知ったかぶりする人の心理&特徴。知ってるアピールにイライラした時の対処法も解説!
つい、知ったかぶりをしていませんか?
「あー!それ、知ってる知ってる!」
なんて、どんな話題でも知ったかぶりをする人っていますよね。本当は知らないのに、知ったかぶりをしてしまうのは、一体なぜなのでしょうか?
今回は、知ったかぶりをしてしまう人の具体的な心理や特徴について、詳しく紹介していきます。
また、知ったかぶりがうざいと思った時の上手な対処法も合わせて解説していきますね。
知ったかぶりとは何のこと?知ったかぶりの意味を解説!
「知らないなら、素直に知らないって言えばいいのに…」
なんて、他の人に対して思う事ありますよね。知ったかぶりとは、本当はよく知らない、もしくは全く知らないのに、とてもよく知っているフリをすること。
「うんうん。それ知ってる。アレだよね。なんだっけ、ほら、アレアレ。」
など、実際には知識がないので、具体的な事は何も言えないにも関わらず「自分はよく知っている」という姿勢を崩さず、得意げになっているのです。
知ったかぶりをする人の心理や理由とは?
知らない事柄を素直に知らないといえない、知ったかぶりする人。知ったかぶりをする事で、会話がぎこちなくなったり、恥ずかしい思いをしてしまう事もありますよね。
まずは、知ったかぶりをしてしまう人の具体的な心理や理由についてチェックしていきましょう。
知ったかぶりの心理や理由1. 周囲から優秀な人だと思われたい
自分の知らない事柄について、よく知っている人がいると、素直に感心してしまいますよね。知ったかぶりする人は、周囲の人に賞賛してほしいという気持ちが強い人。
「知識がたくさん=すごい人=優秀な人」と、知ったかぶりする人は考えているのです。
そのため、自分がよく知らない事に関しても、さもよく知っているかのように振る舞ってしまいます。
知ったかぶりの心理や理由2. 無知な自分を晒したくない
知ったかぶりする人は、「知らない=恥ずかしい」と考えています。
そして、「知識がなくて恥ずかしい姿を人には晒したくない!」という意識がとても強いため、つい、知ったかぶりをしてしまうという特徴もあります。
知ったかぶりをして、うまく説明できずにその場がぎこちなくなったり、後で面倒な事になったりしても、「自分の恥ずかしい姿を晒すよりずっとマシ!」と考えているのです。
知ったかぶりの心理や理由3. 相手よりも優位な立場に立ちたい
知ったかぶりをする人は、自分と他人、どちらの方がより優れているのかがとても気にします。
そして、自分が「この人には敵わない。」と認めるぐらい優秀な人でない限り、自分の方が常に優位な立場でいたいと強く思っているのです。
さらに、「知識が豊富=優秀=相手より優れている自分」と考えているため、どんな事柄でもいち早く反応し、自分がよく知っているという素振りをして、自分の優秀さをアピールします。
知ったかぶりの心理や理由4. 知らない事がばれて、仲間外れにされたくない
「昨日のドラマ、最後めっちゃすごかったね。まさか、あの展開になるとは思わなかった〜。」
など、知ってて当然のように話が進んでいる場合、「ごめん。そのドラマ見てないから分かんない。」などとは言い出しにくく、思わず知ったかぶりをしてしまう心理です。
この場合、「ドラマみてないって言ったら、仲間外れにされちゃうかな?」という不安な気持ちから、知ったかぶりをしてしまうのです。
どんな人なの?知ったかぶりをする人の特徴5つ
息を吐くように自然と知ったかぶりする人や、その場の流れで思わず知ったかぶりする人、様々なタイプがいますよね。ここでは、知ったかぶりする人に共通する特徴について、詳しくチェックしていきましょう。
知ったかぶりの特徴1. 専門用語など、わざわざ難しい言葉を使う
詳しくは知らないけどぼんやりざっくりとした知識と、その事柄に関係するいくつかの単語だけは知っている場合、知っている数少ない知識の中でも一番難しそうな言葉をわざと引っ張り出してくることがあります。
さもよく知っているかのように難しい言葉を使いますが、本当にざっくりとした薄い知識しかないため、時として読み方も間違っている場合もあり、周囲が気まずい思いをしてしまうのです。
知ったかぶりの特徴2. 負けず嫌いで、プライドが高い
「知らない事は恥!」という意識がとても強い知ったかぶりする人は、いつも自分の立ち位置を非常に気にします。
特に同僚や同期、自分と同じような家庭環境の人などの場合、「絶対に負けてはなるものか!」という負けず嫌い気質が炸裂しまくり。
なぜそんなに負けん気が強いのか、一体何の勝負なのか、知ったかぶりする人以外にはわかりませんが、無駄にプライドが高いのが特徴です。
知ったかぶりの特徴3. 寂しがりやで、かまってちゃん
みんなが知らない知識を知っている人がいると、自然と周囲の注目が集まりますよね。知ったかぶりを繰り返す人は、実はとっても寂しがりや。
「常にみんなの注目を浴びて構ってもらいたい。」という意識がとても強いため、知らない事でも知っているふりをしてしまうのです。
「みんなが注目する=かまってもらえる」と考えているため、知ったかぶりをする事で引き起こる後々の面倒な部分まで意識がまわらないのです。
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知ったかぶりの特徴4. 目立ちたがりやで見栄っ張り
知ったかぶりする人は、目には見えにくい内面部分より、人から分かりやすく評価される外面をとても大切にしています。
「知識が豊富であれば、それだけ他の人より目立つ事ができる。」という外面部分ばかり考えてしまうため、とても見栄っ張りでもあります。
内面が伴っていないハリボテの外面では、他人から本当に良い評価を得られないという事が理解できていないのです。
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知ったかぶりの特徴5. 常に周囲の目を気にしてしまう
自分がどう振る舞いたいか?という事より、「周囲にどうみられているのか?」という事を気にしてしまうため、どうしても、時として、本当はしたくない知ったかぶりをしてしまうという場合もあります。
このタイプの知ったかぶりする人は、「つい知ったかぶりしちゃったけど、止めておけば良かった!」と後から、後悔する事が多いのも特徴の一つです。
仕事にも影響する?知ったかぶりをする4つのデメリット
知ったかぶりとは、ただ知らない事を知っているように振る舞うだけという、その場限りで終わる行動ではありません。
知ったかぶりをする事によって、仕事やプライベートなど、人間関係にも多いに影響を与えてしまいます。
ここでは、知ったかぶりをする事によって発生するデメリットについて、詳しくご紹介します。
デメリット1. 仕事においてミスが増える
仕事において大切なのは「報(報告)連(連絡)相(相談)」ですよね。しかし、知ったかぶりをする事で、本当は知らない事を相談できにくい状況を自分で作ってしまうのです。
その結果、先方が望んだものとは全く違う成果物が出来上がってしまいます。
知ったかぶりする人が厄介なのは、プライドが高いために全く別物が出来上がっている事を信じていない、もしくは「俺は、完璧なものを作った!」と自信満々でいること。
そのため、要修正箇所やミスの指摘を素直に受け入れず、仕事が滞ってしまいます。
デメリット2. 話に信憑性がないので、周囲から信頼してもらえない
知ったかぶりは、嘘つきと同じ。
最初の1、2回程度の知ったかぶりなら、周囲も「つい言っちゃったのかな?」と見逃してくれそうですが、知ったかぶり常習犯ともなると、周囲の人も誰一人まともに話を聞いてくれなくなります。
知ったかぶりをし続けると、本当に知っている事に対しても信頼してもらえなくなる危険性があります。
デメリット3. 勉強をするチャンスを逃す
知らない事は恥ではありません。他人に素直に教えを請う事ができる人は、正しい知識を吸収して伸びる可能性がある人です。
しかし、知ったかぶりする人は、自分から正しい知識や新しい知識を身につけるチャンスを積極的に逃しているのです。
デメリット4. 後々恥をかくことになる
知ったかぶりをする人は、その場の勢いで知ったかぶりをしている事がほとんどなので、後々話のつじつまが合わなくなる事があります。
忘れた頃に、以前知ったかぶりした事を急に聞かれても、当時、どのように振る舞ったか覚えていないため、「あれ?それ詳しいって言ってなかったっけ?」と周囲に怪しまれてしまうのです。
イライラしない!知ったかぶりをするうざい人への対処法とは?
いつも、知ったかぶりをしてくるので、できれば関わりたくないけど、そうはいかない人っていますよね。
知ったかぶりをしてくるうざい人は、一体どのように対処したらイライラせずに済むのでしょうか?
ここでは、知ったかぶりを繰り返すうざい人への効果的な対処法について、具体的にご紹介します。
対処法1. 言っていることが伝わっているか確認をする
知ったかぶりをするうざい人は、会話の最中に分からない事があったとしても、それを顔に出しません。
知ったふりをする演技力に長けているといえます。そのため、会話の要所要所で本当に理解しているのか、繰り返して確認する必要があります。
複数人での打ち合わせなどの場合は、話している途中で知ったかぶりする人を指名して「〇〇さん、今の話の流れ、理解できない人いるかもしれないから、ちょっとポイント言ってみて。」などと、話を振ってみましょう。
この方法だと、知ったかぶりする人が本当に理解しているのかを確認することができるのでおすすめですよ。
対処法2. 小学生でも分かるような説明をしてもらう
プライドが無駄に高い知ったかぶりする人は、わざと難しい言葉をさもみんなが知っている当たり前の言葉のように使います。
言葉の意味を自分自身が理解していない事を隠すために「え?みんな当然知ってるよね?常識だよね?」というふりをするのです。
もちろん、知ったかぶりをしている本人は、意味を理解していません。
そういう場合は、「ごめん。ちょっと今の難しかったから、私にも分かるように分かりやすく説明してもらえる?」と、あえて下手に出てみましょう。
もし、その言葉を分かりやすい言葉で説明できるなら、本当に理解していると分かります。
そして、途端にしどろもどろになったり「え?知らないんですか?やだなぁ。冗談止めて下さいよ。」などと、挑発するような物言いをしてくる場合は理解してないのを隠そうとしているサインになります。
対処法3. 二人だけで話をしない
知ったかぶりを繰り返すうざい人は、自分の事が大好きです。もし、自分の知ったかぶりが原因で仕事でミスをしたとしても、絶対に認めません。
「いや、俺は指示された以上の事しましたよ。それ、〇〇さんが俺に言い忘れたって事ですよね?」
と、当たり前のように責任転嫁をしてきます。そこに罪悪感など微塵もありません。
もし、知ったかぶり常習犯のうざい人と話をしなくてはならない場合は、責任転嫁されないように、必ず他の人も交えて話をするのがおすすめです。
対処法4. 仕事以外の話であれば、聞き流すこともあり
知ったかぶりを繰り返す人は、仕事以外の話でもなんでも隙あらば知ったかぶりを繰り出します。
それは、ただ他の人に「すごいねぇ。よく知っているね。」と褒めてほしいだけの小さい子供と同じです。
関わると面倒なだけなので、できるだけ聞き流すようにしましょう。
もし、それでもしつこく反応を求められたら、「ごめんね。これ急ぎの仕事ですぐやらないと怒られちゃうの。」などと話を聞く時間がないことをアピールしましょう。
うざい人に共通する特徴から対処法まで詳しく解説します▽
なんでも知ってるフリをやめたい!知ったかぶりを直す方法
「本当は止めたいけど、つい、知ったかぶりしちゃうんだよね…。」
など、自覚ありの知ったかぶりで、知ったかぶりしてしまう自分を変えたい場合は、一体どうしたら良いのでしょうか?
ここでは、知ったかぶりをやめたい人が、知ったかぶりを直す方法を具体的にご紹介します。
改善方法1. 知ったかぶりをする事によるデメリットを認識する
まずは、自分が考える知ったかぶりをする事によって発生するメリットとデメリットを書き出してみましょう。
知ったかぶりをするメリットはいくつありますか?
おそらく、デメリットの方が圧倒的に多いでしょう。
知ったかぶりを繰り返す事で、周囲の信頼をなくす、うざい人認定をされる、話を聞いて貰えなくなるなど、大きなデメリットがありますよね。
このデメリットは、知ったかぶりを止める事でなくす事ができるのです。
改善方法2. 自己分析をして知ったかぶりをする原因を確認する
どうして自分は人前で知ったかぶりをしてしまうのか、一度じっくりと自己分析してみましょう。
知らない事が原因で仲間はずれされた経験があったり、知らないからと派手に馬鹿にされた事があったり、人によって知ったかぶりをするようになった原因はそれぞれです。
自分が知ったかぶりするようになった原因が分かれば、少しずつでも知ったかぶりを止めやすくなりますよ。
改善方法3. 無駄な見栄を捨て、分からないことがあれば素直に聞く
「知らないと他の人に馬鹿にされる!」と強く思い込んでいませんか?
それは、ただの自意識過剰。あなたが知らない事を他の人はそこまで気にしていません。まずは、小さな事でいいので、自分が知らない事を周囲の人に尋ねてみましょう。
きっと、誰もあなたを馬鹿にすることなく、親切に教えてくれるはず。
そうやって、少しずつ「分からない事は、素直に聞く。」という練習を繰り返していきましょう。
改善方法4. 自分に自信をつける努力を怠らない
知識が少ないために、つい知ったかぶりを繰り返してしまうのであれば、実際に知識を身につけましょう。
知ったかぶりをする必要がないぐらい知識をつければ、自然と知ったかぶりしようとする気持ちもなくなっていきます。
同時に自分自身に対して自信もつくので、名実共に堂々と振る舞えるようにもなるでしょう。そして、身につけた知識を持って確かな結果を出し、周囲に認めてもらいましょう。
【参考記事】はこちら▽
知ったかぶりな人とは上手に関わっていきましょう。
知ったかぶりは、デメリットしかありません。本当に止めたいと思うのであれば、今すぐにでも知ったかぶりを止められるよう、対処するのがおすすめです。
また、周囲に知ったかぶりを繰り返すうざい人がいる場合、毎回まともに相手にしていては、自分が疲れてしまうだけ。当たり障りなく上手にかわしていきましょう。
【参考記事】はこちら▽
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