストレスが溜まっているので、悪口を言う頻度が増えるのです。

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悪口を言う人の特徴5. 執着心や嫉妬心が強い

悪口や陰口を言う行動は、不安や恐怖の気持ちが原因であることがほとんど。人の噂を流したり、批判をする人は、嫉妬心などの気持ちが強い傾向にあります。

行動ではその人に勝てないので、言葉で自分の方が優位であろうとするのです。

特に男性の方が執着や嫉妬が強いため、この傾向があるでしょう。男性の場合、同僚の出世に嫉妬して「あいつの実力は本物ではない」と言うこともあります。

女性の場合は「あの人性格は悪いわよね」とアラ探しをしたりします。

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悪口を言う人の特徴6. 気が短くイライラしやすい

嫌なことがあると、ぐっと堪えることができないのも特徴の一つ。嫌いな人や物に対する抵抗力がないため、気が短くイライラしやすいのです。

また、怒りっぽい人だったり、精神的な不安定な人もよく悪口を言う傾向にあります。

ストレス発散のためだけに言っているので、本人は何の悪気なく愚痴っていることもあるでしょう。

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悪口を言う人の特徴7. 事実だけでなく、多少盛って話すことが多い

陰口を言う人は、ゴシップをより盛り上げようとします。そのため事実だけではなく、多少盛って話を作り上げようとしてしまうのです。

話にどんどん尾ひれがつき、悪口で誰かを貶めようとしている人にとっては都合の良い状態になっていってしまうでしょう。

事実を話すことよりも、多少盛って話す方がより面白いゴシップになると考えているのです。


悪口を言う人の特徴8. 好き嫌いがハッキリしている

男性女性に関わらず、好き嫌いがはっきりしていたり、苦手な人とはとことん付き合わないという信念を持った人もいます。

このようなタイプは、好きな人には優しく接しますが、嫌いな人には徹底して冷たい態度や言動をとりがち

「この人はなんとなく気に食わない」という自分の感覚を大切にしているため、積極的に人の良いところを探そうとしません。思い込みで悪口を言い始めてしまう傾向にあります。


悪口を言う人の特徴9. 思ったことはすぐ口に出してしまう

職場などで仕事をしていれば、多少なりとも嫌な思いをしたり、苦手な人や仕事に対処しなければならないことってありますよね。

悪口をよく言う人は「少し我慢する」ということが苦手。ネガティブな気持ちを抑えられず、思ったことはすぐに口にしてしまいます。

すぐに「あれは嫌、これも嫌」と愚痴がこぼれてしまうのです。


悪口を言っても良い事なし!悪口を言うデメリット

悪口を言っても、何も意味も良いこともありません。職場や周囲の空気が悪くなったり、聞いていて気持ちのいいものではありませんよね。

具体的にどんなデメリットがあるのか、改めて整理してみましょう。

「なんとなく言ってはいけないもの」として考えていると、いつの間にか悪口の連鎖に巻き込まれてしまうかもしれませんよ。


デメリット1. 周囲から嫌われるため、人間関係を良好に築けない

ネガティブな話を友達から聞かされ続けたら、疲れてしまいますよね。職場でも、愚痴ばかりで行動を起こさない人は、信頼されないはずです。

このように、悪口を言う人は周囲から嫌われていきます。

だんだんと人が離れていってしまうので、男性とも女性とも、良好な人間関係を築くことができなくなってしまいます。


デメリット2. 悪口や陰口ばかり言っても幸せな気分には一生なれない

悪口や陰口は、何の問題も解決しません。その場では少しスッキリするかもしれませんが、長期的な幸せからはどんどん離れてしまいます。

「本質的に解決すべきことは何か」を考えて行動しない限り、幸せな気分には一生なれません。

また、人も離れていってしまうので、より幸せになりにくい環境を自分で作ってしまうでしょう。


デメリット3. 最終的に周りから自分の悪口を言われてしまう

悪口ばかり言い続けていると、「あの人、いつも悪口や愚痴ばかりで自分は何もしないよね」と周りから言われ始めてしまいます。

悪口や陰口で集めた仲間はすぐに離れていき、最終的には自分の悪口を言われてしまう悪循環。人に言った悪口は、結局自分に返ってきてしまうもの。

ネガティブな発信をしすぎないよう、気をつけましょう。


デメリット4. 職場の場合、居場所を失って孤立する恐れがある

愚痴を言いすぎてしまうと、あまり人が近寄って来なくなってしまいます。

プライベートでは陰口ばかり、仕事では自分は努力しないという人間性がバレて、信頼が失われてしまうのです。

職場の場合、上司・部下・同僚からの信頼がなくなると、居場所を失って孤立してしまう恐れも。最悪の場合、退職せざるを得ない状況にもなりかねません。

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身近に悪口ばかり言う人がいる時の正しい対処法とは

職場や友達で、悪口ばかり言う人がいても巻き込まれたくはないですよね。

そんな時の正しい対処法は何があるのでしょうか。自分も悪口仲間に巻き込まれないよう、正しい対処法を知り、適切な距離感で付き合えるようにしておきましょう。


対処法1. 適当に相槌を打ってなるべく関わらない

悪口ばかり言う人とは、なるべく関わらないことにするのが一番の対処法。

相手に気を遣って悪口に便乗したり、共感したりすると、話がどんどんエスカレートして愚痴が止まらなくなってしまいます。悪口仲間に認定されてしまうと厄介。

適当に相槌を打って、聞き役に回らないことがベスト。悪口や陰口には興味がないことをそれとなく示しましょう。


対処法2. 笑顔で聞き流して、気にしないようにする

友達や同僚から「愚痴が長くなりそう...」と感じたら、「そうなんですね、いろいろ大変なことがありますよね」と笑顔で聞き流すようにしましょう。

愚痴の続きや、誰かの批判も気にしないことがポイント。

「もっと聞きたい」と言う素ぶりを見せてしまうと、愚痴が好きな人はどんどん話し続けてしまいます。

「この人には愚痴を言える!」と思われないために、愚痴を聞いても気にせず、笑顔でその場を終わらせましょう。


対処法3. 明るい話題を振って、トークテーマを変えてみる

愚痴話や悪口が始まると、その場の空気が重くなってしまいますよね。そう感じたら、明るい話題を振って、トークテーマを変えてみましょう。

陰口は人をテーマにしたことが多いので、趣味やペットの話などに変えるのがベター。面白かった話などに切り替えて、場の雰囲気を明るく変えてしまいましょう。

友達の噂話などは逆効果になってしまうので、注意が必要ですよ。


悪口を言う人と接する時の注意点とは

なるべく関わらないようにしていても、悪口を言う人と付き合わざるを得ないこともあるでしょう。

職場や同じクラスの友達など、拒否をするわけにもいかない時ってありますよね。

そんな人と接する時、何に注意すれば良いのでしょうか。適度な距離感で上手に関係を保つ上での注意点を解説していきます。


接する時の注意点1. 誰かの悪口を聞かされても絶対に同調しない

「あの人って〇〇だよね」という悪口を聞かされても、「わかる、そうだよね」などと同調するのはNG。

「この人とは一緒に陰口が言えそう!」と思われてしまいます。

「そうなんだ」と適当に相槌を打ち、その話は詳しく聞かないようにしましょう。

特に女性の場合、共感を求めてくることもあるかもしれません。強い気持ちを持って相槌程度にとどめるのが良いですよ。


接する時の注意点2. 悪口を言われていた本人へ告げ口をしない

悪口を聞いたとしても、言われていた本人に告げ口をするのは絶対にNG。「〇〇が悪口言ってたよ」と本人に告げ口したところで、喧嘩を煽るだけ。

悪口を誰かに伝言すると、噂話がどんどん大きくなっていってしまいます。

嫌な話を聞かされても、自分の中だけにとどめておき、広めないようにしましょう。


悪口を言う人の仲間にならないようにしましょう。

愚痴や悪口を言う人たちの心理や性格を紹介しました。良好な人間関係や職場環境を作るためにも、嫌なことには巻き込まれたくないですよね。

悪口を言う人や友達には、上手に対処していきましょう。

また、自分にも少し当てはまることがあった、という方もいるかもしれません。悪口を言うデメリットを再確認し、自分自身も注意してみましょう。


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