情緒不安定になる女性あるあるとは?直し方&周囲にいる時の対応方法まで解説!
情緒不安定になる女性っていますよね。
自分の意思とは関係なく襲ってくる情緒不安定な状態。常に悩まされている人もいれば、毎月定期的に陥ってしまう人もいると思います。
「仕事でストレスが溜まるから」「ホルモンバランスの問題だから」そうやって諦めている人もいるのではないでしょうか。
今回は、情緒不安定になる原因や理由から、不安定な状態になっている時の特徴、どうしたら改善できるのかをご紹介します。
情緒不安定な状態をそのままにすると、自分自身ストレスを抱え込んでしまう他、彼氏さんや周りの方などに迷惑をかけてしまうこともあります。
紹介することを実践しながら、諦めずに立ち向かっていきましょう。
情緒不安定な女性の行動や症状
態度や行動に表れやすい情緒不安定。感情が不安定な状態なので、ふとしたキッカケで喜怒哀楽いずれかの感情として爆発してしまいます。
ここでは、よくある情緒不安定の症状や行動をご紹介します。情緒不安定度チェックにも使えますよ。
症状1. 急に怒り出したり機嫌が悪くなる
ホルモンバランスの乱れや蓄積したストレスが原因で、ちょっとしたことで怒りだすというのは情緒不安定な女性によくあること。朝一から不機嫌でムスっとしていたり、話しかけるなという雰囲気を出していたり。
そんな時に話しかけてしまって、半ば理不尽に怒られてしまった経験がある人もいるでしょう。そんな時は、本人も感情をコントロール出来ていない状態なのです。
症状2. 何もやる気が起きない
長期的なストレスにさらされていると、思考がまとまらなくなり考える事自体が辛くなってしまいます。その結果、何もやる気が起きなくなってしまう事態に。
「やらなきゃいけない、でも出来ない」その繰り返しで余計にストレスが溜まっていってしまうことも。ここまで来ている場合は、自身でのコントロールは難しいかもしれませんので、病院に相談してみることをおすすめします。
症状3. 感情の起伏が激しい
ストレス等が原因で感情のコントロールが難しくなった時、感情は「怒り」にも「悲しみ」にも振れ、非常に不安定な精神状態になります。さっきまで激怒していたのに、突然涙を流したり、機嫌が良いと思ったら、突然ムスっとしたり。
短時間の間に喜怒哀楽がガラっと変わるので、その情緒不安定さに周りの人は困惑してしまいます。
症状4. 何事もネガティブに捉えてしまう
情緒不安定な時は心が弱っている状態です。心が弱っている時は、物事をポジティブに捉えるのは難しく、どうしてもネガティブに捉えてしまいます。
仕事など、何をやるにも「上手くいかないんじゃないか」と不安になったり、前向きな励ましの言葉でさえも重荷に感じたりしてしまいます。実際には自分にとって悪いことじゃなかったとしても後ろ向きに捉えてしまうのです。
症状5. 一人でいることが耐えられず、人と会いたくなくなる
精神が不安定な時、自分一人でネガティブな感情と向き合うことに耐えられなくなり、人に助けを求めることがあります。誰かと一緒に居ること。気を紛らわそうとするわけですね。
しかし、誰かと一緒に居ることを精神的安定の柱としてしまうと、依存体質になってしまうことも。依存体質になってしまうと、一緒にいる人が居なくなった時に余計に情緒不安定になってしまうことも多いのが特徴です。
症状6. 唐突に泣き出す
常に精神が張り詰めている状態ともいえる情緒不安定。張り詰めた糸が切れるように、突然泣き出してしまうこともあります。もともと辛い気持ちを隠している状態なので、ふとしたキッカケで涙と共に感情が溢れだしてしまうのです。
感情が高ぶるという意味では、泣くことも怒ることも同じなので、怒った直後に涙するという事も多いですね。
女性は情緒不安定になりやすい?情緒不安定になる女性の原因や理由は?
男性に比べ、女性は情緒不安定になりやすいといわれています。女性特有の人間関係や体質的な問題がその原因になっていることも。
ここでは、日常的な生活で、よくある情緒不安定の原因をご紹介します。原因を知ることで、事前に対処できることもありますので、ぜひ参考にして下さいね。
原因や理由1. 人間関係のストレス
仕事でも学校でも、人間関係に気を遣うのは疲れるものですね。特に女性の世界での人間関係は、男性の世界より複雑と言われていて、「周りに合わせないといけない」「グループ同士の争いがある」など、非常にストレスがたまりやすい環境です。
一日の大半をストレスが溜まる環境で過ごさないといけないうえに、それを発散する機会が少ない場合はストレスが中々抜けずに溜まってしまい、情緒不安定に繋がってしまいます。
原因や理由2. 睡眠不足などの不規則な生活
睡眠時間が少なかったり、昼夜逆転した生活を送っていると頭も体も気怠くなってしまいますよね。そうなった時は精神的にも疲れてしまっている状態です。ホルモンバランスも崩れやすくなり、頭もいつも通り働きません。
ストレスが溜まりやすい状態に陥った上に、頭が働きにくい事で仕事のミスなども増え、さらにストレスが溜まる悪循環に陥る可能性があります。
原因や理由3. 仕事や恋愛が思い通りに行かない
最高のパフォーマンスを引き出すには、安定した精神状態が必須です。仕事でミスをしてしまい怒られたり、恋人とすれ違いが生じ上手くいっていない時は情緒不安定になってしまいます。
情緒不安定になった結果、さらにミスが増えたり喧嘩が増えたりと悪循環に落ちってしまうことも。まずは、一度落ち着いて心の余裕を取り戻すことが先決です。
原因や理由4. 生理やホルモンバランスの変化
生理前、イライラしたり感情的になったりと不調を感じる女性は多いと思います。女性の体は生理周期や年齢によってホルモンバランスが乱れることも。
自分の意思とは関係なく、「なんとなく情緒不安定になっているかも」と感じる時は、女性特有の生理の関係があるかも知れません。
情緒不安定になりやすい女性の特徴
女性の中でも、もともとの性格的に情緒不安定になりやすい人とそうでない人がいます。ここでは、情緒不安定に陥りやすい女性の性格をご紹介します。
自分の性格と照らし合わせてみると、自分が情緒不安定になりやすい性格かわかってくるのではないでしょうか。
特徴1. 繊細でネガティブな人
繊細な性格の人は、他の人より気を遣ったり落ち込んだりすることが多く「些細な事を気にして引きずってしまう」「ちょっとした言葉で傷付いてしまう」そんな理由で人一倍ストレスが溜まってしまいます。
物事をネガティブに捉え、前向きになれないこともストレスの要因になってしまい、情緒不安定になりやすい性格といえます。
特徴2. 周囲の目を気にしてしまう人
人の目を気にするという事は、常に神経を張り詰めている状態なのでストレスが溜まらないわけありません。それは、「今日の服装おかしくないかな」といった恥をかきたくない気持ちや、「仕事や勉強が出来ない人と思われたくない」といった見栄を張りたい気持ちまで。
人の目を気にするあまり、自分自身でストレスの原因を作り出しているタイプですね。
特徴3. 趣味が無く、ストレスの発散方法がない人
仕事や学校でのストレスは適度に発散しないとストレスが溜まる一方ですよね。スポーツやゲームなど、何かしらの趣味がある場合は、それに没頭することで頭を切り替えることができ、ストレス解消に繋がります。
しかし、趣味も無くやることも無い場合は頭を切り替えるタイミングが難しく、ストレスを発散できずに溜まるばかりになってしまいます。
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特徴4. SNSの更新頻度が高い人
多くのユーザーと様々な事を共有できるのが魅力のSNS。その魅力も裏を返せば「誰かと繋がっていたい」という気持ちの表れ。SNSに没頭する女性の多くは、寂しさや孤独を抱えていたり、共感してもらう事で誰かに認められたいという気持ちを抱えています。
SNSを程々に利用する分にはいいですが、SNSに依存してしまい振り回されている人は精神的に不安定といえますね。
特徴5. コンプレックスが強く、自信がない人
不安はストレスの大きな原因です。強いコンプレックスを持っている人は、自分に自信がないので常に不安を抱えている状態。誰かに怒られたりするような直接的な出来事がなくても、自らが持っている劣等感でストレスを溜めてしまうのです。
劣等感がもたらす不安は精神の安定を脅かし、結果的に情緒不安定に繋がってしまうことが多くなります。
どうしたら直るの?情緒不安定な女性の改善方法
情緒不安定な時、辛い気持ちを我慢してやり過ごすだけでは本当の改善は見込めません。根本的に改善したい場合は、日頃からストレスを発散し、リラックス出来るように過ごす事がおすすめです。
ここでは、ストレスを溜め込まないためのポイントをご紹介します。
改善方法1. 自分に合ったストレスの発散方法を見つける
ストレスを溜め込まないようにするためには、ストレスの原因となる問題と向き合わないようにする事が大切です。「好きなものを食べに行く」「景色の綺麗な所で癒やされる」自分が好きな事なら何でもいいので、嫌なことを忘れて楽しめる時間を作りましょう。
ストレスが原因で悩み、悩んだことで余計にストレスが溜まる、そんな悪循環を断ち切りましょう。
改善方法2. 湯船に浸かってリラックスする
入浴時、シャワーだけで済ませてしまう人も多いと思います。しかし、せっかくお風呂に入るのであれば湯船に浸かってリラックスしましょう。38~40℃ぐらいの熱すぎないお湯につかり、頭を空にしてリラックスするのです。
「お風呂が面倒くさい」と思っている場合は、スマホを防水袋に入れるなどして持ち込み、音楽や動画を再生させながらお風呂に入るのもおすすめですよ。温かい一人だけの空間で、好きな音楽や映像を楽しむことで、疲れもストレスも緩和されます。
改善方法3. 定期的に運動をして汗を流す
思いっきりスポーツをして頭がスッキリした経験がある人もいると思います。脳内物質のお陰もありますが、運動中は基本的に余計な事は考えずに運動に集中しますよね。
嫌なことを忘れて一つのことに熱中し、汗をかくことで身も心もスッキリします。また、適度に疲れると睡眠の質も良くなるのでグッスリ眠ることができ、その点もストレス解消に繋がります。
改善方法4. 規則的な生活習慣を心掛ける
身体をリラックスさせるためには、身体のリズムを整えてあげることが大切です。「徹夜して朝に寝る」「日中ずっと寝て過ごす」このように、日によって異なる不規則な生活を送ると、頭が混乱してしまいます。その結果、寝ても疲れが取れにくかったり、起きている間も怠い状態が続いたり。
出来る限りいつも同じリズムを保つようにして、頭や身体へのストレスを減らしてあげることが重要ですね。
改善方法5. 生理周期を把握して心の準備をする
女性であれば一度は経験したことがある生理前の情緒不安定。生理周期を把握すると、生理前にイライラしてきても「このイライラは生理前のアレだ」と自分で気付くことができます。
イライラの原因がわかっているのといないのじゃ、心構えも違いますよね。その時期は、いつもより自分を甘やかす期間にし、ゆっくりお風呂に入ったり、普段我慢しているプチ贅沢をしたりして、心のバランスをとりましょう。
情緒不安定な女性への正しい対応や接し方とは?
相手が情緒不安定な状態の時は対応が難しいですよね。下手に対応すると怒りを買ったり悲しませたりしてしまいます。
ここでは、波風をたてずにうまく対応する方法をご紹介します。難しいことではないので、ぜひ参考にしてみて下さい。
対応1. 話に共感し、アドバイスをしないようにする
女性の愚痴や相談は、あくまでも共感してもらうためにするもの。「解決・改善策を教えてほしい」と思って話しているわけではありません。
男性の多くはついついアドバイスをしてしまいがちですが、それは逆効果。女性をイライラさせてしまう原因になります。
特に情緒不安定な時にアドバイスをしてしまったりすると、女性が激怒してしまうことも。話に合わせて共感し、相槌をうちながら相手にリラックスしてもらえるような空気を作ることに徹しましょう。
対応2. 何をしても収まらない場合は、静かに近くにいる
情緒不安定になっている時の女性は、冷静な思考を保てない場合もあります。刺激に敏感で、良かれと思って言ってくれた事に対しても、激怒したり悲しんだりしてしまうので、そんな時は刺激を極力減らす事が得策です。
相手が情緒不安定な時は、無理してなだめようとせずに、そっとそばに寄り添いましょう。直接相談に乗ったり、頭を撫でたりしなくても、誰かが傍にいるだけで落ち着けますよ。
対応3. 気分転換や、ストレスの発散に付き合う
「誰かと話しているうちに悩んでいる事を忘れていた」そんな経験がある人も多いと思います。自分だけじゃどうしても悩み事などが気になってしますが、誰かと話したり一緒に遊んでいると、そちらに集中して気が紛れるのです。
情緒不安定な相手と一緒にいる時は、ストレスの元となる事を考えさせないように、一緒に気分転換をしてあげるといいですね。
情緒不安定になってしまう時は、自分に合った対処法を見つけてみて。
情緒不安定な状態で辛い思いをしている女性は少なくないはず。しかし、「性格だから」と諦めてしまっては辛い状態が長引いてしまいます。
今回の記事で紹介したように、情緒不安定になる理由にはストレスが密接に関係していますので、ストレスを溜め込まず適度に発散していく必要があります。
全部を一度に改善していくのは難しいですが、ストレス解消を意識しながら生活していけば改善は可能なので、無理をしない程度に生活を変えていきましょう。
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