独りよがりの意味とは?自分勝手な男女の特徴や恋愛観から直し方まで解説
独りよがりな人っていますよね。
自分の考えを尊重するばかりで、周りの意見を無視しがちになってしまう独りよがりな性格は、周りの人とうまくコミュニケーションが取れず、損をしてしまうことがあります。
今回は、独りよがりの意味や、独りよがりな人の特徴や恋愛心理を紹介していきます。無意識に独りよがりな行動をして、周りに迷惑をかけていないか見直したい人は、ぜひ参考にしてください。
「独りよがり」の意味とは?
独りよがりの意味は、自分の中で出した結論ばかり目を傾け、相手の意見や気持ちを尊重しない、一方的な主張や考え方をすることです。
いわゆる、「自己完結型」ですね。
自分は良かれと思ってやっていることも、もしかしたら迷惑に感じているかもしれません。
加えて独りよがりとは、周りのことを考えず、自分のことだけを優先してしまう人も、このように表します。
自分の中から視野を広げることが難しく、上手にコミュニケーションが取れず、失敗した人もいるでしょう。
独りよがりな人に共通する特徴とは
独りよがりな人には、どのような特徴があるのでしょうか?
自分の中で、正しいと思っていることを純粋に尊重する人たちの中にも、もしかしたら独りよがりな性格を周りに出している人がいるかもしれません。
ここでは、独りよがりな人がやってしまいそうな特徴やケースをいくつか取り上げてみます。
特徴1. なんでも自己完結しようとするため、根本的に友達や仲間が少ない
具体的にこうすれば上手くいくといった段取りを全て自分で考えてしまい、なんでも自分のやり方や基準で考えてしまうことから、周りの人と協力して行う仕事がうまくいかないことがあります。
自分の考えていることとは違った行動を周りが取れば、そのやり方に疑問を感じたり、自分のやり方を押し付けてしまうこともあるでしょう。思わぬ発言で相手をイラッとさせてしまうことから、友達を作るのが難しい人もいます。
特徴2. マイペースで協調性がなく、空気が読めない
独りよがりの人達には、自分のやり方を尊重し、周りと同じペースで仕事を進めるのが難しい人もいるでしょう。
与えられた役割分担を無視して、別のことをやってしまったり、人のペースに合わせることができず、周りとうまくいかなかったりと、複数の人達で何かを成すときは、何かと相手を不快にさせてしまう人もいます。
特徴3. 自己肯定感が高くて前向きな反面、自分が何でも正しいと思い込んでしまうかも
独りよがりな人たちの中には、自分のいいところ、悪いところを両方見つめたうえで、しっかりと自分を受け入れられる、前向きな性格を持っている人もいます。
何事にも、自分の考えをもち、どうしたらいいのかをしっかり考えられるのは、意欲的に物事に挑戦できる長所です。
その反面、自分の考えたことを肯定しすぎて、周りの人の考えを劣っていると感じてしまうこともあるでしょう。ついつい周りの人より自分が優れていると考えてしまうことで、トラブルを引き起こさないよう気を付ける必要があります。
特徴4. 視野が狭く、物事を俯瞰的に見れない
どんなことにも自分で考え行動する意欲の高い独りよがりな人は、ついつい周りの意見や考えを否定したり、自分の考え方が優れていると考えてしまうかもしれません。
そんな特徴ゆえに、周りに目が届かず、チームは自分にどんな仕事を求めているのかを見失ってしまうこともあります。
自分の考えを尊重し、相手の求めている仕事や結果が出せない時もあるかもしれません。論理的に考えた自分の考えが最適だと思い込み、時に視野の狭い判断が周りを困らせることもあります。
特徴5. コミュニケーション能力が低く、周囲から嫌われやすい
どんな時でも自分の考えを持っている独りよがりな人の中には、周りに自分の意見を押し付けてしまう人もいます。みんなと一緒のペースで仕事をしたり、コミュニケーションを取るのが苦手な人も。
チーム全体で考えがまとまっているにも関わらず、自分の考えを主張して周りの士気を落としてしまうこともあるでしょう。自分の意見を強く信じているからこそ、周りとの協調性が欠けてしまうのです。
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特徴6. リーダーシップはあるが、基本的に上から目線になりがち
物事を進める段取りを決めたり、役割分担をするのは、誰だって勇気が必要なことですが、自分の頭の中で具体的にどうやればいいのか組み立てられる人は、リーダーシップが高いという特徴があります。
ですが、自分の考えを尊重しがちな性格ゆえに、上から目線で人に接してしまい、周りから嫌がられてしまうこともあるでしょう。時には相手のことを考えず、自己中な意見を押し付けてしまい、相手を不快にさせてしまうこともあります。
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特徴7. 物事を論理的に捉えるのが好きで、理屈っぽい
具体的に、どのように物事を進めれば上手くいくのか、根拠のある考え方を自分の中で組み立てられることから、理屈の通った意見をしっかりと主張できる特徴があります。
ですが、仕事になってくると、相手のペースや気持ちに目を向けず発言してしまうため、周りから冷たい人と思われてしまう可能性もあります。
独りよがりな人に共通する性格は?
独りよがりな人はどのような性格をしているのでしょうか。独りよがりな人がどんな考えを持っているのか、特徴的な性格について紹介していきます。
自分の中では、こんな考えが当たり前と思っていることも、周囲から見れば、あまり良くない印象を持たれているかもしれません。自分に当てはめて考えてみましょう。
性格1. 頑固な性格で、人の助言に耳を傾けない
独りよがりな人は、自分の考えに自信を持っていることから、人の意見を聞いたり、助言を受け付けない性格をしています。
人から助言を受けた時は、自分の考えが周りより劣っていると認めたくないばかりに、頑固な性格を張ってしまいます。自信家ゆえに、自分の考えに強くプライドを持っているからこそ、人の意見を受け付けるのが難しいんです。
性格2. 自己愛が強く、自分と価値観が合わない人を毛嫌いする
独りよがりな人はどんな時でも、しっかりと自分の考えを持って行動できることから、たくさんの場面で、周りの人と考え方が違うことが多いでしょう。
論理的に自分の中で、結論を決めつけていることがあれば、他の人のやり方、考え方に納得がいかず、毛嫌いしてしまうこともあります。自分の考えを優先し、相手の気持ちを汲み取ることを忘れがちになることから、周りから浮いてしまうこともありますね。
性格3. 自己中心的な性格で相手の目線になって物事を考えられない
自分の考えを積極的に主張し、リーダーシップのある行動をしてくれる反面、他の人の意見に耳を傾けず、ただ自分の考えている通りにやれば、全部こなせると思い込んでしまうことも節があります。
他の人の事情を計画に盛り込まず、相手を困らせてしまう局面もあることから、臨機応変な対応が時に難しいことも。上司の場合、責任が多くなったり、ノルマをこなす必要があるため、余計に視野が狭くなってしまうこともあります。
性格4. プライドが高く、自分の非を素直に認めらない
論理的にやり方を組み立て、それを信じて行動する人たちの中には、自分の非を素直に認められない人もいます。特に、一つ一つの段取りに自分の納得のいく結論を導きだしているのであれば、なおさら、間違いを認めるのは難しいでしょう。
自分を信じて何事にも挑戦的な姿勢を示せる独りよがりな人達の中には、プライドが高い人が多く、リーダーを引き受けて周りに強気で自分の意見を主張するため、失敗した時に自分のミスを認めることが恥ずかしいと思ってしまうのです。
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性格5. 心配性な性格で、基本的に人のことを信用していない
視野が狭く、人とは違ったやり方で物事を進めるのが得意な独りよがりな人は、周りから注目を集めたり、変な目で見られることもあります。それ故に、いろんな心配をしてしまい、自分の殻に閉じこもってしまうことも。
無理に強がり、人のアドバイスを跳ね除けてしまったら、余計に周りとの人間関係が悪化し、周りと上手にコミュニケーションが取れなくなることもあるでしょう。
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性格6. 実は寂しがりやで誰かに構ってほしいと思っている
周りの人と協調性のある行動よりも、論理的に自分の頭で組み立てたやり方を尊重する独りよがりな人は、自然と一人になることが多いのが特徴です。
仲のいい友達と一緒になって何かをやるより、自分で考えた効率的な方法を優先している人は、孤独な時間をたくさん過ごしていることもあります。
時には、「構ってほしい」「仲良く楽しみながらいろんなことに取り組みたい」と思う時もあるんです。
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仕事場で独りよがりな振る舞いをするのはデメリットが多い
社会人になり、一人一人が責任を負いながら仕事をする環境では、独りよがりな性格はたくさんのデメリットを招いてしまいます。
特に上司として、立場の弱い部下に指示を出すようになれば、なおさら視野を広く持つことが重要ようです。
ここでは、社会の中で起こりがちな、独りよがりのケースを紹介していきます。
デメリット1. 人の指摘やアドバイスを聞き入れないため、円滑なコミュニケーションができない
仕事がうまくいかず、どうしていいかわからない時も、独りよがりな人は、周りの意見を尊重することが難しく、仕事が円滑に進まないこともあるでしょう。
こうしたほうが絶対に上手くいくと、自分の中で考えを固めてしまうことで、行き詰った時も解決に時間をかけてしまいます。
周りからアドバイスをもらっても受け付けない姿勢が、人からの信用を失い、気が付けば一人でずっと困ってしまうこともあり得ます。
デメリット2. 部下に高圧的な態度を取るため、後輩から距離を置かれやすい
大きな仕事を役割分担しながらこなしていく上司になると、仕事を受け持っている部下の事情を汲み取らず、強い立場から相手を困らせてしまうこともあります。
周りの部下に、話を聞かない男性だと思われてしまえば、仕事を相談してもらいにくくなり、チーム全体の業務効率が落ちることも。
独りよがりな高圧的な態度が、いつまでも周りを困らせることから、部下や後輩からの信用を失ってしまうんです。
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デメリット3. 仕事も自己完結しようとするため、協調性がない印象を抱かれやすい
独りよがりな人の中には、なんでも仕事を一人でやろうとしてしまう人もいます。周りの手やサポートを借りず、なんでも一人で抱え込んでしまうことから、逆に時間がかかったり、周りの人を困らせてしまうことがあります。
なんでも一人で仕事を続けるあまり、次第に協力的な人が離れていきます。人が寄り付かなくなり、気付けば協調性のない人だと、職場の人達に印象付けられてしまうでしょう。
デメリット4. 人を信用しないため、反対に上司からも信用されないため出世するのが難しい
自分の考えばかり信じて、上司の意見を信じれず、一人で勝手に行動してしまえば、手助けすることが難しく、愛想をつかされることもあります。
自分より仕事をたくさんこなしてきた上司から、いろんなことを吸収するのが難しい独りよがりな人は、成長が遅れてしまい、周りの人に差をつけられてしまう恐れがあります。
こうなってしまうと、上司とのコミュニケーションの機会も減り、出世にも影響することでしょう。
独りよがりな人の恋愛観は?
独りよがりな考えを持っている人は、恋愛に対してどのような考え方を持っているのでしょうか。恋人同士で起こるトラブルも偏った考え方が原因の場合があります。
ここでは、独りよがりな人の恋愛観を紹介していきます。独りよがりな人の心理を理解し、上手に対処できるようになりましょう。
恋愛観1. 自分の主張を相手に押し付けてしまうため、基本的に交際は長続きしない
亭主関白が当たり前、付き合ったのなら、彼氏は他の女性と話してはいけない。このような偏った考え方を、独りよがりな人は抱えているかもしれません。
自分の価値観にばかり目を向け、相手の気持ちを理解することを忘れてしまうので、嫌われてしまう恐れがあります。
常に自分の考えを尊重する癖がついていることから、喧嘩が多くなることはもちろん、呆れられて交際が長続きしないんです。
恋愛観2. 彼氏や彼女より自分が正しいと思ってしまうため、恋人とケンカが絶えない
恋人の気持ちを考えず、一方的に自分の考えばかりを優先してしまい、恋人に一方的に我慢させてしまうこともあるでしょう。特に気が強い男性であれば、より威圧感が増し、女性を不快にさせてしまいます。
お互いを思いやり、大切にし合う恋愛関係に、自分の固定観念を押し付けていることから、独りよがりな性格が、頻繁にケンカを引き起こしたり、別れるきっかけを作ってしまいます。
恋愛観3. 相手の気持ちが分からないため、一方的に尽くしすぎたりする
独りよがりな人の中には、好きな彼女にとことん尽くそうと、たくさんお節介をかけている人もいます。自分は良かれと思ってやっていることでも、次第に相手が重たく感じて嫌がられることもあります。
親身になってやってくれている善意を断るのは、良心が痛むことでもあり、尽くすことがきっかけで相手を疲れさせてしまうこともあるでしょう。
尽くしすぎたあまり、相手が気を使って疲れ、恋愛関係を辞めたいと思わせてしまうこともあるんです。
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恋愛観4. 独占欲が強く、過度に干渉したり束縛したりしやすい
恋人だから、好きなだけ話していい、遊んでいいと考えている独りよがりな人は、恋人の事情を考えることなく、一方的に構ってもらおうと、ひたすらアプローチをしてしまいます。
相手の仕事が忙しかったり、友人と遊んでいる時に、メールの返信が来ず、勝手にストレスを抱えてしまう人もいるでしょう。独占欲が強い独りよがりな人は、自分との時間を大切にしてほしいあまり、プライベートに干渉したり、強く束縛してしまうんです。
恋愛観5. 自分勝手で彼氏や彼女を平気で振り回したりする
仕事より恋愛が優先といった考え方をしている独りよがりな人は、相手が明日仕事で忙しいにも関わらず、夜遅くまで家に残ったり、メールしたりと、迷惑をかけているかもしれません。
自分の恋愛の価値観ばかりに目を向けるあまり、思いやりを見失ってしまうこともあります。あまりにもしつこい場合は、怒られたり、はっきりと反発され、ケンカすることも。
自己中心的な考えを恋人に押し付けることで、たくさんの苦労をかける人もいます。
独りよがりな性格を改善する対処法や直し方とは?
根拠のある考え方を自分の中で作ってしまっている独りよがりな人は、周りの人の意見に耳を傾けるのが難しく、性格を改善するのが難しいんです。
ですが、このまま性格が変わらないと周りに嫌われたままになってしまうことも。
そこでここからは、癖になってしまっている独りよがりな考え方の直し方を紹介していきます。
直す方法1. まずは自分の意見を押し通そうとせず、人の話に耳を傾ける癖をつける
どれだけ自分の考え方に正当性があったとしても、真っ先に相手の意見を跳ね除けず、相手の意見にきちんと耳を傾けましょう。その際、自分を基準に相手の意見を考えるのではなく、相手の事情や性格を汲んだうえで尊重する癖をつけることが大切です。
最善じゃないと思ったとしても、その考え方が通用するのであれば、意見を尊重する癖をつけることで、自然と周りとのコミュニケーションが上手くいくようになります。
直す方法2. 人と話す時は明るく笑顔で接することを意識してみる
自分の中で納得できる考えがあるのに、周りから反対意見を言われるのは、嫌な気持ちになるかもしれません。しかし、自分の考え方が周りの人と同じとは限りません。人の意見は、みんながもっとやりやすい意見が聞けると、意欲的な姿勢を持つようにしましょう。
笑顔で人と接する癖をつければ、周りの人への印象が良くなりますし、否定的な固定概念を和らげてくれます。自分の意見に正当性があったとしても、その考えを強引に押し付けないようにしましょう。
直す方法3. 彼氏や彼女、仲の良い友達など、身近な人くらいには信用をおくようにする
独りよがりな考え方を治したくても、どうしても自分の意見を曲げられない人もいます。そんな人たちは、仲の良い友達や身近な人の意見を取り入れましょう。
仲の良い友人の意見であれば、快く賛成できる。そんな人とのコミュニケーションを通じて、少しずつ、なんでも主観的に見てしまう考え方に対処していきましょう。
客観的な意見を取り入れながら、論理的なやり方を考えられるようになれば、信頼してもらえるリーダーを目指すことができます。
直す方法4. 自分の事だけでなく、周囲のことも考えられる視野や心の広さを持つ
独りよがりな考え方を持ちながら、上司やリーダーの役割を担うことになったなら、自分の考えを絶対に優先させると最初から決めつけるのではなく、常にみんなの意見を取り入れながら、やり方を決めていきましょう。
その考え方が最善じゃなくても通用するのであれば、積極的に採用していくと、メンバーの士気を上げることができます。何事も自分の考えを基準に考える癖を直していくことで、気持ちよく仕事がこなせるようになるでしょう。
直す方法5. 怒られた時は、素直に非を認めてきちんと謝る
独りよがりな人の中には、自分の考え方や行動に問題を見つけられず、人に注意されても反発してしまうことがあります。自分が良くても、知らないうちに周りの人に迷惑をかけていることもあります。
すぐに反対するのではなく、なぜ反対されたのか、相手の気持ちを考えながら反省することが大切です。きちんと謝り、考え方を正さなければ、周りとの協調性を失い、あなたから人が離れていく恐れがあります。
孤立しがちな独りよがりな性格は、少しずつ意識して直しましょう。
独りよがりな人じゃなくても、根拠のある自分の考えを変えるのは難しいことでしょう。もしかしたら、あなたも無意識に独りよがりな行動をしているかもしれません。
今回紹介した独りよがりの意味や直し方をきっかけに、自分の良くない点を改善してみてくださいね。
恋愛をしている人は、強引に自分の価値観を押し付けないように気を付けましょう。
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