嫉妬とやきもちの違いは?対処法と恋人と良い距離感でいるポイントを紹介!

高峰ナナ 2022.05.05
恋人がいるのに不安な気持ちでいっぱいな方へ。この記事では、嫉妬とやきもちの違いから、恋人に嫉妬してしまう瞬間、嫉妬しないようにする方法まで詳しく解説します!

「嫉妬」と「やきもち」の違いは?それぞれどういう意味なの?

「嫉妬」と「やきもち」の違いは?

嫉妬とやきもちの違いは一見ないように思えますが、感情の重さや向けられる相手によって使い方に違いがあります。

「やきもち」は、好意を抱いている人が、自分以外の人や物に関心が向いた瞬間に嫌がったり寂しくなったりする感情。

そのため関心がまた自分に戻ってくれば、安心して気が収まります。

一方、「嫉妬」はこのやきもちが成長して、妬みや嫉みの感情が強くなり、よりネガティブでドロドロしたイメージ。

恋人だけではなく、第三者にまで憎しみが向けられ、なかなか気持ちが収まらないところが、やきもちとの違いです。


恋人に嫉妬してしまう時はどんな時?具体的なシーンやあるあるを紹介!

「なんで自分は嫉妬してしまうのかな?」

「自分はどのタイミングで恋人に嫉妬してしまうんだろう?」

自分が恋人に対して嫉妬するタイミングがわからないと、どのように対処していいかわからないですよね。

ここからは恋人に嫉妬してしまう時はどんな時なのか、あるあるのシーンを15つ紹介します。

男性が女性に嫉妬するタイミングを具体的に確認していきましょう。


嫉妬する時1. 自分以外の異性と楽しそうに接していた時

恋人が他の異性と楽しそうにしている瞬間を目の当たりにすると、自分よりそっちの方が良いのかと疑ってしまうもの。

「何を話しているのかな?」「自分と話すより楽しそうだな…。」と気になり、妬みや嫉みの気持ちがでてきます。

さらに相手が恋人を呼び捨てにしていたら、「どんな関係なの?」と不安が募るばかり。

「もしかすると恋人が相手に気持ちが向いてしまうのでは?」とどんどん疑心暗鬼になりがちです。


嫉妬する時2. 会話の中で異性の名前が出た時

自分と話をしている時に他の異性の名前が出てくると、「もしかして関係を持っているかも。怪しいなあ。」疑ってしまう心理が働きます。

例えば「今日学校で◯◯君がノート貸してくれて~」と言われると、「◯◯君が彼女に言い寄っているのでは?」と思い過ぎてしまうことも。

どうして自分と話している時にわざわざ異性の話題をするのか、恋人や第三者に対して不安や不信感を募らせてしまいます。


嫉妬する時3. 自分よりも友達や仕事を優先された時

せっかく恋人をデートに誘ったのに、他の用事を優先されると自分を後回しにされたことに悔しさを覚えてしまいます。

「その日友達と約束しちゃった」

「この日急に仕事が入って~」

と断られると、悔しさを通り越してふつふつと怒りがこみ上げることも

「自分より友人や仕事の方が大事なのか?」と第三者の方が優れていると勘違いして、妬みや嫉みの感情が強くなっていきます。


嫉妬する時4. 元恋人との思い出話をされた時

今は自分と付き合っているのに、わざわざ昔の恋人の話をしてくる必要はないと考えるもの。

デート中に「この場所、前の彼女と来たな~」なんて言われると、「元カノにまだ未練があるの?」と疑ってしまいます。

その話に対抗して「私もこの店元カレと来てさ~」と話を切り出して、逆に嫉妬してもらいたいアピールをすることも。

嫉妬することで悪循環を生み、雰囲気が悪くなってデートが台無しになってしまうこともあるのです。


嫉妬する時5. 他の異性のことを褒めていた時

会社の同僚や先輩など、他の異性を褒めるくらいなら自分のことをもっと見て、良いところを褒めて欲しいと思っています。

例えば「◯◯さんが営業成績トップですごいよね~」と褒めると、自分にはない能力を持っている他者に強い妬みや嫉みを感じます。

「それよりも仕事を頑張っている自分をなんでもっと褒めないの?」と彼女に不満をぶつけてしまうことも。


嫉妬する時6. 異性と連絡をとっていると知った時

恋人のスマホに、自分の知らない異性からの通知が来ているのを見てしまうと、関係性が気になって嫌な気分になる女性は多くいます。

例えば他の女性からLINE通知が来ているのを見て「この人誰?」「どうして連絡しているの?」と彼氏を問い詰めたくなるのです。

この気持ちが発展して「もしかして浮気してる?」「知らないうちに会っているのでは?」勝手にどんどん妄想してしまうこともありますよ


嫉妬する時7. 自分よりも付き合いの長い異性が現れた時

昔からの付き合いの長い幼馴染などを紹介されると「恋人のことを自分より前から知っているんだ」勝手に負けた気分になってしまいます。

さらに、幼馴染同士であだ名や呼び捨てで呼び合っていると、「2人は私たちより親密なのでは?」と思いさらに嫉妬心がこみ上げていくことも。

自分には知らない思い出話で盛り上がられると「もしかして関係があったの?」と不安な気持ちが募ってしまいます。


嫉妬する時8. 恋人に対して好意がある人が現れた時

彼氏がいることを知っておきながら、恋人に対して色目を使ったり優しくしてアピールしてきたりする異性の存在は、不愉快で邪魔だと感じます。

「もしかして恋人が奪われてしまうのでは?」常に不安な気持ちで一杯

その異性が自分よりイケメンだとわかれば、なおさら妬む気持ちが募ります。

恋人を守るというよりか、自信のなさから「奪われたら怖い」という気持ちが優先しているようです。


嫉妬する時9. 異性がいる飲み会に参加をしていた時

飲み会の酔った勢いで「他の異性と良い感じになってしまうのでは?」という、可能性を考えて不安になります。

例えば、飲み会をきっかけに異性と仲良くなって、あわよくば一夜を共にしたのではと疑ってしまう気持ちが止まりません。

「なんで自分という存在がいるのに、異性がいる飲み会に参加するの?」という恋人に対する不信感や不満がたまる一方です。


嫉妬する時10. 元恋人との写真や思い出の物を目にした時

他の彼氏と付き合っていたという思い出があるのはしょうがないこと。

しかし、昔の恋人を振り返るための思い出の品を残していることが、単純に悲しいと感じてしまいます。

「今は自分と付き合っているのにどうして写真なんか残しているの?」と問い詰めて、恋人に写真を捨てることを強要することも。

独占欲が強く「今は自分だけを見ていてほしい」という心理が強く現れています。


嫉妬する時11. 他の異性に優しくしているのを見た時

「俺のことが不満だから他の人に優しくするの?」と勝手に思い込み、邪推してしまう傾向も。

例えば、学校で異性にノートを貸してあげたり、わからないところを丁寧に教えてあげたり。

彼女にとってみればただの親切な行為なのに、それを「深い仲になるのを狙っているのでは?」と不安になってしまします。

「他の男性になんか優しい面を見せないで、もっと自分に優しくして欲しい」という思いがあり、恋人に対する嫉妬心が強いのが特徴です。


嫉妬する時12. 一緒にいるのに他の異性を目で追っていた時

自分以外の女性に興味を持つこと自体許せない気持ちを持っています。

例えばデートしている時、街中で容姿の優れた異性を恋人が見ている事に気がついてしまうと、妬みが止まらなくなります。

「やっぱり綺麗な女性がいいよね…。」と自信喪失になってしまうことも。

そんな人を見るより、もっと自分の事だけを見ていて欲しいと嫉妬してしまいます。


嫉妬する時13. 自分以外の異性と二人きりで遊んでいた時

自分と付き合っているから、他の異性と二人きりで会う必要なんてないという思いがあります。

他の異性と遊ぶ恋人の気持ちが理解できず、「どうして二人きりで会っているの?」と目的が気になって仕方ありません。

「幼馴染だから久しぶりにお茶したんだよ」と言っても、なかなか気持ちの収拾がつかず恋人を攻めてしまうことも。

「もしかすると浮気をしているのかもしれない」という可能性を捨てきれないため、気持ちが晴れず悶々としています。


嫉妬する時14. 自分が知らない元恋人の存在を知った時

何か後ろめたい理由があって元カレの存在を隠していたのかと不安になってしまいます。

「自分は元カノのことを全て話しているのに、どうして隠していたの?」と彼女を問い詰めてしまう傾向が。

「もしかして元カレとまだ関係が続いている?」と恋人のことを怪しいと疑ってしまうことも。

彼女にしてみたら隠していた訳ではないのに、後から事実を知ったことに違和感を覚えてしまいます


嫉妬する時15. 付き合いたての恋人から連絡が返ってこない時

付き合いたてだと、相手のことを考える時間が多くなるもの。

すぐに連絡を取りたいのに、通じないと不安が募りますよね。

LINEを送っても一向に連絡がなかったり、電話しても出なかったりすると、「何をしているんだろう?」と気になって仕方ありません。

「もう飽きられてしまったのでは?」と思い込む理由でどんどん自己嫌悪に陥ってしまいます


嫉妬しそうになった時の対処法|妬んでしまう気持ちを乗り越えるには?

「いちいち嫉妬する自分が嫌だ」

「嫉妬しないためにはどうしたらいいんだろう?」

自分の気持ちがコントロールできずに、嫉妬に苦しんでしまうことがありますよね。

ここでは嫉妬しそうになった時の対処法を9つ紹介します。

まずは、できることから実践して、妬んでしまう気持ちを乗り越えていきましょう。


対処法1. 嫉妬している自分の気持ちを認めてあげる

嫉妬している気持ちを無理に押し殺すと、かえってストレスがたまり恋愛が苦しいものになってしまいます。

無理して平気な顔をせずに、嫉妬心が湧いてくることを認めてあげることが大切。

「嫉妬するのは彼女のことを好きで大切に思っているから、別にいいじゃん」と自己受容すると楽になるかも。

嫉妬することが自然の感情だと認めれば、嫉妬心が醜いものだと思わなくなり、自分を責める気持ちがなくなっていきます。


対処法2. 恋愛以外に何か没頭できるものを見つける

恋人のことを考えすぎると、勝手な思い込みが出てきて自分の心が滅入ってしまいますよね。

そんな時は習い事や趣味を見つけて、恋愛以外の時間を楽しみましょう。

休日に一人で釣りをしてもいいし、興味があったら英会話スクールに通ってもいいですね。

時間を忘れて楽しめるようなことがあれば、相手のことを必要以上に考える時間が無くなりますよ。

趣味はストレス発散になり、自分の心の支えにもなるので、少しでも嫉妬心を抑えれるようになるはずです。


対処法3. 「価値観のズレは仕方ない」と割り切る

カップルといえど、一人の人間である以上考え方や価値観というものにはズレが生じてしまうもの。

男性と女性ならなおさらで、考え方や価値観を頑張って合わせようとすること自体難しいですよね。

また、何気ない言動で相手を傷つけている可能性がありますが、言った本人は気付いていないものです。

対処法としては「あなたのここが好き」「その言葉傷ついたな~」など、お互い相手にしっかり思いを伝え合うこと

そうするとで、お互いがどういう言動で喜び、悲しむのかがわかるようになって、価値観のズレも少しずつすり合わせていけますよ。


対処法4. 友人と過ごして寂しさを紛らわせる

嫉妬心が強い人は、恋人が全てだと思いがち。

恋人中心だからちょっとしたことで不安になったり、いらぬ所でやきもちや嫉妬したりするものです。

嫉妬して辛い時には、仲の良い友人を誘って思い切り遊んで楽しむことで、相手のことが気にならなくなりますよ。

例えば、友人と運動したり、ご飯を食べに行ったり。

思い切って旅行もいいかもしれません。

恋人だけでなく、友人が拠り所となる存在になると、気が楽になりストレスもたまりにくくなります。


対処法5. 恋人から普段もらっている愛情を思い出す

嫉妬していると何もかもが上手くいっていないと思いがち。

でも常に辛い思いをしているわけではないはずですよね。

ご飯を作ってくれたりとか、嫌なことがあったら話を聞いてくれて励ましてくれたりとか。

そんな相手の良いところや、言われて嬉しかったことを思い出すことで、気持ちが晴れて安心できますよ。

嫉妬している時は視野が狭くなっているので、物事を俯瞰してみるように心がけることが大切です。


対処法6. 気心知れた友人に思いを吐き出す

自分の置かれている状況を友人に愚痴として吐き出すことで、共感や慰めなどの反応をもらえてスッキリするはず。

友人をご飯や飲みに誘って、「彼氏にこういう所があるんだけど、どう思う?」など、話を聞いてもらいましょう。

共感してくれる時もあるし、時には「考えすぎだよ。もっと楽に考えてみたら?」などの意見を言ってくれたりもします。

具体的な改善策やアドバイスを貰えて前向きになるきっかけが得られるかも。


対処法7. 自分磨きに力を入れて自信を持つ

他人への妬みや嫉みからくる嫉妬心は、自分に自信がない時にくるもの。

自信をつけるには自分の容姿や中身を磨くことが効果的です。

例えばジムに通ったり、筋トレをしたり。勉学や自分の特技を伸ばすのも良いですね。

「余所見なんてさせないくらい素晴らしい恋人になってやろう」と意気込んで自分磨きをすれば、浮気などを心配する必要がなくなるはず。

女性にとって頼りがいのある男性を目指すことは、余計な嫉妬心が無くなっていくことに繋がります。


対処法8. 紙に気持ちを書き出して自分を客観視してみる

嫉妬してしまうと余計なことも考えてしまって、頭がモヤモヤしてくるもの。

そんな時はペンを使って紙に気持ちを書き出すことで、心がすっきりしますよ。

ポイントは、

  • 恋人の嫌いな箇所を書く
  • 恋人の言動で腹が立った箇所を書く

のようにより具体的に書くこと

紙に書き出すことで、何が気に入らないのかということが明確になり、考えすぎだったということに気がつけます。

注意点は書いた紙はしっかり処分しましょう。

それを見た恋人がショックを受けたり、喧嘩の原因にもなるので、くれぐれも気を付けてくださいね。


対処法9. 自分のために使う時間を作る

恋人中心の生活をしていると、どうしても相手の行動が気になってしまい、何かあった瞬間に嫉妬してしまうもの。

そんな時は自分の好きな事をする時間を意識的に作ると、相手のことばかり考えなくなり心に余裕が生まれますよ。

例えば運動や釣り、ゲームなんかでもOKです。

とにかく自分の好きなことに没頭することが大切

余裕が生まれることで嫉妬の回数が減り、恋人と過ごす時間がもっと有意義になるはずです。


嫉妬心と上手く付き合って、恋人と良い距離感でいよう。

嫉妬の苦しみから抜け出すためには、嫉妬とやきもちの違いを理解し、どんな場面で自分が嫉妬してしまうのか把握することが大切。

本記事を参考に、自分が嫉妬してしまうシーンを考えて、思い当たる節があるか確認しましょう。

また今回紹介した嫉妬しないようにする対処法を実践すれば、少しずつ自分に自信がつき苦しみから抜け出せるはず

一歩ずつで良いので、改善しながら乗り越えていきましょう。

よく一緒に読まれる記事

関連する記事