「マウントをとる」とはどういう意味?マウンティングする人の心理&会話の特徴を解説
マウントを取られるとどうなる?
マウンティングをとられてしまうと、相手との対等な人間関係は望めなくなります。コミュニケーションが困難になり、自己主張することも、意見を聞き入れてもらうこともできなくなるのです。
ここからは、マウントをとられることで起こる3つのことを紹介します。
1. 自己主張がしにくくなる
マウンティングされてしまうと、自分の意見を主張しにくくなります。相手は自分の意見が尊重されると思いこむため、こちらの意見を聞こうとしなくなるのです。
「相手が意見を聞かないなら黙っていよう...」と思っていると、さらにマウンティングをしてくるため、悪循環になってしまいます。
マウントをとられると、自己主張がしにくくなってしまいますよ。
2. 主張しようとしても、無理やり論破しようとしてくる
マウンティングする人は、自分が正しいと思っているので、何とか論破しようとします。そのため、マウントをとられてしまうと、自分がどんな意見を言おうと無理やり論破しようとするのです。
マウンティングする人は、自分が格上であり考えていることは正しいと思っています。だからこそ、マウントをとられると、どんな主張をしても論破しようとしてくるのです。
3. マウントをとった人との人間関係が悪化する
マウンティングには、対等な人間関係はありません。マウントをとった人が格上、とられてしまえば格下という位置付けで考えられてしまいます。対等な人間関係は望めないため、人間関係は悪化してしまうのです。
本来、人付き合いでは相手を尊重し合うことが大切になります。しかし、マウンティングする人がいれば尊重し合うことはできず、関係は悪化するのです。
どうすればいい?マウントをとられた時の対処法
マウンティングされてしまった場合、どのような対処をすればいいのでしょうか?マウントをとられたときの対処方法は4つあります。
自分の行動次第で対処できることもあるので、マウンティングされて困っている方は参考にしてください。
対処法1. 自分を卑下して、相手を持ち上げる
相手が増長する可能性もあるため使い所は難しいですが、あえて自分を卑下することも手段の1つです。相手は承認欲求を満たすために、マウンティングをします。なので、相手の凄さに理解を示してあげれば満足するのです。
相手が増長する可能性もあるので注意が必要ですが、自分を卑下して、相手を持ち上げることも対処法の1つと言えます。
対処法2. 信頼関係のある人であれば、嫌だと伝える
マウンティングしてくる人のなかには、信頼できる相手もいるかもしれません。信頼関係を築けている場合は、しっかりとマウントされることが嫌と伝えましょう。相手は自分がマウンティングしていることに気づいていないかもしれません。
嫌なことは嫌と言わなければ、相手には伝わりません。信頼関係ができているのであれば、相手に伝えることでマウンティングされなくなる可能性もあります。
対処法3. なるべく受け流す
マウンティングされたときの最もいい対処方法は、受け流すことかもしれません。相手は自分が格上なことを見せつけたいだけなので、聞き流すのが効果的です。
「そうだね〜」と相づちを打っておけば、相手は承認欲求が満たされ、満足してくれます。反論したい気持ちを抑えて、なるべく受け流せば、マウンティングも苦痛にならないでしょう。
対処法4. SNSや掲示板などネット上であれば、無視するのが一番
マウンティングされるのは、現実世界だけではありません。SNSや掲示板でもマウンティングする人は大勢います。むしろ、現在はSNSの発達により、ネット上の方が多いくらいでしょう。
ネット上であれば、マウントをとられたとしても、無視すればいいだけ。Twitterでマウンティングしてくる人がいてストレスになるなら、開くのを止めましょう。それが一番効果的です。
マウントをとってくる人に騙されないようにしましょう。
マウントをとるの意味、そしてマウントを取る人の心理と特徴などを紹介してきました。マウンティングされていると、辛くてどうすればいいかわからない方も多いでしょう。
「これからどうしよう?」と悩まれているかもしれませんが、マウントをとられやすい人の特徴やマウンティングされた時の対処法まで紹介してきたので、この記事で紹介したことを参考に、マウンティングされる生活から脱却しましょう。
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